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大河ドラマ2023年「どうする家康」第14話「金ヶ崎でどうする」のあらすじ(ネタバレ)と感想。

2023年どうする家康

大河ドラマ2023年「どうする家康」第14話「金ヶ崎でどうする」のあらすじ(ネタバレ)と感想をお届けします。

徳川家康は、浅井軍の不審な動きに胸騒ぎを覚え、撤退すべきと信長に主張しますが、信長の怒りを買ってしまいます。

織田信長と共に、朝倉義景との戦に臨んだ家康。その裏では、浅井長政が謀反を決意していました。

浅井・朝倉に挟み撃ちにされれば、織田・徳川連合軍はひとたまりもありません。

長政の妻・お市の心中を察した侍女・阿月は、謀反を知らせるため、徳川家康が陣を敷く金ヶ崎へ向かいます。

さて、先週の第13話「家康、都へゆく」は、家康も上洛し将軍・足利義昭に謁見しますが、大事なお土産を取られてしまいます。

信長から聞いた将軍との違いに家康は「どうする家康」です。

項目 内容
2023大河ドラマ どうする家康
放送話 第14話
放送日 2023年4月16日(日)
週タイトル 金ヶ崎でどうする
視聴率 11.4%(先週比:0%)
出演者 松本潤(役:徳川家康)
  有村架純(役:瀬名)
  岡田准一(役:織田信長)
  北川景子(役:お市)
  ムロツヨシ(役:秀吉)
  古田新太(役:足利義昭)
  中村勘九郎 (役:茶屋四郎次郎 )
  大貫勇輔 (役:浅井長政)
  酒向芳 (明智光秀)
  音尾琢真(役:鳥居元忠)
  岡部大(役:平岩親吉)
  伊東蒼(役:阿月)
  小手伸也(役:大久保忠世)
脚本 古沢良太 

大河ドラマ2023年「どうする家康」のキャスト一覧。

さて、「どうする家康」は家康(リーダー)と家臣達(部下)との絆を描いた物語とも言えます。

個性的な家臣達(部下)をどう活かすのか?職場で「リーダー」の方ならきっと共感することでしょう。

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「どうする家康」第14話「金ヶ崎でどうする」のあらすじ。

元亀元年(1570年)4月27日の「金ヶ崎の戦い」が描かれる第14話。

2020年大河ドラマ「麒麟がくる」では第31話「逃げよ信長」で描かれました。

大河ドラマ2020年「麒麟がくる」第31話「逃げよ信長」のあらすじ(ネタバレ)と感想。

「どうする家康」の家康も史実通り信長とともに越前・朝倉義景との戦に臨みます。浅井長政はその裏で謀反を決意。

浅井・朝倉に挟み撃ちにされれば、織田・徳川連合軍はひとたまりもありません。

長政の妻・お市の方の心中を察した侍女・阿月は、信長が陣を敷く金ヶ崎へ向かいます。

誠実な“義の男”浅井長政が何故、義兄を裏切ったのか?

「金ヶ崎の退き口」の逸話として、お市の方が袋の両端を縛った小豆を信長に送り“挟み撃ち”“袋の鼠”のピンチを伝えるシーンは描かれるのか?。

と期待しましたが、

物語では、“小豆”を入れ両端を縛って作ったお手玉を忍び(草)を使って徳川家康に渡そうとしますが、その忍びは捕らえられてしまいます。

その“小豆”の代わりに侍女の“阿月”が走って知らせるシーンが14話のメインです。とても切なくかなり泣けるシーンとなりました。

阿月は長政の家臣たちに追跡されながらもやっと家康の陣にたどり着き「おひき・・・そうらえ・・・」と言い、息を引き取るのでした。

「どうする家康」第14話「金ヶ崎でどうする」のネタバレ。

第14話アバン。

「阿月」の幼少時を描きながら40里先にいる家康に危機を伝えにいく伏線が描かれました。

むかし、むかし。敦賀の金ケ崎で干し柿を商品にかけくらべ大会が行われていました。

「おんなのくせに!」突き飛ばされながらも並み居る男子を抜いて一着で戻って来たのは、かつての阿月でした。

しかし、女がでしゃばるものではないと父親に引きずられていき、干し柿ももらえないままでした。

そこから時が流れる事10年。同じ金ケ崎にいるのは家康の一向。初めてみる金ケ崎の蟹の大きさに驚きながらも舌鼓。

戦の中のひと時の和やかな時間を過ごしていました。

家康や信長がいる敦賀・金ヶ崎城では宴が開かれ、酒井忠次が「えびすくい」を披露しています。

家康とともにいる信長はイキイキとしリラックスして楽しげな表情でした。

織田信長は!

信長は「我が義弟は、義の男じゃ。二度と辱めるな」と聞き入れません。

家康が切実に訴えれば訴えるほど、信長は機嫌を損ねていき、信長は家康に圧力をかけていくのです。

しかし、家康もむかつき「お主を信じられん者もおる!」と言い返します。

信長は一瞬言葉を失い、なぜか表情はどこか悲しげそうに見えました。

信長は「お前の顔など二度と見たくない」と家康を突き放します。

岡田准一が2023年大河ドラマ「どうする家康」で演じるキャストは織田信長。

徳川家康は!

朝倉勢と浅井勢の動向に胸騒ぎを覚えた家康は、信長に進言・忠告します。

松本潤は2023年大河ドラマ「どうする家康」でキャスト徳川家康を演じる。

お市の侍女・阿月は!

熱演でした。

台詞はそれほど多くはありませんが、40里を走り続けることが自分を助けてくれた「お市」のためになることがその走り姿から感じ取れました。

伊東蒼が2023年大河ドラマ「どうする家康」で演じる「阿月」は実存していた?

どうする家康のあらすじ(ネタバレ)感想のまとめはこちら。

大河ドラマ2023年「どうする家康」のあらすじ(ネタバレ)と感想のまとめ一覧。

紀行。福井県 若狭町/敦賀市

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「どうする家康」第14話「金ヶ崎でどうする」の感想。

内容が濃すぎました。

その時、家康は。

愚直な男・長政だからこそ裏切るのではないか…という石川数正の言葉にハッとする家康。

信長の事を信じられないものも世の中には多くいるのだという事を感情的ではありますが、ハッキリと伝える姿に家康の著しい成長と言うか「将軍の器」を垣間見ることができました。

「お前の心の内などわかるものか!」と家康に叫ばれた時の信長の傷ついた表情もすごかったですよね。

その時、信長は。

自分はなに一つ間違った事はしていない、日本を統べるのだという確固たる信念のもとに行動していて、弟のように可愛がってきた家康もそれは分かってくれていると思っていたのに…。

独特な愛情表現の信長ではありますが、秀吉や光秀のように自分の顔色を窺う者ではなく、言葉にしないまでも嘘のない行動をする家康にこそ信じてついてきて欲しかったのだろうな、と。

その悔しさがそのままに家康を討つと言ってしまう信長にも、家康は「ふざけるな。あほたわけ!」と言ってしまう。

難しいですが、そんな家康だからこそ信長は大事にしたのでしょうね。

市の侍女の阿月は。

一方、長政の裏切りを家康に伝えるべく、走りに走り続ける、市の侍女の阿月。

女だからというだけで干し柿を取り上げられ、三百文で売られてしまった阿月が、山城一つも二つもという大金をはたかないと手に入れられないコンフェイトと共に感謝の言葉をくれた市の為に走ります。

女だからと封じられた足で走っていく様子に涙が止まりませんでした。

「お引き候へ」市の言葉をそのまま伝えて息を引き取った阿月が微笑んでいたのが切なかったです。

秀吉は殿(しんがり)。

しかし、しんみりする間も与えてくれなかったのが秀吉!退く事になった信長軍のしんがりを務めることになった秀吉の喜びようがとにかく異様ででした。

確かに知恵は回るのだという事はわかるのですが、自分の出世の事しか考えていない様子にゾッとしました。

信長・家康・秀吉、後に語り継がれる戦国武将たの個性が鮮やかに描かれた回に「面白く成ってきたぁ!」と叫んだ第14回「金ケ崎でどうする」でした。

14話を視聴して3英傑の描き方には賛否があると思います。もし「どうする家康」が「関ケ原」で完結するなら秀吉の不気味さがどのように変化していくか?

その変わり方を注視していきたいと思います。

走れ阿月。

14話のメインキャストは「阿月」ですよね。

全編通して決してセリフが多いわけではないのですが、市に尽くしているのだなぁというのが良く感じられる人物でした。

名前も「阿月」だったので、もしかしたら…と、思っていたら、やはり「袋の小豆」の擬人化されたものでしたね!

市が、信長の好物である小豆を袋に入れ、その両端を固く結んだものを陣中見舞いとして差し入れる事で「前後を塞がれ、一粒たりとも漏れ出ない(朝倉と浅井に挟まれ逃げられない)」という状況を伝えたという逸話。

阿月が喋らない事で、擬人化どころか小豆の化身にも思えてしまいました。

懸命に走るその姿には「もう史実なんて関係ない!阿月、頑張って!!」と応援してしまいましたし、

同時に「両端縛られた袋に入れられて信長の所に連れて行かれたりしないよね…?」とドキドキしたり。

市の気持ちを伝えられたことに安堵したのか、微笑んだ死に顔に、切ないけれど「お役目果たしたんだね。

偉かったね」と声をかけてあげたくなりました。

そんな気持ちさせてくれるほどの演技を見せてくれた伊東蒼さん!これからも楽しみな女優さんです。

伊東蒼が2023年大河ドラマ「どうする家康」で演じるキャストは「阿月」/では実存していた?

視聴者の感想。

引用:ヤッフーニュース

今回以前にも藤吉郎の頭の良さ狡猾さが端々に描かれていたので信長も「こいつなら何とかしてくれる」と思い殿を命じたのかとも思いましたが、
藤吉郎の言動を見ていると彼に殿を任せるには経験値が低く家康も殿に加わる事も見越して「好きにせい」と言ったのかもと思いました。

家康の家臣団は経験値はまだ低いかも知れませんが、家臣団としてのまとまりが見えます。

一方で信長の家臣達は腹では何を考えているかは不明で、表面上では信長に同調して見えます。
そういった面々の中で信長に意見する松潤家康は信頼がおけて気を許せる存在なのかも知れませんね。

そういう風に考えると婚姻などという戦略的なものではなく、人間的な信頼関係が戦国を生き残っていく大事な要素なのだと改めて感じます。

まとめ。

家康と信長の信頼関係を映し出している第14話でしたね。

自身に逆らう者に容赦のない信長に唯一面と向かって「あほたわけ」と言えるのは同盟者同士の対等な立場なんでしょう。

単なる主従関係でなく信頼関係にあることをドラマでは打ち出していますね。

姉川での決戦を前に、織田につくか浅井につくかの決断を迫られる家康。

絞り出すような「浅井につきたい…」と言う言葉にドキドキしますよね。

迷っている間に織田の陣から家康の陣に銃弾が放たれ…聞いただけで「どうする?!」と立ち上がって固唾をのんでしまいます!

家康がどんな結論を出すのか、楽しみに次回を待ちます。

次週は⇒「どうする家康」第15話「姉川でどうする!」のあらすじ(ネタバレ)感想とキャスト。

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