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【真の夫婦】大河ドラマ2025年「べらぼう」第26話のあらすじ(ネタバレ)と感想。三人の女。

2025年べらぼう

大河ドラマ2025年「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺」第26話「三人の女」のあらすじ(ネタバレ)と感想をお届けします。

 

第26話では、契約夫婦としてスタートした蔦重が真の夫婦になる過程が描かれますが、その前に天明の米騒動がメインです。

 

この危機に蔦重が思いついた策とは…そして、蔦重はていと真の夫婦になるきっかけは…。

  • 天明の米騒動
  • 蔦重とていが真の夫婦に

が視聴ポイントです。

 

週タイトルの「三人の女」の、「三人の女」の一人は“てい”ですが、もう一人は蔦重の生みの親「つよ」ですよね。

 

しかし、三人の女の三人目はいったい誰なんでしょう。蔦重と接する女性なので流れからして“誰袖”の身請け話で登場してもよさそうですが、果たしてどうなるのでしょう。

項目 内容
2025大河ドラマ べらぼう~蔦重栄華乃夢噺
放送話 第26話
放送日 2025年7月6日(日)
週タイトル 三人の女
視聴率 %(先週比:%)

 

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【真の夫婦】「べらぼう」第26話あらすじ。「三人の女」

冷夏による米の不作で、米の値が昨年の倍に上昇。奉公人も増え、戯作者たちが集まる耕書堂では、米の減りが早く蔦重も苦労していました。

 

そこに蔦重の実母、つよが店に転がり込み、髪結いの仕事で店に居座ろうとします。

 

一方、江戸城では、意次が高騰する米の値に対策を講じるも下がらず、幕府の体たらくに業を煮やした紀州徳川家の徳川治貞が幕府に対して忠告する事態にまで発展するのです。

主人公は蔦屋重三郎(蔦重)

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大河ドラマ2025年「べらぼう」前編(第1話~第16話)のガイドブックはこちら。

大河ドラマ2025年「べらぼう」前編

大河ドラマ2025年「べらぼう」後編(第17話~第32話)のガイドブックはこちら。

大河ドラマ2025年「べらぼう」後編

主人公は横浜流星が演じる蔦重こと「蔦屋重三郎」です。

蔦重が生まれ育った「吉原」とは。

 

蔦重は生まれ育った吉原で出版業の礎を作ります。ではその吉原が当時どんな役割をしていたか?現在の吉原とはちょいと違うようです。

 

大河ドラマ2025年「べらぼう」の舞台は蔦屋重三郎が育った「吉原」とは。

【真の夫婦】「べらぼう」第26話ネタバレ。「三人の女」。

浅間山噴火と灰の冷夏による不作で、今年の年貢の見込みは厳しい状況でした。その結果…

 

大坂堂島の市場では米の値が吊り上がり、その影響で江戸市中でも前年の倍まで値上がりしています。

 

令和の米騒動と同じタイミングで放送されるとは、とてもタイムリーですね。ただ脚本作成はかなり前に終了しているので偶然の一致だと思います。

蔦重も米不足に悩んでいた。

日本橋の大店の主となった蔦重ですが、米の高騰に悩んでいました。なぜなら8人の奉公人の食事は全て耕書堂が担うのですから。

 

また蔦重の店には来客も多く、蔵の米はわずか一俵しかありません。

 

蔦重はどうしたらよいかと考えている時、白米をがつがつと食べるある女性を見つけるのです。

ある女性とは蔦重の生みの母。

蔦重がその女性を見つけると…

蔦重(横浜流星)

てめぇ、今さら何しに来やがったんだ。

とその女に言うと…

 

「お前、おっかさんを捨てるのかい!」と返してきました。幼い蔦重を吉原に残し、長年姿を消していた母親の“つよ”が、江戸に戻ってきたのです。

 

追い払おうとする蔦重をていが止め、つよは店に戻りました。

つよは下野で髪結ぶを。

蔦重の生みの母“つよ”は下野で髪結をして生活をしていました。(下野とは現在の栃木県北部ですね)

 

ただ、つよは不作の影響で生活が厳しくなり蔦重を頼ってきたのです。

つよが蔦屋の座敷で髪結を。

蔦重が外出から帰るとつよが店の座敷で客の髷を結い直していました。蔦重は勝手に商売をしていると思ったのでしょう。

 

しかし、つよは代金をもらっていないと言います。その客とのやり取りで、客に店の本を渡していたのです。

 

そうです、店の宣伝を兼ね、本の販売に結びつけようとしていたのです。蔦重の商才は母親譲りだったのかも知れません。

蔦重の女房・ていの提案。

ていは店の夕飯時に、絵や本のつながりを示した「品の系図」を作ってはどうかと提案します。

 

蔦重は髪結いの客に、本の作者や由来を分かりやすく聞かせて店にある本を紹介していました。「品の系図」があれば、店の者までもが本の売り込みができると言うのです。

 

いわば耕書堂内の本のパンフレットですね。

橋本愛(キャスト)が大河ドラマ「べらぼう」で演じるメガネの「てい」とは。

ていの提案に蔦重は。

ていの提案に蔦重は、

蔦重(横浜流星)

ならばていが作ってくれれば…。

と答えます。

 

蔦重とていは商売のために“形だけの夫婦”いわば契約結婚をしていたので、寝室は別々でしたので、真の夫婦ではなかったのです。

 

しかし、蔦重の生みの母“つよ”が押しかけてきたので、ていは自分の部屋を譲り、蔦重と同じ部屋で寝るようになったのです。

 

それでもまだ二人は、衝立を挟んで寝ていました。

米の高値に悩む蔦重。

さて、米の高値に悩む蔦重は、駿河屋市右衛門と親し※札差(ふださし)を駿河屋でもてなします。

 

人気狂歌師の太田南畝も招いて札差に狂歌の指南をしてもらい、感激させたうえで、米を安く買わせてもらいたいと頼むと、札差はあっさりと引き受けるのでした。

桐谷健太(キャスト)が大河ドラマ2025年「べらぼう 」で演じる大田南畝とは。

札差とは。

札差とは、蔦重の時代に、旗本や御家人の給料である米の受け取りや売却を代理で行って手数料を得ていた商人です。

米の値上がりは作為的?

札差しから米を安く仕入れることができた蔦重ですが、南畝はこの一件から、米の値上がりは人為的な現象ではないかと語ります。

 

南畝は…「米を持っている連中が売り惜しみをして、値をつりあがてってことじゃなんじゃないか」と思ったと言うのです。

 

仕入れ値で売れという町触れに従う“※つき米屋”はごく一部で、おおかたの店はしたがわない。そのため江戸の人々は困り果てているのです。

つき米屋とは。

玄米を精米して小売りする店。江戸市中の人々は、ここから米を買いました。令和の米騒動(2025年)でも報道で紹介されていましたよね。

 

この騒動が、今大河で題材になるとは偶然の一致なのでしょうか?

蔦重のアイデア。

米の値下げのために何かできることはないだろうかと南畝と話すうちに蔦重は、正月に向けて景気をよく狂歌集を作ろうと思いたちます。

 

蔦重(横浜流星)

正月だ、はぁめでてぇ世にしちまおうって寸法よ。俺たちゃ米一粒作れねぇこの世の役立たずじゃねぇか!そんな俺たちにできる事ってな、天に向かって言霊を投げることだけだろう!

画もつけて黄表紙仕立てにしようと蔦重は言い、歌麿が作画に取り掛かりました。

紀州徳川家の治貞が登場。

一方江戸城では御三家の一つ、紀州徳川家の徳川治貞が江戸城を訪れ、米の高騰に有効な対策を取れずにいる幕府の失策を叱責しました。

 

「足軽上がりがかような世を作り出した責めをどう負うつもりか!いつまでも紀州が支えると思うなよ!」…と。

 

激しい言葉に意次は平伏し、「必ずや米の値を下げる策を出しますゆえ!どうかしばし!しばし!」と言うだけでした。

その姿を見ていた息子の意知は。

頭を下げるだけの意次を見ていた息子の意知は、その後、蔦重を訪ねます。そしてどうすれば商人たちは米の値を下げるだろうか?と問うのです。

 

すると、蔦重は作りかけの「歳旦狂歌集」を見せ、これも米の値を下げようというたくらみなのだと語りながら、地本問屋の仕組みも語ります。

蔦重の生きざまを知る意知。

意知はその狂歌集を見て、「まぁ、次から次へとよく考えつくもんだ」と感心するだけでした。

 

すると、ここでも蔦重は…

蔦重(横浜流星)

そうでもしなければ生きてこられなかった。

と答え、さらに…。

 

地本問屋内にも株仲間のような仲間がありまして、そこに認めてもらえなきゃ、市中に一切本を流してもらえねぇんです。と意知に話します。

 

意知はこの蔦重の一言にヒントを得たのです。

宮沢氷魚(キャスト)が大河ドラマ2025年「べらぼう 」で演じる田沼意知とは。

“てい”が家出。

正月を前に「歳旦狂歌集」の草稿がなんとか出来上がりました。限られた時間の中で、歌麿が蔦重の要望に応えてくれたおかげで、良い出来栄えでした。

 

しかし、二人が喜んでいるとつよがていの姿が見えないと言ってきました。ていは「品の系図」と書置きを残して家から出て行ったのです。なぜ?

“てい”の家出理由。

橋本愛(てい)

つたないものですが、お約束の系図、出来上がりました。皆様のご多幸と蔦屋の繁盛を心よりお祈り申し上げています。てい

と、書き残した文を読み、蔦重はていが出家を考えていること思い出し、寺に駆けつけるのです。

 

そして、蔦重は寺の前でていを見つけて…

蔦重(横浜流星)

同じ部屋が嫌なら自分は客用の座敷に移る。

と言ったのですが、ていの思いは違っていたようです。それは…

  • 江戸一の利き者の妻は私ではおさまらない。
  • ていは石頭のつまらない女で、客あしらいはできない。
  • 歌さんのように才はない。

と思っていたようです。

“てい”と蔦重の真の夫婦に。

蔦重はていを説得します。

蔦重(横浜流星)

俺ゃおていさんのことつまんねぇなんて思ったことねぇですよ!説教めいた話はおもしれぇし、縁の下の力持ちみてぇなとこも好きでさね。

一生誰とも添う気のなかった自分が目利きした、たった一人の女房がていなのだということを蔦重は力説しました。

 

その言葉を聞いて、その晩やっと二人は真の夫婦になりました。

歌麿のやきもち?

蔦重とていが真の夫婦になった夜。歌麿はとなりの部屋で涙を流していました。歌麿も嬉しかったのでしょう。

 

蔦重が自分以外に大事な人ができたことに何かやきもちをだく気持ちを見せていましたよね。

 

歌麿も蔦重の元から去ろうとしていたのですが、蔦重が米の値下げに願いを込め、狂歌集「歳旦狂歌集」の制作に歌麿も巻き込まれ、蔦重のもとにとどまることになって一安心です。

歌麿(千代女)が三人目の女。

その狂歌集「歳旦狂歌集」の挿絵になぜか「千代女」の名が書かれていました。

 

蔦重がなぜ女名になっているのか問うと、「いかにも売れてる感じでめでたくねえ? 俺に弟子がいるって感じでよ」と歌麿は答えます。

 

歌麿は「生まれ変わんなら女がいいからさ……」とつぶやいていたので、蔦重への恋心がやはりあったのかも知れません。

 

でもその気持ちをやはり蔦重は察していない様子でした。

染谷将太(キャスト)が大河ドラマ2025年「べらぼう 」で演じる喜多川歌麿とは。

田沼親子の策とは。

意次ら老中は紀州徳川家の治貞に、米高騰への対策を提案します。

 

大坂、京都、駿河、そして西国の大名に蔵米を江戸に送るよう命じたので、年明けには江戸に米が入ってくると言い、

 

それを米問屋や仲買が売り惜しみしないように、米に関わる株仲間をしばらく廃する策を実行すると言うのです。

 

つまり、値をつり上げることができないようにするためです。意知が蔦重との会話から思いついた策はこれだったのです。

 

この策で天明の米騒動の難局を田沼親子は乗り切りました。これは史実ですが、令和の米騒動と全く同じ構図ですね。

渡辺謙(キャスト)が大河ドラマ2025年「べらぼう 」で演じる田沼意次とは。

【真の夫婦】「べらぼう」第26話の主なキャスト。「三人の女」。

綾瀬はるか (役:語り)
横浜流星 (役:蔦屋重三郎)
渡辺謙 (役:田沼意次)
宮沢氷魚(ひお) (役:田沼意知)
福原遥 (役:誰袖=たがそで)
桐谷健太 (役:大田南畝=おおた・なんぽ)
染谷将太 (役:喜多川歌麿)
橋本愛 (役:てい=丸屋の女将)
脚本 森下佳子(前作:2017年おんな城主直虎)

べらぼうに出演しているキャストの一覧はこちら。

 

【豪華】キャストが出演する大河ドラマ「べらぼう」配役一覧。

【真の夫婦】「べらぼう」第26話の感想。「三人の女」

やはり感動シーンは蔦重が寺の前でていさんにかけた言葉ですね。この瞬間、「商売のための夫婦から、心でつながる夫婦に」なったと思います。

26話は、家族愛が裏テーマだと思います。蔦重の家族とは、義兄弟として「歌麿」が、育ての親の「駿河屋夫婦」が。

 

日本橋耕書堂の従業員が、そして、血のつながった母親の高岡早紀さん演じる“つよ”が登場しましたよね。

 

最後に、他人だった商いの為の夫婦であった女房が信頼し合える真の夫婦になったシーンで完結しました。

 

見事な構成であり演出だったと思います。

 

これまで吉原の本屋で活躍してきた蔦重が、商売の中心である日本橋耕書堂でついに真の“家族”を得ることができました。

 

さて、今までの「べらぼう」のあらすじとネタバレそしてその感想の一覧はこちらからお読み下さい。

大河ドラマ2025年「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」のあらすじ(ネタバレ)感想まとめ。

まとめ。

ていとの真の夫婦としての物語がどう展開するのでしょう。また意知と誰袖はどうなるのでしょうか?

 

身請け話しは破談になってしまうのでしょうか?次週は第27話「願わくば花の下にて春死なん」です。

 

 

 

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2025年べらぼう
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