大河ドラマで歴代の茶々(淀殿)を演じた女優(キャスト)と共に一覧で紹介します。茶々は後の淀殿(又は淀君)です。
大河ドラマにおける「茶々」というキャラクターは、時代を超えて多くの視聴者に愛されてきました。
彼女を演じた女優たちがどのようにその魅力を表現したのか、脚本家はどのようなイメージで茶々を描いたのか?
あなたが好きな歴代の茶々は誰ですか?茶々の深い魅力に迫ってみましょう。
時の覇者・織田信長の妹・お市を母に父は戦国時代の大名家・浅井長政の三姉妹の長女として気丈に生きなければならなかった茶々。
茶々(淀君)は日本史上で一番波乱万丈の人生を歩んだ女性の一人と言えましょう。
そして家臣であった親の仇・木下藤吉郎が出世して豊臣秀吉になると結婚して子を授かり大阪城を守るために戦うことなります。
その気丈な性格と運命を日本の大女優が演じ、優れた脚本家によって茶々の様々な側面を描いています。
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直近の大河ドラマで「歴代のキャスト茶々」が登場するのは、2023年放送「どうする家康」の「茶々」です。
しばらくはキャスティングの発表はありませんでしたが、なんと市を演じた「北川景子」さんが二役を演じることになりました。
SNSではお市を演じた北川景子が二役するのではとの噂になっていました。北川さんは30話終了後ツイッターでクランクアップを発表しました。
大河ドラマ2023年の「どうする家康」で北川景子が演じるお市と茶々は、どちらも歴史上の重要人物でありながら、全く異なるキャラクターです。
お市は、優雅でありながらも内面に強い意志を秘めた女性。一方、茶々は、秀吉の死後、豊臣家を背負う覚悟を持った強い女性です。
この二役を北川が見事に演じ分けることで、視聴者に新たな歴史的視点を提供しました。
放送終了後の「2023年ドラマで演技が光っていたと思う女優ベストランキング」では北川さんが第1位に選ばれました。
「どうする家康」では母・お市と娘・茶々の演じ分け、「大河での二役はまるで別人」とその高い演技力から支持を集めました。
壮絶な茶々の最期は第48話(最終話)「神の君へ」です。
第13話『家康、京都へゆく』では、家康が初恋の人であるお市に会いに行き、まだ赤ちゃんの茶々姫を抱きあげ『お市様によう似ておいでじゃ』と話すシーンがありました。
家康は『茶々はお市にそっくりだ』という伏線が張られていました。
第30話「新たなる覇者」ではお市の最期が描かれますが、茶々は(白鳥玉季)は母に抱きつき、「母上の無念は茶々が晴らします。茶々が天下を獲ります」と言います。
茶々(14歳)を演じたのは13歳の白鳥玉季さんでした。SNSでの反響は・・・。
ムロさんが演じる秀吉が慄くほどの迫力でしたね。
エンディングではにっこり愛らしく笑ってるはずなのに目が全く笑っていませんでしたね。
2016年「真田丸」の「茶々」は竹内結子さんが演じました。しかし残念ながら竹内さんはお亡くなりになりました。
又、「2016年真田丸」は出演者の不祥事でNHKオンデマンドでしばらく配信はしていませんでしたが2024年1月から再配信することが決まりました。
とてもかわいいチャーミングな竹内結子さんが演じた少しお茶目な茶々さんを観ることができますね。
悪女的なイメージが強い茶々(淀殿)ですが、竹内結子さんの淀殿は少しかわいさが残る大阪城の主でしたね。
2014年の大河ドラマは「軍司官兵衛」で茶々を演じたのは
沖縄出身の美貌の持ち主です。
西郷どんで共演した鈴木亮平さんは二階堂さんの演技を「感性のバケモノ」と評価していました。
茶々が少女から女性になり、秀吉に気に入られ側室となり、子どもを産んで母になります。そのシーンそれぞれで二階堂さんの演技が光りましたね。
2011年の大河ドラマは「江~姫たちの戦国」でした。
少し寂し気な、でもいつも気丈に生きた女性でした。宮沢りえとかぶりますね。
宮沢りえは「江~姫たちの戦国」では、市の娘たち三姉妹の長女である茶々の性格が乗り移ったような演技をみせてくれました。
ちなみに、当時6歳だった芦田愛菜が少女時代の茶々を演じていました。茶々の少女時代が過ぎると家康の孫である千姫という役で“二役”を務めました。
2009年の大河ドラマは「天地人」でした。
淀殿は浅井長政と信長の妹・お市の長女でお姫様として育ちました。しかし、茶々時代に秀吉に父が殺され母は秀吉の敵になる柴田勝家の嫁となります。
その柴田勝家も秀吉によって滅ぼされ今度は母・市も失います。
姫でありながら茶々の半世は波乱万丈でしたね。ですので、気性の激しいイメージの強い淀殿が演出されるのですね。
でも天地人では天真爛漫な性格が強調されていますね。しかし、それが寧々(秀吉の正室)に嫌われるというドラマ設定です。
2006年の大河ドラマは「功名が辻」です。
しっかりと意思を持った普段よりもちょっぴり強い永作博美の淀殿(茶々)です。秀吉に対し、反抗的とも言える態度でいつも接し続けている淀殿ですがどこか寂し気でした。
2003年の大河ドラマは「武蔵 MUSASHI」です。
2002年の大河ドラマは「利家とまつ」です。
2000年の大河ドラマは「葵 徳川三代」です。
1996年の大河ドラマは「秀吉」でした。
1989年の大河ドラマは「春日局」です。
1987年の大河ドラマ 「独眼竜政宗」です。
1983年の大河ドラマは「徳川家康」です。
1981年の大河ドラマは「おんな太閤記」です。
1978年の大河ドラマは松本幸四郎主演の「黄金の日々」です。
黄金の日々は2021年4月からNHKBSで1年間放送することが決まりました。毎週日曜日の朝6時45分から7時30分までです。
(44分 ×全51話)
近くなりましたらテレビ欄で確認して下さい。
1971年の大河ドラマは「春の坂道」です。
1965年の大河ドラマは「太閤記」です。
聡明で美しい母・市の長女として、叔父である信長の激しい気性を受け継ぐ茶々(淀殿)です。
一方、父方・浅井家の浅井長政は優れた武将であり思いやりのある城主でした。
そんな両親の血を引く茶々(淀殿)を演じる女優さんはその時代のやはりトップスター、トップ女優の方々です。
その女優さんが演じる茶々(淀殿)から大げさに言えばその時代の日本社会の構造も見え隠れしてきますね。
大河ドラマ俱楽部の管理人です。
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