寺田心（キャスト）が大河ドラマ2025年「べらぼう 」で演じる田安賢丸（松平定信）とは。

寺田心（キャスト）が大河ドラマ2025年「べらぼう～蔦重栄華乃夢噺～」で演じる「田安賢丸（松平定信）」を紹介します。

「べらぼう」は大河ドラマでは珍しい江戸時代中期の物語ですので、「田安賢丸」の名前を初めて聞く大河ファンも多いと思います。

寺田心の大河ドラマは2回目ですね。前作の出演は2017年放送の「おんな城主直虎」で井伊直政の子役・寅松を演じていました。脚本も今作と同じ森下佳子さんでした。

寺田心が大河ドラマ「べらぼう 」で演じる田安賢丸（松平定信）とは。

幼名が田安賢丸で聡明な人物でした。御三卿田安家の徳川宗武の7男として誕生しました。宗武は徳川第8代将軍「徳川吉宗」の三男ですから、賢丸（まさまる）は吉宗の孫ですね。

田安家を継いだ兄の治察が病弱かつ凡庸だったため、一時期は田安家の後継者として、いずれは第10代将軍・徳川家治の後継と目されていましたが叶いませんでした。

田安賢丸（松平定信）が登場する「べらぼう」のあらすじ（ネタバレ）と感想の一覧はこちら。

大河ドラマ2025年「べらぼう」前編のガイドブックはこちら。

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田安賢丸（松平定信）とは。

賢丸は陸奥・白河藩への養子縁組が安永3年（1774年）決まりました。

この時、田安家では宗武の跡継ぎである治察（賢丸の兄）に子供がいなかったこともあり、賢丸を養子に出すことを反対していました。

しかし、家格上昇を狙った白川藩が田沼意次に賄賂を贈ったため、養子入りが幕府によって決められたのです。

それでも、兄の田安治察の没後は、養子縁組を解消して田安家の相続を望んでいましたが、田沼意次の働きかけがあり叶いませんでした。

結果として、一橋徳川家出身の家斉が第11代将軍となりました。

蔦重との直接的な関係はもちろん身分の違いもあり、面識はないと思います。ただドラマですので定信時代でどう描かれるかはまだ未定です。

松平定信と寛政の改革。

天明6年（1786年）に第10代将軍・徳川家治が死去して第11第将軍・徳川家斉の代となり、田沼意次が失脚します。

その後の天明7年（1787年）、徳川御三家の推挙を受けて、少年期の第11代将軍・徳川家斉のもとで老中首座・将軍輔佐となります。

天明の大飢饉における藩政の建て直しの手腕を認められた定信は、この機に幕閣から旧田沼系を一掃粛清し、祖父・吉宗の享保の改革を手本に「寛政の改革」を行います。

この改革で蔦重の商いも境地に立たされますが、持ち前の知恵と行動力で乗り切ります。

蔦重の商いはこの時、吉原から日本橋に移っていました。

「べらぼう」で演じるキャストの一覧はこちら。

まとめ。

視聴後に掲載します。