橋本愛が大河ドラマ2025年「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」で演じているメガネの「てい」を紹介します。
「べらぼう」は大河ドラマでは珍しい江戸時代中期の物語ですので、「てい」の名前を初めて聞く方が多いと思います。
物語での「てい」の魅力を3つ挙げると…
- 静かな芯の強さがにじむ存在感
- 江戸の生活感を温かく描く“柔らかさ”
- 橋本愛ならではの“透明感×陰影”の演技
だと思います。
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⇒大河ドラマ2025年「べらぼう」
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橋本愛が大河ドラマ「べらぼう 」で演じる「てい」とは?登場は23話。
「てい」は主人公である蔦屋重三郎(蔦重)の嫁になる女性で、日本橋の地本問屋・丸屋で生まれ育ちました。
日本橋の本屋・丸屋の女将です。前の夫が吉原通いがもとで丸屋は潰れてしまいました。
ですので、吉原出身の蔦重に店を買われることに反発します。しかし蔦重の人柄や本作りの情熱に触れる中で徐々に変化が生じてきます。
“てい”の詳細は大河ドラマ2025年「べらぼう」のガイドブックから。
「てい」は大きなメガネがトレードマーク。
大きな黒いめがねがトレードマークの丸屋の女将「てい」は本好きで知識も豊富です。
それは、ていの父が(丸屋の先代の主人)が寺の和尚に頼み漢籍の手ほどきを受けていたからでしょう。
整然とした語り口で感情があまり表に出ないので、対峙している人の背筋を自然と伸ばしてしまう女性です。
蔦重と結婚後は信頼関係を築きながらも蔦重が出版統制に違反して入牢すると幕府の要人を訪ねて蔦重の免罪を願い出ます。
「てい」の登場は23話。
「てい」の登場は23話のエンディングです。もちろんこのシーンでは蔦重とは遭っていません。
店を畳むことに鶴屋さんたちの地本問屋に「吉原の蔦重」だけには渡さないように頼みこんでいます。
父から受け継いだ丸屋を畳むことになり、自分の無力さに打ちひしがれているようです。店が傾いたのは吉原のせいだと思っているので、蔦重を拒みます。
⇒【蔦重日本橋進出を決意】大河ドラマ「べらぼう」第23話のあらすじ(ネタバレ)と感想。「我こそは江戸一の利者(ききもの)なり」
「てい」と蔦重の出会いは24話、蔦重の嫁になる。
24話で蔦重があるお寺にいきますが、その寺に「てい」がいました。
伸びた背筋とメガネが印象的で、店の商品だった往来物や子供用の赤本を大量に和尚に届けていたのです。
蔦重は町の危機を救い。敵対していた人をも笑顔にしてしまう不思議な力を持っています。そんな蔦重の姿を見てていの心は揺らぎます。
⇒【日本橋は冷たい】大河ドラマ「べらぼう」第24話のあらすじ(ネタバレ)と感想。「げにつれなきは日本橋」
「てい」の早産。
蔦重が歌麿と別れた後、耕書堂に戻ると、ていが急に腹の痛みに顔を歪めます。小さな命がこの世に生まれてくるには少し時間が早いのですが…
蔦重は産婆を呼び、ていさんは苦痛に耐えながらも頑張りますが、その産声は聞こえません。やはり早産で蔦重とていさんの子の命は助かりませんでした。
⇒【歌麿との別れ】大河ドラマ2025年「べらぼう」第43話「裏切りの恋歌」。そのあらすじとネタバレ。
「てい」が歌麿に蔦重との仕事復帰を願う45話。
蔦重が心身ともに追い詰められ、耕書堂の空気も重く沈むなか、ていは夫の“光”を取り戻すため、一人で歌麿のアトリエへ足を運びます。
薄暗いアトリエには蔦屋以外の本屋依頼の未完成絵が乱雑に並び、孤高の絵師・歌麿は筆を止めていました。
そ
こでていは、静かに、しかし揺るぎない声で言います。
二人の男の業と情、因果の果てに生み出される絵というものを見てみたく存じます。
この言葉は、ただの願いではなく、蔦重と歌麿が互いを必要としながらもぶつかり、その衝突の先からしか生まれない“芸術の炎”を理解している者の言葉です。
ていは夫のためだけでなく、二人の関係性そのものの価値を信じて歌麿に対峙しています。
彼女は作り手の魂を真っすぐに尊び、歌麿に“蔦重との再びの手合わせ”を求めたのです。
⇒【写楽とは誰?】大河ドラマ2025年「べらぼう」第45話「その名は写楽」のあらすじとネタバレ。
「べらぼう」で演じるキャストの一覧はこちら。
橋本愛(キャスト)の大河ドラマ出演歴。
| 放送年 | タイトル |
| 2018年 | 西郷どん:(役:須賀) |
| 2019年 | いだてん〜東京オリムピック噺〜:(役:西郷の女房・小梅) |
| 2021年 | 青天を衝け:(役:渋沢(尾高)千代)主役渋沢栄一の女房 |
| 2025年 | べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜:(役:てい)主役蔦屋重三郎の女房 |
詳しくはこちら⇒橋本愛(キャスト)が出演した「大河ドラマと朝ドラ」の作品名と配役一覧。
まとめ。
43話でていさんが早産しますが、これは単なる「悲劇」ではなく、蔦重の夢の代償として描かれたと思います。
幕府の改革後、蔦重は“文化の夜明け”を信じ、表現の自由を求めて戦い続けてきました。
一方、ていは“命を宿す者”として、夢よりも現実を生きる人間の温もりを守ろうとしていたはずです。
43話を境に蔦重とていさんの出版に対する愛がさらに深まることでしょう。
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