木村了(キャスト)が大河ドラマ2025年「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」で演じる「平秩東作(へづづとうさく)」を紹介します。
「べらぼう」は大河ドラマでは珍しい江戸時代中期の物語ですので、平秩東作を知らない大河ファンは多いと思います。
平秩東作は内藤新宿の煙草屋ですが、山師でもあるのです。
木村了の大河ドラマ出演は「風林火山」と「麒麟がくる」でした。今回で3度目の出演です。
さて、あなたの“べらぼう”での推しキャストは誰ですか?べらぼうは個性派キャストが勢ぞろいしています。
もちろん主人公の横浜流星が演じる「蔦屋重三郎」の生き方に共感する大河ファンは多いと思います。
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木村了が大河ドラマ「べらぼう 」で演じる平秩東作とは。
平秩東作は内藤新宿の「※馬借稲毛屋金右衛門」の子として生まれました。
馬借とは。
馬借(ばしゃく)とは、馬に荷物を乗せて運送するこの時代の輸送業者です。
平秩東作の育ち。
10歳頃から漢学や和学を学び、宝暦末年頃に「狂歌師の大田南畝」と知り合い、生涯親交を持ちます。
東作10歳のときに父道佐が亡くなります。そして、14歳のとき、父の後を継ぎ煙草商になりました。
その後、安永2年(1773年)から翌年にかけて、伊豆の天城山で炭焼き事業を始め、安永4年(1775年)には材木商を営みます。
(蔦重が23歳ごろですね)
いわゆる※山師で平賀源内と親交を持ち、戯作者としての顔を持っています。後に、田沼意次の蝦夷地開発にも関わります。
山師とは
本来、山師とは、山の立水の売買とか、鉱脈の探索、採掘を業とする人のことを指す言葉ですが、 ひと山当てるといった大きな事業の場合にもこの「山」という言葉が使われます。
この「山」がはずれることの多いでたらめな話をもちかける人のことを指し、詐欺師と同じ意味で用いられることもあります。
平秩東作と狂歌界。
狂歌界との関わりも深く繋がっていました。
- 明和6年(1769年)唐衣橘洲主催の狂歌会に参加。
- 天明3年(1783年)から翌年まで、松前と江差に滞在し、アイヌの人びとの風俗や蝦夷地の風土についての見聞を記した「東遊記」を著作。
- 天明5年(1785年)10月には自身が中心になり「百鬼夜狂」を刊行。
- 天明6年(1786年)横領罪で失脚した勘定組頭の土山宗次郎が逃亡潜伏した際、所沢の山口観音に匿ったことが発覚し、「急度叱」の咎めを受けました。
これがきっかけとなり、狂歌界とも疎遠になります。
平秩東作が登場する「べらぼう」のあらすじ(ネタバレ)と感想の一覧はこちら。
平秩東作と蔦重の接点。
東作は平賀源内とともに山師の仕事をしていますし、田沼意次とも面識を持ちますので蔦重との接点は今後あると思います。
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大河ドラマ2025年「べらぼう」前編(第1話~第16話)のガイドブックはこちら。
大河ドラマ2025年「べらぼう」後編(第17話~第32話)のガイドブックはこちら。
平秩東作と吉原。
東作が吉原で遊んでいるシーンは「べらぼう」ではありません。
平秩東作が秩父で捕まる。
平賀源内が田沼意次の命として鉱山開発を行ったことは有名ですが、「べらぼう」でも第5話「蔦に唐丸因果の蔓(つる)」で描かれました。
秩父で鉄の採掘に失敗し東作は住民の人質になってしまいます。その後、源内はお金を工面し鉄発掘の代わりに炭の製造にチェンジするのです。
「べらぼう」で演じるキャストの一覧はこちら。
まとめ。
東作はいろいろな顔を持っています。まだ源内先生との山師としての登場しかありませんが、今後狂歌師としても登場するはずです。
また、田沼意次の命により、松前藩による密貿易の証拠を探るのですが、その成果はいかに…
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