「鎌倉殿の13人」第19話「果たせぬ凱旋」ついに義経逃亡。
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「鎌倉殿の13人」第18話「壇ノ浦で舞った男」あらすじ(ネタバレ)と感想。

2022年鎌倉殿の13人
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大河ドラマ「鎌倉殿の13人」第18話「壇ノ浦で舞った男」のあらすじ(ネタバレ)とその感想です。

第18話は源義経が天才的いや非人道的な戦いを描いています。

しかしエンディングでは土地の百姓たちと談笑しているシーンもあり、人間的な義経も描いています。

どちらが本当の義経なのでしょうか?

18話の義経は平家を壇ノ浦まで追い詰め、船の中で6歳の安徳天皇が、悲しそうな目で見つめていました。

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「鎌倉殿の13人」第18話「壇ノ浦で舞った男」あらすじ(ネタバレ)。

頼朝の愛娘・大姫は、ふさぎこんだ日々を送っていました。

討ち取られた義高の首そのものを見たわけではないが、首桶や周囲の雰囲気から、大姫は義高が殺された事を感じ取ってしまったのです。

「あの子にとっては、ただの遊び相手では無かったという事です」

すっかりふさぎこんだ大姫を心配し、あの手この手で心を開かせようとする政子たちですが、一向に姫の心は開きません。

無理に心を開かせようとすると却って頑なになってしまうのでは…という八重の助言もあり、皆、静かに姫の心に寄り添い見守る決意をするのでした。

放送:5月8日
視聴率:%

頼朝は冷酷です。

第15話「足固めの儀式」で頼朝が恐れていた”上総広常”を騙して殺します。

そして第16話「伝説の幕開け」では頼朝のライバルであった”木曽義仲”を討ち取ります。

義仲を討ち取った後は親の仇である頼朝の子・万寿の命が狙われることを恐れて義仲の嫡男・義高をも殺すのです。

第17話「助命と宿命」は義時や政子の願いも空しく儚く打ち破れて義高はその短い一生を終えてしまうのです。

悲劇が続きました。

第18話「壇ノ浦で舞った男」では安徳天皇の悲劇もありついに平家は滅びました。

「屋島の戦い」の義経と景時

「屋島の戦い」の際、義経と景時の間には「逆櫓の論争」と呼ばれる対立劇がありました。

出陣前の打ち合わせで、景時は「船には進退の自由が利く逆櫓を付けるべき」と主張します。

しかし、義経は「逃げることを考えていては良い結果は生まれない」と一蹴するのです。

源氏の軍勢は、頼範が九州から、義経が四国から攻めて平家の逃げ道を塞ぐ戦略を立てていました。

義時の案が功を奏し、頼範らが周防まで進出。

一方の平家も瀬戸内海で必死の抵抗を続けていました。

一気に攻め入りたい義経の足を摂津で止めさせたのは船が出せない程の暴風雨。

無理に船を出せば無駄に多くの兵を失う、いっそ京に戻ってはどうかという意見に義経は苛立ちをあらわにします。

雨が治まるのを待つ間に船の先端に櫓をつけ、方向転換可能にしてはどうかと案を出した景時に、

「馬鹿じゃないか?!逃げるための道具など何故考える」と激昂する義経

「前に進むしか出来ぬ者は猪武者と申す」「行ったり来たりの鶏武者より余程マシだ!」両者の意見が真向から対立します。

この風を逆手に取れば、3日かかるところを半日で目的地につくと考える義経は周囲の反対を押し切り、暴風雨のなか阿波へ向かって船を出しました。

義経を心配する重忠に、景時が言います。

「命を落とせばそこまでのお人だったということ。九郎義経が神に選ばれた男なら必ず成し遂げる」

「壇ノ浦の戦い」の義経。

平家は屋島の戦いでも敗北し、壇ノ浦へと落ち延びるのです。壇ノ浦の戦いが行われたのは、元暦2年(1185)3月24日のことでした。

平氏軍との最終決戦「壇ノ浦の戦い」では、義経の奇策は船の漕ぎ手に矢を向けることでした。

でもこれは武士が行うことではありません。

義経の主張は「戦は勝てば良い」とのこと。禁じ手の「漕ぎ手撃ち」を敢行し、壇ノ浦の戦いに勝利します。

ただ、「壇ノ浦の戦い」では、安徳天皇を死に追い込んでしまいます。按察局が8才の安徳天皇を抱えて入水したのです。

また、二位尼が宝剣を持って入水します。

歴代天皇が継承してきた3種の神器「鏡」「玉」「剣」のうち、「剣」を海中に沈ませてしまったのです。

宝剣が海底に沈んで戻らなかったことは、大変な問題となったのです。

後に、後鳥羽天皇は三種の神器がないまま即位します。ですので宝剣の確保は何よりも優先しなくてはならなかったのです。

宝剣を失ったことは、義経の大きな失策でした。その後、宝剣を見つけることはできませんでした。

頼朝の心配は

義経の船は阿波に到着し、平家軍への不意打ちに成功しました。連勝を続ける義経の才に、頼朝は神経を尖(とが)らせます。

「次の鎌倉殿は自分だ」そう義経が思い始めるのだはないかと思った頼朝は、義経を総大将から外し、戦に出さないよう命を出しました。

壇ノ浦での軍議の場で、景時は、頼朝から総大将になるよう命が届いた事を知らせます。

頑として首を縦にふらない義経と景時は激しく対立しました。

「平家はこの戦、死に物狂いで攻めてきます。

九郎殿を欠くわけには…」重忠がそう言うと、比企や義澄もその意見を支持、皆がそういうのならと景時は身を引く姿勢を見せました。

しかし、実はこの話しは、事前にしかけられたものでした。

景時が、義経に自分達二人が諍いを起こし、御家人たちの後追いを受けて義経が総大将になるという筋書きを持ち込んでいたのです。

義経の斬新な戦略とは?

再び総大将となった義経は、斬新な戦略を思いつきます。

船での戦いならば漕ぎ手を射殺せばよい。そうすれば、兵士たちは手も足も出せなくなる、と。

漕ぎ手は兵ではないと躊躇いを見せ、兵士でないものを殺めてはならぬと義経を諌める家人たちに痺れを切らした義経は、自ら矢を放って平家方の漕ぎ手を射殺します。

「矢を放て!放たねば命はない!」家人達を強引に命令に従わせ、次々と漕ぎ手を射殺していく義経軍。

形勢はあっという間に逆転し、平家軍は窮地に追い込まれました。

「もはやここまで」万策尽きた平家軍は、三種の神器とともに船上に姿を現します。

「やめろ!」義経の叫び声の中、平家の女人たちは、幼い安徳天と三種の神器を抱いたまま海に身を沈めたのでした。

頼朝と義経。

頼朝と義経兄弟の共通点は「冷酷」。

違いは頼朝が希代の政治家で政治的に人の命を奪ってきました。義経は仁義なき戦をする武士で直接的に人の命を軽んじてきました。

二人は冷酷な人間なのです。

ただ、義経は頼朝を信じていたが、頼朝は身内も含めて信じる人が少なかったと思います。

頼朝は、一足先に鎌倉に戻った景時から、義経の戦いぶりや法皇からの高い評価を聞きます。

「鎌倉殿を差し置いて、平家のあとは九郎義経だと口にする者も」頼朝が機嫌を損ねるようなことを伝える景時に、義時は苛立ちを隠せません。

義経はただただ頼朝を慕っているのだと言う義時に、景時は頼朝と義経の同じにして異なる部分を話して聞かせます。

頼朝も義経も同じ「天に選ばれた御方」だと。

そして同時に、二人とも自分の信じた道を行く為には手段を選ばない。

「そのようなお二人が並び立つはずがない」と。

義経は鎌倉に入れない。

景時:「九郎殿は、戦にかけては神がかった強さを持っておられます。しかしながら、才走るあまり、人の情というものを蔑ろにされます。

壇ノ浦で舟乗りを狙い撃ちしました。などなど勝利のためには手を選ばぬと頼朝に報告しました。

義経は検非違使は辞めず、平宗盛と一緒に鎌倉に入ろうとしていました。これは後白河法皇の罠だったかもしれません。

景時:「すべて法皇様と九郎殿が示し合わせたこと。よほど九郎殿を気に入られているご様子。

九郎殿を鎌倉に入れてはなりませぬ。何を企んでおるか分かりませぬと頼朝に吹き込むのです。

検非違使として京を離れる事のできない義経でしたが、丹後局のアイデアで、罪人・宗盛を鎌倉へ連れて行く役目を任されます。

頼朝に会えると大喜びの義経でしたが、その義経の行動は頼朝には不自然な振る舞いにしか見えません。

検非違使はやめず、宗盛の処罰も京で行う。

法皇の覚えもめでたい義経が、自分こそ頼朝の後継者だと思い始めるのではないかと懸念します。

その考えに賛同したように景時が「九郎殿を鎌倉に入れてはなりませぬ。何を企んでおるかわかりませぬ」と進言し、頼朝はその言葉を聞き入れました。

義経は鎌倉の手前「腰越」までやって来ますが、頼朝と会うことは叶わずに帰京するのでした。

「訳がわからん…」頼朝に鎌倉入りを禁じられた義経は憤慨します。

それを知った宗盛は、頼朝への思いを文にしてはどうかと提案し、書く事が苦手な義経のために代筆までかって出ました。

頼朝と対面を果たす宗盛。

数日後、御簾越しに対面を果たした頼朝と宗盛。

頼朝の心には不思議と怒りがわきませんでした。しかし、義経からだと渡された手紙には怒りをあらわにします。

言葉遣いから明らかに誰かの代筆である事が明白だったのです。

「宗盛を連れてとっとと京へ帰れと伝えよ」 

なんとか頼朝と義経の仲を取り持とうとする義時に制止の声をかけたのは義経でした。

「この先、法皇様第一にお仕えする。京の都で源氏の名に恥じぬように生きる」義経は、晴れやかにそう言うのでした。

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「鎌倉殿の13人」第18話「壇ノ浦で舞った男」の感想。

今回は、義経がメインとなった回でしたね。

今まで源義経というと、線が細く美男子で、どちらかというと悲劇のヒーローのような書かれ方をする事が多かったですよね。

ところが、「鎌倉殿の13人」の義経は一味も二味も違う!

ちょっとおかしいのではないか…と思ってしまうような戦フリークぶり。

敵を根絶やしにしたあとに「これから誰と戦えばいいんだ」なんてセリフは怖すぎます。

本当に、戦うことにおいては神のような人物。

しかし一人の人間としては、ものすごく幼く思えます。

人懐こくて、無邪気故に残酷。まさに子どものような人物です。

女性にちょっとだらしないところは頼朝と兄弟って感じですよね。

しかし、この義経、女性側から見ると母性本能をくすぐられる!全国の女性達がキュンキュンしながら観たのではないでしょうか。

義経の肩を持った状態で見ると、頼朝が小さい男に見えて仕方ないなんて現象も…。

自分以外に才覚のある人間が周囲にいると疑心暗鬼になってしまうのか、はたまたそれが宿命なのか…。

大河ドラマという枠組みではありますが、義時の目を通して見る事で、現代の私達の生活にもある身近さも感じられるように思います。

今回も深いお話しとなった「壇ノ浦で舞った男」でした!

まとめ。

次週は第19話「果たせぬ凱旋」です。

静とイチャイチャしている義経が映ったと思ったら、ジト~っと暗い目で嫉妬剥き出しの里も!

京へ戻った義経への不満や不安が頼朝を煽っているようですし、あの文覚の姿まで!

さらに行家が義経に近付いて頼朝への疑心を煽っている様子。

「血を分けた兄弟ではないか!」という義経の声が気になりますね。

一難去ってまた一難。波乱の「鎌倉殿の13人・果たせぬ凱旋」を楽しみに待ちます!

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