大河ドラマ2022年「鎌倉殿の13人」第28話「名刀の主」のあらすじ(ネタバレ)と感想。

大河ドラマ2022年「鎌倉殿の13人」第28話は「名刀の主」のあらすじ(ネタバレ)と感想をお届けします。

正治元年(1199年)若くして鎌倉殿になった頼家を宿老たち13人が評議して、鎌倉幕府を補佐することになった第27話「鎌倉殿と十三人」

若き鎌倉殿を補佐をする13人での訴訟取次の評議が始まりました。しかし、北条時政も比企能員も自分の身内の肩を持ち公平性がありません。

居眠りする者もいれば、書記役も口述筆記が覚束ない有様です。

そんな中「誼を重んじ便宜を図るのは政の妨げになるので以後辞めて頂きたい!これでは評議になり申さぬ」業を煮やした景時が声を荒げます。

「無駄な時でござったな」景時の言葉には、今後の鎌倉の混迷ぶりが滲んでいました。

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「鎌倉殿の13人」第28話「名刀の主」のあらすじ。

放送:7月24日
視聴率:12・9%(△1.2%)

御家人同士の抗争はまだ始まったばかりです。第28話では「梶原景時」の最期を三谷さんがどう描くかに注目していました。

景時がエンディングで善児を義時に譲りますが、義時によって「名刀」になるのか?善児はどんな仕事をするのかも気になりますね。

正義感や忠誠心といった熱いものを秘めた景時がついに鎌倉から去っていきます。

第7話「敵か、あるいは」で景時は北条義時に、頼朝の御家人にならないかと言われました。

その時、「刀は斬り手によって名刀にもなれば、鈍らにもなる。決めるのは斬り手の腕次第」という言葉を残しています。

景時の最期はバックアップをしていたはずの頼家によって鎌倉から去らねばならない立場に追いやられたのです。

「鎌倉殿の13人」第28話「名刀の主」のネタバレ。

父を越えようと焦る頼家と対立状態にあった13人の宿老たち。景時はそんな頼家を陰ながら支えようとしていましたが・・・。

若き鎌倉殿・頼家と宿老の不協和音。

頼家は宿老による評議が必要であるか制度の目的に疑念を抱いています。

頼朝を超えたいという気持ちが空回りし6人衆を置いたのもその表れでしょう。

1,小笠原長経(ながつね)(弥太郎)

2,比企宗員(むねかず)(三郎)

3,比企時員(ときかず)(弥四郎)

4,中野能成(よしなり)(五郎)

5,北条頼時

6,北条時連

の6名です。

坂口健太郎が「鎌倉殿の13人」で演じるキャスト北条頼時(泰時)はいつから登場する?

瀬戸康史が「鎌倉殿の13人」で演じるキャスト北条時連(時房)はいつから登場する?

そして、頼家の元に2通の訴状が渡されます。

一つは梶原景時からの結城朝光謀反の訴状で、もう一つは梶原景時に対する訴状です。

若き鎌倉殿・頼家の行き過ぎた行動。

父・頼朝を超えようとするあまり、頼家は疑心暗鬼になっていました。

13人も補佐役をつけることで、御家人たちは自分を弾き出そうとしているのだと思い込んでいたのでしょう。

しかし、頼朝を超えようともがく一方で、頼朝譲りの女好きさも発揮してしまいます。

まとめ。

次週は第29話「ままならぬ玉」です。

頼家の正妻に男児が誕生し、嫡男争いが勃発するようです。善児が修善寺で見逃した少女・トウも登場しますね。

景時から置き土産として譲り受けた善児を、義時はどう使うのでしょうか?

三谷幸喜氏曰く「地獄のピタゴラスイッチ」どこまで崩れ進んでいくのか、人間模様がどう描かれるのかが楽しみです!