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大河ドラマ2024年「光る君へ」第4話「五節の舞姫」のあらすじ(ネタバレ)と感想。

大河ドラマ2024年「光る君へ」第4話「五節の舞姫」のあらすじ(ネタバレ)感想をご紹介します。

平安中期、世界最古の女性文学といわれる「源氏物語」を生み出した紫式部の人生を描くストーリー。

武家台頭の時代を目前にした、きらびやかな平安貴族の世界と、懸命に生きて書いて愛した女性の一生に迫ります。

項目 内容
2024大河ドラマ 光る君へ
放送話 第4話
放送日 2024年1月28日(日)
週タイトル 五節の舞姫
視聴率 11.3%(先週比:▼1.1%)

先週の第3話「謎の男」はこちら

2024年大河ドラマ「光る君へ」第3話「謎の男」のあらすじ(ネタバレ)と感想。

紫式部(まひろ) 吉高由里子(役:紫式部)
藤原道長 柄本佑(役:藤原道長)
まひろの父・藤原為時 岸部五郎(役:藤原為時)
まひろの将来の夫・藤原宣孝 佐々木蔵之介(役:藤原宣孝)
道長の父・藤原兼家 段田安則(役:藤原兼家)
道長の姉・円融天皇の后・藤原詮子 吉田羊(役:藤原詮子)
道長の次兄・藤原道兼 玉置玲央(役:藤原道兼)
陰陽師・安倍晴明 ユースケ・サンタマリア(安倍晴明)
藤原実資 秋山竜次(役:藤原実資)
64代天皇 坂東巳之助(役:円融天皇)
65代天皇 本郷奏多(役:花山天皇)
オリジナルキャラクター 毎熊克哉(謎の男・直秀)
脚本 大石静

大河ドラマ2024年「光る君へ」のキャスト一覧。

さて、「光る君へ」のまひろ(紫式部)と藤原道長の関係に引き込まれ、柄本さんと吉高さんの魅力に魅了されていると思います。

脚本は大石静。描き方はとてもセクシーです。平安時代の“セックス&バイオレンス”がキャッチフレーズですからね。

心豊かで裕福な大河ファンはすでに「NHKオンデマンド」で二人の関係シーンを再視聴しているとは思います。

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「光る君へ」第4話「五節の舞姫」のあらすじ。

「光る君へ」第4話「五節の舞姫」のあらすじです。


まひろと道長は散楽が終わった後に、互いの従者を遠ざけ、二人で話をします。まひろは藤原為時の娘だと身分を明かしました。

しかし、道長は身分を明かすことはできませんでした。

そのころ、藤原詮子の子・懐仁親王が皇子になることも決定し、内裏では藤原兼家に祝いの挨拶をしようと公卿たちが列をなしていました。

一方、「安倍晴明」の占いにより、円融天皇の譲位と次に天皇の即位日が決まりました。

ユースケ・サンタマリア(キャスト)が「光る君へ」で演じる「安倍晴明」とは。

円融天皇(坂東巳之助)の譲位を知った詮子は挨拶のために謁見するが、思いもよらぬ嫌疑をかけられてしまいます。

そして、まひろは倫子からの依頼で、即位した花山天皇の前で五節の舞を披露する舞姫に選ばれました。

そこでまひろは驚愕(がく)の真実を知るのです。その真実とは…。

「光る君へ」第4話「五節の舞姫」のネタバレ。

「光る君へ」第4話「五節の舞姫」のネタバレです。

永観2年(984年)8月

散楽の終幕で直秀の面が割れる。

散楽は終幕となり、直秀たち役者たちが去ろうとするとまひろは面が割れた女形の役者(直秀)を呼び止めます。

紫式部(まひろ)

この人はあなたに間違えられて、獄に入れられたのよ。

役者の直秀は、自分は悪いことはしていないと開き直っていました。まひろは不意に思って、

紫式部(まひろ)

あの人はなぜ、三郎が許されたことをしっているのかしら?なぜ私に知らせにきたのか。

この時点ではまひろは道長のことはまだ分かっていませんが、直秀は藤原家の三男坊であることを知っていました。

その後、直秀は道長が東三条家に帰ろうとしている時に、

「もう散楽には来るな、娘の心をもてあそぶのはよせ。右大臣家の横暴は、内裏の中だけにしろ」と言い、姿を消すのです。

毎熊克哉(キャスト)が大河ドラマ「光る君へ」で演じる直秀とは。

花山天皇が即位。

円融天皇の甥で東宮であった師貞親王が即位して「花山天皇」となり、井上咲楽さくらが演じる藤原為光の娘である藤原忯子よしこが入内しました。

花山天皇としての登場は藤原実資に蔵人頭を続けるよう命じるシーンでしたが、実資はその申し出を辞退します。その実資に花山天皇は苛立ちます。

花山天皇

なぜじゃ、なぜじゃ、なぜじゃ!。

と激しく苛立つち、叔父である藤原義懐と義懐と乳母子である藤原惟成の「かぶり物」をはぎとってしまうのでした。

当時、かぶり物を取られるということは、今でいう下着を脱がされたのと同じ感覚の恥辱です。

むしゃくしゃした花山天皇。平静を保つ実資。このシーンでも花山天皇はかなり変わり者であったのでしょう。

花山天皇と忯子の官能的シーン。

忯子と二人になるシーンはとても意味深です。花山天皇は忯子の羽織物を脱がし、その目をじっと見つめながら帯で手を縛りあげます。

手を縛りあげる花山天皇の手が思いのほか優しく、その丁重さも含めて実に意味深なシーンでしたね。

小さくうなづく忯子に心惹かれるものを感じたのか、花山天皇も静かに微笑みます。子どもっぽさと気品を併せ持った花山天皇はいつまで登場するのでしょうか。

本郷奏多(キャスト)が「光る君へ」で演じる花山天皇とは。

忯子の入内とは?

入内とは天皇の妃である皇后・中宮・女御〈にょうご〉になる高貴な女性が、儀礼を整えて内裏に入ることをいいます。

詳しくは本郷和人先生が監修を務める大人気の平安クライム・サスペンス!「応天の門」をお読みください。

円融天皇を愛した詮子。

詮子は円融天皇を思い慕っていたのでしょう。天皇の譲位を知り、粛々と挨拶します。

しかし、円融天皇は

円融天皇

黙れ。

と遮り、軽蔑するような目で詮子を見下ろし、

円融天皇

朕に毒を盛ったのはお前と右大臣のはかりごとか。

と攻め問い詰めます。

詮子には何のことかわかりません。そんな詮子に円融天皇は扇を投げつけるのです。そして、顔に傷を負った詮子にこう言い放ちます。

円融天皇

人のごとく血なぞ流すでない。鬼めが。

と、円融天皇は詮子を冷たくあしらうのでした。詮子は円融天皇の心を取り戻すことはできず憎まれてしまいました。

第2話でも同じようなことがありましたね。

父・藤原兼家を追い詰める詮子。

詮子は、兼家の前に現れ、

藤原詮子

帝に毒を盛ったというのはまことでございますか!

と、荒れ狂います。

しかし、兼家は知らんふりしています。詮子は悔しさの涙を流しながらも、兄・藤原道隆が制するのをふりはらいます。

自身を諌める道隆に、

藤原詮子

兄上は何もご存知ないのですか!嫡男のくせに!

と怒りをぶつけます。詮子は兄・藤原道兼と弟・道長にも涙ながらに訴えかけていました。

吉田羊(キャスト)が大河ドラマ「光る君へ」で演じる藤原詮子とは。

まひろが道長に話す。

互いに身分を偽ってきた「まひろと道長」

まひろはついに素性を明かしましたね。まひろは道長の方が身分が低いものだと勘違いし藤原でも一番下の…と道長を安心させます。

しかし、道長が真実を語ろうとした時に通りかかった藤原宣孝が遮りました。

まひろが舞う舞台裏。

まひろは宮廷行事の五節の舞で、他家の姫たちと舞を舞うこととなりました。

本来舞うはずだった倫子が、おなご好きで知られる花山天皇の目に留まることを恐れ、「まひろ」に代理を頼んでいたからです。

その夜、まひろは舞いながら、居並ぶ公卿たちの中に道長の姿を見つけます。道長は居眠りをしてまひろに気づいていません。

隣に座った公卿が道長をつついて注意していました。その人物の顔をみてまひろは驚愕するのです。

彼こそがまひろの母である「ちやは」を殺めた藤原道兼だったのです。まひろの頭の中は、

紫式部(まひろ)

ミチカネという人殺しの隣に三郎がいる、なぜ?

とパニックっていました。なんとか踊りきり帰り廊下でまひろは他の舞姫たちの三兄弟の噂を耳にします。

紫式部(まひろ)

あのお三人は右大臣家の道隆さま…道兼さま…道長さまなの?。

と尋ね、2人の素性を知ると衝撃のあまりその場で気を失ってしまいました。

吉高由里子(キャスト)が「光る君へ」で演じるは紫式部(まひろ)。

三郎の正体は右大臣家の三男・道長であり、母を殺した道兼は道長の兄であることを知ったまひろ。まひろはどうなるのでしょうか?

大河ドラマ2024年「光る君へ」のあらすじ(ネタバレ)と感想のまとめ一覧。

「五節の舞」はとても幻想的で美しく雅な世界でしたね。まひろもとても美しかったですが展開は地獄でした。

三郎(道長)が母の仇である道兼の弟だったことを知るまひろ。

関連番組。

関連番組は史実を歴史の専門家が解説しています。より「紫式部」や「源氏物語」を深く知ることができ「光る君へ」の理解も深まります。

歴史探偵では主演の吉高由里子さんと柄本佑さんがゲストで出演し「光る君へ」の歴史感を語っています。

「歴史探偵」のキャストと放送時間、そして「光る君へ」の史実を知る。

英雄たちの選択では、当時の史実を研究している歴学者さんたちが「紫式部」や式部の名作「源氏物語」を解説しています。

「英雄たちの選択」のキャストと放送時間、そして「光る君へ」の史実を知る。

紀行。

「岩手県奥州市」の「歴史公園えさし藤原の郷」

伽羅御所:平安貴族たちの住居として知られる寝殿造(しんでんづくり)。国風文化が発展する中で生まれた日本独自の建築様式です。

奥州は東北の京都ですね、「鎌倉殿の13人」で義経の最期を観た方はゆっくりとじっくり金色堂観光も楽しんで下さい。

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「光る君へ」第4話「五節の舞姫」の感想。

権力のためには自分の息子をも犯罪者として利用し、娘も利用し地位を高め、何でもやり放題な藤原兼家。

その三男坊の道長は今は兼家ファミリーに従いながらも、まひろとの出会いに影響されて、素直でピュアな心を持っていますね。

「鎌倉殿の13人」でも初期の北条義時は権力とは無関係でした。しかし頼朝の指導で執権の力を知ってから変わりましたよね。

これから、道長が権力を得るとどうなるのか?それは何話なのかが気になります。

「光る君へ」を「ゴッドファーザー」に例える方がいます。私も同じですが、アル・パチーノ演じるマイケルは、元々優しい性格でした。

しかし、父亡きファミリーのために、段々と無情な権力者になっていきます。そのストーリーを大石さんがピュアな道長をどう変えるのか?

まひろの存在が道長をピュアな優しい人間で存在し続けてくれるのか?とても楽しく学びながら視聴しています。

視聴者の感想。

引用:ヤッフーニュース

吉高由里子さんは好きな女優さんなので毎回楽しみにしていますが、今回の演技は引き込まれました。
このドラマでは憎悪はもちろん、聡明さ、元気な可愛らしさ、色っぽさ等様々な演技をもっとみたいと思いました。

まとめ。

次週は第5話「告白」です。

まひろは五節の舞で見た驚愕の事実を受け止めることができるのでしょうか?とてもショックで辛い事実をも知ってしまいました。

次週は道長がまひろに文を書き、謝ろうとするのですが…。いよいよ二人の関係がより深くなっていきます。

二人の関係を見守りましょう。