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2024年大河ドラマ「光る君へ」第16話「華の影」のあらすじ(ネタバレ)感想。

2024年大河ドラマ「光る君へ」第16話「華の影」のあらすじ(ネタバレ)感想をご紹介します。

正暦5年(994年)8月、道隆は伊周を内大臣にしました。道長ら上席3人を抜いての内大臣就任は、あからさまな後継者指名でした。

この時、伊周21歳、道長は29歳でした。

第16話「華の影」の見どころは「まひろ」が道長と悲田院(病院)で再会するシーンですね。でも、

まひろはどうして「悲田院」にいたのでしょうか?なぜ道長は「悲田院」に行ったのでしょうか?

項目 内容
2024大河ドラマ 光る君へ
放送話 第16話
放送日 2024年4月21日(日)
週タイトル 華の影
視聴率 %(先週比:%)

さて、「光る君へ」は紫式部(まひろ)と藤原道長の恋路を描きながらも決して結ばれないもどかしさも脚色しています。

道長はまひろを想いながらも政治の頂点に立ちます。その描き方にも注目が集まります。

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「光る君へ」第16話「華の影」のあらすじ。

石山寺からの帰路、まひろは思いかけず、さわを傷つけていることを知り落胆します。

宮中では、後宮に伊周や弟の隆家らが集い賑わう中、詮子が現れます。一条天皇らが緊張する中、伊周は…。

その頃、都で疫病がまん延していました。

ある日、たねがまひろを訪ね、悲田院に行った父母が返って来ないと助けを求めてきます。悲田院でまひろが見たのは…。

紫式部(まひろ) 吉高由里子(役:紫式部)
藤原道長 柄本佑(役:藤原道長)
まひろの父・藤原為時 岸部五郎(役:藤原為時)
まひろの将来の夫・藤原宣孝 佐々木蔵之介(役:藤原宣孝)
藤原隆家(道隆の次男) 竜星涼(役:藤原隆家)
道長の姉・円融天皇の后・藤原詮子 吉田羊(役:藤原詮子)
道長の次兄・藤原道兼 玉置玲央(役:藤原道兼)
道長の友 町田啓太(役:藤原公任)
道長の友 金田哲(役:藤原斉信)
道長の後輩 渡辺大知(役:藤原行成)
一条天皇の后 高畑充希(役:藤原定子)
歌人・清少納言 ファーストサマーウイカ(役:ききょう)
藤原道隆 井浦新(役:藤原道隆)
脚本 大石静

大河ドラマ2024年「光る君へ」のキャスト一覧。

「光る君へ」第16話「華の影」のネタバレ。

正暦5年(994年)

一条天皇が関白道隆と対峙。

成長した一条天皇が都にまん延している疫病に関して道隆と対峙するシーンがあります。一条天皇は民を思い、策を講じるように道隆に自らの考えを伝えます。

しかし、道隆はそんな一条天皇をやんわりと制するのです。貴族は疫病にかからないと決めつけまったく危機感がありません。

まだまだ若い一条天皇と腹黒い道隆の2人の複雑な力関係が感じられるシーンです。

塩野瑛久(キャスト)が2024年大河ドラマ「光る君へ」で演じる一条天皇とは。

このシーンをみて感じたことは今、日本で起きている様々な災害や民の苦しみを全く理解していないい総理とダブるのは私だけでしょうか?

まひろが疫病に感染。

悲田院では大勢の疫病患者が苦しんでいました。

まひろが文字を教えていた少女・たねの両親も悲田院に行ったきり帰ってこないとまひろの家に助けを求めてきました。

まひろは乙丸を従え、たねを連れて悲田院に向かいます。たねは遺体となった両親を見つけます。そのたねも発熱し始めます。

やがてたねは意識朦朧となり痙攣を起こします。そんな時、たねはうわ言で「あめ、つち」と言うのです。

そうです、まひろが教えた「あめむち詞」でした。やがて、たねは息を引き取り、たねの遺体も放免が運び出します。

その間にも次々と子供たちの患者が運ばれてきます。まひろはその子供たちの看病を始めます。しかし、看病で駆け回っていましたが、やがてまひろも疫病に感染してしまいます。

吉高由里子が大河ドラマ「光る君へ」で演じる主人公はまひろ(紫式部)。

道長が疫病対策を進言。

道長は関白道隆に疫病対策が急務だと道隆に訴えます。しかし、道隆はこの期に及んでも疫病より相次ぐ放火の方が一大事だと言って取り合いません。

そこで道長も自分で悲田院に行って様子を見に行くことを決めました。しかし、道兼にそれを伝えると汚れ仕事は自分の仕事と言い道兼が悲田院に向かいます。

ただ、道長も道兼に任せっきりにはできず百舌彦を連れて悲田院に向かいました。

そこで、悲田院に駆けつけた道長はまひろと偶然にも出会うのです。まひろは道長と会った時(正確にはぶつかった時)その場に倒れて意識不明になりました。

柄本佑(キャスト)が2024年大河ドラマ「光る君へ」で演じる藤原道長とは。

道長が懸命にまひろを看病。

道長はまひろを抱きかかえ、馬でまひろの家に連れて帰ります。そして、道長は必死にまひろを看病します。

まひろの自宅で夜を徹しての看病の結果まひろの熱は下がりました。まひろの父・為時は礼を言い、道長に帰宅を促します。

道長はまひろが目覚めないうちに帰っていきました。

悲田院の惨状を医師は内裏に報告していると言いますが、なんの対策もとってもらえないのだと道長と道兼は聞きます。

あれほど関白道隆に進言したのに民の声をないがしろにする道隆の政り不信を抱く道長でした。

内裏の登華殿で隆家が登場。

内裏の登華殿は、藤原定子の母・高階貴子が思い描いたように、若い公卿が集う場になっていました。

その中に、道隆の次男である竜星涼さんが演じる「藤原隆家」が初登場します。その場には、隆家の兄・伊周や公任、斉信、行成も集まっており、少納言の姿もありました。

定子の提案で一条天皇も一緒に雪遊びをすることとなり皆で庭に下りてはしゃいでいましたが、隆家だけはその様子をつまらそうに見ていました。

竜星涼(キャスト)が2024年大河ドラマ「光る君へ」で演じる藤原隆家とは。

内裏の火事。

ある晩、内裏の後宮の一つである「こうき殿」で火事が起きました。二条邸の道隆一族はその火事は放火ではないかと疑いを持っていました。

なぜなら「こうき殿」の火事の前には女房たちが住む「後涼殿」でも出火していたからです。

隆家は火付けを仕組んだのは伊周に立腹した詮子か、あるいは道隆を憎む人物だと言い放します。

大河ドラマ2024年「光る君へ」のあらすじ(ネタバレ)と感想のまとめ一覧。

「光る君へ」第16話「華の影」の感想。

私が竜星涼の演技を最初に見たのは「ちむどんどん」の「にーにー役」です。役としては朝ドラにしては少し過激な役でしたね。

とても素敵な役者さんでTBS日曜劇場「VIVANT」でもいい味を出していましたね。竜星さんが演じる隆家は道長のライバルとして存在した貴族ですよね。

光る君への関連番組として放送されている「英雄たちの選択」で「刀伊の入寇」で隆家の史実が描かれています。

でも、光る道では「刀伊の入寇」は描かれますかね。どうでしょうか?

視聴者の感想。

引用:ヤッフーニュース。

ニーニーで付いたイメージが強烈だったから今後の役に影響があるのでは?と少し心配していたけど、逆にそれが活かされて良い感じにクセの強いキャラに仕上がってる気がする。あのどうしようもない役を自分の役者としての個性の一つに昇華しちゃってるんだから、なかなかやるヤツだなと思う。

まとめ。

藤原一族の人間関係が複雑で少し難しくなってきましたね。平安時代の中期は「大河ドラマ」の題材としては馴染みが薄いので興味が遠くなってしまいます。

まだまだ権力争いの醜さを前面に出せないのかも知れませんが、やはり天皇を頂点とした権力闘争は貴族として生き残るためには避けては通ることはできません。

道長とまひろのラブロマンスだけでなく、華麗なんる藤原一族のドロドロした内面を出してもらえると引き込まれていく気がしてなりません。

次週は第17話「うつろい」です。