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大河ドラマ2025年「べらぼう」第3話「千客万来(一目千本)」のあらすじ(ネタバレ)と感想。

2025年べらぼう

大河ドラマ2025年「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺」第3話「千客万来(一目千本)」のあらすじ(ネタバレ)と感想をお届けします。

蔦重のアイデアで「源内の序」と「遊郭の新情報」を入れた新しい「吉原細見(鳴呼御江戸)」を女郎屋や引手茶屋に買い取ってもらいました。

女郎屋や引手茶屋は一定部数を買い取り、なじみ客などに贈呈するのです。

項目 内容
2025大河ドラマ べらぼう~蔦重栄華乃夢噺
放送話 第3話
放送日 2025年1月19日(日)
週タイトル 千客万来(一目千本)
視聴率 11.7%(先週比:▼0.3%)

さて、今週の「べらぼう」はいかがでしたか…。9話で描かれた吉原の男と女。蔦重の恋は儚いものでした。

瀬川は鳥山検校に身請けする決心を固めました。これが吉原事情なんですね。

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「べらぼう」第3話「千客万来(一目千本)」のあらすじ。

横浜流星 (役:蔦屋重三郎)
小芝風花 (役:花の井=五代目瀬川)
高橋克実 (役:駿河屋市右衛門)
安田顕 (役:平賀源内)
渡辺謙 (役:田沼意次)
綾瀬はるか (役:語り)
脚本 森下佳子(前作:2017年おんな城主直虎)

蔦重は吉原細見の改を行った後も、女郎たちから資金を集め、新たな本作りに駆け回ります。駿河屋は、そんな蔦重が許せず激怒し、家から追い出してしまいました。

それでも本作りをあきらめない蔦重は、絵師・北尾重政を訪ねます。

その頃、江戸城内では、田沼意次が一度白紙となった白河松平家への養子に、再び田安賢丸を送り込もうと、将軍・家治に相談を持ちかけます。

果たしてその狙いは…。

主人公は横浜流星が演じる蔦重こと「蔦屋重三郎」です。

蔦重が生まれ育った「吉原」とは。

蔦重は生まれ育った吉原で出版業の礎を作ります。ではその吉原が当時どんな役割をしていたか?現在の吉原とはちょいと違うようです。

「べらぼう」第3話「千客万来(一目千本)」のネタバレ。蔦重の吉原細見。

吉見細見の発行元の鱗形屋は、新しい吉原細見が出来上がるとお披露目の席を設けることになっており、「吉原細見(鳴呼御江戸)」も駿河屋でお披露目が行われました。

「吉原細見(鳴呼御江戸)」の評判は。

新しい吉原細見は吉原の親父たちにも評判は良かったようです。ところが蔦重がこの吉原細見の為に奔走したことがわかると一転します。

吉原細見の巻末に細見改役として「蔦屋重三郎」の名前が掲載されていました。

すると育ての親である駿河屋に文字通りボコボコに殴られ、挙句の果てには首根っこを掴んで階段から突き落とそうとする暴挙ぶりです。

そして勢いあまって駿河屋のほうが階段から転げ落ちると、今度は「出ていけ」と怒号を上げる始末です。

駿河屋は蔦重の商才を認めていた。

駿河屋が蔦重の本作りを認めないのは、いずれ自分の店を継がせるつもりでいたからです。いつも厳しく当たってはいるが、実は駿河屋は、蔦重の商才を誰よりも認めていたのです。

駿河屋は、蔦重がやがて自分の思い通りにならない男になっていくのではないか?そんな不安を抱えていました。

吉原細見を一つのツールとして再利用し吉原の景気を良くし遊女たちの生活を守ると決めたならどんな逆境であろうと突き進む肝の据わった蔦重。

そして次々とアイデアが湧き出てくるビジネスセンスを持った蔦重。

自分の商売を継いでもらいたいと心の底では思っている駿河屋は、だから、蔦重が手に負えない器になってしまってはこまるのです。

吉原の景気は悪化。

「鳴呼御江戸」はその後よく売れたが、吉原に客が戻ることはありませんでした。読んだだけで終わってしまう者が多かったようです。

吉原の景気は悪化していました。浄念河岸の女郎屋・二文字屋の女将「きく」は見世を畳むと言い出します。

蔦重は、亡き恩人の朝顔がいた二文字屋を守りたい一心で、自分がなんとかすると「きく」に約束します。

「べらぼう」第3話「千客万来(一目千本)」のネタバレ。蔦重の次なる手段。

蔦重の行動。

蔦重は吉原が活況を取り戻すことに必死になっていました。蔦重はまず花の井に協力を頼みこみます。

花の井は文を出し長谷川平蔵を松葉屋に呼びました。女郎の絵姿を集めた「入銀本」を作る話が持ち上がっていると平蔵に話します。

この話は平蔵からお金を引き出すための偽りの企画なのです。

「入銀本」とは

さて、入銀本とは人々から金を募って作る本です。花魁は自分のなじみの客に現代の「クラウドファンディング」に近い手法でお金を集めます。

なぜなら、入れた金額に応じて女郎の掲載順が決まります。花の井は、なんとしても自分が冒頭(一番)を飾りたいと瞳を潤ませ平蔵に訴えました。

平蔵は言われるままに五十両を用意しました。蔦重はその金を二文字屋を救うために「きく」に渡すのです。

蔦重の最初の目的は二文字屋の「きく」にその五十両を渡し店を閉めてもらいたくなかったのです。

それは女郎たちを守るためでもあるのです。

「べらぼう」第3話「千客万来(一目千本)」のネタバレ。蔦重の入銀本。

「入銀本」を触れ回る。

蔦重は入銀本の話を吉原の女郎たちに触れ回り、競争心をあおって大金を確保します。そのうえで、吉原の親父たちの茶会に出向き、平蔵から本作りを頼まれたと語ります。(嘘ですけど)

親父たちは、自分たちが金を出さずとも吉原の宣伝になる本ができると知って喜びます。ところがまたも駿河屋は激怒するのです。

蔦重は茶会の席から引きずり落とされてしまいます。

蔦重(横浜流星)
蔦重(横浜流星)

なんでそんなかたくなに!

詰め寄る蔦重に態勢を崩した駿河屋は、階段から転げ落ちてしまいます。怒り心頭の駿河屋は蔦重に「出ていけ!」と叫ぶのです。

追い出された蔦重。

追い出された蔦重は唐丸とともに、二文字屋の空き部屋に置いてもらいます。蔦重としては、なんとしても入銀本で吉原に客を呼びたいと思っています。

贈答用の本なので販売はされないが、魅力的な本ができれば、それを手に入れるために吉原に行こうと、男たちは思うはずです。

現代で言えば「パンフレット」ですね。

「べらぼう」第3話「千客万来(一目千本)」のネタバレ。蔦重の入銀本「一目千本」完成。

蔦重の入銀本「一目千本」の制作。

蔦重は入念に絵師を選び、「北尾重政」という絵師に、入銀をした120人の女郎たちを描くように依頼します。

しかし、重政は花魁たちを描いても皆同じに見えてしまい面白くないと蔦重に言い、「見立てる」ことを提案します。

蔦重は北尾の仕事場で偶然見つけた一輪の花を見て、一人一人、花に見立てて描いてはどうかと提案します。

すると、重政もこれに乗りました。

蔦重(横浜流星)
蔦重(横浜流星)

ツーンとしている女郎は、わさびの花とか!夜冴えないのは昼顔とか!。

花魁の個性や性格を「花」に見立てる。

花魁ひとりひとりの個性や性格などを「花」に見立て、花の画で紹介する「一目千本」なぜ、「花」に見立てたのでしょうか。

それは当時の生花からヒントを得たものでした。

生花は、室町時代に成立した「立花(りっか)」という様式美を重んじたおおがかりなスタイルから、江戸時代になると「抛入(なげいれ)」というスタイルに変化していました。

形式にとらわれず、花の姿をそのままいかす生け方になったのです。まさしく花の個性と性格を表現するものです。

蔦重と二文字屋の女郎たちとの製本作業。

蔦重は女郎ごとになんの花がよいのかと知恵を絞り、彫師や摺師の作業も手伝い、二文字屋の女郎たちと共に徹夜で製本を行いました。

「きく」が経営する二文字屋は、最下層の遊女たちがいます。彼女たちと共同で1冊1冊製本しました。

やっとの思いで完成した本を掲げて、蔦重はこう叫ぶのです。

蔦重(横浜流星)
蔦重(横浜流星)

なんかすげぇ楽しかったな。やることは山のようにあって、寝る間もねぇくらいだったけど。

大変なのに楽しいだけって……こんな楽しいこと世の中にあって。俺の人生にあったんだって! なんかもう夢の中にいるみてぇだ。

と。

こうして、入銀本「一目千本」は完成しました。

「一目千本」を駿河屋に届ける。

蔦重は、まずは駿河屋に「一目千本」を届けました。要らないと断れても、縁台に本を置いていきました。

その後は、女郎屋と引手茶屋に届けるだけでなく、湯屋や髪結い床、茶店など、男たちが集まりそうな場所に見本を配り歩くのです。

扇屋も駿河屋に意見する。

扇屋の宇右衛門が駿河屋の縁側で「一目千本」を見て駿河屋に意見します。駿河屋に蔦重を許してはどうか?と

そのセリフは…

「可愛さ余って憎さ百倍なんて、お前さん、まるで人みてぇなこと言ってるよ。忘八のくせに」

吉原の親父さんたちは蔦重の才能を認めていたのです。

駿河屋女将「ふじ」の思いやり。

誰よりもこの町を見てんだね、あの子は

と主人の駿河屋市右衛門と「一目千本」を見ながらふと漏らした言葉に「ふじ」の蔦重への愛情が垣間見えました。

先客万来。

そして半月後、吉原にはあふれるほど客が押し寄せました。「一目千本」の出来栄えに感心した駿河屋は、蔦重が蔦屋に戻ることを許すのです。

この時の、蔦重と唐丸が空を見あがて叫ぶ姿に、大昔見た「ネバーエンディングストーリー」の曲がダブり涙しました。

平蔵からの文。

一方、「一目千本」のきっかけともなった平蔵から、花の井に文が届きます。文には、親の遺産を食い潰したのでもう会いに行けないと書いてありました。

さすがに胸が痛む蔦重だったが、活気を取り戻した女郎たちの姿をみていると、朝顔のことが頭に浮かぶのです。

すると花の井は、

花の井(小芝風花)
花の井(小芝風花)

50両で吉原を救った平蔵は粋な人だよ。

花の井の言葉に、蔦重も笑顔でうなずくのです。

「べらぼう」のあらすじ(ネタバレ)感想の一覧はこちら。

「べらぼう」第3話「千客万来(一目千本)」のネタバレ。幕府内の出来事。

蔦重が「新吉原細見」のために紛争していたころ、城内の田安家に白河松平家から賢丸を養子に欲しいとの申し入れがありました。

田安家の養子問題。

御三卿のひとつ田安徳川家の後継者である田安賢丸の陸奥白河藩への養子入れは、田安家は断っていました。

しかし、白河松平家から依頼を受けた田沼意次が将軍・徳川家治に働きかけるのです。

10代将軍・徳川家治に優秀な賢丸が部屋住みとして、その才覚を発揮する機会が訪れないのは実にもったいないと説得します。

賢丸は将軍じきじきに養子入りを促され。断りづらい状況に追い込まれていました。

「べらぼう」に出演しているキャストの一覧はこちら。

「べらぼう」第3話「千客万来(一目千本)」の感想。

駿河屋の親父は蔦重が可愛くてしかたがないのでしょう。多分市右衛門さんも若い時は行動力があったと思います。

その若い時代にオーバーラップしているから駿河屋を継がせたかったのではないかと思います。

でも蔦重は出版の仕事と出会ってしまいました。初めて出版プロデュースした「一目千本」が大ヒットして吉原に人が戻りました。

現代でもこの企画を活かした出版物は沢山ありますよね。例えば「JLPGA女子ゴルフ選手名鑑」などです。

駿河屋に養子として引き取られ、茶屋の仕事以外は認めてもらえなかった蔦重が、女郎の生活水準向上のために自らの道を切り開きました。

次週は味方と思っている鱗形屋が何やら含み笑いをしていましたね。増々面白くなる蔦重の物語です。

視聴者の感想。

引用:ヤッフーニュース

先週、花の井さんは蔦重さんに言いました。 「籠の鳥にできることは知れてるけど、あんたはひとりではない。」

幼少時に駿河屋さんに引き取られ、茶屋の仕事以外は認めてもらえなかった蔦重さん。

しかし花の井さんをはじめ、様々な人々と力を合わせ、籠の中にいながら吉原の人々のために自らの道を切り開く術を見つけました。

『光る君へ』では、道長さんは「民のための政治」を志しました。まひろさんや四納言の皆さん、倫子さんたちとは協力できたものの、宮中では謀略合戦の末、なかなか思うように事が運びませんでした。

蔦重さんも、これからは他者との協力だけでは済まされなくなりそうです。光が強ければ闇も深くなります。

味方だった鱗形屋さんと出版業界の覇権を争わざるを得ないのかもしれません。

またお城の方でも何やら不穏な動きが見え始めています。治済さん、毒を使い始めたのでしょうか。 今年のドラマからも、目が離せません。

まとめ。

一目千本で活気づいた吉原ですが、もともと吉原細見を販売していた鱗形屋が不吉な表情を見せていました。

鱗形屋が蔦重に対して良くない感情を持ち始めたのでしょうか?師と弟子のような関係だった2人が、出版業の同じ土俵に立つライバルになります。

蔦重の戦いは始まったばかりです。

次週は第4話「雛(ひな)形若菜の甘い罠(わな)」です。

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