2021年2月14日から放送する大河ドラマ2021年「青天を衝け」で上白石萌音さんはキャスト篤姫(天璋院)を演じます。
「青天を衝け」の上白石萌音さんのキャスト篤姫はとってもかわいい篤姫になるでしょう。
上白石萌音さんは、2016年に大ヒットしたアニメ映画「君の名は」の主人公・宮水三葉の声優を務めました。
男女が入れ替わる声優を見事に演じましたね。
さて、篤姫を題材にした大河ドラマは2008年に放送したズバリの題材「篤姫」。1年の所帯平均視聴率は24.5%でした。
2020年の「麒麟がくる」は14.4%でしたので驚異的な数値ですよね。
令和以前の20年ではトップの視聴率です。「宮崎あおいさんの篤姫」は美しも切ないとても素敵な篤姫でした。
2018年の「西郷どん」でも北川景子さんが演じる「弱さの篤姫」が魅力的でした。
さて、篤姫は江戸幕府13代将軍徳川家定の妻です。将軍の妻になる篤姫(天璋院)はいつ登場するのでしょうか?
それでは「青天を衝け」の篤姫と、演じる上白石萌音さんの魅力を紹介します。
さて、「青天を衝け」をあなたは何回観ましたか?オンエアーしか見ない方はとても損をしています。
吉沢亮の渋沢栄一の成功ストーリーをもう一度見て下さい。
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2008年の「篤姫」以来、天璋院篤姫といえば笑顔が魅力的な宮崎あおいさんというイメージですよね。
その時の篤姫は父親である島津斉彬の政治力を強めるため家定に輿入れしたという設定です。
うつけ者に見えて実は切れ者である家定に惹かれ、やがて家定が次期将軍として勧める家茂を後見役として支える決意をします。
(フィクションですけれど)
青天を衝けの篤姫は、最初から斉彬の密命「慶喜を次期将軍とせよ」という密命を承って輿入れします。
ですから、家定とは史実通り、つかず離れずの間柄で行くのだと思われます。
しかし篤姫はやがて、薩摩をはじめとする討幕側ではなく、幕府方の人間として生きることになるわけです。
幕府側になった篤姫の心境の変化を「上白石萌音」さんがどう演じるのでしょうか?
篤姫は薩摩藩島津家の一族である島津忠剛を父に、お幸を母として1836年2月5日に生まれております。
当初の名は『於一(おかつ)』。
1853年に島津の一族ということも相まって、いとこである島津斉彬の養女となり、「篤子(あつこ)」と名乗ります。
1856年、斉彬の政治力を強めるために右大臣・近衛忠煕の養女となって自身の格を高めた後、11月に徳川幕府13代将軍・家定に輿入れします。
しかし家定は病弱であることもあって、2人の間に子はできず、徳川慶福(家茂)と一橋慶喜のどちらを後継者とするかの争いが起きました。
篤姫自身の本心はどちらを推していたのかわかりませんが、大奥は慶福(家茂)を後継ぎとして推していたようです。
1858年8月14日に家定が急死すると、篤姫は出家して「天璋院(てんしょういん)」と名乗ります。
1862年に、公武合体政策によって孝明天皇の妹・和宮が家茂の妻として大奥に入ります。
嫁姑である天璋院と和宮(静寛院)は武家と公家の育ちの違いもあってか一時対立しましたが、のちに和解しています。
島津斉彬が家定後継ぎとして推薦していた慶喜と天璋院(篤姫)の仲も良くなかったようです。
家茂の死後、1866年に慶喜が大奥改革を行うと、天璋院と静寛院は協力して慶喜に反対しております。
やがて1867年に大政奉還しますよね。
その次に戊辰戦争が起こると、徳川将軍を守るために天璋院は静寛院とともに島津家や朝廷に、徳川家と慶喜の命を守るように嘆願しています。
江戸城無血開城の陰の立役者となり、その直後に大奥を退きました。
維新後は鹿児島県と名乗った薩摩藩からの支援を受けず、あくまで徳川家の人間として貧しいながらも悠々自適の生活を楽しみます。
ちなみに、日本人で初めてミシンを扱った人物でもあったようです。そして1883年11月20日、49歳で脳出血で亡くなります。
葬儀には1万人もの人間が参加したというのも、篤姫に人望があった証拠でしょう。
その遺体は徳川家菩提寺である上野・寛永寺にある夫・家定の墓の隣に埋葬されました。
第10話は京から嫁入りする「和宮」の話です。
和宮を迎えるのは14代将軍家茂で、天璋院は家茂に同じ嫁入りという立場の話をします。
13代将軍家定は天璋院(篤姫)をやさしく迎えてくれた話しです。
江戸幕府第13代将軍は徳川家定です。家定の役を渡辺大知さんが演じます。他人との交流が不得手であり、乳母の歌橋にだけ心を開いています。
父・家慶の急逝で将軍となりますが、周囲は飾り物と見ていました。そのため、期待を一身に浴びる慶喜にひそかに嫉妬心を抱くのです。
2021年「青天を衝け」で3回目の大河ドラマ出演となります。
2011年「江~姫たちの戦国」では徳川家光の妹である和子(東福門院)を最終回だけですが演じております。
「江~姫たちの戦国~」は大河ドラマ第50作で、2011年1月9日から同年11月27日までの放送でした。
主人公は浅井3姉妹・茶々・初そして3女のお江です。主役のお江役には大河ドラマ初出演の上野樹里が起用されました。
2018年「西郷どん」では、西郷隆盛の弟である従道の妻・清として登場。出番はわずかながら夫を支える妻を演じております。
西郷どんはNHK大河ドラマ第57作で、2018年(平成30年)1月7日から12月16日までの放送でした。
主役は西郷隆盛役を鈴木亮平が演じました。
でも視聴者としては鹿児島弁がとてもきつくて意味が解らないこともあり視聴率も12.7%と史上3番目の低さでしたね。
ちなみに、1位は「平清盛」(12・0%)、2位は「花燃ゆ」(12・0%)でした。
2021年後期(11月1日から放送)連続テレビ小説 ・朝ドラ『カムカムエヴリバディ』に安子役として出演します。
カムカムエヴリバディは初代ヒロインが上白石萌音の”安子”
二代目ヒロイン”るい”を深津絵里が、そして三代目ヒロインを川栄李奈が演じます。
ラジオ英語講座と、あんこと野球とジャズと時代劇を題材に書き下ろすオリジナルストーリーです。
朝ドラ史上初となる3人のヒロインが母から娘へとバトンをつなぎ、戦前から戦後、そして令和までの物語を紡いでいきます。
3人のヒロインたちは、それぞれの試練にぶち当たりながらも、恋に、仕事に、結婚に、自分らしい生き方を見出していきます。
はたして3人はどんな人生を歩むのでしょうか?期待しましょう。
引用:NHK
2021年度後期連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』は、ラジオ英語講座と共に歩んだ三人のヒロインが紡ぐ100年のファミリーストーリーです。
初代ヒロインは上白石萌音さん演じる橘安子(たちばな・やすこ)。
脚本は、連続テレビ小説・朝ドラ「ちりとてちん(07~08年」を手がけた藤木有紀さんです。
物語の始まり【岡山編】で、日本でラジオ放送が始まった1925(大正14)年3月22日です。
岡山市内の商店街にある和菓子屋「たちばな」に長女・安子が誕生します。
温かな家庭で育った安子は、やがてラジオ英語講座との出会いを機に、未来を切り開いていきます。
ピュアでまっすぐな女の子ですが時代はやがて戦争へ、でも胸キュンシーンも満載なドラマ展開に注目ですね。
上白石萌音さんは1998年1月27日、篤姫と同じ鹿児島県の生まれです。
子供のころから歌ったり踊ったりするのが好きで、小学校1年からミュージカルアカデミーに通っていました。
生れ:鹿児島県鹿児島市生まれ
小学校:鹿児島市皇徳寺小学校。
この期間に父の影響でメキシコに住んでいたこともあるようです。
中学校:鹿児島市立皇徳寺中学校。
この時にシンデレラオーディションに参加し、女優として本格的に活動し始めたようです。
高校:実践学園高等学校。
上京してから後の高校生活のようです。
大学:明治大学。
芸能活動の傍らしっかりと通っているようです。
父親は社会科の教師であり、メキシコの日本人学校の教師を務めたこともあったそうです。
娘に『萌音(もね)』という名前を付けたのは、外国のクロード・モネと同じ呼び方で、名前が覚えやすいということからです。
(元音楽教師の母から『音楽が好きになってほしい』という願いもありましたが)、つけたそうです。
2011年中学1年の時、『東宝(シンデレラ)オーディション』で特別賞を受賞した後、本格的に女優デビューします。
実は彼女のテレビドラマデビューは2011年NHK大河ドラマ『江~姫たちの戦国~』最終回なのです。
2012年にはミュージカル『王様と私』でもデビューし、鹿児島と東京を往復しながら好きな歌と踊りを披露していくのです。
2014年の初デビュー映画『舞妓はレディ』で800人のオーディションから選ばれて初主演します。
ミュージカル仕立てのこの映画を歌も演技もこなし、監督から「平成のオードリー・ヘップバーン」と呼ばれるようになります。
この映画で第38回日本アカデミー賞新人俳優賞などをはじめ、数々の賞を受賞します。
歌うことが好きなだけあって歌手としてのキャリアもあり、先ほどの「舞子はレディ」の主題歌を役名・小春名義でリリースしています。
その他に、高橋留美子原作のアニメ「境界のRINNE」ではED曲「パズル」を熱唱しております。
2018年映画「羊と鋼の森」では妹の上白石萌歌さんと共演を果たしています。
テレビドラマの代表作は、上白石萌音が初めて主演を務めた2020年TBSの「恋はつづくよどこまでも」の主人公・佐倉七瀬役が筆頭でしょう。
声優としては2012年の「おおかみこどもの雨と雪」や2016年の「君の名は。」の主人公・宮水三葉などを演じております。
宮水三葉はもう1人の主人公「立花龍」と人格だけが定期的に入れ替わりますよね。男の人格も上白石萌音さんはよく演じております。
青天を衝けでは過去に大河ドラマに2回出演した上白石萌音さんが、篤姫の役を演じることになりました。
今回の主人公である渋沢栄一は、慶喜に気に入られて彼の家臣になりますよね。
篤姫は大奥改革に対する保守勢力として、栄一や慶喜の前に立ちはだかることになると思います。
薩摩藩(鹿児島県)の娘でありながら徳川家の人間として生きる決意をした篤姫に、今回はどのような心情変化が起きるのか。
そして、鹿児島県生まれの上白石萌音さんはどのようにその役を演じていくのか?
2021年大河ドラマ「青天を衝け」を楽しみながら再視聴しています。
大河ドラマ俱楽部の管理人です。
NHK大河ドラマをこよなく愛し毎週楽しみに視聴しています。
ただ視聴するだけでなく「あらすじと感想」を紹介しています。
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