大河ドラマ2025年「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺」第45話「その名は写楽」のあらすじとネタバレをお届けします。
第45話「その名は写楽」の注目ネタバレシーンは…
- 定信が蔦重に計画を話す。
- 謎の「写楽」が誕生は源内先生の生存説なのか?。
- 治済の策略
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| 項目 | 内容 |
| 2025大河ドラマ | べらぼう~蔦重栄華乃夢噺 |
| 放送話 | 第45話 |
| 放送日 | 2025年11月23日(日) |
| 週タイトル | その名は写楽 |
| 視聴率 | %(先週比:%) |
【写楽とは誰?】「べらぼう」第45話「その名は写楽」あらすじ。
定信らに呼び出された蔦重は、一橋治済への復讐に手を貸すよう求められます。しかし定信は恋川春信を自害に追い込んだ人物です。
この頃、賑わいを失っていた芝居町に出向いた蔦重は、今年は役者が通りで総踊りをする「曽我祭」をやると聞き、役者の素の顔を写した役者絵を出すことを思いつきます。
定信から計画を実行するための費用を渡された蔦重は、南畝や喜三二らとともにその準備を進めていきます。
一方、歌麿は、自分の絵に対して何も言わない本屋に、苛立ちを感じていました。そんな歌麿の元に元気になった「てい」が現れます。
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【写楽とは誰?】「べらぼう」第45話「その名は写楽」のネタバレ。
第45話ネタバレの注目シーンは定信が蔦重に治済への計画を話し、その手法として源内先生の生存説を作り出します。
そこで生まれたのが「写楽」です?え!なんで…と思いでしょうがそれはプライムビデオの「NHKオンデマンド」で視聴しましょう。
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定信が蔦重に話した計画の核心は?
“平賀源内生存説”の草稿は、三浦庄司の証言をもとに 松平定信自身が書き起こしたものでした。
失脚し政界から消えたかに見えた定信は、裏で一橋治済追放のための布石を着々と打っていたのです。
源内の名を利用し、民衆の心を揺さぶる計画もその一つでした。
定信は蔦重に向かって、治済が江戸を支配する現在の状況は、放置すれば幕府そのものが腐敗すると語ります。
そして、源内という“奇想の象徴”を蘇らせることで、治済に不満を抱く民を一気にまとめ、世論を動かすつもりだったのです。
しかし、蔦重はその誘いに簡単には乗れません。
かつて恋川春町を自害へ追い込んだ定信の政治は、蔦重に深い傷を残しているからです。
そんな人物と再び手を組むことに強い抵抗がありました。断ろうとする蔦重に、定信は淡々と告げる。「もうおまえは関わっている。今さら離れられぬ」と。
定信はその流布を“蔦重の役目”として命じます。それは、
市井の声を扱う蔦重だからこそ、この噂が力を持つと理解していたからです。
逃げ場のない重圧と、源内の影に揺れ動く心。蔦重の葛藤の中で、物語は治済追放へ向けて大きく動き出します。
定信対治済の対決は今後のべらぼうではどうなるのでしょうか?
謎の「写楽」は誕生は源内先生の生存説なの?
この疑問の前に、写楽は「正体不明」であることが最大のポイントです。史実の東洲斎写楽は…、
- 活動期間わずか10か月
- 正体が謎のまま
- 突然現れ、突然消える
という“怪物的な絵師”でした。このミステリアスさが、江戸文化史最大の謎とも言われています。
『べらぼう』では、写楽は、江戸の闇と混沌から突如として生まれた存在として描いています。
べらぼうでは露骨に「源内は生きていた!」とは言わないが、蔦重の店先に置かれた“源内の死後に描かれたはずの戯作”が蔦重を導きます。
「生きているのでは?」と匂わせながら、“源内本人”ではないが、“源内の魂が化けて出たような存在”として写楽を誕生させました。
写楽の大首絵は、45話ではまだ登場していませんが、源内の魂すべてを体現したような“異様な迫力”を持つ浮世絵だと思います。
写楽は“源内生存説”ではなく“源内継承説”だと思います。
- 源内は生きている?という視聴者の期待を刺激し
- しかし真相は明かさず、写楽という“時代の怪物”を生む導線とし
- 源内の精神を継ぐ者として写楽を描いた
という、非常に巧みな演出です。
一橋治済の策略。
45話は一橋治済が “将軍家支配” を最も露骨に現しています。
治済が抱いていた赤子は後の 12代将軍・徳川家慶です。幼い「家慶」を抱く治済の不気味な笑みは“支配者の笑み” です。
つまり、「家斉だけでなく、次の世代までも支配する」という治済の野望を表しています。
治済が若き11代将軍・家斉に向かって「子をたくさん作れ」と迫ります。史実でも語られる“家斉の多産”を脚色しています。
家斉が多くの子をもうければ、治済は次期将軍候補の選定に口を出せるからです。
また、血縁ネットワークを増やすことで自らの権力基盤を揺るぎないものにするためでもあります。
治済の言葉は “家斉の私生活” ではなく、幕府の主導権を完全に掌握するための冷徹な計算そのものでした。
治済の言葉に逆らえない家斉の姿は、後の「一橋治済暴走編」へ向けた不穏な兆しでもあります。
⇒生田斗真(キャスト)が大河ドラマ2025年「べらぼう 」で演じる一橋治済とは?悪役?
【写楽とは誰?】大河ドラマ2025年「べらぼう」第45話「その名は写楽」のあらすじとネタバレのまとめ。
第45話「その名は写楽」で描かれた蔦重の心情は、源内の遺した謎めいた戯作や、江戸の執筆者から生まれた“写楽”の登場が描かれました。
源内の奇想を継ぐ架空の人物が現れたという直感が、蔦重の胸に火を灯した瞬間でした。
実像がない写楽に源内の魂を見いだした蔦重は、「この時代に、まだ光はある」と静かに覚悟を新たにし、写楽誕生は、蔦重にとって“希望の再燃”でした。
次週は第46話「」です。
⇒大河ドラマ2025年「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」のあらすじ(ネタバレ)感想まとめ。
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