2022年放送の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で中川大志が演じる役はイケメンの畠山重忠です。その畠山重忠と演じる中川大志を紹介します。
畠山重忠は知勇兼備で「坂東武者の鏡」「鎌倉時代のイケメン」と名高い武士でした。
歴女の中では、比較的人気の高いこの武将です。
でも、教科書に載るような人物ではないので、一般層には「誰…?」と思われてしまいがちな武将、武士ですよね。
しかし、そこにキャスティングされたのが、あの中川大志さん!
今をときめく令和のスターを配役してきたということは…?「鎌倉殿の13人」のなかでの畠山重忠の描かれ方に期待が高まります。
畠山重忠の登場回数はわかりませんが、「義時と同年代の武蔵の若武者」と紹介されています。
主演の小栗旬さんが演じる義時と同時の登場かと思いましたが第1話では登場しませんでしたね。
畠山重忠と言えば、「坂東武者の鏡」「鎌倉時代のイケメン」のほかに「清廉潔白」「知勇兼備」というイメージも強いです。
女性が好きなワードが詰まっていますよね。
真面目で、男らしくて、忠義に厚くて、しかもイケメン!さらに、体も大きくて力持ちだったとか。
今でいう韓流スターのような印象だったのかもしれませんね。
力持ちの逸話として有名なのが、一ノ谷の合戦の「 鵯越の逆落とし」です。
義経が崖のような急斜面を「鹿も四つ足、馬も四つ足」と言って駆け下りたというあの話しです。
その時に、重忠の乗っていた馬が怖気づいてしまったのですが・・・
(そりゃそうですよね!鹿と馬を一緒にしないで~!なりますよね)、
重忠はなんと!自分の馬をかついで 鵯越を駆け下りたとか…!なんというムチャンぶり。
そして重忠が「清廉潔白」と評されるのには、こんな理由があります。
忠義の人にも関わらず、あらぬことから謀反の疑いをかけられ、最期は義時の父・時政の策略にはめられ兵を差し向けられてしまうのです。
本当は迎え討つこともできるのに、重忠はそれをしなかったのです。
なぜか。「謀反の意志などない」と己の命をもって訴えた、まさに武将の中の武将。
この鎌倉時代のナイスガイを、中川大志さんがどう演じるかに注目が集まります。
元久2年6月22日(1205年7月10日)
武蔵国二俣川において、武蔵国の有力御家人・畠山重忠が武蔵掌握を図る北条時政の策謀により、北条義時率いる大軍に攻められて滅ぼされた事件。
34話「理想の結婚」では「畠山重忠の乱」の兆候が描かれています。
北条時政対畠山重忠が一触即発のシーンがあります。二人の間を取り持つ義時は大変苦労するのです。
遂に「畠山重忠の乱」になってしまいました。
中川さんの大河出演は4作品になりました。
2011年の「江 姫たちの戦国」、2012年の「平清盛」、2016年の「真田丸」、そして2022年「鎌倉殿の13人」です。
「鎌倉殿の13人」では知勇兼備で武士の鑑(かがみ)といわれる武蔵の武者「畠山重忠」を演じきりました。
1月9日放送の第1回「大いなる小競り合い」から登場していました。9月18日放送で“最期”になりました。
他のキャストの一覧はこちら↓
中川大志さんは、過去の大河ドラマにも出演しています。
2012年放送の「平清盛」では岡田将生さん演じる源頼朝の子供時代を、中川大志さんが演じています。
もっとも印象的だったのは、平家にとらえられた後、殿上始の儀で、頼朝が清盛(松山ケンイチ)に酒を注ぐ場面。
緊張のあまり、頼朝は酒をこぼしてしまうのですが、この場面は清盛役の松山さんが「あえて」普段から中川さんとの距離をとっていてくれていたそう。
そのおかげで、頼朝の心境が中川さん自身ととてもリンクしたと、中川さんご自身が語られています。
子供として扱うのではなく、役者として真剣勝負でぶつかってきてくれたと感謝もされているので、もしかしたらこのドラマが役者・中川大志の誕生だったのかもしれません。
やはり真田丸の豊臣秀頼役の中川大志は秀頼のイメージを変えたかもしれません。
ただ、残念なのが「真田丸」はNHKの都合で「NHKオンデマンド」では配信していません。
もう一度視聴したい場合はDVDを購入して中川氏の秀頼を視聴して下さい。
中川大志さんが、初めて朝ドラに出演したのは、「おひさま」でした。
声変わりもまだの初々しい少年のころです。
そこから8年後、立派に成長された中川さんが出演された朝ドラがこちらです。
2019年放送の「なつぞら」
広瀬すずさん演じる「なつ」の夫、“いっきゅうさん”こと坂場一久役を演じています。
アニメへの熱い思いを持ちながら、とにかく不器用(東大卒なのに)!カチンコをうまく扱えなかったり、牛の糞ですべってしまったり、芸人顔負けのボケを「不器用な人だ」というナチュラルさをもって演じていました。
なつのために何度も指を切りながら料理をし、ついには「家で子育てするのは女だと決まっていない!」とまで理解のある夫に。
なつは、こんな人と絶対一緒にならないほうが良いよ!という視聴者の気持ちが、いつのまにか「この人と一緒になってよかったね、なつ」となるように、坂場役を演じていらっしゃいました。
中川大志さんは、現在22歳。22歳にして芸歴12年を誇る俳優さんです。
イケメンなのは周知の事実ですが、注目すべきはその演技力。
キラキラとした今時男子から、auのCMの高杉君まで、幅広く演じます。
あの山寺宏一(声優)さんも「天才」と言い切り、同時に「努力の人でもある」と、中川さんの演技に対する誠実さを評価しています。
これだけイケメンだと、やんちゃな一面もあるのでは?と思ってしまいがちですが、スクリーンの外では、とっても落ち着いた人物なのだとか。
周囲の人々には、実年齢より5~6歳上に見えると言われることが多いそう。
仕事もできて誠実でイケメン…なんだか畠山重忠にもリンクしますね。
歴史好きの間では人気のある畠山重忠ですが、教科書に載っているわけでもないので、一般層には、そこまで広く知られていませんよね。
しかし、今回ご紹介したように畠山重忠は、「清廉潔白」「知勇兼備」「鎌倉時代のイケメン」という三拍子が揃った人物です。
主役の小栗旬さんが、かなりの筋肉質でイケメンですので、それに負けを取らない俳優でないといけないわけです。
そこへ中川大志さんをキャスティング!これは誰もが納得でしょう。
中川さん自身も「大河ドラマであまり戦に参加したことのない僕は、ようやく戦えるのか!とワクワクしています…。
そのあたりの準備もしっかりとしていきたいです」と意気込みを語っています。
「鎌倉殿の13人」では、令和のイケメンが演じる「知勇兼備で武士の鏡の鎌倉イケメン」が堪能できること間違いなしです!
大河ドラマ俱楽部の管理人です。
NHK大河ドラマをこよなく愛し毎週楽しみに視聴しています。
ただ視聴するだけでなく「あらすじと感想」を紹介しています。
でもリアルタイムで見ることができない時は見逃し配信で見たり
時々は歴代の大河も視聴しています。
管理人の大好きな大河ドラマをまとめていますので見逃し配信
と一緒に楽しんで下さい。