高橋克実(キャスト)が大河ドラマ2025年「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」で演じる「駿河屋市右衛門」を紹介します。
「べらぼう」は大河ドラマでは珍しい江戸時代中期の物語ですので、「駿河屋」って何?と思う方は多いと思います。
「駿河屋」は引手茶屋の屋号で、市右衛門はその主人です。
引手茶屋とは江戸時代に「遊郭で客を遊女屋に案内する茶屋」で、現代で言えば「マッチングアプリ」の機能を要した場所提供者であり情報提供者です。
高橋克実の大河ドラマ出演は2回目ですね。前作の出演は1994年放送の「花の乱」でした。
さて、大河ドラマ2025年は昨年(光る君へ)の雅な平安貴族ではなく、信長、秀吉、家康らが甲冑をつけて戦う戦国時代でもありません。
江戸の下町吉原から発する町人文化の物語で、商いの戦が繰り広げられます。蔦重こと「蔦屋重三郎」が吉原の一庶民からメディア王に駆け抜けた「日本出版文化史」です。
大河ドラマ史上珍しくも町民文化のビジネス・ストリーが描かれます。現代の出版業やコンテンツビジネスに携わる若い世代にも届く作品です。
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高橋克実が大河ドラマ「べらぼう 」で演じる駿河屋市右衛門とは。
「駿河屋」は、吉原を代表する引手茶屋でその主人が市右衛門で、蔦重こと蔦屋重三郎の育ての“親”です。
蔦重は幼いころ両親に捨てられました。その幼い蔦重を養子にして育てました。やがて、蔦重の商売に対する姿勢と才覚に一目置くようになります。
蔦重との関係性をどのように描くのかに注目しながら視聴していきます。
駿河屋市右衛門が活躍する「べらぼう」のあらすじ(ネタバレ)と感想の一覧はこちら。
大河ドラマ2025年「べらぼう」前編のガイドブックはこちら。
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駿河屋とは?
江戸新吉原大門口(現:東京都台東区千束四丁目)にあった七軒の茶屋の一つです。大門を入ってすぐ右側の江戸町一丁目の角にありました。
駿河屋の商い「引手茶屋」とは。
引手茶屋とは、遊郭で客を遊女屋(女郎屋)に案内する茶屋です。引手茶屋は、編笠茶屋が発展したものです。
編笠茶屋は、吉原のような幕府公認の遊廓に行く道にできた茶屋で、遊客が遊女のもとに行くのに顔を隠すための編み笠を貸していました。
揚屋と呼ばれる遊郭の場所と、置屋(遊女屋)の間を取り持ち、斡旋業(現代のマッチングアプリ)のような機能を果たしていました。
引手茶屋では、遊女屋へ案内する前に芸者や幇間(太鼓持ち、男芸者)らを招いて酒食を供し、遊興の一部を代行していました。
客は芸者や幇間の芸を見ながら待ち、指名の遊女が従者をつれて迎えにくるのを待ちます。
引手茶屋を利用すると、妓楼に無理が利いたり、料金が一括で済んだり、遊びの手筈をつけてもらえたりするといったメリットがありました。
駿河屋市右衛門と蔦重の接点は。
駿河屋市右衛門は幼い蔦屋重三郎を養子として育て商売の基本を教えました。人当たりの良さなど、自分の跡継ぎとしての商才を見込んでいるのです。
吉原で駿河屋市右衛門の役割。
吉原は江戸市中から下に見られ差別されていました。蔦重はそんな吉原を改善するために立ち向かっていくのです。
その姿を見て市右衛門も「やらせてみるか」と気持ちが変化していきます。
ただ、吉原の親父たちは吉原をいい街にしようなんど思ってもいません。みな「忘八」ですから。
忘八とは。
仁・義・礼・智・忠・信・孝・ 悌 の八つの徳目のすべてを失った者。郭通いをするが転じて、遊女屋。
ただ、吉原の親父たちの中には茶道やあらゆることに通じた教養人も多いのです。市右衛門は吉原のまとめ役として活躍します。
「べらぼう」で演じるキャストの一覧はこちら。
まとめ。
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