奥智哉(キャスト)が大河ドラマ2025年「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」で演じる「徳川家基」を紹介します。
「べらぼう」は大河ドラマでは珍しい江戸時代中期の物語ですので、「徳川家基」を知らない大河ファンは多いと思います。
徳川家基は、徳川10代将軍・徳川家治の嫡男です。母は家治の側室の「知保の方」です。
奥智哉さんは大河ドラマは初出演ですね。
奥智哉(キャスト)が大河ドラマ「べらぼう 」で演じる徳川家基とは。
徳川家基は幻の将軍?
生後まもなく生母の「知保の方」のもとを離れ、父である徳川10代将軍・家治の正室の元で育ちます。
文武両道で政治への関心も高く、田沼意次の政策を批判します。次代の将軍と期待されますが、鷹狩りの道中で謎の死を遂げます。
徳川宗家の歴史の中で唯一「家」の通字を授けられながらも将軍位に就けなかったため、幻の第11代将軍とも呼ばれています。
徳川家治の血筋は断絶。
家基の死により、10代将軍・徳川家治の子で存命の者はいなくなりました。
家治はそれ以後、死去するまで子を儲けることはなかったため、家治の血筋は断絶することとなりました。
家治の祖父は8代将軍・徳川吉宗ですので、御三家の血筋が断絶したことにもなります。
徳川家基の謎の死、その最期は15話。
家基の突然死は、様々な憶測を生みました。
- 家基の将軍就任によって失脚することを恐れた田沼意次による毒殺説。
- 嫡男・豊千代(後の徳川家斉)に将軍家を継がせたい一橋家・徳川治済による毒殺説。
- 家基がオランダから輸入したペルシャ馬に騎乗中、落馬事故を起こして死亡した説。
「べらぼう」ではどの説を採用するのでしょうか?私は治済の毒殺説が描かれると思っています。
早い段階でその伏線が描かれていましたからね。
徳川家基が登場する「べらぼう」のあらすじ(ネタバレ)と感想の一覧はこちら。
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まとめ。
13話、14話で度々対立する田沼意次の前で「爪を噛む」癖のシーンが描かれていました。この癖を承知している関係者が毒殺したのでしょう。
若き将軍候補であった家基の突然の死は、陰謀の匂いがぷんぷんします。
家基の死因が不明であったことから、ファンからも「暗殺ではないか」という憶測が飛び交いました。
私も、田沼意次や一橋治済といった権力者たちの関与を疑いましたが、意次の疑いは皮肉なことに敵対していた武元によって回避されましたね。
家基が親指を噛む癖を持っていたことが伏線となり、手袋に毒が仕込まれていた可能性が示唆されるなど、細部にわたる演出の巧みさが光った15話でした。
家基の死をきっかけに、幕府内の権力闘争や陰謀がさらに深まっていくことでしょう。家基の死の真相解明に向けた今後の展開に期待しましょう。
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