大河ドラマ2016年「真田丸」に出演しているキャストの皆さんを一覧にして紹介します。
2016年12月18日の第50話をもってついに完結しましたが、しばらく「真田ロス」になっていましたね。
脚本は三谷幸喜さんで、原作なしのオリジナル作品です。主人公は大河ドラマでは初となる真田信繁(幸村)で演じた堺雅人が大好きになりました。
タイトルの「真田丸」は大坂の陣で信繁が築いたと言われる出城「真田丸」に由来しています。
また真田家を「戦国の荒波に立ち向かう一艘の船」に例えているのは初回放送で紹介していました。
大河ドラマ「真田丸」は、「本能寺の変」で信長が光秀によって討たれ信長死後で始まった関東武士の勢力争いから始まります。
その光秀を主人公にした大河ドラマが2020年放送の「麒麟がくる」です。資料が無い若き日の「十兵衛=光秀」を長谷川博己さんが見事に演じています。
明智光秀が、天正10年(1582年)「本能寺」で信長に謀反を起こすのは有名ですよね。
大河ドラマ「真田丸」は物語の前半を「本能寺の変」の後に起きた関東の戦い「天正壬午の戦い」だけで展開しています。
見事としか言えません。脚本・三谷幸喜に拍手です。
さて、「真田丸」はしばらく配信は休止していましたが、2024年の1月より再配信を開始し
2月に全話完了しました。
見逃し配信はアマゾンプライムの「NHKオンデマンド」です。
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真田丸は出演者の不祥事で動画配信を休止していましたが「作品には罪はない」との見解で2024年1月より随時配信し完了しました。
「U-NEXT」や「アマゾン」の契約先の「NHKオンデマンド」から視聴することができます。
今まで「真田丸」を視聴するには「真田丸」のDVDだけでした。
全4巻セットで59800円です。お財布にはちょこっときつい金額ですね。
第壱集から第四集までありますので、各集で購入することもできます。ディスカウントされていますので自宅の大画面で繰り返し視聴する方には向いていますね。
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それでは「真田丸」のキャストを紹介します。
真田幸村の名は有名ですよね、本名は真田源次郎信繁といいます。若き日には、上杉景勝、豊臣秀吉の人質として過ごしています。
関ヶ原の戦いでは西軍につき敗れて高野山に幽閉します。
その後の戦い「大坂の陣」では、真田丸と呼ばれる砦を作り、徳川家康を相手に果敢に戦うことで有名になりました。
⇒2016年大河ドラマ「真田丸」で堺雅人(キャスト)が演じた真田信繁(幸村)とは。
真田昌幸の長男です。真田家の呼び名は「源三郎」。秀才だが生真面目で慎重派です。
信幸は弟の信繁(幸村)とは対照的な性格ですが兄弟はとても仲が良かったようです。
「第一次上田合戦」では、上田城の昌幸と連携し戸石城を拠点に戦い、徳川軍を撃墜します。その後、真田家は秀吉に臣従します。
信幸は秀吉に従属した徳川家の重臣・本多忠勝の娘・稲(小松姫)と結婚し徳川家との絆を強めます。
真田家の存続を父が願って関ヶ原では東軍につきます。弟・信繁(幸村)とは敵味方に分かれてしまうのですね。
徳川方の勝利で信州松代藩初代藩主となります。
⇒大泉洋(キャスト)が大河ドラマ「真田丸」で演じた「真田信幸」とは。
真田家の当主で、信繁の偉大な父です。知略軍略に優れ、豊臣秀吉に、油断ならない「表裏比興の者」と言わしめた天才武将です。
通称は安房守で、信濃・小県郡(ちいさがた)の国衆です。武田信玄・勝頼に重用され、上野・沼田城を攻略します。
武田家滅亡後、織田信長に臣従します。信長が没後は北条氏直、徳川家康に仕えて上田城を築城します。
その後は秀吉に臣従しますが、秀吉の命で沼田城を北条家に譲ります。しかし北条軍が真田の支城・名胡桃城を攻める事が、秀吉の北条攻めの口実になります。
演じる草刈正雄さんは「真田太平記」で真田幸村を演じていました。当時の昌行役は「丹波哲郎」さんです。
三谷幸喜の真田丸真田家の描き方は、「真田一族が大事にしたのは、信玄公から受け継いだ、知力で生き残るという生き方でした。」
その考え方を二人の息子たちに引き継いでいくのが今回の真田丸です。
真田家当主昌幸の弟です。兄の昌幸同様に武田信玄・勝頼に目をかけられ、武田家の衰退を予期した昌幸の指示のもと、上杉家を取り入ります。
そして北条家と通じるなど他家とのパイプ役を担います。
信尹は真田の分家として昌幸と別行動をとり続けます。ですが絶えず昌幸には情報を送っています。
その生き方は賢兄を持つ信繁(幸村)に影響を与えるのです。
三谷幸喜さんの次の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」では大江広元を演じています。
⇒栗原英雄が大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で演じる大江広元とは?
真田昌幸の妻です。公家出身で武田信玄を介して昌幸と結婚し、松、信之、信繁を生みます。
公家出身なので誇りが強く、武家の考え方が理解できないのですが、家族思いで愛情深い女性です。
信繁が終生慕った姉の松。本能寺の変後、明智光秀軍から逃れる途中で琵琶湖に飛び降り記憶喪失になります。
活発で明るい性格ですが、織田信長の人質となるなど数奇な運命をたどる戦国時代の女性です。
真田家重臣・高梨内記の娘で信繁とは幼馴染です。臆せずにものを言うストレートな性格です。
実は信繁に思いを寄せていますが、本人を前にすると素直になれない女性です。
そして、自分の思いを伝えられぬまま、信繁と梅の恋を応援するのです。
父の勤めで真田家の奥勤めをし、信繁の祖母・とりが人質になった際も付き添い、行動を共にします。
いちずに信繁への思いを貫き、真田家で起こる事件や騒動に巻き込まれながら、信繁の波乱の人生に寄り添い続けるのです。
真田幸綱(一徳斎)の妻。信綱、昌輝、昌幸、信尹ら果敢な男子を生み育てます。
長男、次男が戦死し家督を継いだ昌幸を盛り立てて、その采配を信頼し続けます。
「本能寺の変」後、諸大名の駆け引きが活発になると、自ら人質を志願します。
三谷幸喜さんの2022年大河ドラマ「鎌倉殿の13人」では「頼朝の乳母」を演じました。
⇒大河ドラマ2022「鎌倉殿の13人」のキャスト一覧。残りのキャスト発表。
真田の郷の地侍・堀田作兵衛の妹。信繁とはお互いに思いを寄せあっており、信繁の子を懐妊します。
真田家と堀田家とでは家格が違うため、側室として嫁入りします。
信繁の母・薫の反対に遭うも、信繁の希望で祝言を挙げます。しかし、その祝言の裏では父・昌幸による策略が実行されていました。
この策略は非常に酷でしたね。当時の武士たちは生き残るためにはすべてを利用するのですね。
その後、信繁は上杉家の人質として、そして梅は信繁の帰りを待っているが、「第一次上田合戦」のさなかで悲劇が起きてしまいます。
真田幸綱の弟・矢沢頼綱の嫡男です。真田昌幸や信尹の「いとこ」ですね。
父・頼綱は沼田城代です。ときに大胆な行動に出る信繁に振り回されることも多い。
でも、信繁の才器を誰よりも理解し常に側に仕えています。
三谷幸喜さんの2022年大河ドラマ「鎌倉殿の13人」では「頼朝の6男・源範頼」を演じました。
⇒迫田孝也が大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で演じる源範頼とは?
矢沢三十郎頼幸の父です。兄の幸綱とともに、武田信玄・勝頼に仕え、上野・名胡桃城、沼田城を攻略します。
武田家滅亡後は甥の昌幸に仕え、沼田領支配を任されます。昌幸が仕える家康から沼田城を北条家に譲れと迫られた際は、城の明け渡しを拒否します。
そのため北条軍に攻めれられるが、秘策を持って撃退しました。「第一次上田合戦」の混乱に乗じて北条軍が再び攻め寄せた際も、城を守り抜いています。
真田幸綱の長男・信綱の娘です。
信幸とはいとこ同士ですね。父・信綱は武田軍が織田・徳川連合と戦った「長篠の戦い」で戦死しています。
徳川家と真田家の関係を強固にするため、夫・信幸が、家康の家臣・本多忠勝の娘・「稲」を正室に迎える事になります。
そのため、離縁しますがその後も信幸の力になりたいと考え、稲の次女になります。
徳川家の重臣・本多忠勝の長女で徳川家と真田家が和解した後に真田昌幸の正室になります。
政略結婚ですが、信幸と信頼関係を育み、後継ぎにも恵まれます。
「関ケ原の戦い」で父と弟が敵陣となりつらい立場となった信幸を気丈に支えます。吉田羊さんが演じています。
松の夫で信繁の義兄です。
松とは深く愛し合っています。縁戚の小山田信茂が主君・武田勝頼を裏切ったため、行き場を失います。
梅の兄ですね。真田の郷の地侍で、村のリーダー的な存在です。
真田家への忠誠心があつく、特に信繁と親しく交流します。
真田家の重臣できりの父です。
昌幸の帰属先が次々と変わる状況に冷静に対応し、家臣団のまとめ役を務めます。
内記は昌幸が亡くなるまでそのそばに仕え、昌幸の没後は信繁に仕えています。
猿飛佐助をご存知だと思いますが、真田丸の佐助はかっこいい忍者ではありません。
真田昌幸に才能を見出され、真田家の忍びとなります。武田信玄のもとで素っ波(忍び)の集団を率いた出浦昌相に忍術の鍛錬を受けます。
武田家滅亡後、他家の情報をどれだけ早くつかめるかが生き残りのカギとなる中、佐助はその重要な役割を担います。
また真田家の者たちの護衛も務めます。
真田昌幸と室賀正武は幼なじみです。だが、互いに相手が気に入りません。
小県郡の国衆の一人です。
(※小県郡(ちいさがたぐん)は、現在でも長野県の郡です)
真田家をライバル視し、昌幸に反発し、出し抜こうとしています。その一方、土地への愛着・執着は強く、その思いは昌幸と共有しています。
そのため、昌幸から、大名に頼らず国衆だけで信濃・上野を治めないかと誘われると進んで賛同します。
しかし、その後、ともに家康に臣従したことで、国衆による統治は夢物語として終わりますね。
黙れ小童!!はトレンドワードになりましたね。
真田昌幸にほれ込んで命を懸ける武将です。
もとは武田家の宿敵・村上家の一族と言われています。その後武田信玄に仕え、素っ破(忍び)のリーダーとして働きます。
昌幸の臣下となった後は佐助ら隠密集団を統率しながら真田家を陰から支えて続けます。
真田丸ではこの忍びの存在がドラマを面白くしていますね。
武田信玄の息子ですね。
真田家が仕えた武田家最後の当主になってしまいました。偉大な父・信玄を乗り越えようとして叶わなかった悲劇の武将です。
滝川一益を演じるのは10年ぶりで2度目です。そして2024年の大河ドラマ「光る君へ」では藤原道長の父・兼家を演じています。
こちらの記事で滝川一益を紹介していますので一読して下さい。
⇒段田安則(キャスト)が2024年大河ドラマ「光る君へ」で演じる藤原兼家とは。
三河・岡崎城を拠点に領地を拡大し、遠江・駿河・甲斐・南信濃を支配します。
浜松、駿府と本拠を移し、真田家とは領土問題がこじれてから激しく対立したが、ともに秀吉に臣従してからは絆を強めます。
真田丸の物語最後で豊臣側についた信繁の前に終生立ちはだかり続けるのが最大最強の宿敵・徳川家康でした。
天下取りのための最終決戦となった大坂の陣で、信繁に絶体絶命の窮地に追い込まれるのです。
知略をもって家康を天下取りに導いた名参謀です。官職は佐渡守。
真田家に翻弄される家康に卓抜した策を授け、甲斐・信濃の統治を助けます。
関ケ原の戦いでは秀忠軍に従うが、真田が守る上田城攻めの中止を秀忠に進言します。
阿茶局は家康の最愛の側室です。
二代将軍・秀忠の実母は西郷局ですが若い頃なくなっていますので阿茶局は母代りとなって二代将軍・秀忠を育てるのです。
大坂の陣では、命がけで和議の交渉を行うなど政治手腕も優れていました。
武勇で徳川家康を支えた徳川家随一の猛将です。
若い日から家康に仕え、家康が秀吉に臣従したのち、娘の稲が信幸に嫁ぐことになります。
その後、真田家と親交を深めていきます。
息子ではないけれども、叔父・上杉謙信のあとを継いだのは上杉景勝です。
義に徹した謙信の姿を理想として、戦国の世を生き抜いていこうとします。
越後・春日山城主です。
人質である真田信繁(幸村)と心を通わせ、真田家が徳川軍に攻められたときには、信繁を援軍として差し向けています。
秀吉に臣従し、越後・佐渡2国、信濃川中島4郡、出羽庄内3郡、約50万石を領しています。
後に会津120万石に加増移封(いほう=国替え)、五大老として豊臣政権を支えます。
上杉景勝の重臣として、上杉家の内政・外交両面で手腕を発揮します。
石田三成と気脈を通じ、秀吉への臣従を景勝に進言します。
豊臣政権下で大大名となった景勝を支える一方、領内の農産業をもり立て、戦乱で疲弊した越後経済の立て直しを図ります。
北条家は、動乱の世を100年以上生き抜いてきた関東の名家です。そこに生まれ育った氏政には、他の武士たちにはない、独特の余裕があります。
北条氏政は北条家4代当主です。北条氏康の嫡男で武田信玄の娘と結婚するが、信玄と対立します。
「本能寺の変」後、領地拡大を図るが、真田家との領地争いが、豊臣軍による北条攻めの引き金になります。
謀反を起こした明智光秀を山崎の戦いで倒したことをきっかけに織田家を滅ぼし、関白まで上り詰め最後は一人寂しく旅立ちますね。
⇒大河ドラマ「歴代のキャスト秀吉」を演じた俳優。2016年「真田丸」は小日向文世。
秀吉が心から信頼する正室です。
秀吉本人さえ頭の上がらない豊臣家のゴッドマザーとして、家臣団の深い尊敬を集め秀吉亡きあとは「北政所」として豊臣家とは距離をおきます。
秀吉といえば茶々、茶々といえば秀吉というように、あまりにも有名な悲劇の姫ですね。ただ真田丸ではかわいい姫であり時々寂しい表情を見せます。
秀吉最愛の側室で待望の嫡男・秀頼を産むことで大きな影響力を豊臣家に持つようになります。
秀吉のお気に入りである真田信繁と深い絆を結ぶ展開となります。
秀次の切腹のシーンが描かれています。母は秀吉の姉ですね。
ですので秀吉が出世しなければ、また秀吉の子・秀頼が生れていなければ切腹することもなかったのです。
秀吉の嫡男・豊臣秀頼は中川大志さんが演じます。秀吉没後は茶々の愛情を受けて育ちます。
秀吉の遺言により徳川秀忠の娘・千姫と結婚します。18歳の時に家康と対面し、家康は警戒心を持ちます。
大坂の陣では、信繁や後藤又兵衛ら牢人衆を大阪城に集め、徳川軍に対抗します。
堺の会合衆の一人で多くの大名を弟子に持つ大茶人となりますね。
秀吉に直言できる数少ない存在になりましたが、やがて確執が生まれ、秀吉から切腹を命じられてしまいます。
この切腹は今でも謎ですね。桂文枝さんは大河ドラマ初出演です。
板挟みになりながらも己のできるかぎりのことをしている武将でしたね。
秀吉に仕える以前は浅井長政の家臣でした。ですので、長政の忘れ形見である「茶々」には格別の思いを持っていたのですね。
関ケ原の戦い後、家康と茶々が対立を深めると、両者の板挟みになり、豊臣側から徳川側への内通を疑われると、大阪城を出て、弟・貞隆の摂津・茨木城に入ります。
大坂の陣では、息子・孝利とともに徳川方について戦います。
幼少の頃、秀吉と出会い豊臣家に絶対的な忠誠を誓う参謀になります。
秀吉への取次役であり、その存在は真田家にとって重い意味を持つようになります。
関ヶ原の戦いでは信繁(幸村)と昌幸(幸村の父)を西軍に誘い向かい入れます。
豊臣家と言えば石田三成、石田三成と言えば大谷吉継の名が登場しますね。三成の盟友ですね。
いつも冷静沈着な武将です。行政手腕に長け、越前・敦賀城主となります。
吉継の娘・春は信繁の正室になります。そして嫡男・大助を生むのです。
真田丸の時代は織田、豊臣、徳川の安土桃山の戦国時代です。真田幸村の名前は後世に残りますが若い時の幸村はあまり知られていません。
大阪の陣で活躍した名将で敗戦の将ですね。
真田幸村が育んだ真田家の物語は当時の武士たち(国衆)が波乱に満ち、力のある武将達が生き残る時代です。
大河ドラマ俱楽部の管理人です。
NHK大河ドラマをこよなく愛し毎週楽しみに視聴しています。
ただ視聴するだけでなく「あらすじと感想」を紹介しています。
でもリアルタイムで見ることができない時は見逃し配信で見たり
時々は歴代の大河も視聴しています。
管理人の大好きな大河ドラマをまとめていますので見逃し配信
と一緒に楽しんで下さい。