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大河ドラマ2024年「光る君へ」第45話「はばたき」のあらすじ(ネタバレ)と感想。

2024年光る君へ

大河ドラマ2024年「光る君へ」第45話「はばたき」のあらすじ(ネタバレ)と感想をお届けします。

第45話の週タイトルは「はばたき」です。

先週は⇒2024年大河ドラマ「光る君へ」第44話「望月の夜」でした。道長が望月の歌を詠みましたね。

素晴らしい演出のエンディングでした。

項目 内容
2024大河ドラマ 光る君へ
放送話 第45話
放送日 2024年11月24日(日)
週タイトル はばたき
視聴率 10.1%(先週比:▼0.1%)

さて、「光る君へ」のまひろ(紫式部)と藤原道長の関係に引き込まれ、柄本さんと吉高さんの魅力に魅了されていると思います。

脚本は大石静。描き方はとてもセクシーです。平安時代の“セックス&バイオレンス”がキャッチフレーズですからね。

心豊かな大河ファンはすでに「NHKオンデマンド」で二人の関係シーンを再視聴しているとは思います。

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「光る君へ」第45話「はばたき」のあらすじ。

長和3年(1019年)

まひろの源氏物語はいよいよ終盤を迎えていました。

ある日、まひろは娘・賢子から、宮仕えしたいと相談され、自分の代わりに太皇太后になった彰子に仕えることを提案しました。

そこで、まひろは長年の夢だった旅に出る決意を固めます。

しかし道長の反対にあい、ついにまひろは賢子にまつわる秘密を明かすことを決意します。

旅立つまひろに思わぬ再会が待ち受けていた一方、道長は出家を決意するのです。

紫式部(まひろ) 吉高由里子(役:紫式部)
藤原道長 柄本佑(役:藤原道長)
藤原隆家(道隆の次男) 竜星涼(役:藤原隆家)
道長の友 町田啓太(役:藤原公任)
道長の友 金田哲(役:藤原斉信)
道長の後輩 渡辺大知(役:藤原行成)
藤原彰子 見上 愛(役:藤原彰子)
脚本 大石静

「光る君へ」第45話「はばたき」のネタバレ。

「光る君へ」は完結編に入りました。

三后宴の翌日。

寛弘2年(1018年)

四納言は、道長が前夜の宴で詠んだ歌をどう受け止めたかを語り合いました。

源俊賢は、栄華を極め、何もかも思いのままだと謳い上げているのだろうと述べますが、藤原公任と藤原行成はこれに異をとなえます。

公任は「道長はおごった歌を皆の前で披露するような人となりではない」と言い、行成も…

「私もそう思います。月は后を表しますゆえ、三人の后は望月のように欠けていない、よい夜だ」と言うことだと思いますと答えました。

この場で俊賢は、自分の年齢ではこの先、道長の役に立てるとは思えないので、職を辞す決意をしたと明かします。

渡辺大知(キャスト)が大河ドラマ2024年「光る君へ」で演じる藤原行成とは。

町田啓太(キャスト)が2024年大河ドラマ「光る君へ」で演じる藤原公任とは。

敦康の最期。

土御門殿では、太皇太后の藤原彰子の居室に藤原頼通・隆姫夫婦、敦康親王・祇子夫婦と三歳になる娘の嫄子が集まっていました。

摂政となった頼通だが、いまだに父の道長の指示を仰がなければ何もできず、怒鳴られてばかりいるのだと語ります。

敦康は亡き父の一条天皇から叱責されたことなど一度もないため、父親から叱責される頼通を羨ましがっていました。

その場に控えていたまひろの目に、今の敦康は幸せそうに見えました。しかし…

彰子の居室を去った後、敦康は胸の痛みを訴え、この年の暮れに21歳で世を去りました。道長によって奪われ尽くした生涯でした。

行成の願い。

敦康親王家別当を長年務めていた行成は、敦康の死後頼通に、内裏の政から退きたいと申し出たのです。

「どうか亡き敦康様の姫君とお方様を、摂政様のお力でお守りくださいませ」と。

頼通はこれを聞き入れ、敦康の娘・嫄子は自分の屋敷で世話をすると約束をするのです。

渡辺大知(キャスト)が大河ドラマ2024年「光る君へ」で演じる藤原行成とは。

道長は弱っていた。

まひろは彰子に頼まれて、滋養になる薬草を道長に届けました。道長の体が弱っていることを彰子は案じていたのです。

まひろは、「昨年秋の立后の儀のあとにお詠みなったお歌は、よいお歌でした」

道長は、「月が美しかったゆえ、お前の歌を思い出して俺も詠んでみたのだ」と。

道長が言う、「まひろの歌」とは、彰子が敦成親王を産んだときに道長の前で詠んだ歌のことでした。

めづらしき 光りさしそふ 盃は もちながらこそ 千代もめぐらめ

中宮という月の光に、皇子という新しい光が加わった盃は、今宵の望月のすばらしさそのままに、千代にもめぐり続けるでしょう。

そんな思いを込めた歌に、道長は感嘆かんたんしていたのです。

まひろは、「三人の姫様が后となられ、道長様にとってはよき夜だったのでございますね」

まひろはそう思いたかったのです。その後まひろは「源氏の物語」の続きを書き上げました。

大河ドラマ2024年「光る君へ」で吉高由里子(キャスト)が演じるまひろ(紫式部)とは。

彰子の成長。

寛仁3年(1019年)正月

彰子は藤原実資を呼び、実資に質問するのです。

「皆、高い位を求めるが、実資は、みずから求めたことはないと聞いた。ならばそなたに私の年爵を譲ろうと思う。家の作事に当てるようにいたせ」

年爵ねんしゃく=位に応じた年金のようなもの

しかし、実資は、彰子の申し出を断りました。「太皇太后様におすがりしたように見えてはこの身の恥。それが私の矜持にございます」

彰子は、「世の人に似ず、そなたは礼節を知っておるのう」と答えます。

そばに控えていたまひろは彰子のふるまいに感心していました。入内した頃は人前で言葉を発することすらできなかった彰子。

今や立派な太皇太后に成長していました。

大河ドラマ2024年「光る君へ」で見上愛(キャスト)が演じる藤原彰子とは。

頼通への嫌がらせ。

叙位の儀が行われる日、内裏の清涼殿に、叙位を受ける者たちが揃っていました。

ところが、位階を授ける役目の左大臣藤原顕光と右大臣藤原公季が現れません。頼通は、道長にこれを報告します。

頼通は「私には従わぬという当てつけにございます。これまでも事あるごとに」とうろたえています。

すると道長は「左大臣と右大臣が来ぬなら、このたびに限っては内大臣のお前がやればよい。嫌がらせなどに屈せぬ姿をみせよ。叙位の儀も止ま手はならぬ」と指示しました。

頼通はこれに従うのです。

賢子の決意。

まひろの娘・賢子は宮仕えをしようと心を決め、まひろにそれを伝えます。

「夫を持ちたいとは、全く思わないし、21になって、母上を頼りに生きているのもなんだか情けないゆえ、働こうと思うのです」

まひろは喜びました。彰子に頼んで賢子を自分に代わって家を支えられるような女房にしてもらうと約束します。

まひろは旅に出る。

賢子の決心を受けて、まひろは旅に出ようと決め、その思いを家族に語ります。

「物語の中で描いた須磨や明石に行ってみようとございます。それから、亡き宣孝様がお勤めになられた大宰府や、さわさんが亡くなった松浦にも参りとうございます」

父・藤原為時もこれを認め、まひろは乙丸を供にして出ることになりました。

賢子は彰子の女房として土御門殿で働くこととなりました。まひろは賢子を彰子に引き合わせた後、道長と倫子にも挨拶に行きました。

まひろが旅に出ると知ると倫子は驚き、道長は道中気をつけるようにとだけ述べるのです。

まひろは道長に秘密を語る。

挨拶が終わると、まひろは賢子を自分の局に連れていき、「源氏の物語」とその続編である「宇治の物語」の原稿を託します。

まひろは、「これを読んで、どう思ったか、帰ってきたら聞かせておくれ」と。すると道長が現れました。

まひろは賢子を帰らせ、道長と二人で話をします。

道長は「行かないでくれ」と言うと、まひろは「これ以上、手に入らぬお方のそばにいる意味は、なんなのでございましょう」

そう問われると、道長は返事ができません。まひろは…

「道長様にはどんなに感謝申しあがてもしきれないと思っております。されど、ここらで違う人生も歩んでみたくなったのでございます」

私は去りますが賢子がおります。賢子はあなた様の子でございます

まひろは初めてその事実(秘密)を道長に明かしたのです。

道長が出家。

道長の体調は回復することなく、思わしくありません。そんな中、倫子に出家の決意を語るのです。

「頼通を独り立ちさせるためにも、それが良いと思う。体も衰えた。休みたい」と、しかし倫子は反対します。

「お休みになりたければ、私のもとで、現生でお休みくださいませ」と言いますが、道長の決心は変わりません。

倫子は「藤式部」がいなくなったからですの?と言うが、道長は聞き入れませんでした。彰子にも出家の意向を伝えると言い、道長は倫子の元を去りました。

そして、彰子にも自分の出家後は頼通を支えて欲しいと頼みます。そして…道長は、

「兄二人が早世し、思いも寄らぬ成り行きで、政の頂に立つことになってしまったが、そもそも、政は私には向いていなかったのではないかと思います。疲れ果てました」

寺に入るわけではないので、なにかあればいつでも呼んでほしいと」と言い残しました。

大河ドラマ2024年「光る君へ」で柄本佑(キャスト)が演じる藤原道長とは。

道長の栄華の物語を。

寛永3年(1019年)3月

道長は出家しました。この頃、倫子は赤染衛門に、道長の栄華を物語として書き記して欲しいと頼みます。

「枕草子が皇后・定子様のお姿をキラキラと描いたように、殿の素晴らしさを。輝かしき物語にしてほしい」と頼むのです。

大役を任された赤染衛門は感激し、これを引き受けます。

頼通の苦難。

四納言は出家した道長に会おうと土御門殿に集まりました。剃髪した道長を前に行成が涙すると、道長は行成の労をねぎらいます。

そして、一同に、今後は頼通を支えてほしいと頭を下げるのです。そんな中、頼通は、事あるごとに道長の指示を仰ぎに来ていました。

「顕光殿に左大臣を辞めていただきたいのですが、どうしたらようございましょう」

顕光は、帝の前で居眠りをする、的外れなことに固執して陣定を長引かせる等、失態が続いていると言います。

だが摂政といえども、大臣に辞任を強制することはできず、本人が申しでるか、亡くなるのを待つしかありません。

道長の助言。

道長は頼通の悩みに答えます。それは…公卿たちの前で顕光を非難すればよいと。

それで、「いたためれなくなりみずから辞任を申し出るかもしれないからだ」と付け加えると…頼通は、

「そのようなこと、私には」と躊躇しますが、道長は…

「それが政だ。そのくらいできねば、何も出来ぬ。お前は摂政だぞ。肝を据えろ!」と声を荒げるのでした。

まひろは大宰府に到着。

まひろは念願の旅に出て、亡き夫、藤原宣孝が筑前守を務めていた時期に太宰少弐を兼務して働いていた大宰府に到着します。

そこでかつて越前で出会った宋の薬師、周明らしき男を発見します。

大河ドラマ2024年「光る君へ」のあらすじ(ネタバレ)と感想のまとめ一覧。

「光る君へ」第45話「はばたき」の感想。

亡き一条天皇と定子の子である敦康親王が21歳でこの世を去りました。45話では「道長によって奪い尽くされた生涯」との表現でした。

道長が一族の繁栄しか見えていない恐ろしい施策の一面をわずかな秒数ですが見せてくれました。

さて、まひろは『源氏物語』を書き上げました。まひろの目には一粒の涙が見えました。これで道長と別れる決心がついたのだと思います。

運よく賢子が宮仕えをする意思を表しましたので、その思いをきっかけに、まひろは旅に出る決心をします。

まひろは倫子や道長そして彰子にも旅への決心の報告をしますが、まひろが局に戻ると道長が現れて「行かないでくれ」と願いました。道長の本心でしょう。

しかしまひろは、「これ以上、手に入らぬお方のそばにいる意味は何なのでございましょう」と言います。

この言葉もまひろの本心だと思います。書き手として道長を支えてきましたが、女性としての幸せを得ることはできませんでした。

好きな人が目の前で政務に励んでいるのに、好きな人の子を好きな人の元に返すのに、その事実を誰にも話すことができません。

まひろは、「違う人生も歩んでみたくなった」と語りました。

どんなに思い合っていても決して結ばれることのない間柄にも線を引くと決めたのです。

このシーンも感動しました。「私は去りますが、賢子がおります」「賢子は、あなた様の子でございます」と…

しっかりと道長に別れを告げたまひろ。悲しみに沈む道長。

第1話から続く、2人にとってお互いの存在がどれほど重要で、大切で、苦しいものだったかを思わせるものでした。

まひろは旅に出ました。その表情は清々しく晴れ晴れとしています。須磨の海岸で駆け出すまひろは何を思ってのでしょう。

週タイトルの「はばたき」はこのシーンですね。

視聴者の感想。

引用:ヤッフーニュース

潔くその場を立ち去るまひろと、1人その場に取り残され、悲しみに沈む道長の対比が良い、という意見になるほどと納得させられました。

と同時に出家した前後の道長さんの対比も興味深いです。

剃髪中は涙を流していましたが、剃髪後、公任さんの「気持ちはどうだ」の問いに、「ん〜。涼しくて良い」と答えた時には、まるで三郎さんのようなすっきりとした表情を見せていました。

先週の放送で道長さんは「おまえの物語も、人の一生は虚しいという物語ではなかったか」と言っていました。

『源氏物語』の「幻」の巻では、光源氏が紫の上の死をきっかけに、深い悲しみと無常感に囚われ世俗的な営みから距離を置くようになる様子が描かれています。

物語を理解していた道長さんにとって、出家は俗世を離れる、つまりまひろさんとの思いを断ち切るための儀式だったのではないでしょうか。

そこまでしないと断ち切れないほど深い絆だったのだと感じました。

まとめ。

次週は第46話「刀伊の入寇」です。

かつて越前で別れた周明の姿を大宰府で見つけました。大宰府ではどんな物語がまひろを待ち受けているのでしょう。

刀伊の入寇は道長の従妹である隆家が活躍したことで有名です。どのような演出になるのか残り少ない「光る君へ」を楽しみたいです。

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