大河ドラマ2022年「鎌倉殿の13人」で尾上松也(キャスト)が演じる「後鳥羽上皇」を紹介します。
後鳥羽上皇は、小栗旬さん演じる、主人公の北条義時に対して挙兵する、いわゆる「承久の乱」を起こす人物として知られています。
それでは、尾上松也さんと、尾上さん演じる後鳥羽上皇をご紹介いたします。
「鎌倉殿の13人」で尾上松也が演じる後鳥羽上皇とは。
尾上松也さん演じる後鳥羽上皇は、平安時代から鎌倉時代初期の第82代天皇として知られている人物です。
80代高倉天皇の第4皇子です。平家が安徳天皇と共に都落ちしたため、後鳥羽天皇は三種の神器がないまま践祚しました。
(践祚とは天皇の位に就くこと)
とてもあじのある西田敏行さんが演じる後白河法皇の孫です。後鳥羽天皇は83代土御門天皇に譲位し院政を開始しみずからが朝廷政治をけん引します。
そんな後鳥羽上皇を語る上で欠かせないのが、1221年に起きた承久の乱です。
後鳥羽上皇とは。
文武両道で、自分の才能に自信がある人物です。だからこそ政治に関心を持ち能力を発揮したくなったのでしょう。
また、義時ら坂東武者たちのことを下に見ていて、信用していません。絶対的な存在の頼朝が死んだ後はより一層気持ちが高ぶってきたのでしょう。
実朝とはうまく付き合っていきますが、それも駒の一つと思っています。ただ、坂東武者たちも自分をリスペクトしていないこともわかったと思います。
そこで、幕府を討つために承久の乱を起こすのです。
後鳥羽上皇と承久の乱。
承久の乱は、後鳥羽上皇が、当時の鎌倉幕府の執権・北条義時の力を削ぐため、京よりの御家人である平賀朝雅を操って幕府への干渉を試みるのです。
いとこの千世を源実朝に嫁がせ実朝とは良好な関係を築いていきます。しかし、実朝暗殺を機に鎌倉方との関係は悪化します。
そこで、義時追討命令を各地の守護・地頭に発令したことから承久3年(1221年)承久の乱が始まりました。
承久の乱の背景。
当時の日本は、かつての平氏や源氏をはじめとする、武家の政治力が徐々に強まっていたことが背景にありました。
また、京都から鎌倉に政治の中心が移ったことの危機感等もあり、後鳥羽上皇は「承久の乱」を起こしたとされています。
しかし東方のほとんどの武士の賛同を得られなかったこともあり、戦況は後鳥羽上皇の思うように進みませんでした。
その結果、鎌倉幕府軍が京都に攻め上がり、承久の乱は後鳥羽上皇率いる朝廷側の敗北に終わるのです。
この承久の乱を機に、本格的に武家が政治を支配する時代が幕を開けたということになりました。
後鳥羽上皇は最後の砦として、間接的に新時代到来の引き金を引いた人物と言えるかもしれません。
ちなみに後鳥羽上皇は、歌人としても名を馳せており、新古今和歌集の撰定にも深くかかわっています。
和歌の他にも楽器や囲碁などの遊びごとにも精通しており、多芸多才な人物としても有名です。
そんな後鳥羽上皇を演じる尾上松也さんは、「後鳥羽上皇は義時にとってのラスボス」と称しております。
「鎌倉殿の13人」ではどんな後鳥羽上皇をみせてくれるのか、楽しみですね。
鎌倉殿の13人に出演するキャストの一覧はこちら。
⇒大河ドラマ2022年「鎌倉殿の13人」のキャスト(俳優)一覧。残りのキャスト発表。
「鎌倉殿の13人」で尾上松也が演じる後鳥羽上皇の登場話。
第27話「鎌倉殿と十三人」
建久10年(1199年)1月、京の院の御所に、頼朝の訃報が届きました。4年前に頼朝と嫡男の頼家が謁見した後鳥羽天皇は、今は上皇となっていました。
⇒「鎌倉殿の13人」第27話「鎌倉殿と十三人」のあらすじ(ネタバレ)と感想。
まとめ。
尾上松也さんと、「鎌倉殿の13人」で尾上さん演じる後鳥羽上皇についてご紹介しました。
「鎌倉殿の13人」では、主人公・義時のラスボスとしての活躍が期待できる後鳥羽上皇。
そんなラスボスを、尾上松也さんはどのように演じるのか、今から期待に胸が膨らみますね!
大河ドラマ俱楽部の管理人です。
NHK大河ドラマをこよなく愛し毎週楽しみに視聴しています。
ただ視聴するだけでなく「あらすじと感想」を紹介しています。
でもリアルタイムで見ることができない時は見逃し配信で見たり
時々は歴代の大河も視聴しています。
また、管理人の大好きな大河ドラマ出演者の他のドラマや映画を
まとめていますので見逃し配信と一緒に楽しんで下さい。
※大河ドラマ倶楽部は、Amazonの商品を紹介することで紹介料
を頂くAmazonアソシエイト・プログラムの参加者です。