桐谷健太(キャスト)が大河ドラマ2025年「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」で演じる「大田南畝(おおた・なんぽ)」を紹介します。
「べらぼう」は大河ドラマでは珍しい江戸時代中期の物語です。ですので、「大田南畝」を知らない大河ファンも多いと思います。
「大田南畝」は文芸の世界を闊歩した「知の巨星」と形容されている人物です。「べらぼう」の主人公・蔦屋重三郎とどのように出会うかも見どころの一つですね。
さて、桐谷健太の大河ドラマ出演は3度目です。初出演は2010年放送の「龍馬伝」 で「池内蔵太」を演じました。
2度目は「いだてん〜東京オリムピック噺〜」で河野一郎を演じています。
さて、蔦重は吉原の繁栄を真に願い吉原のガイドブック「吉原細見」発行に成功しました。
その成功の裏に「花の井改め瀬川」の協力がありました。なぜなら、瀬川は蔦重を愛していたからです。
でも、それは禁断の愛。ですから蔦重を想いながらも決して表には出さずにいました。
小芝風花が好演した瀬川の「驚きと悲しみと決心」の9話を「NHKオンデマンド」で再視聴して下さい。
南畝とは詩作のための号です。別号に「蜀山人(しょくさんじん)」が有名で他に、玉川漁翁、石楠齋、杏花園、遠櫻主人があります。
南畝こと大田直次郎は、牛込の御徒組屋敷の一角に生まれ、文化元年(1804年)、56歳で転移するまでこの地で暮らしていました。
曾祖父の代から御徒として公儀に仕える身で「大田」性は父祖の地「武蔵野の恋ヶ窪」にあった地名に由来するもので「大」に点がありません。
狂名は、四方赤良(よものあから)、また狂詩には寝惚(ねとぼけ先生)と称しています。
勘定所勤務として支配勘定にまで上り詰めた「幕府官僚」であった一方で、文筆方面でも高い名声を持った人物です。
狂歌、洒落本、漢詩文、狂詩、特に狂歌で知られ、「唐衣橘洲」「朱楽菅江」と共に狂歌三大家と言われました。
南畝を中心にした狂歌師グループは、山手連(四方側)と称されました。
大田南畝が登場する「べらぼう」のあらすじ(ネタバレ)と感想の一覧はこちら。
大河ドラマ2025年「べらぼう」前編のガイドブックはこちら。⇒大河ドラマ2025年「べらぼう」
南畝といえば狂歌で、筆名の蜀山人が有名です。
遊び心や皮肉、滑稽を盛り込み、古典のもじりや洒落を効かせるのが特徴で、南畝は同好の士と集まって詠みあう「会」を開いていました。
蔦重との接点はこの会で出会ったと思います。「べらぼう」ではどのような描き方をするのでしょうか?
狂歌の会で吉原を利用したことと思います。このシーンが「べらぼう」にあれば追記していきます。
「べらぼう」で演じるキャストの一覧はこちら。
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