柿澤勇人が2022年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で演じる役は源実朝です。
源実朝とはどんな人物なのか?また、演じる柿澤勇人の出演作やプロフィールについてご紹介します。
実朝は、源頼朝と北条政子の次男で、鎌倉幕府第3代征夷大将軍です。
脚本の三谷幸喜の作品では、2019年の舞台「愛と哀しみのシャーロック・ホームズ」で主演を演じましたが、
映像作品の出演では「鎌倉殿の13人」が初出演です。
「鎌倉殿の13人」で三谷幸喜が源実朝をどのように描き、柿澤勇人がどう演じるのか、非常に楽しみですね!
源実朝は、1192年に源頼朝と北条政子の次男として生まれました。乳母は、母の妹である実衣(阿波局)です。
1203年、比企能員の変で兄の頼家が追放されると、12歳で鎌倉幕府第3代征夷大将軍に就任します。
政治の実権は北条氏が握っていたこともあり、
「源氏の正統は、自分で終わってしまうだろうから家名をあげておきたい」と昇進を望んだそうです。
その願い通り、左大将、内大臣と次々に昇進し、1219年に武士としては初めて右大臣の官を授かります。
柿澤勇人が演じる源実朝の登場は第34話「理想の結婚」からです。
政治の表舞台に立つことになった実朝は、不安げな面持ちで宿老の声に耳を傾ける姿が印象的でした。
ドラマのエンディングで、実朝は政子が書き写した和歌を見つけます。
和歌に夢中になる実朝は有名ですので、和歌に釘付けになる実朝の目がいきいきとして描かれていました。
和歌を教えていたのは京の黒幕・源仲章です。真面目な実朝が京と鎌倉のいざこざに巻き込まれる不安は高まるりますね。
でも、実朝が和歌を通じて成長する姿も見たいと思います。
叔父の義時に実権を握られ、自分の立場に疑念を抱きはじめた39話。
御台所・千世との間に跡継ぎもありません。業を煮やした乳母・実衣は、側室候補として「よもぎ」を送り込みます。
しかし、実朝はやんわりと拒絶します。
その一方で実朝は、幼い頃から親しくしていた義時の長男・泰時に和歌を送ります。
この和歌は恋歌でした。そしてその意味とは?
⇒「鎌倉殿の13人」第39話「穏やかな一日」のあらすじ(ネタバレ)と感想。
実朝は義時に和田の命は助けてくれることを約束して、義盛の説得に応じました。
41話は「和田合戦」
籠城していた館から出てきた義盛に実朝が言葉をかけます。
実朝:義盛、お前に罪はない。これからも私に力を貸してくれ。と懸命に訴えたのです。
その時、それを聞いた義盛が、投降しようとしたその刹那、義盛に向かって無数の矢が放たれました。
義盛は実朝の眼前で絶命するのです。
⇒「鎌倉殿の13人」第41話「義盛、お前に罪はない」のあらすじ(ネタバレ)と感想。
実朝は拝賀の式にて、兄・頼家の子である公暁に暗殺され、26歳で死去してしまう悲しい人生でした。
公暁が殺害を計画した理由は、親の仇を討つためだったと言われています。
実朝の死で源氏将軍家の血筋は途絶えてしまいました。
小倉百人一首に選ばれるなど歌人としても知られている実朝は、蹴鞠や和歌など京の文化を積極的に取り入れていたそうです。
実朝の詠んだ歌は「金槐和歌集」としてまとめられ、正岡子規や斎藤茂吉などの歌人からも高く評価されています。
他の鎌倉殿の13人に出演したキャスト一覧はこちら
⇒大河ドラマ2022「鎌倉殿の13人」のキャスト一覧。残りのキャスト発表。
柿澤勇人さんの大河ドラマと朝ドラ出演作をご紹介します。
柿澤勇人さんの大河ドラマ出演は、3作品目となります。過去の2作品は、
松山ケンイチ主演の「平清盛」(2012年)で演じたのは、後白河法皇の第三皇子・以仁王です。
以仁王が令旨(りょうじ)を読み上げる場面では、ミュージカル出身の柿澤の魅力のひとつである美声が、物語の重要なシーンを一層引き立てていました。
鎌倉殿の13人では木村昴が演じましたね。(顔出しだけでしたが・・・)諸国の源氏に挙兵を促した「後白河法皇」の皇子です。
しかし、企てが発覚し平家軍に攻められて落命してしまいます。
2014年の大河ドラマ「軍師官兵衛」では森蘭丸を演じています。
柿澤勇人さんは、朝ドラ「エール」に出演しています。
窪田正孝主演の「エール」(2020年)では、主人公・古山裕一が専属作曲家を務めるレコード会社の歌手・山藤太郎を演じました。
印象的だったのは、「長崎の鐘」、「丘を越えて」2曲の歌唱シーンです。
モデルとなった歌手・藤山一郎さんの歌唱法を追及して臨んだその歌声は、多くの視聴者の心に響き、賞賛されました。
高校1年生の時に劇団四季のミュージカル「ライオンキング」に衝撃を受け、「シンバをやりたい」と劇団四季入団を目指します。
舞台芸術学院夜間部にてミュージカルを学び、2007年に倍率100倍以上と言われる難関を突破して、劇団四季の研究所に入所しました。
2008年には、「ライオンキング」で念願のシンバ役を射止め、その後も新作ミュージカルの主役に抜擢されます。
海外の演出家達と仕事をする中で、もっと広く違う世界が見たくなり、2009年に劇団四季を退団します。
2011年から現在に至るまで、ホリプロに所属しています。
ジャンルを問わず、演じることができる役者を目指し、ミュージカルだけではなく、ストレートプレイ、映像作品と幅広い分野で活躍中です。
劇団四季時代に学んだ「言葉を届けること」がお芝居のベースだという柿澤勇人。
演じる役柄を生き生きとしたキャラクターとして、見ている人に届けることのできる俳優です。
今回は、柿澤勇人がこれまで出演した映画の中から、「クローズ EXPLODE」をご紹介します。
「クローズ EXPLODE」は、不良高校生たちの抗争を描いた「クローズ ZERO」から始まる大人気シリーズの3作目。
本作の柿澤勇人は、柳楽優弥さん演じる強羅徹の右腕・本多保を演じています。
ミュージカル界では貴公子と言われる柿澤勇人のリーゼント姿は必見です。
キャスト発表時のコメントでは、「新しい実朝をつくりたい」と話していた柿澤勇人。
三谷幸喜が頼朝の次男・実朝をどのように描くのか?そして、柿澤勇人がどう演じるのか?
最終章に入った柿澤勇人の実朝に注目です!
大河ドラマ俱楽部の管理人です。
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