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【意次ピンチ】大河ドラマ「べらぼう」あらすじ(ネタバレ)と感想。第15話「死を呼ぶ手袋」

2025年べらぼう

大河ドラマ2025年「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺」第15話「死を呼ぶ手袋」のあらすじ(ネタバレ)と感想をお届けします。

瀬川は突然蔦重の前から姿を消しました。蔦重は瀬川と一緒に本屋をやりながら一緒に生活することを望んでいたのですが、儚くも消え去りました。

15話は、政治的陰謀と人間模様が交錯する緊迫の展開になります。

項目 内容
2025大河ドラマ べらぼう~蔦重栄華乃夢噺
放送話 第15話
放送日 2025年4月13日(日)
週タイトル 死を呼ぶ手袋
視聴率 9.9%(先週比:▼0.9%)

 

さて、今週の「べらぼう」はいかがでしたか…。14話「蔦重瀬川夫婦道中」で描かれた蔦重と瀬川の悲しくも辛い別れ。

瀬川は鳥山検校からの離縁状という愛を受け、蔦重と一緒になることを一瞬考えますが、それは蔦重の為にならずと吉原を出て江戸市中に消えていきました。

これも瀬川の愛なのですね。

前編のもう一人の主人公・小芝風花が演じる瀬川を「NHKオンデマンド」で。

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「べらぼう」第15話「死を呼ぶ手袋」のあらすじ。

横浜流星 (役:蔦屋重三郎)
小芝風花 (役:花の井=五代目瀬川)
高橋克実 (役:駿河屋市右衛門)
安田顕 (役:平賀源内)
渡辺謙 (役:田沼意次)
綾瀬はるか (役:語り)
脚本 森下佳子(前作:2017年おんな城主直虎)

蔦重は吉原の蔦屋から独立して、自分の店『耕書堂』を構え、新たな出版活動を始めます。

そんな時、蔦重は市中でかなり様子のおかしい平賀源内に出会いました。須原屋や杉田玄白(初登場)によると、源内はエレキテルへの悪評に苛立っているといいます。

​一方、将軍家治の嫡男・家基が鷹狩りの最中に急死し、田沼意次に暗殺の疑いがかかります。意次は、蝦夷の話を持ち掛けてきた源内や東作に、家基の急死の原因を探らせます。

​平賀源内と東作が現地の農民などに聞き取り調査を進める中、家基が使用していた手袋に毒が仕込まれていた可能性が浮上します。

​その手袋は意次が大奥総取締・高岳の依頼で作らせたものであり、意次は窮地に立たされます。

第15話はかなりきな臭い展開になりますね。

主人公は横浜流星が演じる蔦重こと「蔦屋重三郎」です。

蔦重が生まれ育った「吉原」とは。

蔦重は生まれ育った吉原で出版業の礎を作ります。ではその吉原が当時どんな役割をしていたか?現在の吉原とはちょいと違うようです。

「べらぼう」第15話「死を呼ぶ手袋」のネタバレ(吉原の蔦重)

​蔦重が耕書堂を開業し、吉原に新しい文化の風を吹き込もうとする姿勢が描かれ、物語に希望を与えています。

アバンでは瀬川が台所で朝食の用意をしています。蔦重はまだ寝殿の中、でもそれは蔦重の夢の中でした。

蔦重が耕書堂を開業し、吉原に新しい文化の風を吹き込もうとする姿勢が描かれ、物語に希望を与えました。

本屋「耕書堂」開店。

蔦重は吉原五十間道で本屋「耕書堂」を開きました。瀬川を失った悲しみからまだ立ち直っていません。

そんな時、朋誠堂喜三二は、蔦重に青本を作らないかいと持ち掛けてきたのです。地本問屋仲間に入っていない耕書堂の本は、江戸市中の本屋には出回りません。

だが、喜三二は、それでもかまわないと言うのです。蔦重の本作りは楽しく、礼として吉原で遊ばせてくれるのが何よりだと言うのです。

同じように絵師の北尾正演(まさのぶ)も、吉原での遊び目当てで、蔦重からの仕事を引き受けたいと言ってくれました。

瀬川との約束。

蔦重は店先に「青本、洒落本、読本、作者求む」と張り紙をしました。書き手を集めておもしろい本を作れば吉原には人が集まります。

女郎にとっても楽しいはずで、瀬川との約束を守ることにもなると蔦重は考えていました。さらに蔦重は、自分でも本を書いてみようと思うと治郎兵衛に語るのです。

「べらぼう」のあらすじ(ネタバレ)感想の一覧はこちら。

「べらぼう」第15話「死を呼ぶ手袋」のネタバレ(幕府内の出来事)

家基の死因が毒入りの手袋である可能性が浮上し、意次が疑われる展開は、大河ファンに緊張感を与えました。

老中首座・松平武元と意次の対話シーンでは、武元が意次を疑わず、共に真犯人を追及する姿勢を見せるなど、重厚な人間ドラマです。

家基の急死。

ある日、将軍・徳川家治の嫡男・徳川家基が鷹狩りの最中に急逝(きゅうせい)します。

家基と田沼意次の不仲は周知のことであり、家基の死は意次の謀りごとだと噂が広まりました。徳川家治は田沼意次と松平武元に、家基の死の真相を突き止めるよう命じます。

意次は、この機に乗じて武元が、自分に疑いが向くよう画策するのではないか警戒します。

家基の住まい、西の丸。

家基の住まいだった江戸城西の丸では、徹底的な洗い出しが行われたが、家基が口にするものすべてに毒見役がいます。

狩場で出された茶まで毒見がなされていて、不審な点は見つかっていません。

源内の提案。

そんな騒動のある日、平賀源内が田沼屋敷を訪ねてきました。

要件は、蝦夷地で鉱山を開き、公儀(幕府)の直轄地としてロシアとの交易をしてはどうかと意次に持ちかけてきました。

意次の件で頭を悩ませている意次は源内に、家基に誰かが毒を盛ったならば、どんな手段だったか推理してほしいと頼みます。

源内は、自分が真相を突き止めたら、意次は蝦夷地の事業に取り掛かるという条件でこれを引き受けるのです。

源内の調査。

源内は鷹狩りの際に勢子を務めた者に話を聞きました。家基が苦しみだしたのは、鷹を逃がして悔しそうに親指をかんだあととのことでした。

その際、家基は色鮮やかな手袋をしていたと言うことです。

源内は、

平賀源内(安田顕)
平賀源内(安田顕)

西の丸様に親指をかむ癖などがおありにならば、成り立つ罠ではございますかと。

そう意次に報告しました。

意次は手袋を取り寄せるべく、西の丸の進物番の長谷川平蔵に使いを出しました。

長谷川平蔵の返事。

しかし、後日田沼屋敷に訪れた平蔵は、家基の手袋を手に入れる事はできなかったと伝えます。家基が亡くなった際に身に着けていたものすべて母の知保の方の手元にありました。

調べたいことがあると言って数日後に武元が手袋を引き取っていったと平蔵は言います。

これを聞いて意次は愕然とします。

田沼意次(渡辺謙)
田沼意次(渡辺謙)

あの手袋は、俺が渡したものなのだ!。

と。

意次が手袋を作り渡した。

以前、大奥を訪れた際に意次は、大奥総取締・高岳から、種姫が家基に贈り物をしたいと言っている聞かされました。

意次の小物に施(ほどこ)された細工を見た高岳は、その細工を生かした手袋がよいと言ったため、意次は職人に手袋を作らせ、種姫に渡したのです。

もちろん、意次は毒を仕込んでなどないが、武元の手に手袋があるとなれば、冤罪を着せる道具にされかねません。

恐れる意次のもとに、武元の使者がやって来ました。

意次を迎える武元。

意次は、武元に呼ばれて屋敷を訪れます。

茶室で意次を迎えた武元は、問題の手袋を見せ、毒を仕込んだ者は、意次以外の誰かだろうと語りました。

仮に意次が謀ったのならば、武元の手に渡るより早く引き上げたはずだと言うのです。安堵する意次を見て、武元は一喝するのです。

「見くびるな!この機を使い追い落としなどすれば、まことの外道を見逃すこととなる!」

武元は意次を嫌ってはいるが、鳥山検校捕縛の件で家基に諫言(かんげん)する姿を見て、意次は忠義ものだと確信していたと言うのです。

武元の死。

その後二人は、今後の対処を話し合います。家基の死で得をするのは御三卿の清水家と一橋家、そして御三家だろう。

意次はいったん調べの幕を引き、誰かが尻尾を出すのを待つことにしました。しかし…、

その晩、武元の屋敷から家基の手袋が持ち去られました。障子の向こうから、手袋を手にした女の影が去っていきます。

武元の首には2本の爪跡が残っており、すでに武元は絶命していました。

「べらぼう」第15話「死を呼ぶ手袋」の感想。

さてさて、第15話「べらぼう」のキーワードはズバリ「毒殺」ですね。

将軍・家治の嫡男である家基が鷹狩りの最中に急死するアクシデント。その原因がなんと、彼が使っていた手袋に仕込まれた毒でした。

「いったい誰が!?」と思いますよね。(死因の史実は諸説あります)

その手袋は田沼意次が大奥総取締・高岳の依頼で作らせたものでしたので、江戸城内は田沼パパラッチ状態でした。(笑)

江戸の政界スキャンダル、ここに爆誕です。

「天下取り目前だった田沼意次に、まさかの毒殺疑惑。まるで現代の政界スクープみたい!」な展開でした。

武元の茶室。15話のクライマックス。

ところで、第15話のクライマックスは老中首座・松平武元と田沼意次の茶室会談です。

毒殺疑惑で炎上中の田沼意次が、老中首座・松平武元の茶室に呼び出されるシーンは緊張感マックスでした。

お互い腹の底では何を考えているのか分からないまま、表面上はあくまでも冷静沈着。この2人の間に流れる“只事ではない”気配に圧倒されました。

武元は事前判断で毒殺の犯人は意次ではないことを確信していました。ただただ金主義の政策に相反していたのです。

武元は…、

「金というものはいざという時に米のように食えもせねば、刀のように身を守ってもくれぬ、人のように手を差し伸べてもくれぬ。

然様に頼りなき物であるにも関わらず、そなたも世の者も、金の力を信じすぎておるようにわしには思える」

と意次に言います。現代でも裏金作りに熱心な政治家がいますからね。

この茶室会談シーン、ひと言でいえば「静かなる火花散る頂上決戦!」でしょう。武士の矜持と政の駆け引きが交錯する超名シーンでした。

史上屈指のサスペンス劇のエンディングはその武元が何者かに(たぶん女性)に殺されます。

そのシーンと一橋治済の人形浄瑠璃とのシーンにオーバーラップしながら第15話は終わりました。

これぞエンタメ大河。陰謀と策略の渦中で、江戸城内の野望と信念がぶつかる姿は見応えたっぷりでした。

家基と武元の毒殺事件の黒幕は果たして誰なのか?「べらぼう」から目が離せません。

まとめ。

第15話「死を呼ぶ手袋」では、「毒殺の疑惑と陰謀」と「意次と武元の対峙」が主に描かれました。

家基の死因が毒入りの手袋である可能性が浮上し、真っ先に意次が疑われました。

また、老中首座・松平武元と意次の茶室会談シーンでは、武元が意次を疑わず、共に真犯人を追及することとなりました。

一方、耕書堂を開業し、吉原に文化人たちを呼び込み新しい文化の風を吹き込もうとしています。

さて、次週は前編最後の第16話「さらば源内、見立は蓬莱(ほうらい)」です。

週タイトル通りであれば源内の退場が描かれるのでしょうか。

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