大河ドラマ2023年「どうする家康」第5話「瀬名奪還作戦」のあらすじ(ネタバレ)と感想。

大河ドラマ2023年「どうする家康」第5話「瀬名奪還作戦」のあらすじ(ネタバレ)と感想をお届けします。

第5話でも家康に影響を与えるあるキャストが初登場します。

先週の第4話「清須でどうする」では織田と松平(徳川)の同盟が描かれ、元康はお市の言葉を実行するため岡崎に戻ってきました。

しばらくすると、於大と夫の久松長家がさらに6人の子供たちを連れて転移してきたのです。

項目 内容
2023年大河ドラマ どうする家康
放送話 第5話
放送日 2023年2月5日(日)
週タイトル 瀬名奪還作戦
視聴率 12.9%(先週比:▼1.0%)
主な出演者 松本潤(役:徳川家康)
有村架純(役:瀬名)
主な出演者(初登場) 松山ケンイチ(役:本多正信)
山田孝之(役:服部半蔵)
脚本 古沢良太

初登場キャストは松山ケンイチさんが演じる本多正信と山田孝之さんが演じる服部半蔵です。

大河ドラマ2023年「どうする家康」のキャスト一覧。

さて、「どうする家康」は家康(リーダー)と家臣達(部下)との絆を描いた物語とも言えます。

個性的な家臣達(部下)をどう活かすのか?職場で「リーダー」の方ならきっと共感することでしょう。

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「どうする家康」第5話「瀬名奪還作戦」のあらすじ。

第5回「瀬名奪還作戦」「服部一党を送り込みまする」

本多正信(松山ケンイチ)は服部半蔵(山田孝之)と瀬名奪還作戦に臨むが…

元康は、駿府に捕らわれている瀬名を取り戻す事を決意します。

しかし、なかなか良い策が出ない中、家臣たちからイカサマ師と呼ばれ嫌われている本多正信の奇策に望みを託すことに。

正信は忍者の棟梁と言われる服部半蔵を誘い、伊賀忍者・服部一党を使っての瀬名奪還計画を立てました。

でも、服部半蔵は自分は忍びではなく武士だと言い、更に過去の失敗から自信を失っていてなかなか首を縦には振らず…というところから物語が展開していきます。

駿府に潜入した正信と半蔵は無事、瀬名を取り戻すことができるのか?

駿府に残されたままの瀬名を慮っている事を知った於大は「余計な憂い事は忘れなされ。妻も子もすぐまた持てます」とこともなげに言うのです。

「どうする家康」第5話「瀬名奪還作戦」のネタバレ。

初登場キャストは本多正信。

数々の悪行から役を解かれていた正信は、鳥の世話役となっていました。

元康の前に呼び出されてもなお、鳥のような仕草で「コケーーッ!」と返事をするなど食えない男ぶりを披露します。

瀬名を奪還する方法はあるが、策が漏れては台無しだからその方法は元康にしか教えないという正信に家臣達は激昂します。

ここにいる面々は松平家臣のなかでも元康からの信用が特に熱い面々だという数正に「その信用厚きご家臣に、先の殿も先の先の殿も裏切られたのでは?ん?ん?ん?」と、

ぐうの音もでない一言を発し、ついに元康と二人だけで話す機会を得たのでした。正信は忍びの服部党に銭を与えて、駿府に送りこむと元康に言うのです。

家臣たちの反対を押し切り、周囲からイカサマ師と呼ばれ嫌われている本多正信の妙案に望みを託した元康。

元康の前にやってきた本多正信は、自分に任せてくれれば、瀬名と子供たちを助けてみせると豪語するのです。

本多正信

やりようはあるでしょうな。まずは銭をお預け願いたい

正信の策を家臣たちは一蹴しますが、正信は・・・

本多正信

己は策がないくせに、策を考えたる者を、驕りじゃ、ゆすりじゃと、あ~みっともない。あ~みっともない

正信の策は、忍びである服部の一党を送り込み、瀬名と子どもたちを盗み出すというものでした。

松山ケンイチは2023年大河ドラマ「どうする家康」でキャスト「本多正信」を演じる。

初登場キャストは服部半蔵。

服部半蔵の父は元康の祖父が召し抱えていました。しかし、役目を果たす事が出来ず松平の主を二代続けて死なせてしまいました。

その責めを受け役を解かれた後病死してしまったため、今は息子が「服部半蔵」の名を引き継いでいます。

形ばかりの碌を食んではいましたが、実際は百姓同然の生活をしている半蔵の前に正信が現れました。

しかし、正信の持ってきた話に半蔵は頑として首を縦に振りません。

「自分は武士だ」「忍びは嫌いだ」「忍び働きはしない」という半蔵に正信は半場強引に金子をおしつけるのです。

「頼んだぞ。武士としてな。忍びもできるじゃろ?武士としてな」とうやむやのうちの納得させるのでした。

仕事を受ける事になった半蔵が、小さな球を転がすと、それは細い道を転がり落ち、伊賀者たちの住処にたどり着きます。

小さな球が立てた音を聞いた忍びの一人・穴熊が、オオカミのような遠吠えをし、それが服部党集結の合図となるのでした。

気乗りしない様子の半蔵に正信は・・・。

本多正信

何故?なぜじゃ、忍びじゃろ?忍びでもあるんじゃろ?

服部半蔵

俺は忍びではねえからじゃ、服部家はれっきとした武家。俺は忍びというやつらが嫌えじゃ、忍びで武士の誉れなど得られるもんか。

と受け入れを拒みます。

正信は半蔵に何度断られようと銭を持たせるのです。

服部半蔵

やめろ!

本多正信

武士としてな。必要じゃろ?忍びもできるじゃろ。武士としてな。

ついに正信に押されて半蔵も、「うん?」と疑問を抱きながらも、銭を受け取ります。半蔵は忍びの党首です。従う大鼠や穴熊にと問いかけると、

「俺らぁできるかできねえかは考えません。やれと言われたことをやるだけで」「銭さえもらえりゃあ」と答えるのです。

山田孝之は2023年大河ドラマ「どうする家康」でキャスト「服部半蔵」を演じる。

半蔵の瀬名奪還作戦は失敗。

瀬名奪還作戦は失敗しました。仲間の大鼠は大怪我を負い、命を賭して半蔵を逃がす際にこう伝えるのです。

「半蔵様が死んだら、誰が俺らの妻や子に銭を渡してくださる?」 「服部党はまだまだおります。我らの子や孫が。どうぞやり遂げて、銭をた~んとくれてやってくだせえ」

この言葉が服部党の真意だったことを半蔵は知るのです。服部党の仲間は忍びをすることは、一族を家族を食べさせるためだったのです。

これからの半蔵の働きはこの時の大鼠の言葉が半蔵の心を変えたのでしょう。

瀬名奪還作戦実行。

清須城下に忍び込んだ正信と半蔵とその配下たちは、粛々と瀬名奪還に向けて動き出します。

瀬名の侍女たねを通じて、元康からの文を瀬名に渡しました。

そこには瀬名とその子ども達を忍びが助け出す事になるという手筈が書かれていたのです。

瀬名はそのことを両親に話し、一緒に三河へ出奔しようと説得をします。

自分達が今川から見限られたことを理解し、また今川も以前のような姿を取り戻す事は無いと考えた氏純はそれを承諾し、妻の巴もそれに従いました。

有村架純は「どうする家康」でキャスト瀬名(築山殿)を演じる。(初出演)

鵜殿長照の妹・お田鶴が訪れる。

内密に計画が進められる中、瀬名達の見舞いに鵜殿長照の妹・お田鶴が訪れました。

「田鶴はお瀬名の御味方」といい、瀬名の心の内を聞き出そうとしますが、瀬名はそれをうまくかわします。

そして、いよいよ忍が瀬名たちを救い出しに来る時間、最低限の荷物を纏めていた瀬名達の前に現れたのは、元康が遣わした忍びではなく武装した鵜殿長照とその家臣たちでした。

「曲者共は退治いたした。ご安心めされ」という長照の後ろから田鶴が走り出て「本当に良かった、田鶴に打ち明けて下さって。

ありがとうございます奥方様!」と巴の手をとります。

関水渚が演じる2023年大河ドラマ「どうする家康」のキャスト「お田鶴」とは。

驚く瀬名と氏純以上に、巴は驚き、「私はただ…お田鶴様だけにはお別れを言いたいと思って…」と呟くように言いました。

自分がしたことが出奔の計画を無にし家族の命を危険に晒す事だったと知った巴は慟哭します。

そして『瀬名達は元康にたぶらかされている』と本気で信じていた田鶴もまた、嘆き悲しむ巴たちの様子に戸惑いを隠せないのでした。

瀬名達を牢へいれた氏真は「関口氏純、巴、瀬名、その子ら一同死罪とする」と言い渡したのでした。

瀬名の運命は?

瀬名は今川家の重臣・関口氏純の娘です。ですが、元康の裏切りで瀬名は人質のような存在になっていました。

それと、関口一家の立場そのものが危うくなっています。

元康が今川を攻め戦争になったら、瀬名を含む関口家も抹殺される恐れもあるのです。

元康はその前にこっそりと瀬名を助け出そうと画策しましたが、瀬名の奪回作戦は失敗でした。氏真は非情な決断を下し、瀬名たちを牢に入れるのです。

大河ドラマ2023年「どうする家康」のあらすじ(ネタバレ)と感想一覧。

紀行。

本編放送後に縁の史跡などを紹介する「紀行」第5話は、千賀地城跡、伊賀流忍者博物館、 敢國神社です。

服部半蔵の故郷を紹介しています。

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「どうする家康」第5話「瀬名奪還作戦」の感想。

第5話も息を呑むような展開でしたね!ついに本多正信と服部半蔵が登場しました。半蔵が忍びを集める場面が最高にカッコ良かったです。

ちょっと暗い半蔵と、のらりくらりとまさにペテン師な正信のコンビが良い味だしてますよね。

巴が、その育ちの良さゆえなのか人を疑わず出奔計画漏らしちゃうところとか、、、

同じく育ち故に「今川様を裏切った松平にたぶらかされている可哀想なお瀬名を救い出さなきゃ」と本気で思ってしまっている田鶴の様子に「くぅぅぅぅ」っと変な声が出ました。

本当は瀬名と子供たちだけの計画が、瀬名から両親に伝わり、両親(巴)から田鶴に伝わり、田鶴から…

図らずも、正信の言った『その信用厚きご家臣に、先の殿も先の先の殿も裏切られたのでは?』のセリフが思い出されてしまいました。

『内密』は誰にも言わないからこそ成功するんだよなぁ…となんだか切なくなりました。

服部一党の穴熊や大鼠の語りによって、あの時代の武士と忍びの明確な違いも伝わってきて、どんどん話に重みが出てきていますよね。

なんとしても瀬名を取り戻そうとする元康と、今回辛い思いをした半蔵や正信が繰り出す次の一手にドキドキしています。

視聴者の感想。

引用:ヤッフーニュース

見終わったあと、家族が「ようやく面白くなってきた」とつぶやいた。 松山ケンイチと山田孝之のやり取りから、服部一族が動き出す過程、奪還失敗まで時間を忘れた。 今のところ家康に主役感があまりないが、去年の義時も最初は右往左往しているだけだったから、家康も今後どんな風に変化していくか、そこを楽しみに見よう。

引用:ヤッフーニュース

服部半蔵 山田孝之と豊臣秀吉ムロツヨシの絡みあるかな? 勇者ヨシヒコ思い出す^_^ どちらも素敵な役者さんだし、史実はさておき、大河ドラマ面白い。 これからの展開楽しみ

まとめ。

次週のどうする家康は第6話「続・瀬名奪還作戦」です。

氏真は元康に「降伏しなければ瀬名たちを皆殺しにする」と通達。本多正信は「今川の重臣を捕らえ、瀬名たちと人質交換する」という更なる奇策を提案します。

難攻不落といわれる上之郷城に半蔵が忍び入り、鵜殿長照とその息子二人を生け捕りにするという半蔵と正信に元康はすべてを託すのです。

あらすじだけを見ても、ハラハラしますね!

予告には、松本まりかさん演じる女鼠の姿も!個性豊かな家臣たちに囲まれ、元康がどう成長していくのか、楽しみでなりません。