9月25日の放送は第37話「オンベレブンビンバ」です。意味は視聴後に解るのでしょう?

「鎌倉殿の13人」第35話「苦い盃(さかずき)」のあらすじ(ネタバレ)と感想。

2022年鎌倉殿の13人
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「鎌倉殿の13人」第35話「苦い盃(さかずき)」のあらすじ(ネタバレ)と感想をお届けします。

第34話「理想の結婚」では義時の3人目の妻・のえが登場しました。

第35話「苦い盃(さかずき)」では源実朝と婚姻する後鳥羽上皇のいとこ・千世が鎌倉へ到着します。

政子らが出迎えます。

しかし、愛息・北条政範の凱旋を心待ちにしていたりくは失意に沈んでいます。

そんな中、娘婿・平賀朝雅が畠山重忠の嫡男・重保への疑惑をりくに告げるのです。

このことが、また鎌倉の争いの火種になるとは、この時点では解らなかったのでしょうね。

「鎌倉殿の13人」第35話「苦い盃(さかずき)」のあらすじ(ネタバレ)

自分の気持ちと関係のないところで婚礼の話しが進んでいく実朝は、戸惑いの日々を過ごしていました。

そんな時、ある和歌に出会います。

「道すがら富士の煙もわかざりき晴るるまもなき空のけしきに」実朝の父である頼朝の歌です。

狩りに出かけた時にずっと天気が悪かった。

しかし、帰る頃になって天気が晴れ富士がくっきりと見えた…そんな時に詠んだ歌だと政子に教えられます。

「あなたも不安なことがあるかもしれない。

でも父上もそうだったのです。励みにして」政子の言葉に実朝は嬉しそうに微笑みました。

しかし、実朝の婚礼が近付く一方で、時政とりくは息子を失っていたのです。

その不可解な死の真相を巡って、駆け引きが始まっていくのでした。

放送日:9月11日
視聴率:11.2%(▼0.7%)

第35話「苦い盃(さかずき)」の予告編。

北条時政の幕府執権の権力は横暴化し増々エスカレートしていきます。

時政の背後で暗躍する妻のりくによる武蔵国介入により、娘婿で武士の鑑と称される畠山重忠との火種がくすぶり続けています。

そして、畠山に強烈な理不尽が投下されるのです。北条義時は「次郎(=畠山)は忠義一徹の男」と語っています。

一方、りくは京で急死した嫡男政範について「政範は殺されたのです」と夫の時政に訴えます。

りくが「畠山を討ってちょうだい」と声をあげ、 義時らが「必ず後悔しますぞ」と説得するも、時政は「うるせえ!」と一喝。

冷戦沈着な畠山が声を荒げ「我らが、いわれなき罪で攻められてもよいのか!」と激高しています。

誇り高い畠山を説き伏せるのは難しい状況になってきました。遂に「畠山重忠の乱」が勃発か!!

と思っていましたが、「畠山重忠の乱」は次週のようですね。

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「鎌倉殿の13人」第35話「苦い盃(さかずき)」実朝はその時。

35話では和田義盛がよく占いをお願いし、“おばば”と呼んでいる“歩き巫女”が登場します。

“おばば”を演じているのは大竹しのぶさんでした。

千世との結婚に迷いを振り切れない実朝は、ある日、義盛の館を訪れました。

「ここに来ると不思議と心が落ち着く」嘘のない義盛の人柄に実朝は心を許し、義盛もまた頼りにされて嬉しそうにしています。

「少しは羽目を外した方がいいんだよ」義盛がそう言って実朝を連れて行った先は、義盛がオババと呼ぶ巫女がいる集落。

面白い程によく当たる占いなのだと話します。

実朝の悩みを察したオババは、この先も実朝と同じ悩みを持つ者はいる「お前一人ではない。決して」と話し、実朝が一人ではないことを諭します。

その言葉に実朝は涙を浮かべて頷きます。

しかし、同時にオババは、「雪の日には出歩くな」と預言めいたことも伝えるのでした。

実朝の逃避行。

実朝は後鳥羽上皇の従姉妹・千世と結婚しました。しかし表情は浮かないままです。

実朝は気晴らしのため、義時の息子・泰時をお供に、楽しく過ごした記憶のある和田義盛と巴御前の館を再訪します。

御所から離れ義盛の舘で泰時らと酒を飲んでいました。それは結婚からの逃避行なのか?

そんな最中に義盛が「もっと面白いところにお連れしましょう」と“おばば”と呼ぶ「歩き巫女」の場所に案内します。

実朝と歩き巫女。

義盛が実朝と泰時を案内した先は、老いた歩き巫女がいる場所でした。

実朝は巫女に、結婚を含めて、自分の関わりないところで決まることの不満をぶつけます。

歩き巫女:「お前の悩みは、どんなものであっても、それはお前ひとりの悩みではない」
歩き巫女:「はるか昔から、同じことで悩んできた者がいることを忘れるな」
歩き巫女:「この先も、お前と同じことで悩む者がいることを忘れるな」
歩き巫女:「お前ひとりではないんだ、決して」と告げるのです。

その慈しみの言葉に、実朝は目に涙を浮かべていました。

巫女は実朝に向かって「雪の日は出歩くな。災いが待っている」と忠告します。これは暗殺への伏線ですかね。

でも実朝は歩き巫女の言葉を聞いて元気になりました。臥せっていた実朝が明るくなりましたね。

柿澤勇人が「鎌倉殿の13人」で演じる役は源実朝。実朝は第3代征夷大将軍。

歩き巫女とは、特定の神社に所属せずに放浪しながら祈祷や卜占などをおこなう巫女の総称。しかもこの巫女は、いろんな意味で実朝の運命を決定づけるという、大きな役目を背負っていた。

実朝と同行した泰時は「双六が苦手」

歩き巫女:「双六が苦手だろ」と泰時を占うと、
泰時:「子供の頃から双六をすると具合がわるくなります」と泰時は応えます。

そう言えば、第15話「足固めの儀式」で悲劇的な最期を遂げた上総広常は双六の名手でしたね。

梶原景時と双六をしている瞬間に梶原に殺されてしまいました。

上総広常暗殺直後に泰時は生まれました。その時に泰時は「ぶえい(武衛)」と泣いていたので、

「上総介の生まれ変わりでは?」という説が放送直後ささやかれていました。

坂口健太郎が「鎌倉殿の13人」で演じる北条頼時(泰時)はいつから登場する?

「鎌倉殿の13人」第35話「苦い盃(さかずき)」時政はその時。

息子を亡くした「りく」は失意の底にありました。そんなりくに、朝雅がそっと耳打ちをします。

政範の突然の死はあまりに不自然、誰かに毒を盛られたのでないかという噂があり、その毒を持った人物は畠山重保だと。

朝雅の言葉を信じた「りく」は、時政に畠山討伐を願い出ます。

本当の奸計が誰なのかはもっと慎重に調べてからと宥める時政に「まだわからないのですか!」と「りく」は声を荒げました。

畠山を退け、安達を退け、多くの御家人を従わせなければ滅ぼされてしまう。

そう訴える「りく」を、それでもまだ宥めようとする時政に「政範だけでは済みませんよ。次は私の番かもしれないのです。

そういうところまで来ているのです!」

兵を動かすには鎌倉殿の花押入りの下文が必要なのだと言う時政に「ならば、すぐに御所に向かってくださいませ!」

鬼気迫るりくの願いに、時政は頷くしかできないのでした。

時政は一貫して「りく」を想う。

北条時政と「りく」は愛息・政範を失い、とくに「りく」は情調不安定になっていたと思います。

そんな「りく」に娘婿である平賀朝雅が畠山重忠の嫡男・重保への疑惑(策略)をりくに告げるのです。

時政は一貫して「りく」を想っています。時政の行動や言動は全て、りくを守るためのものです。

35話の冒頭で時政は政範を失い、失意の底にあるりくを励まそうとしています。その姿はとても優しいですよね。

時政:「気弱なお前を見ているとどうしたらいいか分からなくなるんだよ」

りく:「しい様らしい」

とりくは口元をゆるめたり、ふっと笑みを浮かべたり、自分のことを大切にしてくれる時政が愛おしいのでしょう。

でも、時政とりくはこの事件で間違えを起こすことは北条家にとってもマイナスなのです。

坂東彌十郎が大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で演じる北条時政とは?

時政の畠山討伐の準備。

御所では実朝が行方知れずということで大騒ぎになっていました。時政も実朝を訪ねていました。

その目的は、畠山討伐の下文に鎌倉殿の花押をもらうためです。

ただ、その思惑を察した政子や実衣らに一度は追い返されていました。

しかし時政はひそかに御所に残っていたのです。

そんな時、義盛の元から戻ったばかりの実朝が、現状を把握できていない間に、まんまと花押を記させようとするのでしたが・・・。

りくは政時の出世に意欲的。

りくは時政の出世にとても熱心で意欲的です。時政を度々たきつけてきました。

りくの意向が色濃く表れる時政の言動には御家人たちからも不満の声があがっていました。

りく:「政範の敵をとってくださいませ」「畠山を討ってちょうだい!」と時政に仕向けるのです。

しかし、政範の死の真相は不確実でした。ドラマでは毒殺として朝雅が浮かんでいましたね。

義時は「この件に関しては軽はずみに答えを出すべきではない」と政時に訴えましたが、時政の心はとうに決まっていたようです。

時政は政子や実衣の前では今まで父親らしいおおらかな風采を見せていました。

しかし、今回ばかりの義時の願いは聞き入れられなかったようです。それほどりくに惚れていたのですね。

宮沢りえが大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で演じる役は”牧の方”りく。

「鎌倉殿の13人」第35話「苦い盃(さかずき)」義時はその時。

北条義時は重保から朝雅の振る舞いについて相談を受け、時政と畠山重忠の板挟みになります。

『毒を盛ったのは誰か』重保と朝雅の言い分が真っ向から対立し、重忠は二人を並べて詮議するべきだと義時に訴えました。

しかし朝雅が後鳥羽上皇の近臣である以上、下手に動けば朝廷を敵にまわすことになってしまうと、義時は動く事が出来ません。

その煮え切らない態度に重忠は声を荒げます。

「我らが謂れなき罪で攻められても良いのかッ!」時政の狙いはまさにそこであり、畠山に罪を着せ退ける事で武蔵を我が物にするつもりなのだと。

このままでは戦になるとわかっている義時は時政を説き伏せ、時政も納得した素振りを見せました。

その足で武蔵へ戻った義時は、重忠に潔白を誓う起請文を鎌倉殿に出すように伝えます。

盃を酌み交わすうちに、重忠は全てを悟ったようにこう言います。

「北条の邪魔になる者は必ず退けられる。鎌倉のためとは便利な言葉だが、本当にそうなのだろうか。

本当に、鎌倉のためを思うならあなたが戦う相手は」

重忠の真っ直ぐな視線から逃れるように義時は「それ以上は…」と答える事しか出来ません。

「あなたはわかっている」重ねて伝えてくる重忠に「それ以上は…」義時はやはり、そう答える事しかできないのでした。

義時の判断は?

重忠もまた鎌倉のために忠義を尽くし、戦い抜いてきた武士としての一貫した姿勢を崩していません。

重忠には、戦になるのであれば向かい討つ覚悟ができていました。武蔵国で義時と飲み交わす重忠は「一度戦となれば、一切容赦はしない」と言い切っています。

35話エンディングで重忠は義時に対して核心をつく言葉を放っています。

重忠:「本当に鎌倉のためを思うなら、あなたが戦う相手は」

この重忠の眼差しは、義時の心に突き刺さったはずです。時政は「北条あっての鎌倉」義時は「鎌倉あっての北条」

義時は重忠から言われた核心を衝く言葉に「それ以上は」と制止することしかできませんでした。

義時は時政につくのか?

義時の父である時政は「りく」への愛情は純粋だったのでしょう。

その愛情は息子たちの忠告を無視し、戦になる道へと進んでしまったのです。

それは時政とりくの失態です。 もはや「畠山重忠の乱」は免れない状況です。

義時は執権である父につくことになりますが、重忠の純粋でまっすぐな目つきと言葉を忘れることはできないと思います。

小栗旬が大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で演じる北条義時とは?

義時は「辛気くさい男」なの?

義時の食事タイムで「のえ」との会話で「子は跡継ぎ問題の原因にもなる」と言いいます。

「のえ」は「小四郎殿には太郎殿がいらっしゃいます。私はそれで満足」とニコリとしていました。

義時も微笑んでいましたが、

場面が変わり「満足なわけありませぬ!」と怒りを祖父二階堂行政にぶつけていましたね。

「のえ」怖い顔が、「必ずや男子を産んで、その子をいずれは北条の家督にしてみせます!と言い切ります。

そして、「そうでなければ、あんな辛気(しんき)くさい男に嫁ぎません!!」とピシャリまたまた言い切るのです。

35話中盤で義時は三浦義村に「のえ」を紹介しますが義村は「のえ」の本性に気付いていましたね。

本当に義時は「のえ」の本性を知らないのでしょうか?

菊地凛子が大河ドラマ初出演。「鎌倉殿の13人」の役は北条義時の3人目の妻”のえ”。

先週までの鎌倉殿の13人のあらすじ(ネタバレ)感想はこちらから↓

「鎌倉殿の13人」第35話「苦い盃(さかずき)」の感想。

今回も見事なほどの三谷ワールドが展開された「鎌倉殿の13人」第35話「苦い盃」でしたね!

今回の「盃」で考えると、政範が飲んだ盃、実朝が婚礼で交わした盃、義時が重忠と交わした盃。

3つの「苦い盃」が組み込まれていますよね。

三谷作品ならではのプロットの複雑さ!とゾクゾクしました。

朝雅の狡賢さと、りくの執念、時政の愚かさが入り混じって大きく物事が傾いていく様も秀逸でしたよね!

そしてここに来てもまだ甘い考えの抜けきらない義時!もー!しっかりしてよー!!と背中をバンバン叩きたくなってしまいます。

しっかりしてよと言えば時政もですよね。

義時に言われて畠山討伐は慎重に考えなきゃとわかってくれたのかと思いきや、りくの一言であっさりと考えを翻し、

しかも下文の中身を見せないようにしてまで鎌倉殿に花押書かせる!

あなた、鎌倉殿の『おじじ様』でしょ?!

あとで自分が内容を確かめずに書いた花押のせいで忠義の家臣が討たれたと知ったら実朝がどれだけ苦しむかも考えられないの?!

とキーッとなっちゃいました。

まあでもこれが…りくが畠山討伐を時政に迫った時に時政自身が言った「俺達、無理のしすぎじゃあ…ねぇのかな」の結果なのだろうなぁと思うと切なくもなってしまいます。

源平合戦から鎌倉時代と言うと、ちょっと華やかなイメージの方が多かったのですが、

ここまでドロドロだったとは…と、なんとも言えない気持ちになっています。

義時を通して、沢山の人の生き様を見るドラマですよね。ますます目が離せなくなりました。

視聴者の感想。

まとめ。

次週は第36話「武士の鑑(かがみ)」です。いよいよ「畠山重忠の乱」が描かれます。

この「鑑」にも色々含みがあるのではないでしょうか。

畠山重忠は武士の鑑と言われた人物ですが、鑑は鏡にも通じ、そこに誰が映ったのか。

反面鏡ならば時政なのか、武士ではないけれど、りくなのか、朝雅なのか…それとも。

重い展開になりそうな第36話ですが、ここから義時がなにを想い、どう考え、どこへ向かっていくのか…。

どんな三谷ワールドが展開されていくのか楽しみでなりません。

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