福原遥(キャスト)が大河ドラマ2025年「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」で演じる「誰袖(たがそで)」を紹介します。
「べらぼう」は大河ドラマでは珍しい江戸時代中期の物語で、江戸の吉原を舞台にした本屋の蔦屋重三郎(蔦重)のサクセスストーリーを描く物語です。
「誰袖」は蔦重が生まれ住んだ吉原の花魁です。
「誰袖」を演じるは2022年放送の朝ドラ「舞い上がれ!」でヒロイン岩倉舞を演じました。その好演を覚えている方も多いと思います。
さて、あなたの“べらぼう”での推しキャストは誰ですか?べらぼうは個性派キャストが勢ぞろいしています。
もちろん主人公の横浜流星が演じる「蔦屋重三郎」の生き方に共感する大河ファンは多いと思います。
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福原遥(キャスト)が大河ドラマ「べらぼう 」で演じる「誰袖」とは。
「誰袖」は大文字屋の女郎見習い「振袖新造」の「かをり」が成長し花魁になります。
誰袖が登場する「べらぼう」のあらすじ(ネタバレ)と感想の一覧はこちら。
誰袖(たがそで)とは。
かをりと名乗った女郎見習いの頃から蔦重に恋心を抱き、吉原を代表する花魁になっても想い続けています。
誰袖(たがそで)は、江戸時代に実在した吉原の花魁で、教養ある遊女です。
ドラマでは、彼女の成長や蔦重との関係性や身請け先の展開を森下先生がどう描くかに期待しています。
誰袖と蔦重の接点は。
蔦重への恋心を隠さない天真爛漫な性格の「かをり」の登場は第7話「好機到来(籬の花)」で、蔦重が歩いていると突然抱き着きます。
天真爛漫で蔦重を想っている姿が描かれました。振袖新造の「かをり」は大人になり花魁「誰袖」へ成長し、吉原を代表する遊女となります。
誰袖の登場は第17話。
「誰袖」の登場は第17話「乱れ咲き往来の桜」です。“満開の桜並木”を背後に蔦重の傍に寄り添い登場しました。
客を取らない振袖新造から成長し、すでに廓の看板花魁となっていた「誰袖」。どんなに蔦重を想っていても“売る側の立場”いる蔦重に抱きつくことはできません。(これが常識)
美しく大人に成長した「誰袖」。花魁になったということは既に「客を取る」という立場です。
誰袖と蔦重は瀬川と同じく決して結ばれることはないのです。
⇒【耕書堂繁盛の光と影】大河ドラマ「べらぼう」のあらすじ(ネタバレ)と感想。第17話「乱れ咲き往来の桜」
誰袖は今でも天真爛漫。
しかしながら誰袖は、桜並木で出会った蔦重に抱きついてしまう天真爛漫な姿は変わりません。
さらに、「いつ身請けしてくれる?」「兄さんなら身請けもできんしょう」「しきたりなんか書き換えてしまいんしょう」と、蔦重の耳に息を吹きかけ猛アプローチしていました。
誰袖の身請け。
誰袖は歴史上の花魁です。最も格が高い「呼び出し」の花魁でした。
天明3年の吉原細見にはその名がありましたが、この翌年(天明4年)の正月に発行された「吉原細見五葉枩」には、「たがそで」部分が消されています。
天明4年に、田沼意次の家臣で、勘定組頭の旗本の土山宗次郎に身請けされたのです。
誰袖の身請け先・土山宗次郎とは。
土山は、意次が蝦夷開発を積極的に推進するなかで、その探査役として、大きく関わっていきます。
文人・狂歌師である大田南畝のパトロンとなり、吉原で豪遊するという一面もある人物で、誰袖を1200両もの大金で身請けしたことで、江戸中の話題になります。
誰袖の身請け先・土山宗次郎は斬首。
誰袖を身請けした1200両の大金は、横領した金であったことが発覚し逃亡後に見つかり天明7年(1787年)に斬首となります。
誰袖がこの後どうなったのか?その消息は不明ですが、べらぼうで森下先生はどう描くのでしょうか。
「うつせみ」が「お福」になったように違う旦那と一緒に幸せになってほしいと祈るばかりです。
誰袖は教養人。
大文字屋が大事に育て上げた誰袖は立派な教養人として育っていました。それは、身請けする前に誰袖の歌が残っていることで分かります。
「恋の部」の登場した狂歌です。
「忘れんと かねて祈りし 紙入れの などさらさらに 人の恋しき」
かつての想い人を忘れようと祈るようにしてみないようにしていた紙入れ。だけど、みてしまうと恋しさが募ってしまう。
この紙入れは蔦重が贈ったものなのでしょう。べらぼうでどのように描くのかとても楽しみです。
「誰袖」が思い続けていたのは、蔦屋重三郎なんです。
誰袖の仕事場・吉原とは。
女性を商品として売買し働かせていた場所が江戸時代中期には現実にありました。べらぼうではその事実をシーンとして紹介しています。
「べらぼう」で演じるキャストの一覧はこちら。
まとめ。
第7話で成長した稲垣来泉(くるみ14歳=キャスト)が登場しました。役は「かをり」という女郎見習いで、蔦重を想いながら生きています。
その女郎見習い「かをり」が成長し福原遥の「誰袖」になります。福原遥がどのような花魁を演じるのか?
朝ドラ「舞いあがれ!」で清純なヒロイン像を演じましたので、吉原の人気花魁という役どころがどのように映るのか不安もあります。
多分視聴者もそのギャップに注目していると思います。新たな一面が見られるのでは…そんな期待もあります。
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