「鎌倉殿の13人」6月12日放送は第23話「狩りと獲物」

「鎌倉殿の13人」第21話「仏の眼差(まなざ)し」のあらすじ(ネタバレ)と感想。

2022年鎌倉殿の13人
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「鎌倉殿の13人」第21話「仏の眼差(まなざ)し」のあらすじ(ネタバレ)と感想です。

第21話の始まりは、文治5年(1189)6月、義経の首樽が鎌倉に送られたのち頼朝は奥州に攻め込み、藤原泰衡を討ち取ります。

この戦で奥州藤原氏は滅亡します。

義時や畠山重忠らが義経を思い出す中、頼朝は毅然と上洛に向けて動き出します。

一方、京の後白河法皇は丹後局と今後の動静を憂慮し、来るべき日に備えていました。

「鎌倉殿の13人」第21話「仏の眼差(まなざ)し」のあらすじ(ネタバレ)

放送日:5月29日
視聴率:13.2%(△0.4%)

義時の妻・八重は、飢饉などで親を亡くした子供たちを引き取って面倒をみていました。

そこへ、義時が八田知家から世話を頼まれた鶴丸という男の子が加わります。

呟くように自分の名を名乗る鶴丸に、幼くして命を奪われた我が子・千鶴丸を思い出したかのように、八重は優しく微笑むのでした。

頼朝と後白河法皇の腹の探り合い。

全国から兵を集め奥州に攻め入った頼朝軍は圧勝します。

「ついに、日の本全てを平らげた」天下錚々の総仕上げに必要なのは、京の大天狗・後白河法皇を退ける事。

法皇は奥州攻めの褒美を取らせると言ってきましたが、頼朝はそれを断ります。

奥州攻めは頼朝が自分の考えでしたことであり、今後は法皇の言いなりになるつもりはないという意思表示。

法皇あてにしたためられた文には「奥州を倒した今、法皇様のことだけが心残り。近々お目にかかりたい」と書かれています。

暗に攻めにはいると仄めかすような言葉に、法皇は苛立ちを隠せないのでした。

頼朝と北条両家の集い。

頼朝の嫡男・万寿と義時の嫡男・金剛が初対面を果たしました。

「いずれは万寿を支えて鎌倉を盛り立ててくれ」そう金剛に声をかける頼朝に、金剛は「かしこまりました」と利発さをにじませた声で応えます。

一方、「金剛を大事にせよ」との頼朝の言葉に、「母上、庭で遊んできても良いですか」と答える万寿。

金剛の利発さや、八重の幸せさに焼餅でもやいたのか、頼朝は子供のように皆を困らせるようなことを言うのでした。

北条家の集い、りくの怒り。

その頃、りくと時政との間にも待望の男児が誕生しました。後の北条政範。

北条の面々がお祝いに集ったなかで、八重が面倒を見ている子ども達が15人に増えていると知ったりくは普段から溜め込んできた思いを爆発させます。

金剛はみなしごたちとは立場が違うのです。

みなしごにかまける時間があったらもっと義時を盛り立てるべきだから始まり、

比企の一族がどんどん源氏との繋がりを持っているのに一体北条の男達はなにをしているのだ、と。

時政は伊豆に仏像を安置する話しを出すなどしてその場を治めようとしますが、りくの怒りはおさまりません。

北条家の集い、大姫が葵に?

北条家が集まっている中で、大姫は自分を葵と名乗り始めます。天真爛漫にまじないの言葉を合唱させようとし、不思議な言動を繰り返すのです。

困惑する北条家。

政子や義時も、幼少時に大好きだった婚姻者の義高が父の頼朝に粛清されたことが原因ではないかと思っています。

もっとも摩訶不思議な行動は魔除けだと言ってイワシの頭を皆に配ろうとすることでした。

その大姫のイワシを切るのを手伝った義時の妻・八重は水死しました。大姫の呪いなのか?

今後の大姫はどのように描かれるのでしょうか?

運慶の阿弥陀如来。

時政と共に伊豆に向かった義時は、奈良屈指の仏師・運慶と出会います。

運慶が作り上げた阿弥陀如来を見た義時たちは、その美しさに息を呑みました。

「不思議なもんでさぁ、どことなく顔立ちがある人に似ちまってさぁ」と、阿弥陀如来を見ながらいう運慶ですが、それが誰かは教えてくれません。

その晩、阿弥陀如来を前に一献傾けた義時たち。

生あるもの、すべてを救うという阿弥陀如来の愛情深い表情をみつめながら義時が呟きます。

「ふと、妻の顔を思い出してしまいました。息子の寝顔を見ている時の」穏やかにそう言う義時をみながら、

運慶も言うのです「俺の母にもよう似ておる」と。

無償の愛をあたえる母親と阿弥陀如来の慈悲深い眼差しが、義時たちを優しく包み込むのでした。

八重の最期?

子ども達を河原で遊ばせていた八重ですが、ふと鶴丸がいないことに気が付きます。

侍女たちが目を離したすきに流され、川の真ん中の石につかまり泣きじゃくる鶴丸を見つけた八重は、、、

「千鶴…」と河で亡くした我が子の名前を呟き、鶴丸を助けに川に入りました。

なんとか鶴丸を抱き上げ陸に向かう八重の姿を見た義澄は、驚いて川に飛び込みます。

八重から鶴丸を受け取り、鶴丸は無事陸に戻る事が出来ました。

しかし、冷たい水に浸った八重の体力は限界に近く、義澄が振り返った時には八重は川に流され、その姿を見つける事は出来ませんでした。

頼朝を始め、多くの人々が八重の無事を信じてを探しますが、その願いは届かず、物言わなくなった八重が川下で見つかったのでした。

八重が最後に預かる子供。

21話のイントロで八田知家(市原隼人)が天涯孤独となった男の子の面倒を見てほしいと義時に依頼します。

義時は八重に会わせて名を聞きます。名前は「鶴丸」、八重と頼朝との子「千鶴丸」に似た名前でした。

「千鶴丸」は頼朝の子であることから第1話「大いなる小競り合い」伊東祐親の下人善児によって殺されています。

鶴丸が川で溺れていた姿と「千鶴丸」がダブったのでしょうか?鶴丸の身代わりとなった八重さん。

その八重さんの死を受け入れることができない八重の子・金剛が鶴丸を今後どのように扱うかが心配ですね。

八重を振り返る。

「鎌倉殿の13人」の八重は北条義時の妻となり、義時の後継者となる三代執権・泰時(金剛)の母です。

史実の八重姫も川で命を落としたと伝わっていますが、史料的には頼朝から引き離された後の八重姫の人生は定かではないようです。

伊豆の国市が発行する「北条家歴史散策マップ」には、「八重姫の悲話」が紹介されています。

史実の八重を知るには、伊豆の国市・韮山地区に北条家ゆかりの「願成就院」から旧下田街道を徒歩で2分ほど南下した場所に「眞珠院」という寺院の敷地内に「八重姫御堂」があります。

静堂の前に置かれた説明書きには、入水の様子がこう記されています。

《重い足を引きずりながら真珠ヶ淵までたどりついた八重姫は、涙にくれるのでした。そして「今は世に生きる何の望みもなし。せめて我が身を犠牲にして、将来共末長く不幸な女人達の守護神となりましょう。」

是非一度訪ね小さな梯子を奉納してみてはいかがでしょうか。

ということで、「鎌倉殿の13人」の頼朝と別れた後の「八重」は三谷幸喜さんが脚色した八重ですね。

ガッキーが演じる「八重」は21話まで義時を支える重要な人物でした。22話で八重を失った義時の姿を見るのが辛いですね。

「鎌倉殿の13人」第21話「仏の眼差(まなざ)し」の感想。

今回も見ってしまう21話でしたね!

見ながら、ふと気が付いたのですが、どうやら三谷幸喜さんは言葉を二重の意味で使っていますよね。

例えば、奥州を落としたあとに頼朝が言った「ついに、日の本全てを平らげた」は、「日の本全てを喰いらげた」という風にも受け取れます。

平らかにしたのは、確かかもしれませんが、敵側からみると頼朝の野望に喰らわれたともとれますよね。

そして、第21話のタイトル「仏の眼差し」は、生ある者すべてを救うという阿弥陀如来の慈悲深い眼差しと、

我が子へむける無償の愛を感じさせる母親の眼差し。

その二つの意味を持って語られているのではないでしょうか。

阿弥陀如来の穏やかな表情と八重さんの優しい眼差しがリンクしてしまいました。

義時が言った「妻の顔を思い出した」は余計に切なく感じてしまう「仏の眼差し」でした。

まとめ。

次回は第22話「義時の生きる道」

いよいよ頼朝が征夷大将軍になるようです!

しかし、自分達の利益になるわけではない上洛や頼朝の振る舞いに家人達には不満を募らせているようです。

一方比企は、己の地位を盤石なものにする為、比企一族の比奈を使おうと画策中。

収まらない謀反の気配に、鎌倉殿はどんな策を打ち出すのか、義時はそれに耐えて行けるのか…楽しみですね!

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