「鎌倉殿の13人」6月12日放送は第23話「狩りと獲物」

「鎌倉殿の13人」第22話「義時の生きる道」のあらすじ(ネタバレ)と感想。

2022年鎌倉殿の13人
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「鎌倉殿の13人」第22話は「義時の生きる道」です。そのあらすじ(ネタバレ)と感想です。

八重の死を知った義時は深い悲しみの中にいました。

同じく哀しみに暮れる金剛を抱き寄せ、「鶴丸を恨んではならぬ。恨む暇があるのなら、その分母を敬え。母のしてきた事を思い出すのだ」と言い聞かせます。

そして義時自身も、八重が残した金剛を立派に育て上げて見せると決意するのでした。

「鎌倉殿の13人」第22話「義時の生きる道」のあらすじ(ネタバレ)。

放送日:6月5日
視聴率:12.9%(▼0.3%)

建久元年(1190年)源頼朝の上洛が決まり、義時は命に従い随行します。

大軍を率いて念願であった京へと上った頼朝は、後白河法皇、九条兼実と会談。今後の世のあり方を思い描き後白河法皇と二人きりで対面します。

そんな中、坂東武者たちは自分たちには利益のない上洛に、不満を募らせていました。

一方、比企能員は比企家の地位を盤石にするため、一族の比奈を頼朝の側女にする案が浮かびます。しかし…。

22話の見どころの一つとして曽我十郎と五郎兄弟が父の敵である工藤祐経を討つシーンがあるか?ないか?です。

有名な曽我兄弟の敵討ちを三谷幸喜がどう描くのかにも注目です。

不満を募らせている御家人たちにも気になりましたが。そんな中、不気味な善児が登場しまた一仕事するのでしょうか。

頼朝が上洛。

建久元年(1190年)源頼朝は大軍を率いて上洛しました。

八重が面倒をみていたみなしごたちを育てるのが供養になる…と鎌倉での政から距離を置いていた義時ですが、頼朝は半ば押し切るように随行させ、ともに京に入ります。

法皇に見せつけるかの如く大群を率いて上洛した頼朝は法皇の御所を訪ね、二人きりでの対面を果たしました。

「我らを亡き者にするならば、この日の元は治まらん。やれるものならばやってみるがよい」と言う法皇に対し、

「新しい世のため、朝廷は欠かせません」と答える頼朝。

命からがら逃げるのは真っ平だと言い、そのためには戦のない世が必要だ、しかしそれでは戦うことが生きがいの武士は納得しない…

その武士どもを大人しくさせるために頼朝が必要とするのは「朝廷の与える誉れ」。

そのために義時は自分の娘を若き帝にし、全国の守護を任せてくれるよう願い出たのです。

大泉洋が大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で演じる源頼朝は怖い。

後白河法皇と源頼朝の会話。

1190年(建久元年)11月9日、頼朝は後白河法皇と2人きりの対面を果たしました。

後白河法皇:「大軍を連れてきたものだな。見せつけておるのなら、大成功」

頼朝:「ありがとうございます」

後白河法皇:「おごった武士は皆、滅んだ」

頼朝:「確かに」

後白河法皇:「我らを亡き者とするならば、この日本(ひのもと)は治まらぬ。やれるものなら、やってみるがよい」

頼朝:「新しい世のため、朝廷は欠かせませぬ」

後白河法皇:「新しい世」

頼朝:「戦のない世にござる」

後白河法皇:「薄っぺらいことを申すのう。誰より業が深いくせに」

頼朝:「命からがら逃げ回るは、もう真っ平」

後白河法皇:「我が身かわいさ」

頼朝:「戦がなくなり、喜ばぬ者などおりませぬ。ただし、武士どもは別。あの者どもをおとなしくさせねばなりませぬ。是非とも、お力をお貸し願いたい。私が欲しいのは…」

後白河法皇:「朝廷の与える、誉れ」

頼朝「ついては、我が娘を若き帝の后としていただきたく存じまする」

しかし、後白河法皇は頼朝との対面からしばらくして崩御。

1192年(建久3年)7月、頼朝は征夷大将軍となりました。

後白河法皇が崩御。頼朝は征夷大将軍。

建久3年(1192年)後白河法皇が崩御しました。頼朝との対面から、わずか1年4ヶ月後でした。

法皇が病に倒れ、苦しい息の下から「守り抜いた。儂は守り抜いたぞ」と言い、帝へ「守りぬかれよ!愉しまれよ」と言い残しこの世を去りました。

乱世を掻き乱すだけ掻き乱し、日本一の大天狗と言われた後白河法皇の最期です。

法皇の死を待っていたかのように、頼朝は自らを大将軍とするように朝廷に要求します。

朝廷はその要求を受け入れ、頼朝を征夷大将軍に任命しました。

頼朝が日の本の武士の頂に立った瞬間、それは頼朝の野望が果たされた瞬間でもありました。

西田敏行が大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で演じる後白河法皇とは?

征夷大将軍頼朝と政子。

 頼朝:大したことではない。御家人共を従わせる肩書に過ぎん。と真面目な顔で。そしておふざけて・・・

頼朝:征夷大将軍じゃ~!わしは日の本の武士の頂き。おまえはその妻じゃ。政子、呼んでくれ

政子:征夷大将軍~!

政子が第四子(実朝)を出産。

頼朝が征夷大将軍に任命された年、政子が第四子を出産しました。

その男児は千幡と名付けられ、乳母役には全成と実衣の夫婦が任命されます。

しかしこれを快く思わない夫婦もいました。

比企の妻である道は自分達の地位が危なくなるのではと危ぶみ、姪の比奈を頼朝の側室にしようと画策を始めるのです。

小池栄子が「鎌倉殿の13人」で演じるキャストは北条政子。政子は頼朝の妻。

比企家の策略(比奈の登場)

第21話「仏の眼差(まなざ)し」までは、義時と八重の純愛劇を観せてもらいました。

史実として八重の存在は明らかですが義時と結婚したかは定かではありません。

八重の存在は三谷ワールドで私たち視聴者はガッキーロスでしたので比奈の登場はタイミングが良すぎます。

堀田さんの演技も、かなりのインパクトを残したと思います。

八重を忘れられず、後妻をもらう気のない義時について(吾妻鑑では義時がぞっこんだったようです)

比奈は「噂によるとあのお方、色恋になると相当しつこいらしいんです」

薄気味悪くて・・・、との印象を比企能員と道に語っていましたね。

少し八重と似た演出ですので今後は義時がラブコールするのでしょう。

堀田真由が大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で演じるキャスト比奈(ひな)とは?

比奈と頼朝

比奈に双六を教えていると、そこに政子が現れます。思わず頼朝は二度見。

政子の顔は怒っています。

頼朝:あれだけのおなごは坂東広しといえども、そうはおらん。小四郎にはぴったりだな。

いや、小四郎も、そろそろ前に進むべき頃合いのような気がしてな。

頼朝:わしが(比奈を)狙っておるとでも思ったのか。小四郎のために決まっておるではないか。

比奈なら、きっと、あいつの心を解してくれる」と政子をうまくまるめこみました。

すると、

政子:実はわたくしも同じことを考えていたの。あの子は比企の血筋。小四郎と結ばれれば、比企と北条の架け橋になってくれるはず。

これはきっとよいご縁ね。早速、話を進めさせていただきます。とんとん拍子に話が進むのって、気持ちのよいものですね」。

頼朝は笑いながら、逃がした獲物を恨めしそうにみるのでした。これは三谷流コントですね。

北条時政の危機。

建久4年(1193年)5月。

時政は、2,3年前から遠い親戚にあたる曽我十郎と五郎兄弟を家人として抱えていました。

その兄弟が父の敵である工藤祐経を討つという相談を受けました。時政は五郎の烏帽子親を務めていました。

曽我兄弟の父親・伊東祐清は工藤裕経に討たれていたからです。

祐経は頼朝の覚えが目出度い男ではありますが、親の仇となれば話しは別。

「天晴な心掛けじゃ」と時政は、二人の力になることを約束しました。

しかし、実はこの工藤兄弟の仇討ちには裏がありました。

祐経の他に仇を討つ相手がもう一人、それは頼朝でした。

頼朝を狙っている事を伏せ、北条の手を借りて祐経への仇討ちをし、その混乱に乗じて頼朝を討つ。

結果として北条家は頼朝を討つ手助けをしたことになり失脚するという狙いがあったのです。

時政は利用されていたのです。

善児の仕事

曽我兄弟の話しを物陰からじっと聞いていた男がいました。今は景時の下人となった善児です。

やがて、景時は義時を内密に呼び出し、御家人たちに再び謀反の兆しがある事を伝えました。

そう言った話は侍所別当である義盛に伝えるべきだと言う義時に、景時は今回その怪しい動きをしている者の名を教えます。

「曽我十郎、五郎」その名前に心当たりがある義時は驚きました。

景時が言うように五郎の烏帽子親は父・時政であることを知っているからです。

「父が関わっていると、申されるのですか」義時の問いに、景時は無言で頷きます。坂東を揺るがす曽我事件が幕を開けたのでした。

義時の判断

はたして義時はどのような行動を取るのでしょうか?それは次週ですね。

「鎌倉殿の13人」第22話「義時の生きる道」の感想。

「鎌倉殿の13人」第22話「義時の生きる道」は、劇的な展開はありません。

でも、その分心に沁みる言葉やクスリと笑わせてくれるような「これぞ三谷作品!」を存分に堪能できる第22話です。

母親を亡くした金剛へかける「恨む暇があればその分母を敬え」という言葉には涙が出ました。

金剛への大切な言葉であると同時に、義時の八重さんへの愛の言葉でもありますよね。

一方征夷大将軍に決まった頼朝の喜びようが、政子に「征夷大将軍~♡」と語尾にハートがつくような言い方で呼ばせる事でクスリと笑わせ、もう堪りませんね!

そして、次回の主軸となるであろう曽我兄弟も登場!

もしやあの兄弟は、祐経が義時に頼朝へ推挙してほしいと願いに来たときに祐経に石を投げていた兄弟でしょうか?

来週が待ち遠しくなる終わり方でしたね。

まとめ。

来週は、第23話「狩りと獲物」です。

日本三大仇討の1つに数えられる曽我兄弟の仇討が描かれます!

万寿も金剛も青年となり、いよいよ金子大地さん(源頼家)と坂口健太郎さんの登場です。

不穏な空気が満載の巻狩りの中、成長した金剛がキーパーソンになりそうですよね。

鎌倉を語る中で絶対に外せない曽我兄弟の敵討ち。

三谷さんはどんな風に描いてくるのでしょうか。狩られるのは誰で、獲物は誰なのでしょうか。

楽しみに次回を待ちます!

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