2022年大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で佐藤B作が演じるのはキャスト三浦義澄です。
では三浦義澄とは?どんな武将なんでしょうか?
「目出度(めでたい)のう!目出度(めでたい)のう!」そんなおおらかなセリフとともに「三谷君からは商店街のオヤジのおやじのように演じてください。
とのアドバイスをいただいた佐藤B作さん。
「楽しんで演じられそうでワクワクしています!!」とのコメントが紹介されていました。
商店街のオヤジ…という時点で、豪放磊落な三浦義澄が想像できますね。
そんな義澄の登場シーンは、どんな感じになるのでしょう。
三浦義澄と言えば、「平治の乱」で源氏十七騎に数えられるほどの名将。
合戦で華々しく登場…!とも思ったのですが、今回の主役は小栗旬さん演じる北条義時。
と、なると後に北条義時の盟友となる義澄の息子・山本耕史さんが演じる三浦義村に大きな影響を与えるポジションでの登場もあるかも。
武功よりも政治手腕が優れていたとも言われる三浦義澄ですから、豪放磊落でありながら、ゾッとするほどの影を見せる登場シーンとなるかもしれませんね。
どっちでくるか楽しみでなりません!
「鎌倉殿の13人」とは、13人の合議制のことを意味します。その中の1人であったのが、今回佐藤B作さんが演じる三浦義澄です。
主役となる北条義時とは、世代が違うというか、父親の代の人物になるんですね。
なので、恐らくドラマでクローズアップされるのは、義澄の息子の義村の方。
そう「三浦と言えば義村!」のイメージが強い、あの三浦義村です。
義村は義時の盟友でもありますしね。しかし、侮ってはいけません。
確かに三浦一族の最盛期は義村の時代でしたが、三浦一族が躍進する基盤を作ったのは、義澄とその父である義明。
頼朝が打倒平家の狼煙をあげた頃から付き従い、数々の武功をあげてきたのです。
頼朝の義澄への信頼は厚く、それは頼朝が征夷大将軍に任命されるとき、鶴岡八幡宮でその任命書を受け取る役目を命じたことからもうかがえます。
今回の舞台となる「鎌倉殿」は鎌倉幕府全体のことも意味しますので、その礎を築いた人物の1人が、三浦義澄なのです。
第29話「ままならぬ玉」で嫡男の三浦義村と三浦の親戚・和田義盛そして盟友の北条時政が見守る中で息を引き取りました。
13人の一人が抜けました。
佐藤B作さんと言えば、大河ドラマにも数々出演されています。
その中でも今回ご紹介したいのは、2013年に放送された「八重の桜」です。
佐藤B作さんは、会津家の家老・田中土佐役で出演されていました。
佐藤さん曰く「今までの中で一番出番もセリフもあった役」だそう。
会津戦争では、新政府軍を食い止めるべく戦い、最後は神保内蔵助と刺し違え自刃するという、涙なしには見られない人物を見事に演じていました。
余談ですが、佐藤B作さんの出身は福島県福島市。
会津とは少し訛りが違うそうですが根っこは一緒。
「俳優に成る為に苦労したお国言葉を誰に気兼ねもなく、目一杯喋れる高揚感に浸りきりました!」なんて事も当時仰っていたんですよ。
残念ながら、今現在では佐藤B作さんが出演した朝ドラはありません。
しかし、演技力のある方ですので、近い将来朝ドラで佐藤B作さんの姿が見られる日が来るかもしれません。
佐藤B作さんと言えば、東京ヴォードヴィルショー!1973年の旗揚げ以来、ずっと公演を続けている老舗劇団です。
その創立の中心になっていたのが、座長である佐藤B作さんです。
演技に対してはとても厳しくストイックな人という印象が強いですね。
お稽古中も厳しいという声はよく聞こえてきます。
しかし、佐藤B作さんのブログなどを読むと、日常的なことを呟かれている中で、クスッとなることが多いのです。
さすが役者さん!と唸りたくなるような言葉選びのセンスの良さです。
面白いおじさんという一面もお持ちなチャーミングな俳優さんです。
数々の映画にも出演されている佐藤B作さんですが、今回ご紹介したいのは「歌う!!ヒットマン」です。
タイトルからしてもう笑えてしまいます。
ポップな歌を歌わないと心臓が破裂してしまうという薬を飲まされた主人公(なんと草刈正雄さんが演じています)が、解毒剤をかけて戦うというストーリー。
ヒットマンが唐突に歌い踊るというなんともシュールで爆笑ものの設定ですが、この作品の中で佐藤B作さんは、主人公の仲間・丸ノ内義雄役を演じています。
薬を飲んだ主人公に、「心臓が破裂しない為にはポップな歌を歌う必要がある」と伝える役。
もうこれだけでニヤニヤしちゃいませんか?ご覧になっていない方は、是非ご覧になってみてください。
「鎌倉殿の13人」で、佐藤B作さんが演じるのは三浦義澄。
そしてその息子である三浦義村は、山本耕史さんが演じます。
そうなのです、かつて大河ドラマ「新選組!」で一緒に戊辰戦争を戦った永井直志(佐藤B作さん)と、土方副長(山本耕史さん)が、今度は親子に!ちょっと胸が熱くなりませんか?
源頼朝や北条時政との関係もどのあたりまで描かれるのか気になります。
ドキドキしながら三浦義澄の登場を待ちましょう!
大河ドラマ俱楽部の管理人です。
NHK大河ドラマをこよなく愛し毎週楽しみに視聴しています。
ただ視聴するだけでなく「あらすじと感想」を紹介しています。
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