NHK大河ドラマ2022「鎌倉殿の13人」で菅田将暉が演じるキャストは天真爛漫な源義経です。
第7話「敵か、あるいは」で登場します。
菅田将暉が演じるキャスト義経は、頼朝の弟であり、義朝の9男として生まれました。
天才軍略家と呼ばれています。
「鎌倉殿の13人」は、源頼朝の天下取りを支えた13人の家臣が、頼朝の死後に激しい内部抗争を繰り広げる様子を描いたものです。
頼朝とともに平家を追い詰め、悲願であった平家滅亡を果たすものの、最終的には頼朝と対立してしまいます。
義経は平家滅亡に多大な貢献をしますが、鎌倉を追い出され悲劇の武将と呼ばれています。
ですが鎌倉殿の13人では哀しいヒーローとしての側面でなく菅田さんが演じる義経はちょっと違います。
菅田さんは義経を演じるにあたり、これまでドラマティックに描かれることが多かったが、以外と実態がわかりきらないところが興味深いとコメントしています。
実際には人間くさく、生々しく生き抜いてきたというところを演じていくようです。
菅田さんにしかできない、義経の表現力が今から楽しみです。
義経の登場は第7話「敵かあるいは」のエンディングで平泉を立つ場面です。
義経を庇護した欧州の覇者「藤原秀衡」と別れのシーンでした。
義経の性格を表す伏線は第8話「いざ、鎌倉」で表していました。
頼朝に会いにいくため鎌倉に向かう途中での野武士と矢をどちらが遠くに飛ばせるかのシーンでした。
この時、義経は騙して相手を殺してしまいます。勝つためには手段を選ばずの性格ですね。
三谷流の新しい義経像でした。
義経が義経らしい戦略家を見せるシーンは第16話「伝説の幕開け」です。
義仲との源氏同士の戦いで様々な策を講じて、義仲を滅ぼした後、後白河法皇をも使って平家にも策を講じます。
こうして平家の滅亡を図っていくのです。いよいとその戦い「壇ノ浦の戦い」が近づいてきました。
第18話「壇ノ浦で舞った男」では、源義経が平家を滅亡に追い込みますね。源氏が平家を倒したのです。
元暦2年(1185)3月、源義経は平家を追討し、華々しく入京します。しかし、兄の頼朝は苦々しい思い義経の鎌倉入りを許しませんでした。
ではなぜ許さなかったのでしょう?
後白河法皇が義経を見捨てることで、義経に悲運をもたらすのです。
第19話「果たせぬ凱旋」では、ボタンの掛け違いの連続でした。
義経は、頼朝の挙兵に追い込まれるのです。
行家に加え、脈を止める芝居を打った後白河法皇がけしかけるのでした。
しかし、思うように兵が集まらず、いったん九州へ逃げ、再起を図るのです。
義時とエンディングで会いますが、別れの言葉を告げ平泉と旅立ちます。
菅田さんの大河ドラマ出演は今回で2回目です。
前回は、2017年に放送された「おんな城主直虎」の井伊直政役です。
井伊直政は、徳川家康の側近として仕えた4人の武将、徳川四天王と呼ばれたうちの1人であり、非常に豪傑な人物として知られています。
はじめはその配役に異論も上がっていたようですが、実際にドラマが始まると、直政の完璧な人物を見事に演じ切り、非常に評判が高かったということです。
「おんな城主直虎」の主人公は柴咲コウが演じた井伊直虎です。駿河の小国から伊井直政を育てる戦国時代のドラマです。
朝どらでは、2014年放送の「ごちそうさん」で西門泰介役を演じました。
これは、主演の杏の長男役であり、幼少期より礼儀正しく優等生という役どころを演じていました。
戦局の悪化により、様々な希望を失いかけた時にも、前向きに一生懸命前を見て進んでいくという姿を見て、心が厚くなったことを覚えています。
さらに、2018年には「まんぷく」で東太一 役を演じました。
このドラマでは、主役の安藤サクラ演じる福子と長谷川博己演じる萬平を助ける若き弁護士として活躍しました。
人見知りで、目を見て話すことすら苦手という性格ではあるが、正義感が強くまっすぐな青年という役どころを演じていました。
これまだ様々な作品で、様々な役どころを見事に演じ切ってきている、菅田将暉です。
ですが、実はまだ28歳の若さです。実際の年齢よりも落ち着いていて貫禄もありますよね。
バラエティー番組などで見ると印象としては、控えめで普段の演者の姿とは真逆のような印象を持ちます。
だからこそ、どんな役にもなり切れる才能を持っているのかもしれません。とても魅力的な俳優さんだと思います。
菅田将暉が出演したTVドラマについてみていきましょう。
私が一番記憶に残っているのは「3年A組 今から皆さんは、人質です」です。
この番組では、菅田さんは問題のクラスの担任教師を演じました。
タイトルからものすごくインパクトがあったのと、まだ若い菅田将暉が先生役ということで、どの様に演じられるのかとても興味をもって見始めましたが、
半年前に自ら命を落とした一人の生徒の死の真相に迫るために生徒たちを人質にするという、過激な役どころを見事に演じ切っていました。
菅田将暉の出演した映画の一押しですが、それは「デスノート Light up the NEW world」です。
この映画で、菅田さんは主人公を取り巻く男性2人のうちの1人、紫苑優輝役を演じました。
大ヒットしたデスノートの続編ということで、期待も大きく本当に続編で楽しめるのかな?と期待と不安が半々でしたが、
東出昌大と池松壮亮との3人の役どころが見事にはまっていて、最後までドキドキしながら楽しむことができました。
大河ドラマ「鎌倉殿の13人」において、菅田将暉が演じるキャスト源義経はとても重要なポジションに置かれる人物であると思います。
菅田将暉がイメージする新たな形での源義経を、菅田らしく演じ切ってくれると思います。
ぜひ皆さんで楽しみに菅田の演じるキャスト源義経の出演放送を待ちましょう。
大河ドラマ俱楽部の管理人です。
NHK大河ドラマをこよなく愛し毎週楽しみに視聴しています。
ただ視聴するだけでなく「あらすじと感想」を紹介しています。
でもリアルタイムで見ることができない時は見逃し配信で見たり
時々は歴代の大河も視聴しています。
管理人の大好きな大河ドラマをまとめていますので見逃し配信
と一緒に楽しんで下さい。