大河ドラマ2022年「鎌倉殿の13人」第23話「狩りと獲物」のあらすじ(ネタバレ)と感想をお届けします。
先週の22話「義時の生きる道」は後白河法皇が死に、義時の最愛なる「八重」が帰らぬ人になってしまいます。
嫡男・万寿の披露目の場とするため御家人を集めて富士の裾野で巻狩りを行うことを決めた源頼朝。
工藤祐経が賞賛する中、頼朝を憎む曽我十郎・五郎兄弟らが謀反を計画しています。
梶原景時からその企みを知らされた義時は、急ぎ五郎の烏帽子親である父・北条時政のもとへと向かいます。
義時は父・時政に、曽我兄弟の件で「梶原殿が動いています」と耳打ちをします。
曽我兄弟のしようとしていることはただの敵討ちだと笑う時政でしたが、、、、
実は曽我兄弟が親の敵討ちに見せかけ頼朝への謀反を企てていることを聞かされ驚きました。
このままでは敵討ちのためと思い兄弟に兵を貸していた時政は謀反側の人間となってしまいます。
そして、頼朝にも大きな危機が迫っていることになるのでした。
不穏な気配が漂う巻狩には、義時の愛息・金剛も同行することになりました。
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義時は巻狩りに向けて御家人たちの宿所の割り振りなどをしながら、父・北条時政と二人になる時間を作ります。
時政:ありゃただの敵討ちだよ。
義時:やはりご存じないのですね。敵討ちというのは見せかけ。あの者たちは鎌倉殿への謀反をたくらんでいます。
義時:父上は利用されていたのです。
⇒坂東彌十郎が「鎌倉殿の13人」で演じるキャストは北条時政。時政は13人の一人。
イノシシやシカをしとめる大規模な狩のことです。軍事演習も兼ねて、何日にもわたって行われます。
よって坂東各地から御家人たちが狩場に終結します。
御家人たちは皆、万寿の狩の様子を見守っています。しかし、巻狩り初日。万寿は成果がありません。
政子や大姫たちに見送られ雄々しく巻狩りに出向いた万寿です。
「万寿様は矢の勢いが足りんのだよ」と義澄が独り言ちるように、獲物の手間で矢が落ちてしまったり、目測を誤ったりと散々の有様。
心配した家臣たちが口々にアドバイスをいれますが、万寿は気に病むばかりです。
「やってみて」と万寿が金剛に差し出した矢で、金剛は見事に飛ぶ鳥を射抜いてしまい、それを見た万寿はその場を立ち去ってしまいます。
困り果てた周囲は、なんとか万寿に鹿を射止めさせるため、『動かぬ鹿』を用意することに。
金剛が射止めた鹿が剥製にされ、それを知らぬ万寿は翌日の巻狩りでその鹿を狙います。
しかし、その矢さえも外れることを見越し草葉の陰に隠れていた御家人が代わりの矢を放ち、あたかも万寿が射抜いたように見せかけました。
言葉には出さずとも、全てを悟った万寿はその場を去ってしまいます。
心配してついて来た金剛に「私はいつか、弓の達人になってみせる。必ず自分の力で鹿を仕留めて見せる」と決意を話し、大空に向かって矢を放ってみせるのでした。
その矢が比企の足に刺さったのはコメディーですね。
⇒金子大地が大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で演じる源頼家とは?
頼朝の嫡男・万寿の初陣となる巻狩りが富士で催されることになりました。
坂東各地から集結した御家人たちの前で自ら獲物を討ち取り山の神に捧げる儀式であり、同時に次の鎌倉殿は万寿であるということを知らしめるものです。
そこには、凛々しく成長した金剛の姿もありました。金剛も万寿と同じくこの巻狩りが初陣です。
金剛が初めて仕留めた鹿は、それは立派なもので義時も感心するものでした。
「早速、鎌倉殿にご報告に行ってきます」と言う金剛ですが「やめておけ!」と義時と義澄に同時に止められてしまうのでした。
⇒坂口健太郎が大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で演じる北条頼時(泰時)とは?
第23話の終盤(38分~)比奈の舘に義時が向かい、「鎌倉に帰ったら、私の世話は無用ですから」と告げるのです。
それでも比奈は「もう少し、そばにいさせてください」と義時にお願いします。
しかし、義時は「私は、あなたが思っているよりも、ずっと汚い。一族を守るためなら、手立てを選ばぬ男です。一緒にいても、幸せにはなれない」
一瞬間が空き、八重の顔がアップになり、「そして何より、私は死んだ妻のことを忘れることができない。申し訳ない」と断るのです。
ですが、比奈はさらにお願いをし食い下がるのです。
比奈:「私の方を向いてくれとは言いません。私が小四郎殿を見ていれば、それでいいのです」と。
比奈が義時に思いを打ち明けるこのシーンはとても印象深く、比奈を演じる堀田真由さんの演技が切なくも美しさを感じる一幕でした。
⇒堀田真由が大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で演じる比奈(ひな)「姫の前」とは?
第13話「幼なじみの絆」で義時は思いを寄せる八重に想いを告げていました。
義時は「振り向かなくても構わない。背を向けたいのなら、それでもいい。私はその背中に尽くす。八重さんの後姿が幸せそうなら、私は満足です」
という言葉を比奈が義時に打ち明けた時に思い出しました。
第13話「幼なじみの絆」では義時は21歳でした。義高が人質として鎌倉にやってきた年です。
それから10年、かつてそんな純粋な言葉を発したとは思えない今の義時。
いつの間にか頼朝の政治力が染みつき純粋さは遠い場所へと離れてしまった感じです。
後半の「鎌倉殿の13人」で北条義時はどのように変わっていくのでしょうか?
⇒小栗旬が大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で演じる北条義時とは?
頼朝は天に守られています。曽我兄弟の頼朝暗殺は失敗しました。
牧刈りの夜、曽我兄弟は動きを見せました。
しかし、兄弟の仇である工藤裕経を討つための助けと思い時政の命令で兄弟に就いていた仁田忠常が異変に気が付きました。
「方角が違う。そっちは鎌倉殿のご寝所だ」と言う忠常に、黙ってついて来ればよいと語気を強める五郎。
謀反が発覚した瞬間でした。
次週は、第24話「変わらぬ人」です。巻狩りで、もたされた余波と大姫の事が描かれるようです。
また、比企に担ぎ出された格好になった範頼ですが、それを頼朝が許すはずもありません。
そして、亡き許嫁である義高への想いを断ち切れない大姫にも動きがあるようです。
源氏の棟梁となった頼朝の野望はどこまで続くのか、それを支える義時の運命は…。
金剛も万寿も立派な青年となったので、ここからまた少し時代が動いていく事は間違いないでしょうね!
義時を中心に「鎌倉殿の13人」がどう見えてくるのか。楽しみです!
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