大河ドラマ2023年「どうする家康」の第3話「三河平定戦」のあらすじ(ネタバレ)と感想をお届けします。
第3話で初登場するキャストがこの先の元康(家康)の将来を握っていますね。その初登場キャストは誰でしょうか?
先週の第2話「兎(うさぎ)と狼」では、家康は大高城で絶体絶命でしたが、なぜか織田軍は引き返していきました。
そして、ある日、岡崎城の明け方、今川義元が現れるのです。
そうです、義元がなんと岡崎城で、生きていたのです。ともに駿府に帰り、瀬名と我が子・竹千代と涙の再開を果たしますが、それは夢だったのです。
項目 | 内容 |
2023年大河ドラマ | どうする家康 |
放送話 | 第3話 |
放送日 | 2023年1月22日(日) |
週タイトル | 三河平定戦 |
視聴率 | 14・8%(先週比:▼0.5%) |
出演者 | 松本潤(役:徳川家康) |
有村架純(役:瀬名) | |
出演者(初登場) | 寺島進(役:水野信元) |
脚本 | 古沢良太 |
さて、「どうする家康」は家康(リーダー)と家臣達(部下)との絆を描いた物語とも言えます。
個性的な家臣達(部下)をどう活かすのか?職場で「リーダー」の方ならきっと共感することでしょう。
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今川へ忠義を貫くか?
織田に寝返るか?
またまたピンチ…
どうする、元康!?
第3話「三河平定戦」での松平元康らは、故郷の岡崎へ戻り、打倒・信長を決意します。
しかし、弱小の松平軍はまったく歯が立ちません。一方、今川氏真は援軍をよこさず、本多忠勝らは、織田に寝返るべきだと言い始めるのです。
駿府に妻の瀬名を残す元康は、今川を裏切れないと悩みます。
そんな中、伯父の水野信元が岡崎城にある人を連れて来るのです。そのある人とは16年前に生き別れた元康の母・於大でした。
岡崎へ入った元康の元へ氏真から書状が届きました。「三河の織田勢をことごとく打ち払い、しかるべきのちに駿府へ戻り、予を支えよ」
元康は、氏真が自分の今川への忠誠を理解してくれている、駿府に戻って氏真の側近となるのだと大喜びします。
しかし、家臣たちは浮かない顔。
そこへ数正が口を開きます「我らだけで三河を平定しろということ」。やっと現実に気が付いた元康は驚愕するのでした。
鳥居忠吉が、元康のためと、勘定方の立場を利用してコツコツとくすねた金や武器のお陰で、戦に必要なものは揃っていました。
目下の敵は、元康の伯父にあたる水野信元。信元の城である刈谷城を攻め落とす算段をつけます。
先鋒役を担う本多忠勝も「刈谷城?あれは城であったか?犬小屋だと思うておった」と自信満々。
しかし、信元率いる軍勢は抜け目がなく、元康の策など赤子の腕を捻るようなもの。
「戦う相手は儂ではなく、わしの後ろにおるお方」という信元の言葉通り、元康の背後からは織田の軍勢が押し寄せ、元康は命からがら逃げ帰ることになりました。
策を討てば打つほど負けが込み、次第に松平は衰弱していきます。武田に手助けを頼もうと自ら書状を送るも、
「松平何某…儂と話がしたいなら三河の主になってから。今川を飛び越えて話をするとは、身の程知らずが…!」とけんもほろろにされてしまいます。
そこに今川家への忠誠の厚い吉良義昭が加勢に現れました。
なんとか体制を立て直そうとする元康ですが、うまく行かず、次に負ければお家が潰れるというところまで追い込まれてしまうのでした。
寺島進が演じる元康の伯父・水野信元は元康の母・於大の兄です。第3話「三河平定戦」での初登場キャストです。
⇒寺島進は2023年大河ドラマ「どうする家康」でキャスト「水野信元」を演じる。
かつて松平家を裏切り織田方に転じた水野信元。元康は嫌っていました。
元康の負け戦を見ながら、信元は「つくづく博打の才能のないやつだ」と呆れ果てていましたね。
「背中に気をつけろよ、甥っ子」と笑いながら激励していました。なぜか、信元は元康をはなから敵として見ていないようでした。
水野信元と言えば2020年の大河ドラマ「麒麟がくる」では、横田栄司さんでした。「鎌倉殿の13人」でも和田義盛を演じていましたね。
「麒麟がくる」9話での家康は織田方の人質で幼少時代の竹千代です。信長が竹千代の父・松平広忠の首を信長の父・信秀に見せたシーンは壮絶でしたね。
元康は瀬名と竹千代を見捨てることができません。家臣達に「いやじゃ、いやじゃ」と言いながら悩み続けていました。
城内では、今川から助は来ないと言う者と元康の考えを尊重するものとで、家臣同士のいさかいも起きていましたが、元康は織田に下ることを頑として聞き入れません。
そんな元康を酒井忠次は城下へ連れ出しました。「百姓はたくましゅうございますな。戦で親兄弟が死んでも実りとなれば、大はしゃぎ」
忠次の言う通り、戦で不自由になった体を引きずりながらも畑仕事に励む人々が元康の目に映ります。
彼らがこんなにも意気揚々と努められるのは「今年は今川に搾取されない」と思っているからだ、殿が自分たちを守って下さるのだと思っているからだと忠次は伝えました。
それでも、駿府にいる三河衆や瀬名たちを思う元康に、忠次は織田側につくべきだと訴えます。
「お手打ちにしてくだされ」と命を懸けて土下座をして懇願する忠次に倣うように、数正も土下座をします。
板挟みになった元康は「いやじゃ、いやじゃ、いやじゃ。わしは駿府に、妻と子の元に帰るんじゃ」と涙を流して訴えるのでした。
エンディング近くになってのこのシーンは泣けます。元康が家臣の命と妻と息子の命と天秤にかける究極の「どうする」です。
酒井忠次と石川数正は「織田側への寝返り」を懇願。
その願いを受け入れた元康は駿府にいる瀬名と息子・竹千代を見捨てて今川側からの離反を決意します。
そのことで今川氏真は三河の侍女たちを瀬名の眼前で斬り、瀬名は「何をするのじゃ!」と絶叫するのでした。
史実としては、元康の離反に激怒した氏真は永禄4年(1561年)、吉田城城代・小原肥前守鎮実に命じ、人質としていた松平側の武将の妻13人を処刑したという。豊橋市には供養塔「十三本塚(とみもとづか)」がある。
⇒有村架純は「どうする家康」でキャスト瀬名(築山殿)を演じる。(初出演)
伯父の水野信元が元康の母・於大を連れてきます。
「私の妻と子がどうなるか?」と案じる元康に於大は冷たい言葉を発するのです。
そなたの父上は、かつて尾張におったそなたを見捨てました。恨んでおいでか。わたくしは、たいそう立派なご判断であったと思います。
主君たるもの、家臣のためには己の妻や子くらい打ち捨てなされ。
と元康に説得しますが・・・。
⇒松島菜々子は2023年大河ドラマ「どうする家康」でキャスト於大の方を演じる。
刈谷城を守り、元康に勝った水野信元でしたが、主君である織田信長に詰問されていました。
さっさと白兎(元康)を信長の前に連れてこい、と・・・。
信元は元康の前に行き、
「お前が俺を嫌っていることは知っておる。けど、わしは甥っ子が可愛い。信長さまに頭を下げろ。俺が口をきいてやる」
と織田につくよう諭します。
しかし、受け入れようとしない元康に、信元は秘策とばかりに自分の妹であり、元康にとっては母親である於大を引き合わせたのです。
今川はもう終わりだ、織田の軍門に下れと話す於大に、元康は自分の妻と子供は駿府にいると訴えます。
しかし、於大は「主君たる者、家臣と国のためならば、己の妻や子ごとき、平気で打ち捨てなされ!」と叱りつけました。
それでも元康の考えは変わらず、於大は追い返されてしまいます。
去り際に、「そなたを助けている吉良義昭殿を攻め、所領を切り取られよ。それが信長様への返事になる」
と言い残して。
どうする家康のあらすじまとめはこちら
⇒大河ドラマ2023年「どうする家康」のあらすじ(ネタバレ)と感想のまとめ一覧。
静岡浅間神社
駿府城公園
本編放送後に縁の史跡などを紹介する「紀行」は、第3話でも、主演キャストの松本潤自ら縁の地を訪ねています。
ナレーションは石川数正役の松重豊です。
第3話は、愛知県静岡市の「静岡浅間神社」と「駿府城公園」です。
静岡浅間神社は竹千代が元服式を行った神社。
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ほのぼのとしたシーンも多くみられた2話までとは打って変わって、ハードな内容となった第三話でしたね!
心根の優しい元康にとって、母・於大の主君たる者、家臣と国のためならば、己の妻や子ごとき、平気で打ち捨てなされ!」という言葉はあまりに重く、大きい。
そして、今川を好きなのは元康だけであって、家臣や三河の民にとっては「自分達を苦しめる相手」でしかないという事実も、きついものですよね。
氏真も、今川を立て直すのが先決ではあるものの、やはりもう少し元康達を大切にしてくれたら違ったのではないかと思ってしまいます(歴史変わってしまいますが)。
元康が寝返ったことで、三河衆の奥方たちが殺されてしまったことも切ないですよね。
こういうことの積み重ねが、気弱な元康を古狸・家康へと成長させていくのでしょうね…。
「スイーツ大河」なんて言われもした「どうする家康」ですが、なかなかどうして根底に流れているものが骨太。
一見ライトに見えますが、人の感情が細やかに描かれていると思います。
瀬名との関係も、この先どう描かれるのか…ドキドキしながら次週を待ちます!
引用:ヤッフーニュース
この第3話でこの作品が決して軽々しい作品では無い事を証明しましたね。美談のように語られている清洲同盟ですが、その影で多くの血が流れた事も事実であり、若き家康の苦悩もただならぬものがあったでしょうね。 それに「悲運の女性」のイメージばかりで語られていた家康の母・於大の方も、実際はかなりキツイ性格だったとも言われており、今回はそのキャラを前面に出しているところもなかなか鋭いです。また今後が楽しみになりました。
引用:ヤッフーニュース
安定した助演陣の演技で緊張感のある回になって良かったです。松潤の演技に必要以上に気を取られなければ、これはこれで悪くはないかと思い始めました。 終盤、駿府で瀬名姫の三河従者の粛清が描かれるのもドラマに緊張感を持たせたと思います。女性の粛清を酷薄に描くシーンは、緩みがちなドラマに刺激を与えました。 今川の縁戚であることで、粛清の対象から外れた瀬名姫親子にしても、状況次第でいつどうなるか分からない立場ですので、後に元康と疎遠となっていく説明としてインパクトがあります。 しかし、今川氏真という人物、領主の座を追われ戦国の表舞台からは姿を消すものの、武田勝頼のように敗死するわけでもなく、北条を頼り今川家再興をはかり、最終的に徳川の家来となって、ずいぶん長生きしています。そこまで無能ではなかったのかとも思います。
次週(1月29日)は第4話「清須でどうする」です。
数正と忠次の命懸けの献言により、元康は今川を裏切り、織田につく決断を下したのでした。
第4話で待ち受けるのは、尾張の清須城で待つ信長。狼と白兎がいよいよ対面します。
大河ドラマ俱楽部の管理人です。
NHK大河ドラマをこよなく愛し毎週楽しみに視聴しています。
ただ視聴するだけでなく「あらすじと感想」を紹介しています。
でもリアルタイムで見ることができない時は見逃し配信で見たり
時々は歴代の大河も視聴しています。
管理人の大好きな大河ドラマをまとめていますので見逃し配信
と一緒に楽しんで下さい。