大河ドラマ2024年「光る君へ」第24話「忘れえぬ人」のあらすじ(ネタバレ)感想をお届けします。
先週の第23話「雪の舞うころ」では、周明が日本に来た本来の目的を垣間見ることができましたね。
⇒2024年大河ドラマ「光る君へ」第23話「雪の舞うころ」のあらすじ(ネタバレ)感想。
24話では、その目的を達成させるためにまひろにさらに近づき信用させるように企みますが…
項目 | 内容 |
2024大河ドラマ | 光る君へ |
放送話 | 第24話 |
放送日 | 2024年6月16日(日) |
週タイトル | 忘れえぬ人 |
視聴率 | %(先週比:%) |
さて、「光る君へ」のまひろ(紫式部)と藤原道長の関係に引き込まれ、柄本さんと吉高さんの魅力に魅了されていると思います。
脚本は大石静。描き方はとてもセクシーです。平安時代の“セックス&バイオレンス”がキャッチフレーズですからね。
心豊かで裕福な大河ファンはすでに「NHKオンデマンド」で二人の関係シーンを再視聴しているとは思います。
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先週のエンディングで宣孝から求婚されたまひろ。そして今週はさらに、周明からも一緒に宋へ行こうと誘われます。
しかし、週タイトルにある忘れえぬ人として心に内には道長がいます。
一方内裏では、一条天皇が定子と生まれた姫皇子に会いたい気持ちを募らせていました。
詮子は一条の願いをどうにかかなえてあげてほしいと道長に懇願します。そこで行成の案で、内裏の外で会えることになりました。しかし…
紫式部(まひろ) | 吉高由里子(役:紫式部) |
藤原道長 | 柄本佑(役:藤原道長) |
まひろの父・藤原為時 | 岸部五郎(役:藤原為時) |
まひろの将来の夫・藤原宣孝 | 佐々木蔵之介(役:藤原宣孝) |
藤原隆家(道隆の次男) | 竜星涼(役:藤原隆家) |
道長の姉・円融天皇の后・藤原詮子 | 吉田羊(役:藤原詮子) |
一条天皇 | 塩野瑛久(一条天皇) |
道長の友 | 町田啓太(役:藤原公任) |
道長の友 | 金田哲(役:藤原斉信) |
道長の後輩 | 渡辺大知(役:藤原行成) |
一条天皇の后 | 高畑充希(役:藤原定子) |
歌人・清少納言 | ファーストサマーウイカ(役:ききょう) |
周明 | 松下浩平(役:周明=宋の医者見習い) |
脚本 | 大石静 |
24話のアバンは藤原宣孝がまひろに求婚するシーンでしたね。
藤原宣孝はまひろに妻になれと言い、「あの宋人と海を渡ってみたとて、忘れえぬ人からは逃げられまい」、とも言います。
宣孝はまひろの胸の内に道長の存在があることは見抜いていたのです。
宣孝はありのままのお前を丸ごと引き受けると言い、まひろがそれでよろしいのですか?と言うとそれもお前の一部だと言い都に帰っていきました。
宣孝の言葉が胸に響いたのでしょう。まひろの様変わりが伝わってきました。
ちなみに先週の宣孝はまひろに次のような言葉をかけていましたね。
⇒2024年大河ドラマ「光る君へ」でキャストの佐々木蔵之介が演じる藤原宣孝とは。
周明がまひろのもとに訪ねてきました。宋人として生きようとしている周明ですが、松原客館にいる宋人からは信用されていません。
そこで、朝廷が交易を許せば、皆の心も穏やかになるというのです。まひろも朝廷がなぜ交易をしないのか理解できませんでした。
周明は、望みを果たし、帰る時がきたら、一緒に宋に行こうとまひろを誘います。まひろに宋語を教え宋の言葉で笑い合う2人の姿は仲睦まじいシーンでした。
もしかしたらまひろは宋に行くのかもしれないと思うシーンでした。
しかし、周明がまひろを抱き寄せ、左大臣に手紙を書いてほしいと言って口づけをしようとした時からまひろは変わります。
まひろは拒むのです。
そして、静かな口調で「あなたは嘘をついている」と言い、まひろは「抱きしめられると分かる」と言います。
とても切ない言葉ですね。道長の愛を知っているまひろならではの言葉です。周明の作戦は失敗しました。
⇒2024年大河ドラマ「光る君へ」でキャストの松下洸平が演じる“周明”とは。
都では詮子が病に伏せり、一条天皇は平癒の祈願して大赦を行うことを道長に命じました。
その大赦とは、大宰権帥・藤原伊周と出雲権守・藤原隆家を都に戻すことでした。
しかし、いち早く帰京した隆家に、藤原道綱は「出雲から空でも飛んできたのか?」と、藤原顕光は「普通なら20日はかかろう」と、
そして、藤原実資は「不可解なり」と怪しんでいました。
⇒2024年大河ドラマ「光る君へ」でキャストの塩野瑛久が演じる一条天皇とは。
都に戻った隆家は出雲の干しシジミを土産に道長の前に現れ、悪びれる様子もなく自分を売りこむのです。
「私は兄とは違います。兄は恨みをためる、私は過ぎたことは忘れる。左大臣様のお役に立てるのは、私にございます」と。
これは後に大宰府における外国からの攻撃を見事に追い払った隆家の功績の伏線でしょうか?それとも公卿たちが怪しんだ伏線なのでしょうか?
「刀伊の入寇」と呼ばれる事件で対馬・壱岐は壊滅状態でした。この危機に立ち向かったのが、藤原道長のライバルであった大宰府の長官・藤原隆家です。
この活躍は「英雄たちの選択」で放送されましたので、ぜひご覧ください。
⇒「英雄たちの選択」のキャストと放送時間、そして「光る君へ」の史実を知る。
まひろは為時に宣孝の妻になると告げます。宣孝はまひろをありのまま引き受けてくれると言ったことも伝えました。
⇒吉高由里子(キャスト)が大河ドラマ「光る君へ」で演じるまひろ(紫式部)とは。
朱は改めて為時に交易の話をしました。日本との公の交易が認められないかぎり自分たちは帰国できないと言うのです。
また宋の品物は二度と日本には届かないことも為時に説明しました。
為時は朱の主張を道長に報告します。公卿たちの反応は宋が攻めてくることを恐れて様子をみることにしました。
先送りの判断で道長も了承したのでしょう。
このことが後の戦の火種になるのか?それはこの時点ではわかりません。
⇒大河ドラマ2024年「光る君へ」のあらすじ(ネタバレ)と感想のまとめ一覧。
今週はやはり周明のはかなさがメインなのかな?騙すつもりでまひろに接していたがいつしか愛してしまったのか?
ミイラとりがミイラになったのか?
周明はオリジナルキャラなので脚本の吉田さんが描いた設定目的を想像するのも楽しみ方の一つですね。
史実としては宣孝と結婚するのですが、その前に道長と周明の愛する女性の抱き方の差を出したかったのかな?
まひろは道長に愛されまひろも道長をこの時点でも忘れることができません。同じ月を見ているシーンもありましたからね。
また周明はまひろを殺して自分も死ぬと言いますが、
まひろは幼い時に目の前で母が殺され終生忘れえぬ体験をしています。ですので周明が放した「殺す」という言葉も見抜いていたのでしょう。
いずれにしても周明の愛が偽物で宋との交易のための道具であると周明がまひろを抱く行為で分かっていたのでしょう。
引用:ヤッフーニュース
賢い立ち回り、食えない男かつ憎めない男
この時の隆家はまだ18歳〜19歳なんだよね
10代の青年のハツラツとした感じを出しつつ演じられていてなんか良いな
竜星さん、VIVANTの新庄役も記憶に新しく、光る君へと同時期に出ていたアクマゲームの潜夜も裏のある頭がキレる役でそちらも視聴していたから飄々とした感じの演じ分けが見事で面白い公式ガイドや役者さんのインタビューによると本作の隆家像は国を良くしようとしている 道長に共感して動いているみたいで、恨みを募らせ道長へあれこれ仕掛けようとする伊周を嗜めたりするシーンも出てくる様子
また年齢の上がった伊周&隆家の兄弟のシーンを見るのも楽しみだな
次週は第25話「決意」です。
いよいよ次週はまひろが都に戻りますね。戻って宣孝と結婚するのですが、男に抱かれるのはこれで3人目となります。
また宣孝もまひろを十分に理解していて結婚する前に道長に報告しています。その時の道長の様子はどのようになるのか?
早くそのシーンが見たいですね。
大河ドラマ俱楽部の管理人です。
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