「鎌倉殿の13人」第19話「果たせぬ凱旋」ついに義経逃亡。
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「鎌倉殿の13人」第15話「足固めの儀式」のあらすじ(ネタバレ)と感想。

2022年鎌倉殿の13人
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大河ドラマ2022年「鎌倉殿の13人」第15話「足固めの儀式」の”あらすじは”は陰謀、騙し討ち、虚言、裏切りなどが横行する鎌倉の内紛劇でした。

御家人たちは、義仲の嫡男・義高を旗頭とし、都ばかりに目を向ける頼朝の失脚を企てるのです。

ついに鎌倉の暗黒闘争が幕を開けました。そして、謀反を企てる御家人の中になんと上総広常が加わっているのですが・・・。

それは、頼朝と大江の策略だったのですが、素直な義時は策略だとは気が付いてはいません。

その策略を知った後、上総広常の命は絶えていたのです。これが15話の週タイトル「足固めの儀式」なんでしょうか。

足固めとは鎌倉殿を強固にすることだったのでしょうか?予測不能な三谷脚本の凄さを知る第15話です。

一方、義仲討伐に出た義経は、待ちに待った戦を始められることに高揚感を覚えていました。

義仲は源氏同士の戦いを避ける為、後白河法皇を捕らえ京に立てこもる算段をたてます。

「法皇様の御身がこちらにある限り、向こうも手出しできまい」この義経のシーンは次週の伏線ですね。

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「鎌倉殿の13人」第15話「足固めの儀式」のあらすじ(ネタバレ)。

放送:4月17日
視聴率:12.9%(△0.8%)

源氏同志の戦いに納得のいかない御家人たちが、猿之助さんが演じる文覚が仕切る「儀式」が終わる頃を見計らって頼朝の首を取ろうと企てます。

政子や大姫らの元にやって来た御家人の和田義盛や畠山重忠たちを、義時は、同志討ちしている時ではないと説得します。

義時が父に結婚の報告。

結婚の報告後、父・時政は北条家の立派な跡取りを生んで下さい。と八重にいうのですが、この時、時政の妻・りくの表情に変化が・・・

この表情は何を意味するのでしょうか?

御家人たちの企て。

頼朝を鎌倉から追い出し、源氏から坂東の地を取り戻そうという考えを持つ御家人たちが、ある企てを考えます。

その中には、頼朝と繋がっている梶原景時や、上総広常の姿も。

謀反成就の鍵を握るのは、頼朝の嫡男・万寿であることから、文覚が「足固めの儀式」という生後500日目を祝う偽の儀式を思いつきます。

その儀式で万寿の身柄を押さえ、総軍で御所に乗り込み、頼朝に引導を渡すという企てです。

広常が加わったことで万事うまく進むかのように見えた謀反ですが、、、

実は広常は義時に、…元を辿れば大江広元の命を受けて、敢えて敵方についていたのです。

それに気付いていない御家人たちは着々と計画を進めていきます。

足固めの儀式が終わり、場が緩んだところを見計らい、御家人たちが万寿や御台所達を取り囲みまました。

万寿を護ろうと範頼と義高が剣を抜いたその時、義時が駆け込んできます。

「既に企みは暴かれました。御所は守りを固めております。刀を治められよ。これ以上の争いは無駄でございりまする!」

義時の説得と、重忠の機転で謀反の企ては失敗に終わったのでした。

義時も騙されていた。

義時は、御家人たちの計画を潰すため大江広元らと連携して、広常にもお願いして謀反の企てを封じるために裏で通じていましたよね。

いやそう思って行動していたのでしょう。しかし、、、

事なきを得たと安堵した義時でしたが、広元の筋書き(策)には“続き”があったのでした。

頼朝の非情さ、残虐さ!

広元の筋書きとは、全ては頼朝の謀略でした。頼朝は前から上総広常を脅威に感じていたのです。

頼朝への謀反を企てた御家人たちへの処遇をどうするかで意見が真っ二つに分かれていました。

頼朝の寛大さを見せる為にも、お咎めなしとすべきだという義時と盛長

権力に弱く一時内密に御家人側に付いたことを知られたくない比企能員は「奴らは御所に攻め入ろうとしたのですよ?」と何かしらの処罰を望みます。

一切の咎めがないのは流石に示しがつかないとなった時に、広元が口を開きました。

「誰か一人に見せしめとして罪を追わせるのはいかがでしょう」。

見せしめとして処刑する御家人として、広元が広常の名を挙げた事に義時は驚き抗議します。

しかし、広元と頼朝の中でアッと言う間に話は決まっていくのを見て、義時はあることを悟りました。

義時:初めからそのおつもりだったのですか?頼朝は冷静でした。

頼朝:「この鎌倉でわしの知らないことはない」

この時、義時はこの策が広常を脅威に感じていた頼朝自身によるものであったと解るのです。

頼朝の非情さをまたまた知ってしまった一幕でした。

あまりに理不尽な裁きに義時は混乱し、激怒し、断固反対しますが、流れを止めることはできませんでした。

頼朝:「上総介の命と引き換えに、みなを許そうと言っておるのだ」

これにはびっくりでした。

大江:「最も頼りになる者は、最も恐ろしい」「敢えて謀反に加担させ、責めを負わせる。見事な策にございます」と頼朝の策を称賛するのでした。

頼朝と広常のある晩の会話。

「此度は大儀であった」その夜、頼朝は広常と酒を酌み交わしていました。

義時から、広常は頼朝を護る為に敢えて敵方に加わっていたことを聞き、広常の働きに感謝をし、労いの言葉をかけるためです。

広元が書いた筋書に、広常は見事に応え重要な役割を果たしてくれたことを頼朝は大いに喜びました。

その席の中で広常は頼朝に言っておきたいことがあると伝えます。

広常は、頼朝が父の仇を取ることしか頭になく自分勝手な男だと言いながら、、、

「御家人なんざ…使い捨ての駒だ。お前さんは、己の道を行けばいい。法皇様だって目じゃねぇや」

そんな広常の言葉を頼朝はじっと聞き、「そなたがいるから今のわしがおる」とねぎらっていましたね。

「あいわかった」と静かに、しかしどこか寂し気な表情で返事をするのでした。

人たらしぶりを発揮していた頼朝ですが、、、その後。

頼朝は梶原景時に言葉巧みに広常の斬り役を命じたのです。御家人たちの目にさらす粛清のため広常を殺せと・・・。

大江広元の恐ろしさ。

今回の謀反の内容を広元は頼朝に逐一報告していて、その中で広常を敢えて謀反に加担させ、その責めを負わせる筋書だったのです。

尚も食い下がる義時に、頼朝は「上総介は言った。御家人は使い捨ての駒だと。あいつも本望であろう」と冷たく言い放つのでした。

広常を斬る役は、敵方に捕えられ密偵としての役割を果たせなかった景時に決まりました。

上総広常の最期。

翌日、頼朝からの許しの言葉をもらうために御家人たちが御所に集まってきていました。                             

「前見て歩け!」広間に入ろうとした広常とぶつかりそうになった小男に広常が文句を言います。

頼朝を待つ間に…と、景時は双六の名手だと聞いたと広常を誘って賽を振りました。

零れた駒を広常が拾おうとした時、景時は隠し持っていた剣を抜き、広常に斬りかかります。

応戦しようと小刀に手を伸ばした広常ですが、そこにあるのは鞘だけ

実は広間の手前でぶつかりそうになった小男は善児で、広常の小刀をすり取っていたのです。

応戦する術を持たない広常を斬りつけた景時が叫びます。

「上総介広常は、法皇様ならびに鎌倉殿にたてついた大悪人なり。御所に攻め入り鎌倉殿を亡き者にせんと企んだ。その咎によってここに成敗した!」

驚いた広常は、「小四郎!」と義時の名を呼び助けを求めるように近付きますが、義時は広常を見る事ができません。

「武衛!」瀕死の状態で近付いてくる広常を無情に見つめる頼朝

たまらず駆け寄ろうとする義時に「来れば、お前も斬る」冷ややかに言い放つ頼朝の声に、広常は全て悟ったのでした。

自分が見せしめに殺される事で御家人の結束が深まる、頼朝(鎌倉殿)の立場が一層強固なものになる。

『御家人なんざ…使い捨ての駒だ。お前さんは、己の道を行けばいい』

涙に濡れる義時の目を見てわずかに微笑み、広常は絶命しました。

上総広常最期の感想。

三谷幸喜の凄さが出たシーンでした。

御家人たちの中で誰が敵で誰が味方なのか?とても複雑な展開の第15話でした。

上総広常が梶原に謀反人として殺されるのは事実のようですね。この時の義時の胸の内は悔しいのか?

それとも頼朝が恐ろしくなったのか?でも義時が執権として成長する出発点になっていたのかも知れません。

頼朝に命じられた梶原景時が、双六の「4」が出た後、御家人たちの前で広常を斬りつけます。

斬られた広常は事態が飲み込めない様子でした。義時はただただ涙を流し、泣きながら駆け寄っていきます。

広常は義時を見つめて、なんとも言えない表情を浮かべ少しだけほほ笑んで絶命するのです。

瀕死の広常を見下ろす頼朝。頼朝の非情な人間性と広常の壮絶な最期が描かれたシーンでした。

御家人たちは凍りつきます。

頼朝:「今こそ天下草創の時。わしに逆らう者は何人も許さん。肝に銘じよ!」と怒声を上げるのです。

上総広常を演じた佐藤浩市さんのコメント。

「広常という人は決してすごく学のある人ではなかったにせよ、頭の悪い人ではないんです。戦のやり方も分かっている、人への食い込み方も分かっている。でも『何か、俺は間違ったのか』っていうことをふと思ったときに、(北条)義時を見て、『おまえは俺になるんじゃねぇ』という思いが湧いて、最期のああいう笑顔になったんじゃないかなと思います」

広常の手習い。

エンディングで上総広常の“手習い”シーンが流れます。

広常の館の明け渡しが済みました。その中で、広常の鎧の中から一通の文が見つかります。

まるで子供が書いたような下手な文字に頼朝は困惑しますが、義時はそれは広常が書いたものだと話しました。

広常は京に上る前にと読み書きの稽古をしていたのです。

義時が読みあげた広常の文には、これから3年のうちにやるべき事が書かれていました。

「明神様のための田んぼをつくる。社もつくる。流鏑馬を幾たびもやる。これ全て鎌倉殿の大願成就と東国の太平の為に」

無骨なまでの忠義の心が記された文を、頼朝はじっと見つめ、やがてくしゃりと文を丸めます。

重苦しい空気が流れる中、己にも周囲にも言い聞かせるように頼朝は呟きます。

「あれは謀反人じゃ」、と。

「子供の文字にしか読めなかった手習い」。広常の願文の逸話の伏線は見事でしたね

手紙には武衛ではなく「鎌倉殿」と書いてありました。広常は頼朝を慕っていたのです。

その広常をどうして殺さねばならないのか?

【上総広常を演じた佐藤浩市さんのコメント。】

「どこか粗野な上総介が、全く童心のように、未来に対する希望として、それを書いている姿、やっている姿、そういう希望を無残に壊されてしまう悲しさがあると思います」

善児とすれ違う広常、その後広常は殺される。

梶原と双六をする前に、広常は善児とすれ違うのです。この後で善児の手には小刀を持っていました。

これは梶原が善児に命令していたのでしょう。善児が出る週は必ず誰かが殺されますね。

ただ今週は善児の手は汚していませんでした。

義経が鎌倉から出陣

義経(菅田将暉)が鎌倉から出陣します。

最終目標は打倒平家ながらも、目下の敵は都で後白河法皇とぎくしゃくしている源義仲です。

源氏同士の争いに抵抗の声もある中、ようやく戦の機会が訪れた義経は気合満々で京都へ向かっています。

次週の伏線ですね。

八重の出産。

晴れて八重を妻として迎えていた義時は、身重の八重を伊豆の北条家に預けていました。

やがて八重が産気づき、無事に男児を出産しました。後の北条泰時です。

恐る恐る赤ん坊を抱き見つめる義時の様子を、八重もまた穏やかな笑みを浮かべ見つめるのでした。

長澤まさみNA:「義時に長男が誕生したのは、この年、寿永2年のこと。のちの北条泰時」

抱いた赤子の泣き声を聞き、義時の表情がなぜか曇ったかに見えたのですが・・・。それは、、、

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「鎌倉殿の13人」第15話「足固めの儀式」の感想。

「THE・漢の世界!」と言いたくなる第15話でしたね!

広常の想いが切なくてたまりません。

あれだけ、自分は損得で動くのだと言っていた広常ですが、誰よりも頼朝のことを考え、無骨なまでに忠義を尽くした。

これから先の頼朝軍の結束のためには自分の死が必要なのだと悟った時の、あの表情。

義時を見て微笑む様子に涙がとまりませんでした。

そして、一方の頼朝の非情さ!なんて酷い事をするんだ!と思いながらも、

広常が景時に刺された時の表情や、死にゆく広常を見る表情。

文にしたためられた広常の想いを知ったうえでも尚「あれは謀反人じゃ」と言い放った言葉には、

非情さだけではなく、棟梁の孤独さも滲んでいましたよね。

あの時代に生きる人々の感情がせめぎ合って息つく間もない第15話でした。

「鎌倉殿の13人」第15話「足固めの儀式」の視聴者の感想

 

まとめ。

広常の死を以て、御家人たちをまとめあげた頼朝は、義仲討伐に本軍を出します。

義時も従軍し、先発隊の義経と合流。

しかし、戦術に長けるが故に戦に対して自由奔放すぎる義経と対立しそうです。

一方、法皇を人質に取っている義仲の「この戦、勝った!」という声も気になります。

『足固め』が済んだ今、頼朝がいよいよ大きく世に討ってでる状態。まさに「伝説の幕開け」!第16話を楽しみに待ちましょう!

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