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大河ドラマ2025年「べらぼう」第5話「蔦に唐丸因果の蔓(つる)」のあらすじ(ネタバレ)と感想。

2025年べらぼう

大河ドラマ2025年「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺」第5話「蔦に唐丸因果の蔓(つる)」のあらすじ(ネタバレ)と感想をお届けします。

第4話では錦絵の件で見事に西村屋に騙されてしまいました。駿河屋の親父はうすうす怪しいと思っていたのでしょう。

そんな時、裏で操っていた鱗形屋から鱗形屋専属の吉原細見の改を頼まれますが…。

項目 内容
2025大河ドラマ べらぼう~蔦重栄華乃夢噺
放送話 第5話
放送日 2025年2月2日(日)
週タイトル 蔦に唐丸因果の蔓(つる)
視聴率 10.5%(先週比±:0%)

さて、今週の「べらぼう」はいかがでしたか…。9話で描かれた吉原の男と女。蔦重の恋は儚いものでした。

瀬川は鳥山検校に身請けする決心を固め、検校へと嫁入りします。これが吉原事情なんですが、嫉妬深い検校は瀬川にひどい仕打ちを…。

前編のもう一人の主人公・小芝風花が演じる瀬川を「NHKオンデマンド」で。

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「べらぼう」第5話「蔦に唐丸因果の蔓(つる)」のあらすじ。

横浜流星 (役:蔦屋重三郎)
小芝風花 (役:花の井=五代目瀬川)
高橋克実 (役:駿河屋市右衛門)
安田顕 (役:平賀源内)
渡辺謙 (役:田沼意次)
綾瀬はるか (役:語り)
脚本 森下佳子(前作:2017年おんな城主直虎)

株仲間に入れず、落胆する蔦重。その後、鱗形屋からお抱えの改にならないかという誘いを受けるもためらいます。

そんな中、源内の紹介で、須原屋に出会います。

そんなある日、唐丸の前にある男が現れます。唐丸の過去を知る男は、唐丸を脅し次第に追い詰めていきます。

一方、秩父・中津川鉱山では源内らが出資者から罵倒され平秩東作は人質にされてしまいます。この難局をどう乗り切るか源内…。

主人公は横浜流星が演じる蔦重こと「蔦屋重三郎」です。

蔦重は生まれ育った吉原で出版業の礎を作ります。ではその吉原が当時どんな役割をしていたか?現在の吉原とはちょいと違うようです。

「べらぼう」第5話「蔦に唐丸因果の蔓(つる)」のネタバレ(蔦重と源内)

「鳴呼御江戸」以降も蔦重は吉原細見の情報を更新(改)する仕事を続けていました。そんなある日、鱗形屋から文が届きました。

その文には、自分の店の抱えの「改」にならないかと書かれていました。

引き受ければ、吉原で作った摺り物(すり)を鱗形屋の本として市中に売り広めてやるとの内容です。

だが、蔦重は、自分が懸命に本を作ってもその版木が鱗形屋のものになるのは受け入れることはできません。

源内が蔦屋に現れる。

ある日、源内がボロボロの姿で蔦屋にやってきました。蔦重と次郎兵衛は、空腹を訴える源内をつるべ蕎麦に連れていき、事情を聞きます。

源内は秩父の鉱山で土地の人々を率いて鉄の精錬を行っていましたが、10年かけても売り物になるような鉄を作ることはできません。

出資者たちは怒り。資金の返還を迫ったと言います。

相方の平秩東作が人質に取られ、源内が10日以内に千両を返金しなければ、東作の命はないとの事です。

源内は炭屋の株を求めた。

源内は鉄から炭への商売替えを考えていました。鉄の精錬には大量の炭が要るので、作業場にはすでに炭を焼くかまどがあります。

炭なら確実に売れるうえに、これまで用意した設備も活用できます。

源内は、炭を売りさばくために炭屋の株を手に入れたいと蔦重たちに相談するのです。

源内は自ら炭屋と交渉を始める。

その後源内は、女郎屋・大文字屋の主人の紹介で本所の炭屋を訪ね、店を買い取る交渉を始めます。

このように源内は、みずから事業を計画しては、「人集め、金集め」に奔走するのです。

平賀源内(安田顕)
平賀源内(安田顕)

自由に生きるってのは、そうゆうもんでさ。わがままを通してんだから、きついのはしかたねぇよ

そう語る源内に刺激を受け、蔦重は自分も本屋の株を買って版元になろうと考えるのです。

源内のわがままに生きる

源内は令和で言えば、フリターです。それもかなり才能のある人物で、自由を手に入れたぶん自分で動き続けなければならない厳しさも知っています。

「自由に生きたい」と人は誰もが一度は願うでしょう。でも現実はその道にたどりこともできません。

そんなに単純ではないのです。家族も職場も仲間も守りたい大事なものがあるから群れるのです。

しかし、群れる組織は人を縛るし、そのしがらみから逃げようとすれば孤独になります。都合のいい自由はないのです。

書物問屋と地元問屋の違い。

源内の紹介で須原屋という本屋を訪ねた蔦重は意外な話を聞かされます。

本屋の株仲間に入っているのは、漢籍等を扱う「書物問屋」だけで、鱗形屋のように絵草紙や錦絵を扱う地元問屋には株はないと言います。

つまり、蔦重が株を買って地元問屋になるという道は存在しないと言うことです。落ち込む蔦重に須原屋は、まずはどこかの本屋に奉公に入るのがよいと勧めます。

「べらぼう」第5話「蔦に唐丸因果の蔓(つる)」のネタバレ(蔦重と唐丸)

第4話で唐丸の絵の才能におどろいた蔦重は「当代一の絵師にする」という夢を見ました。

しかし、唐丸はなんでそんな筆使いができるのか?唐丸がそれまでどこで何をしていたのかはわからないままでした。

第1話で蔦重は両親と生き別れて駿河屋に拾われたことが描かれ、大人になった蔦重が唐丸を火事から救いました。

辛い過去を背負った二人が版元と絵師の夢を描いた時、突然と唐丸がいなくなるのです。

唐丸の秘密。

次郎兵衛は、知らぬ間に蔦屋の銭箱の金が減っている気がすると言い出しました。この頃蔦重は、唐丸の態度に不自然なものを感じていました。

次郎兵衛の感は当たっていたのです。お金が減っていたのです。

一日の仕事を終えて床に入る前に、蔦重は唐丸に銭形屋の抱えの「改」になると語ります。

働きを認められ「のれん分け」をしてもらえたら、約束どおり唐丸を当代一の絵師にすると蔦重は言います。

泣き笑いの顔で喜ぶ唐丸に蔦重が尋ねます。

蔦重(横浜流星)
蔦重(横浜流星)

お前何か隠してねえか?。

と。だが唐丸は、何もないと笑って見せたのです。

怪しい浪人姿の男が…

ある日、唐丸のもとに、怪しい浪人姿の男が忍び寄るのです。その男は、唐丸が何者で、あの吉原大火の日に何をしたのか知っているとほのめかしていました。

さらに、その事実が知られれば唐丸自身が死罪になるだけでなく、唐丸をかくまったとして蔦重たちにもあるというのです。

その事実とは、浪人が「お前があの日何をしたか言うけどな」と言ったことから、唐丸が1話冒頭の吉原の火災の犯人では? と思ってしまうのです。

唐丸も銭箱も消えた。

翌朝、唐丸は姿を消し、店の銭箱も消えました。浪人は、過去の秘密で唐丸を脅し、金を盗ませていたのです。

追い詰められた唐丸は、その男とともに川の中へと身を投げるのです。後日、男は水死体としてあがったが、唐丸の行方は分かりません。

蔦屋に奉行所の同心が現る。

夜になり、蔦重が店に戻ると奉行所の同心がいました。駿河屋市右衛門と次郎兵衛が対応しています。

同心によると、盗人の一味と噂される、顔に傷のある男の水死体が見つかり、胸元に蔦屋の貸本が入っていたと同心は言います。

蔦屋に盗みの手引きをする者がいたのではないかと疑う同心に、駿河屋市右衛門がかわしていました。

唐丸の噂。

唐丸は悪党の手先だったという噂が吉原に広がりました。蔦重はそんな中、唐丸はもう死んでいるかもしれない花の井に嘆くのです。

すると花の井は、

花の井・瀬川(小芝風花)
花の井・瀬川(小芝風花)

きっと両親のもとに帰っているよ。

と語ります。

花の井と蔦重は、真実が分からないときには楽しい空想をすることで、過酷な幼少期を生き抜いてきました。

蔦重も花の井にならい、いつか唐丸が戻ってきたら、自分が絵師として売り出すのだ空想を語るのです。

「べらぼう」第5話「蔦に唐丸因果の蔓(つる)」のネタバレ(幕府内の出来事)

源内が田沼邸に…

源内は田沼邸を訪ね、炭の販売を始めるための資金・五百両を意次に求めました。意次は了承し、逆に源内に礼を述べるのです。

商いが盛んになり民が潤えば、幕府の収入も増すのです。源内は、本来なら幕府がなすべき事業に励み、意次に協力しているのです。

その時、源内はいっそ国を開いて自由に競争をしたらいいのにと、意次に話します。しかし、外国と競争すれば日本は属国になってしまうことを意次は分かっています。

その二人が令和の自由を見た時、どう感じるのでしょうか?

その後の源内と蔦重。

秩父に戻った源内は炭への商売替えの構想を語って出資者を納得させ、東作は無事に解放されました。

蔦重は版元を目指すべく、鱗形屋に、抱えの「改」になると返答するのです。

大河ドラマ2025年「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」のあらすじ(ネタバレ)感想まとめ。

「べらぼう」第5話「蔦に唐丸因果の蔓(つる)」の感想。

唐丸が何かを抱えていて悩んでいることに蔦重は薄々感づいていたはずです。そこに怪しい浪人が唐丸に話しかけている姿を見ればなおさらです。

でも、蔦重は聞き出すことができませんでした。蔦重なりの気遣いだったのでしょう。

一方、唐丸としても蔦重の日常を壊すわけにはいかないという思いから打ち明けることができなかったと思います。

そんな2人のすれ違いが、唐丸の行方不明を生んだのかも知れません。

エンディングで蔦重は鱗形屋の「お抱え改」を始める決意をします。これは新参者として版元仲間に入れてもらえなかったからでしょうか?

もっと面白く、もっと楽しく、蔦重が江戸のメディア王になる原動力は、理不尽で苦しくて辛い日々の経験があったからだと思います。

視聴者の感想。

引用:ヤッフーニュース

「蔦に唐丸因果の蔓」このタイトル素晴らしい。 蔦重と唐丸に絡まっている厄介な問題。それを因果の蔓(草)と妙で粋な文(あや)に纏めた。

花の井は、消沈している蔦重に向かって、二人はいずれ再会を果たして交わした約束を実現させるんだろ?と彼女なりの言葉で火を付ける。

気高く賢い女だと思う。

そして意次と源内のやり取り、個人的にここが熱かった。
源内は語る。日本中の港を開いて異人たちと交流すりゃ勝手に通詞の学び場も生まれるし、価値観も変わり様々な商売をする人らも出てくるでしょうよ、飄々と意次に喋る。まさに現代を見通すかの言葉。

まとめ。

「もっと面白く、もっと楽しく」この思いが蔦重の原動力です。理不尽で苦しく、辛い日々を乗り越えてきた蔦重。

花の井、唐丸、そして吉原の皆さんが歩んできた辛い道のりが私たち視聴者に感動を与えています。

次週は第6話「鱗(うろこ)剥がれた節用集」です。

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