2016年の大河ドラマは55作目「真田丸」です。そのあらすじ(ネタバレ)と感想をお届けしています。
「真田丸」は、織田信長が天下統一を目の前にした天正10年(1582年)「本能寺の変」直前から始まります。
信長によって武田家が滅び皮肉にも信長も光秀によって殺されてしまいます。信長の死によって真田家も存亡の危機を迎えます。
脚本は大河ドラマ2作目の「三谷幸喜」です。真田丸は局の事情でしばらく配信が休止していました。
しかし視聴者の熱い要望が届き2024年1月から再配信しています。大河ファンはU-NEXT公式「NHKオンデマンド」の配信でイッキ見して下さい。
真田丸は本能寺の変以降の「天正壬午の乱」を丁寧に描き、大阪の陣で真田信繁(幸村)が家康を追い詰めるまでを描いた大河ドラマの傑作です。
是非、U-NEXTのNHKオンデマンドでご覧ください。
さて、「真田丸」はしばらく配信は休止していましたが、2024年の1月より再配信を開始し
2月に全話完了しました。
見逃し配信はアマゾンプライムの「NHKオンデマンド」です。
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真田幸村は、家康ただ一人に狙いを定め、一騎で突き進んでいきます。
豊臣と徳川の最終決戦が始まりました。大坂城を出て、野戦に持ち込む幸村でしたが形勢は圧倒的に不利になりました。
死を覚悟する茶々に、幸村は「望みを捨てなかった者にのみ、道は開ける」と諭します。
だが秀頼の判断ミスで豊臣家の最期を迎えます。それは幸村が寝返ったという噂を秀頼が信じてしまったからでした。
幸村からの書状を読んだ信之は、幸村が死を覚悟していると直感し大坂行きを決意します。
一方、豊臣方と家康との最終決戦~大坂夏の陣~がいよいよ始まります。幸村は又兵衛や勝永とともに策を立てます。
徳川軍をくいとめるのは道明寺。しかし、豊臣方の策はことごとく漏れていました。
ついに幸村は、春を城から出すことにしました。そして、きりには最後の使命を与えるのです。
豊臣と徳川の和睦の後、真田丸は取り壊され、大坂城は堀も埋め立てられてしまいました。
幸村は起死回生を狙い、家康をわなにかけるよう佐助に命じます。
佐助は、家康暗殺に成功したら夫婦になってほしいときりに告げ徳川の陣に向かいます。
家康との頭脳戦が展開する中、幸村は不思議な型の銃を手に入れます。
一方幸村からの書状を読み、その真意を悟った信之は、大坂へ向かうと言いだすのですが…。
茶々は、幸村の反対を押し切り、家康との和睦に傾きます。和睦交渉での阿茶局の寛大な態度に、きりは大きな不安を感じるのです。
結局、大坂城の外堀を埋め、真田丸砦を破却することが決定してしまいます。
幸村は激しい衝撃を受けます。もはや戦うすべを失った又兵衛や勝永らの、豊臣家への怒りが頂点に達するのでした。
幸村が築いた真田丸砦を攻めあぐねる家康は、幸村に10万石の領地を約束するなどさまざまな調略に乗り出します。
有楽斎らの強い勧めで秀頼は和睦を決意するが、幸村は有楽斎の言動には裏があるとあやしむのです。
幸村は、意を決して茶々へのじか談判に挑みます。
一方、家康の陣にはイギリスから取り寄せた大砲が到着します。運命の砲弾が、大坂城に向けて放たれるのでした。
幸村が築いた真田丸砦(とりで)に、家康は大きな脅威を感じていました。
徳川軍の中には、信之の2人の息子たちや、上杉景勝らの姿もあります。幸村は、大助らとともに徳川軍を挑発。
いらだった一部の徳川兵は一気に真田丸を落とそうと攻めかかります。しかし、家康は激しく憤るのです。
真田丸では、又兵衛や勝永、盛親らの牢(ろう)人衆が待ち構えていました。
アバンはない。テーマはエンディング。
幸村は、大坂城の最大の弱点となる南側に出城を造ることを思いつきました。しかし、同じことを考えている男がもう一人いたのです。
さて、織田有楽斎と大蔵卿局は、ろう人衆を決して信じようとしません。
豊臣家の態度に業を煮やした又兵衛と勝永は、大坂城を出ると言いだします。しかし、そのとき秀頼は…。
一方、信之の命を受けて松が大坂に向かっていました。
徳川軍が大坂城に迫る中、茶々は幸村とひそかに会い、ある願い事をします。
一方、秀頼の御前で五人衆を集めての軍議が開かれました。幸村だけは、家康のいる京へ攻め込むことを主張します。
しかし、みな反対するのです。
次第に勝永は幸村の意見を認めるようになるが、又兵衛だけは籠城すべきだと猛反対し続けます。
そして、ついに秀頼が決断をくだすときが訪れるのですが…。
幸村は、久しぶりに茶々との再会を果たします。
一方、家康は、幸村が大坂方に加わったことに大きな恐れを抱き、出陣を急ぎます。
大坂城に集まったろう人たちの中には、後藤又兵衛、毛利勝永、長宗我部盛親らがいました。
豊臣秀頼は幸村に総大将になってもらいたいと願っていたが、又兵衛や勝永らは激しく異議を唱えます。そこで、幸村は一つの策を提案するのです。
豊臣秀頼に味方することを決意した幸村。
しかし、ろう人たちが大坂城に集まっていることを知った家康は、九度山の見張りを増やすように命じます。
幸村は、脱出のための策を練るのです。
一方、信之には家康からの出陣命令が届き、信之は、二人の息子の初陣にしようとします。すると、稲から、ある提案がなされます。
そして、大坂城に向かった幸村は、茶々と運命の再会をするのです。
九度山での生活を楽しんでいた信繁のもとへ、宇喜多秀家の家臣だった明石全登が訪ねてきました。
大坂城で徳川家康を相手に戦ってもらいたいと信繁に懇願するのです。
信繁は断るが、そこに現れたのは…。
そして豊臣秀頼と茶々が苦境に立たされていることを知った信繁に、きりは…。
大きな決断を迫られた信繁は、息子の大助を呼び、くじを引けと迫り名前を改名するのです。
信繁は、春らとの九度山での暮らしを満喫していました。信之にも、赦免嘆願はもう不要だと答えます。
ただ、父としては長男の大助をどのように育てるべきなのかに悩んでいました。
一方、かつて信繁がルソンに逃がしたたかが、海外の珍しい紐(ひも)を持って訪ねてきます。
信繁はその紐を見てあることを思いつく。そんなある夜、謎の人物が突然現れ、信繁を迎えに来たと告げるのです。
紀州九度山村に幽閉となった昌幸と信繁ら一行。
昌幸は信之を通じ何度も赦免を願い出るが、家康はそれを無視して着々と天下取りを進めていきます。
一方、一つ屋根の下で共に暮らすことになったきりと春。
信繁ときりの信濃での思い出話を聞き、春は思い悩みます。やがて月日がたち、死期を悟った昌幸は、ある夜信繁に、徳川と豊臣が将来激突した場合の策を遺言として授けます。
関ヶ原での西軍敗北により徳川に降伏した信繁と昌幸。
信幸と忠勝による、家康への必死の助命嘆願により、高野山への流罪と決まります。しかし、その代わりに家康が信幸に命じたのは厳しい条件でした。
一方、大坂に立ち寄った信繁は、三成と刑部の最期について知ることになります。そして高野山に向かった信繁たち一行を待ち構えていたのは…。
昌幸と信繁は、信幸と別れ、徳川勢を迎え撃つために上田城へ。
途中、昌幸と信繁は沼田城に立ち寄るが、稲が思いがけない行動に出ます。一方、信幸は家康から上田攻めの先ぽうを命じられます。
初陣の秀忠は本多正信と共に兵を進めます。徳川勢を撃退しつつ、しかし信幸とは戦わないために信繁は一計を案じ、そして佐助が衝撃の知らせを届けます。
上杉攻めのための徳川軍に従っていた真田家に大坂で三成や刑部が打倒家康のために挙兵したという報(しら)せがもたらされた。
どちらに味方すべきか、信繁、信幸、昌幸の三人は下野国・犬伏(いぬぶし)の地で白熱した議論を戦わせます。
一方、きりは三成らの人質となっていた玉を救出に向かいます。そして、三人が下した結論とは?
家康暗殺に失敗し謹慎することになった三成。それでも収まらない清正らは三成襲撃を計画します。
信繁は伏見城下での武力衝突を恐れ、きりに上田へ帰るよう指示するが、きりは玉のもとに身を寄せます。
信繁は、信幸と協力して三成を守ろうと立ち向かいます。そして、家康は会津の景勝を攻めることを決意。いよいよ、関ヶ原の戦いが迫ります。
秀吉の遺言をことごとく無視し、自らの影響力を強めていく家康。
三成は家康を討つため伏見城下の徳川屋敷を急襲することを決意するが、暗殺計画は本多正信に漏れてしまいます。
正信は諸大名に危機を訴え屋敷の守備に駆けつけるよう呼びかけ、徳川につくかどうかを試すのです。
一気に形勢不利となった三成を救うため、信繁は、父の昌幸のもとを訪ね、思いもよらぬ提案を行うのです。
上杉景勝、宇喜多秀家など有力大名たちによる政権運営が始まります。
家康と三成は、お互いにうたげを開いては、自分の陣営の大名を増やそうと躍起になります。
加藤清正や伊達政宗も徳川に傾き、次第に三成の形勢は不利になっていきます。
信繁や大谷吉継がいさめるのも聞かず、三成はある行動を起こすのですが…。
秀吉の死期が近づきます。遺言状をめぐり対立する三成と家康。寧は権力争いに心を痛めるのです。
一方、茶々は、秀頼を秀吉に会わせようとしません。
信繁は茶々を説得して親子の対面を実現させようとします。そして三成は、昌幸に家康暗殺を依頼するのです。
出浦は単身、徳川屋敷に忍び込むが、そこには本多忠勝が待ち構えていました。
出浦の最期が描かれます。
大地震に見舞われ、落成を前に伏見城は倒壊してしまいます。秀吉から普請を命じられていた昌幸は生きがいを失いふさぎこみます。
秀吉は再び大陸へ攻め込むと言いだし、さらにはバテレンへの弾圧を強めるのです。
きりが親しくなった玉らキリシタンたちに危機が迫ります。
秀吉の老いがますます進み、家康ら大名たちに混乱を巻き起こします。信繁らは必死に隠そうとするのですが…。
信繁は、秀吉じきじきの肝いりで、大谷吉継の娘・春を正室に迎えます。
信幸は、秀吉が新たに築城しようとする伏見城の普請を受け持つことになるが、うまくいきません。
一方、きりは細川ガラシャと出会いキリスト教に興味を抱くようになります。権力の絶頂にある秀吉は嫡男・秀頼の行く末を心配するが、老いが秀吉を激しくむしばみ始めるのです。
秀吉に再び男子が生まれ、居場所を失った秀次は関白の座を放棄し聚楽第から出奔し、信繁を頼って京の真田邸に身を寄せます。
一方、信繁は秀吉から大谷吉継の娘・春との結婚を命じられます。秀吉の怒りを恐れた秀次は、信幸を伴い高野山へ。
秀次の娘の運命を託された信繁は命を救うため、堺の伝説の商人・呂宋助左衛門を訪れるのです。
源氏物語宇治10帖が手に入ったと関白・秀次が寧々さまに報告しました。
秀吉と茶々に再び男子が誕生し、信繁は、関白秀次のそばに付くように命じられます。
秀吉との溝が深まることを恐れる秀次は、吉野の花見で能を披露し機嫌をとろうとしますが、秀次の能をみた秀吉はなぜか怒り出します。
その後、秀吉は信繁に官位を授けると言いだしますが、信繁は兄・信幸がいることを理由に断ります。
関白秀次が珍しくも仲裁に入り二人に官位を授けるといいますが、それを知った信幸は弟に情けをかけられたと激しく憤ります。
そんな中、秀次が失踪するのです。
秀吉は、関白を秀次に譲り、明を治めるために大陸に進軍すると言いだします。
加藤清正が朝鮮で苦戦する一方、肥前名護屋に集められた真田昌幸や徳川家康ら大名たちは、秀吉の発案で仮装大会に駆り出されます。
信繁は、昌幸の出し物が秀吉と同じであることを知り大慌て。そのとき信州上田城では、とりが最期のときを迎えようとしていたのです。
北条の滅亡により秀吉の天下統一が完成しました。しかしそのやさき、秀吉の愛児鶴松が重い病にかかります。
日に日に悪化する病状。
信繁や三成は、千利休のことが頭から離れません。利休は武器商人として北条ともつながり暗躍していたのです。
それを信繁たちが突き止めると秀吉によって切腹に追い込まれたのです。利休の呪いを恐れる人々。
家康は秀吉が嫡男を失った後の天下の行方を思い描いていました。
信繁は沼田裁定で競り合った本多正信、板部岡江雪斎から頼まれ、北条氏政の説得に向かいます。
降伏するように説くが、氏政は容易には受け入れません。やがて徳川家康、上杉景勝、そして昌幸が氏政の元をひそかに訪れます。
東国でしのぎを削った強敵同士として、秀吉に許しを請い生き延びることを勧めます。
実力を認め合う者たちの言葉に氏政の下す決断は…。
秀吉は20万を超える兵を集め小田原を包囲します。
関東の覇者のプライドに縛られた北条氏政は絶望的な状況にもかかわらず降伏は拒否し続けています。
ただ、信幸は北条方の拠点である忍城を攻めあぐねています。
秀吉から武功を上げるよう命じられた石田三成が本陣から乗り込んできて昌幸らと対立するのですが。
一方、信繁は徳川家康と大谷吉継に呼び出され小田原城に行くことを頼まれます。死を覚悟で城に行く信繁は…。
北条氏政の沼田城明け渡し要求を断固拒否する真田。
北条を上洛させたい秀吉を判事役に、原告の北条、被告の真田の戦国裁判劇の幕が上がりました。
信繁は真田代表として弁舌と胆力の限り北条に勝負を挑みます。徳川方の証人・本多正信も加わり一瞬の隙も許されない大論戦が展開します。
秀吉がいよいよ裁定を下しますが…。武勇によって事を決する時代の終わりに昌幸の胸に去来するものとは。
待望の嫡男誕生で勢いに乗る秀吉は、北条氏政に上洛するよう迫ります。
秀吉に臣従すべきという家康の勧めにも耳を貸そうとしない氏政は逆に秀吉に条件を突きつけます。
それは真田が治める沼田領を引き渡すようにというものでした。
自らの領地を勝手に交渉の道具にされ昌幸は「戦も辞さぬ」と激怒。戦国を終わらせようとする秀吉とそれにあらがう父の間で信繁は板挟みに…。
秀吉の側室となった茶々が子をみごもりました。秀吉は有頂天になるが、城下ではそれをやゆする落書きが発見されます。
信繁は石田三成や大谷吉継と犯人探しに乗り出しますが、捜査は難航します。
怒りがおさまらない秀吉は、犯人が見つからなければ門番や町人たちまでをも処刑すると言いだす始末。
知恵を絞る信繁。三成も決死の覚悟で説得しますが、秀吉に打ち首と…。その時、豊臣政権への信頼を揺るがしかねない事態に寧が登場します。
信繁は茶々にせがまれ大坂城の中にある蔵に二人きりで入ります。そこで、
まだ若い茶々が過酷な運命を生き抜いていたことを思い知った信繁は、奔放にふるまう茶々に対し好意を抱いてしまうのですが、
九州平定を目前にした秀吉は茶々を側室にしようと考えていました。秀吉の家来衆は信繁と茶々の仲を疑っていました。
一方、家康は信幸と、忠勝の娘・稲姫との政略結婚を昌幸に持ちかけ昌幸は承知するしかありません。
エンディングで秀吉の側室になることを決めた茶々は信繁に遠い日に茶々と信繁は一緒に死ぬの。と言うのです。
それは遠い将来の「大阪の陣」の伏線ですね。
家康が上洛したことで、昌幸も秀吉に臣従することをようやく決意します。
しかし、戦国武将として実力で生き抜いてきたプライドを抑えてしぶしぶ上洛した昌幸を軽く扱う秀吉。
昌幸が隙あらば秀吉を攻めるつもりだと察した信繁は、父の無念な思いを晴らすため秀吉にじか談判します。
一方、苦い上洛を果たした昌幸と信幸には、その苦労を一気に忘れさせる、うれしい再会がありました。
それはある女性です。
信繁は、秀吉が家康の真田攻めを許したと知り驚き、必死で取り消すよう頼みますが、秀吉は取り合いません。
昌幸は、家康以上に秀吉への警戒を強めます。
一方、信繁は茶々に仕えることになりました。無邪気な茶々は信繁を翻弄します。
やがて家康の上洛が決定し、秀吉はある策を使うために信繁を利用しようとします。(家康との密会)
さらに、信繁の前に現れたのは、意外な人物によく似た女性でした。それは信繁がもっともよく知る女性です。
⇒小日向文世は2016年大河ドラマ「真田丸」で秀吉を演じる。
⇒「真田丸」で桂文枝さんが演じるキャスト千利休をもう一度見るには?
第14話からは信繁が秀吉がいる大阪城に入ります。物語の新たな舞台は大坂です。天下をほぼ手中にした羽柴秀吉が、全国の大名に服従を求めています。
⇒小日向文世は2016年大河ドラマ「真田丸」で秀吉を演じる。
上杉景勝もこれに応じてやむなく上洛します。
上杉の人質になっていた信繁も景勝に付き従います。徳川家康や北条氏政も強大な秀吉の前に上洛の決断を迫られています。
途方もないスケールを誇る大坂城に入った信繁は、茶々や石田三成らと出会い、秀吉の天下取りを間近で目撃することになるのです。
⇒竹内結子(キャスト)は2016年大河ドラマ「真田丸」で茶々を演じた。しかし・・・
⇒大河ドラマ2016年「真田丸」で石田三成を演じる山本耕史をもう一度見たい!
鳥居元忠を総大将とする徳川軍が上田城に迫り、神川を挟んで陣を構える中、信繁は上杉の人質ながら、景勝の許可を得て参戦することができました。
直江兼続の用意した援軍は老人と子供ばかり。
信繁は彼らを残して三十郎と二人で上田城へと急ぎます。徳川軍7千に対し、真田軍は2千余りでした。
まともに戦えば勝ち目はありません。
昌幸は奇策を編み出し、信繁や信幸らに布陣を下知します。作兵衛は、圧倒的に不利な状況を前につい不安を口にします。
しかし、昌幸は信繁が戻ったことで勝利を確信するのです。
その頃、信繁の妻になった梅は生まれたばかりの赤ん坊への授乳と合戦の手伝いで上田城と隠れ家を行ったり来たりしています。
信繁は子供との初対面を果たすも、梅とは擦れ違になりながらも、やがて夜が明け、いよいよ決戦が始まります。
果たして真田の上田城はどうなるか?梅の運命は…。
信繁は梅との結婚を決意しますが、身分の低い梅を正室にはできないため側室にすることにしました。
ただ、信繁はせめて祝言を挙げたいと考え、父・昌幸に相談します。
そこで梅が信繁の子を宿していると聞いた昌幸は喜びし祝言も快諾してくれました。
しかし、反対する薫を説得する際に祝言はさせないと口走ってしまうのです。
一方、きりを信繁に嫁がせたいと思っている高梨内記はこの件を知り落胆し、きりも動揺を隠せません。
同じころ、沼田城を攻め落とせない北条が業を煮やし、家康に圧力をかけてきます。
そこで家康は有力国衆の室賀正武を呼び付け、昌幸を暗殺するよう命じるのです。
家康と正武の密会を知った出浦昌相は、昌幸の殺害を企てているとにらんでいます。
昌幸は返り討ちにする機会をつくるべく、信繁に梅との祝言を挙げさせることにして、正武を招き、返り討ちを実行するのです。
北条と徳川との突然の和睦に、真田家はとまどっていた。信繁と信幸は浜松城に乗り込み家康とじか談判します。
真田のために新たに城を造るよう要求します。しかし、家康は真田にとって大切な沼田領を北条に渡せと言いだします。
一方、梅からうれしい知らせを聞いた信繁は奮起。
真田家の苦境を打開するため、一度は裏切った上杉景勝の心を動かそうと、単身で春日山城に向かいます。
⇒斉藤由貴が2016年大河ドラマ「真田丸」で演じるのキャスト阿茶局とは?
天正壬午の乱の始まりです。⇒三谷幸喜が真田丸で描く天正壬午の乱とは?
「天正壬午の乱」は徳川と北条が和睦するまで続きます。その始まりは、甲斐を収めていた名門武田家の崩壊です。
信繁の姉・松は光秀軍から逃れる途中で信繁たちがいる前で琵琶湖に身を投げてしまいます。信繁たちは懸命に探しますが見つかりません。
⇒「真田丸」のキャスト信繁の姉「松」を演じる木村佳乃さんを見るには?
あの有名な謎多き有名な事件「本能寺の変」が勃発します。
安土城下の信繁は京に向かうが、そのすきに松は明智の兵たちに奪われてしまいます。
一方、徳川家康と本多忠勝は明智の軍勢から逃れるため、険しい伊賀山中を抜けての脱出を決断します。
これも有名ですよね。家康が死をも覚悟した「伊賀越え」です。野盗の群れが次々と襲うが、そのときある人物・服部半蔵が現れます。
一方、信州で事件を知った昌幸は激しく動揺します。再び主を失った真田家を守るため、越後の上杉景勝を頼ろうとするのですが…。
⇒大河ドラマ真田丸5話「窮地」のあらすじ(ネタバレ)と感想。
昌幸は信繁と共に、織田信長との面会に向かいます。織田の本陣で、信繁はのちに生涯をかけて争うことになる徳川家康と運命的な出会いをします。
少しでも有利な条件で織田家臣になろうと真田家は策略をめぐらせますが、そこに家康が立ちはだかるのです。
一方、真田の郷(さと)では信幸が留守を任されていました。そこにきりや梅をも巻き込んだ一大事が起きていたのです。
⇒大河ドラマ真田丸第4話「挑戦」のあらすじ(ネタバレ)と感想。
信繁の幼馴染であり信繁を想いながらも素直になれない「きり」が登場します。
⇒長澤まさみ(キャスト)が大河ドラマ「真田丸」で演じる「きり」とは。
勝頼の自害で武田家は滅亡しました。時代が大きく動く転換点となりますが、その3ヶ月後には信長が光秀によって討たれてしまいます。
1582年2月。真田家の主君である武田家は、織田信長の大軍の猛攻を受け窮地に陥っていました。
真田昌幸は岩櫃城で織田軍を迎え撃つよう武田勝頼に進言します。しかし、武田家内部には新参者の真田家を蔑む者たちも多くいました。
そんなある夜、昌幸の息子・信繁と兄・信幸のもとに、勝頼が突然訪れ驚くべきことを伝えます。そして、信繁らは決死の逃避行に旅立つのです。
⇒2016年大河ドラマ「真田丸」第1話 「船出」のあらすじ(ネタバレ)と感想。
⇒堺雅人(キャスト)が「真田丸」で演じる真田信繁(幸村)とは。
⇒大泉洋(キャスト)が大河ドラマ「真田丸」で演じた「真田信幸」とは。
大河ドラマ俱楽部の管理人です。
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