矢本悠馬(キャスト)が大河ドラマ2025年「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」で演じる「佐野政言(まさこと)」を紹介します。
「べらぼう」は大河ドラマでは珍しい江戸時代中期の物語ですので、「佐野政言」を知らない大河ファンは多いと思います。
佐野政言は、代々徳川家に仕える家柄です。
矢本悠馬の大河ドラマは「真田丸」「おんな城主直虎」に出演していますので3度目ですね。
さて、蔦重は吉原の繁栄を真に願い吉原のガイドブック「吉原細見」発行に成功しました。
その成功の裏に「花の井改め瀬川」の協力がありました。なぜなら、瀬川は蔦重を愛していたからです。
でも、それは禁断の愛。ですから蔦重を想いながらも決して表には出さずにいました。
小芝風花が好演した瀬川の「驚きと悲しみと決心」の9話を「NHKオンデマンド」で再視聴して下さい。
矢本悠馬が大河ドラマ「べらぼう 」で演じる佐野政言とは。
佐野政言とは。
通称、善左衛門と言います。
佐野善左衛門家は、三河以来徳川家に仕えた譜代である「五兵衛政之」を初代として代々番士を務めた家です。
(※:番士とは、江戸時代、殿中の宿衛や諸所の警衛に勤番した士です)
綱吉治世の元禄11年(1698年)より番町に屋敷を構えていました。佐野政言はその6代目です。
政言は、17歳で家督500石を相続しています。安永6年(1777年)に大番士、翌年1778年に新番士になります。
天明3年(1783年)年の冬、10代将軍徳川家治の鷹狩りに供弓として選ばれています。
佐野政言が田沼邸に現る。
第6話「鱗(うろこ)剥がれた節用集」のエンディング近くで佐野政言が田沼邸で意知に会っていました。
佐野家系図を持参しての登場です。これは後々に起きる事件の伏線ですね。
佐野政言の殺傷事件。
天明4年(1784年)3月24日、江戸城中で若年寄・田沼意知(意次の息子)に向かって走りながら「覚えがあろう」と3度叫び、一竿子忠綱作の大脇差で殿中刃傷に及びます。
意知はその8日後に亡くなります。天明4年(1784年)4月3日に政言は切腹を命じられます。数えで28歳でした。
政言に子が無かったことで佐野家は絶えました。
佐野政言の殺傷事件の動機。
犯行の動機は、意知とその父意次が先祖粉飾のために藤姓足利氏流佐野家の系図を借り返さなかった事でした。
下野国の佐野家の領地にある佐野大明神を意知の家来が横領し田沼大明神にした事、田沼家に賄賂を送ったが一向に昇進出来なかった事等々の諸説ありますが、幕府は乱心として処理しています。
さて、さて、「べらぼう」ではどのように描かれるでしょうか?注視して視聴していきます。
佐野政言が登場する「べらぼう」のあらすじ(ネタバレ)と感想の一覧はこちら。
大河ドラマ2025年「べらぼう」前編のガイドブックはこちら。⇒大河ドラマ2025年「べらぼう」
佐野政言と蔦重の接点。
生まれも育ちも違うので直接の接点はないでしょう。ただ、意次は蔦重と会っているのでドラマでは二人は会うかもしれません。
佐野政言と吉原。
もちろん江戸の町に奉行の「佐野政言」が吉原に行くことはないとは思います。
「べらぼう」で演じるキャストの一覧はこちら。
まとめ。
視聴後掲載します。
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