「鎌倉殿の13人」6月12日放送は第23話「狩りと獲物」

「鎌倉殿の13人」第19話「果たせぬ凱旋」のあらすじ(ネタバレ)と感想。

2022年鎌倉殿の13人
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大河ドラマ「鎌倉殿の13人」第19話「果たせぬ凱旋」のあらすじ(ネタバレ)とその感想です。

鎌倉入りを許されず京で悲嘆にくれる源義経です。

一方鎌倉では北条義時が大江広元に知恵を借り、頼朝と義経との関係修復を模索するのですが、それを阻止する権力者がいます。

そうです日本(ひのもと)一の大天狗「後白河法皇」です。

「鎌倉殿の13人」第19話「果たせぬ凱旋」のあらすじ(ネタバレ)

放送:5月15日
視聴率:13.5%(△0.5%)

頼朝から鎌倉入りを拒否された義経は、京へ戻って来ていました。

京では義経をめぐって里と静御前が女の対立が激しくなっていました。さらに源行家が義経に近づいて頼朝への疑心をあおっています。

頼朝を討伐を持ちかけたのです。

「頼朝は必ず攻めてくる。あれは我らを身内と思うておらぬ」行家の言葉に義経は大きな衝撃を受けるのでした。

さて義経の行動は・・・

頼朝が義経を伊予守に推挙する。

元暦2年(1185)6月13日、源頼朝は弟の義経の所領(平家から没収した24ヵ所の所領)をすべて取り上げたが、義経を伊予守に推挙します。

源頼朝は、平家討伐の貢献者である義経の鎌倉入りを拒んだ事で、後味が悪い思いをしていました。

義経が純粋に頼朝を慕っている事を知っている義時は、なんとか二人の仲を取り持とうと広元と策を練ります。

「法皇様にお願いして、九郎殿を受領にしていただきます」

大江広元が考え付いたのは、義経を受領にすることでした。

受領と検非違使は兼任できないため、義経は鎌倉へ戻って来る事が出来ると言うのです。

この策を受け入れた頼朝は、義経を伊予守に推挙することにしました。

大江広元のアイデアで義経を伊予守に推挙すれば義経の検非違使の任が解かれるので鎌倉に戻れると思ったのでしょう。

ドラマでも義経はとても喜んでいました。

しかし「後白河法皇」は検非違使の任を解くことはしませんでした。 

検非違使(けびいし、けんびいし)とは、

日本の律令制下の令外官の役職である。「非違(不法、違法)を検察する天皇の使者」の意。

伊予国(いよのくに)とは、かつて日本の地方行政区分だった令制国の一つ。愛媛県にあたる。現在の知事のような要職ですね。

現代の常識的では両立は難しいと思いますが、伊予守になってもその地(国)に行くことはなかったようです。

義経と頼朝。

義経が「私の何がいけなかった」と語り、「血を分けた兄弟ではないか」と訴える義経だが、大きな力が兄弟を揺さぶっています。

頼朝と義経の関係破綻の要因は義経が伊予守に任官したにもかかわらず、検非違使として京都に残り、鎌倉に来なかったからです。

これが頼朝への敵対行動とみなされたのでしょう、頼朝は激怒していましたね。

義経は、鎌倉殿の配慮がわからなかったのでしょう。

後白河法皇の魂胆。

頼朝が義経を伊予守に推挙してきた事で、頼朝らの魂胆を見抜いた法皇は、義経を伊予守に任ずることを了承します。

しかし、検非違使の任を解く事はありませんでした。

「お前の忠義に応えるには、検非違使と受領いずれかでは足らん。両方だ」。

頼朝と義経が手をとることを嫌った法皇は、検非違使と受領を兼任させることで義経を京に縛る事に成功しましたのです。

法皇には逆らえない義経はひどく落胆しました。

頼朝の怒り。

一方頼朝は、自分よりも法皇を優先した義経にまた腹を立ててしまいます。               

政子や北条家の面々も義経と頼朝の仲を心配していましたが、義時が心配しているのは義経の強さでした。

「鎌倉殿は、ご自分を武士たちの頂とする新しい世界をお作りになりたいのです」しかし、義経の強さはその妨げになりかねないためです。

義経と頼朝のわだかまりを解くには、なんとしても義経に鎌倉に戻って来てもらい、直接頼朝と話しをしてもらわねばなりません。

全成の妙案は父親・義朝の供養。

そんな時、全成が妙案を思いつきます。

自分達の父親・義朝の供養の場に招いてはどうかと言うのです。

父親の供養とあれば法皇も許さざるを得ません。その話しを聞いた義経は、鎌倉へ入る決心をしました。

しかし、それは罠だと行家は言います。

「鎌倉に入ればその日の内に捕えられ首をはねられてしまう」それでも義経の決心は変わらず、法皇に許しを得に御所へ向かうのでした。

後白河法皇の芝居。

後白河法皇は「どちらかが力を持ってしまってはいかんのだ」と頼朝と義経の関係を懸念します。

法皇は、頼朝と義経が手を取り合う事を許しませんでした。

御所に願い出て来た義経には理解を示し、鎌倉へ行くことを許します。しかしその直後に崩れるように倒れてしまいます。

驚いて駆けつける義経。

法皇の手からは脈拍も消えています。

義経は、虫の息ので「行かないで」と懇願する法皇の傍にいる事を選ぶしかありません。

法皇の芝居に、義経は騙されてしまったのです。

丁度その頃、義経の正妻・里は、妾である静香に嫉妬を禁じ得ませんでした。

行家と手を組み無頼者を雇って義経と静を襲わせます。

行家はそれを頼朝が送ってきた刺客だと言い、義経の不安を煽り挙兵を促しました。

行家のNA死。

行家は言葉巧みに義経をとりこみ、ついに法皇から頼朝追討の宣旨を受ける事に成功しました。

先を読む事に長けず、窮地に陥れば真っ先に逃げ出す行家は、以前にも頼朝の異母弟である義円を見殺しにしています。

味方につけると必ず負けるという死神のような行家。

その行家が鎌倉側に捕まり首をはねられるのは、もう少し先の事になります。(NA死に)

正妻の里と愛妾の静御前。

正妻の里と、妾の静の争いは静かに続いていました。京を離れる事になった義経は、静を置いていく事に決めます。

「どんなことになろうとも、決して私から離れるな」と、義経に言われた里は、勝ち誇ったように静を見ます。

しかし、義経の真意は、比企の娘である里は、いざという時の人質にするため手許に残し、静は生きて逃がしてやりたいというものでした。

頼朝に義経追討の宣旨。

義経と頼朝を争わせたい法皇は、頼朝に義経追討の宣旨を与えます。

義経の鬼神のような強さを知っている御家人たちは、戦いにでることを渋りました。

誰一人として立ち上がらない中、梶原景時が総大将に名乗りを上げました。

しかし、続くものがいない中、ほとほと困った義時がすがるような眼で義村を見つめます。

「ここで受けて立たねば生涯臆病者のそしりを受ける。

坂東武者の名折れでござる」周囲を煽るように立ち上がった三浦義村に、御家人たちが次々呼応しました。

一つにまとまった鎌倉勢の先頭に立つのは源頼朝です。

自ら鎧をつけての出陣は、義経を決して許さぬという強い意思表示でした。

頼朝の命。

源頼朝は時政と義時に、姿を消した源義経を捕らえるよう命じます。さらに、鎌倉と後白河法皇との橋渡し役も任じるのです。(34分~ごろ)

時政:「無理でございます」
義時:と同時に義時は食い気味に「同感でございます」。と
頼朝:時政に「いざという時の胆力がある」として、撤回はしませんでした。

京へ出発する準備中にも時政はグチをこぼしますが、妻・りくが「情けない!」と一喝するシーンで「りくさん」は妊娠していました。

このりくさんの子供は?

北条親子の上洛。

時政は、頼朝の命を受け、鎌倉節初の京都守護として軍勢を率いて上洛します。

法皇は頼朝追討の宣旨を出した責任を義経に押し付けましたが、義時が見事に切り返しました。

京の院御所で北条親子は後白河法皇に対面します。(37分12秒)

義時:「わが主は疑うております。法皇さまは日の本一の大天狗、信じてよいものかと」 が言うと・・・

「頼朝追討の宣旨」は義経に脅されて出したとのらりくらりとはぐらせていると・・・。

時政お父さんが、

時政:「少々お力添えを」
義時:「法皇さまをお支えするために」西日本も武士が治めることを求め、最後は時政が「わが主の願い、お聞き届けくださいますよう、何卒お願い申し上げます」

と先制したのです。

頼朝から指南されていた脅し文句を伝え、ついには義経と行家を捕らえる為に必要な事だと、西国諸国を頼朝が統治することを承認させました。

後白河法皇は2人からしっかりと圧をかけられてしまいましたね。

北条親子と義経の会話。

いったん九州へ逃げ、再起を図ったと思われていた義経が時政と義時の宿所にふらりと義経が現れます。

義時から、法皇が義経追討の宣旨を出したこと聞き、今や頼朝との関係修復は不可能と知った義経は、生きる張り合いをなくします。(エンディングで登場)

義経の第一声は「捕まえたければ捕まえるがいい。逃げるのにも飽きた」と2人に言うと・・・。

時政が「九郎義経は、九州へ逃げ落ちたと聞いておる。かような所にいるはずはない。偽者であろう(笑)」と優しい笑顔で答えます。

~会話~

義経:「兄上とのこと、今から何とかならぬか」
義時:「ご存知ないようですが、法皇様は九郎殿追討の宣旨を出されました」

義経:「…祈るような思いでここへ来てみたが、無駄だったか」
義時:「申し訳ありません」

義経:「平家を滅ぼしたのは、ついこの間ではないか。私の何がいけなかった」
義時:「九郎殿は人をお信じになるすぎるのです」
時政:「策に長けた者は、かえって騙されやすいものだ」
義時:「この後は、どうされるおつもりですか」

義経:「さぁ、奥州にでも帰ろうか」
義時:「おやめなさい。九郎殿が奥州に入れば、必ずそこに戦の火種が生まれます。戦はもう、終わりにしましょう」

義経:「戦のない世で、私のような者はどうやって生きていけばよいのだ」

♪BGM(ピアノ)♪
義時:「あれだけ平家を振り回したお方です。あれだけの知恵があれば、どこでも生きていけます」

義経:「御台所に伝えてくれ。九郎は、御台所の膝の温かさを、生涯忘れないと」
義時:「必ず」

時政は最後に義経に言います。

「あなたは仰った。経験もないのに自信もなかったら、何もできぬと。では、自信をつけるには何が要るか。経験でござるよ。まだまだこれからじゃ」

しかし義経はその言葉を理解しているのか?理解したのか?最後に

義経:「さらばだ」 と言って京から脱出していくのです。行先は平泉か・・・

~エンディングロール~ 

時政お父さんは「まるで、平家を滅ぼすためだけに、生まれてこられたようなお方じゃな」と言い、

義時「九郎殿は、真っすぐすぎたのです。羨ましいほどに」と。

♪BGM(ピアノ)♪FO

これからの義時と義経の運命を三谷幸喜さんはどのように描いていくのでしょうか?

次週の第20話「帰ってきた義経」で義時は平泉を訪れ義経と再会するのでしょうか?

「鎌倉殿の13人」第19話「果たせぬ凱旋」の感想。

毎週毎週「濃い回だった」と感想を述べていますが、今回も濃い回でしたね!

そして、あの濃いキャラクターを演じきっている役者陣が凄すぎます!

法皇の性格の悪いことと言ったらないですね。嫌われる上司の典型的なタイプですよ。

頼朝はなんだか子供みたいな癇癪(かんしゃく)を起しているし、義経は義経で、戦いの時の運の良さはどこにいったの?!というくらいの運の悪さ。

今のようにSNSで情報を集められる時代ではないとはいえ…歯がゆい~!!と地団駄を踏みながら観た第19話「果たせぬ凱旋」でした。

平家討伐の功労者なのに、戻る事も許されないなんて切なすぎますよね。

そして里の嫉妬が、行家の策略と絡まってとんでもないことになっているし。

自分が原因なのに、女同士の争いからはスゥ~っと雲のようにいなくなる義経は、「やっぱり頼朝の弟だわ」と苦笑してしまいました。

ラストの時政のセリフも印象的でしたね。

「経験もないのに自信も無かったら何も出来ぬと。じゃあ、自信をつけるには何がいるか。

経験でござるよ」

まだまだこれから、と義経の背中を押してあげるセリフに、ぐっときました。

義経もこれからどうなるか、鎌倉はどう動いていくのか、これからの展開が楽しみです!

視聴者の感想。

まとめ。

次回は第20話「帰ってきた義経」です。

奥州に戻った義経は、秀衡に迎え入れてもらいますが、その秀衡がほどなくして死去。

義経の戦の才を怖れた頼朝は、義経を討てと言い、義時は義経を心配して奥州行きを志願。

さらに静御前も鎌倉勢に捕まって…と、哀しい予感しかしません。

源平合戦が幕を閉じ、ここからは鎌倉殿の世になっていく…激しい時代のうねりを駆ける義時たちの姿を、しかと見届けましょう!

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