大河ドラマ2021年「青天を衝け」』、橋本愛が演じるは主人公・渋沢栄一と同郷のキャスト千代です。
同じ武蔵の豪農の生まれとして、地縁血縁で結婚し、渋沢栄一が志士を志して家を飛び出した時も、文句の一つも言わずに必死に家を守り続けようとした栄一の妻・千代。
栄一が帰国して明治となり、彼と共に暮らし始めるも、彼の妾づくりに苦しみ続けることになります。
それでも良妻賢母として栄一を支え続けることになるのですが、やがてコレラに罹り、栄一より先立つことになるのです。
そんなけなげな彼女を演じるのは、クールで物静かな雰囲気を漂わす橋本愛さん。
彼女が明治期の千代を演じるのも、残り少なくなってきました。
ここでは明治期の千代さんと千代を演じる橋本愛さんについてまとめました。
さて、「青天を衝け」をあなたは何回観ましたか?オンエアーしか見ない方はとても損をしています。
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大河ドラマ2021年「青天を衝け」で橋本愛が演じる明治編のキャスト千代とは。
幕末の渋沢栄一は千代と結婚しつつも、志士を志して家を飛び出し、曲折の末幕臣となり、異人のいる海外に留学までもします。
ドラマの千代は物静かでありながらも良妻賢母として描かれていたゆえ、考え方としては保守的な要素が色濃く、栄一の変節ぶりにはかなり複雑な思いで見ていたのだと思われます。
橋本愛が演じる渋沢千代とは?
栄一が留学先で髷を切り落とし、散切り頭の洋服姿になった写真を見た際に「あさましい」とつぶやいた様はその象徴だったかと。
しかしながら幕府が倒れ明治となり、ようやく娘のうたと共に栄一と暮らせたときには、非常にうれしい思いが強かったでしょう。
そして栄一と千代の間には、長女の歌子、次女の琴子、それに篤二の3人のお子に恵まれています。
ドラマでは長男・市太郎がすぐに亡くなり、男子がしばらく生まれなかったため、栄一は平九郎を養子に迎えます。
それが戊辰戦争の悲劇につながるのですが、明治に男子の篤二が生まれ跡取りとなりますが、やがて廃嫡となります。
歌子は法学者で後に東京大学法学部長、男爵、枢密院議長となる穂積陳重に嫁いだ直後、千代は当時流行していた伝染病・コレラで亡くなることになるのです。
娘の結婚式の後に妻を亡くしていたわけですから、栄一の悲しみはいかばかりであったと思われます。
千代が幸せな家庭生活を送れたといえるかどうかは、誰にも知ることができないのですが、、、
ドラマのように栄一の慈善活動を手助けしていたというエピソードがフィクションであったとしても、非常に有意義な人生を送れたものと思われるのです。
橋本愛が青天を衝けの千代を演じて?
橋本さんは千代を演じるとなぜか温かいものに包み込まれるような気持になって心が豊かになるといいます。
千代さんは養育院で子ども達の面倒をみるようになるのですが、演じて本当に自愛のある方なんだなーと思ったそうです。
そんな千代さんを1年を通じて演じた橋本愛さんでした。
橋本愛さんが出演したNHKドラマは?
NHKドラマには『私が初めて作ったドラマ』の「リボルバーズ」以来、非常に多く出演しているのです。
代表的なのがNHK朝ドラ『あまちゃん』の主人公の親友・足立ユイ役。
NHK大河ドラマ『西郷どん』の須賀役、『いだてん ~東京オリンピック囃~』の小梅役といっていいでしょう。
ほかにも、『はつ恋』で初恋の相手への思いに悩む1984年の主人公を演じたり、『長閑の庭(のどかのにわ)』で、64歳の教授との恋愛をする23歳の大学院生を演じたりしています。
『長閑の庭』でも人づきあいが苦手な人間という設定の役なので、クールで物静かに見える橋本さんに会った役柄ですね。
橋本愛さんの大河ドラマ出演は?
橋本愛さんは『青天を衝け』で3回目の大河ドラマ出演となります。
最初の大河ドラマは西郷どんで、西郷隆盛の最初の妻・須賀として出演しました。
橋本さんのイメージに合わせたのか、愛想が良くなく、性格は少々キツめ(本人も気にしている)。
自身の身を案じていた隆盛の母・満佐からは西郷家に嫁いだことを感謝され、すぐにしきたりを教え込まれます。
しかしながら間もなく、隆盛の両親であった吉兵衛・満佐が立て続けに亡くなったことから、近所では「不吉な嫁」と噂されるようになります。
隆盛の江戸行きには反対し、最終的に金を渡して離縁して実家に帰ってしまうのですが、それは隆盛の江戸行きの資金を工面するためのものだったといわれています。
このように、隆盛に尽くすけなげな嫁を演じました。
2番目は『いだてん ~東京オリンピック囃~』にて、浅草の遊女である小梅役を演じております。
金栗四三の幼馴染である美川秀信に入れあげられ、最初は苦手な感情を持っていたのですが、やがて美川の思いを知ると駆け落ちし、ナビゲーターである古今亭志ん生が浅草にいられない理由を作り出すのです。
その後は別の男と結婚し、飲み屋を営みながら古今亭志ん生の結婚を取り持つなど、端役ながらもドラマチックな人生を送る遊女として描かれています。
どちらにしても、クールできつめのイメージが強い橋本愛さんの特徴をよく生かしていると思います。
橋本愛さんの朝ドラは?
橋本愛さんは、NHK連続テレビ小説『あまちゃん』で、のんさんが演じる主人公の幼馴染・足立ユイを演じております。
地元でも名の知られた美少女で、普段はクールですが、感情が高ぶると一転して喜びを爆発させたり激高したりする一面があり、また負けず嫌いな一面を見せることがあります。
アイドルになることが夢だったのですが、父が倒れたことや母が失踪したことにより、高校もやめて不良少女になってしまうのですが、地元民の温かさに触れて更生することに成功。
東日本大震災でトンネルに閉じ込められてトラウマを抱えるようになるも、最終的には主人公と和解して、地元アイドルとして活躍することになるのです。
このように、クールそうに見えて感情豊かで、主人公に負けず劣らず波乱万丈の人生を送っていく足立ユイを、橋本さんは良く演じております。
橋本愛が出演した映画3選。
橋本愛が出演した「霧島、部活やめるってよ」
橋本愛さんの出世作になったのがこの桐島、部活やめるってよだったといわれています。
目立つ女子4人グループの1人で、人の悪口を言わず、なおかつ人間関係にひびが入らないよううまく立ち回る役を演じております。
橋本愛が出演した「俺はまだ本気出してないだけ」
俺はまだ本気出してないだけでは会社を辞めて漫画家を目指そうとした奔放な40歳の主人公の娘を演じております。
留学資金を稼ぐために風俗で働くなど、非常にけなげな役目です。
橋本愛が出演した「寄生獣」
寄生獣ではヒロインとして、主人公を人間の側に引き戻す役割を演じております。
大河ドラマ2020「麒麟がくる」で信長を演じた染谷将太さんと共演していますね。
まとめ。
物静かでクールな雰囲気の千代は良妻賢母ですね。千代が物語から死亡退場するのも近くなってきました。
明治期の渋沢栄一はほかの女性とも関係を持つことが多かったのですが、妾を多く持つ栄一の行動は、千代にとって非常に耐えがたいものであったと思います。
しかしながらそれでも夫に尽くす姿はけなげであり、橋本さんが演じるからこそ、それが強調されていったように思われるのです。
それぞれ武蔵の豪農の生まれで、地縁血縁から結婚することになり、そのままでも平凡な人生を送れたと思います。
しかしながら栄一が志士を志して家を出て、曲折の末幕臣となり、異人の国へ海外留学することにまでなったことを、千代は複雑な思いで見ていたのだと思われるのです。
ドラマの中で千代が最期を迎えるとき、今までの人生は幸せだったのか不幸せだったのか、栄一にかける言葉がキーとなると思われます。
その時をゆっくり見守ることにいたしましょう。
大河ドラマ俱楽部の管理人です。
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