麒麟がくる31話「逃げよ信長」のあらすじ(ネタバレ)と感想
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放送:11月8日(日曜夜8時)

視聴率:13.8%

 

麒麟がくる31話「逃げよ信長」のあらすじ(ネタバレ)と感想です。

 

永禄13年(1570年)4月、幕府の全面的協力が得られない中、織田信長朝倉義景を討つべく、ついに越前へ兵を進めます。

 

美濃を盤石にするためにも勝てねばなりません。

 

国衆などが次々と集まり兵の数は3万。織田軍は若狭の国吉城に入ります。

 

織田信長織田信長

われらこれより、越前に向かう。朝倉を討つ!

その中で、幕府と信長の板挟みに苦しむ明智光秀です。

 

いよいよ朝倉との合戦が始まりますが、最初は戦を優位に進められたものの、浅井長政の裏切りによって逃げ帰らざるをえなくなります。

 

その様子を見て、織田信長を信頼していた足利義昭も、摂津晴門の入れ知恵も相まって見放すようになっていきます。

 

何とか逃げ帰ってどうしたものかと悩む明智光秀に、信長が生きている限り「次はある」と諭す光秀です。

 

先週は⇒麒麟がくる30話「朝倉義景を討て」のあらすじ(ネタバレ)と感想

麒麟がくる31話「逃げよ信長」のあらすじ(ネタバレ)と感想

織田信長の呼びかけに応じ、三河の徳川家康や大和の松永久秀などの武将たちも集結します。

 

織田軍は早々と敦賀郡全域を制圧し金ケ崎城に入ります。しかし・・・

 

それにしても光秀は信長の家臣にいつなったのでしょうか?幕臣から信長家臣になったシーンはありましたか?

麒麟がくる31話「逃げよ信長」の感想。光秀と家康(再開)

成人した徳川家康明智光秀は再会しました。

 

農民に化けていた光秀の干し柿を、幼い竹千代は覚えていましたから、それだけ家康は光秀に恩義を感じていたということなのでしょう。

 

でも光秀は忘れていたようでしたね。

 

光秀の争いのない世界『麒麟がくる世界』は、結果的には家康が訪れさせることになるのですが、その家康が禅問答のようなことを言っていました。

 

徳川家康徳川家康

争いのない世界を作るために、今は争いを繰り返す

 

争いが憎しみを生んで、そしてまた争いを起こすととれなくもないのですよね。

 

同時に争いのない世界を生み出していくには、ある程度の力技も必要だということを言いたかったのでしょうか。

 

人間がドロドロした情念を持っている以上、説得だけでは通用しないことも事実ですが、争いが争いを生むのもまた事実だと思います。

 

人質生活が長い故に平和を願う徳川家康を見て、光秀は殿(しんがり)を務めるとき(史実では金ケ崎の退却の殿を務めたのは藤吉郎と家康といわれています)

 

明智光秀明智光秀

現実を大きく動かさなければ、理想は訪れない。今は目の前の現実に対処するしかない

という思いを新たにすると思うのです。

麒麟がくる31話「逃げよ信長」の感想。松永久秀の予感

松永久秀松永久秀

この金ケ崎は妙だ。自ら明け渡すような形で城を捨てまるで、どうぞお入りくださいと言わんばかりじゃ

松永久秀の嫌な予感は的中します。

 

日本三大梟雄と呼ばれ、背腹定まらないとされる松永久秀ですが、この時は織田信長の同盟者として忠誠をつくそうとしているようです。

 

最も高齢になっても壮健で、耄碌(もうろく)はしていない様子です。

 

修羅場を幾度も潜り抜けたためか、調略を感じ取る力は強いようです。

 

前回の戦いと比べて今回の金ケ崎城の戦いがあっさりしていたのは、『是非ともとってください』と言わんばかりだとすぐ感づきます。

 

天才児の織田信長がすぐ感づいてもいいと思うのですが、

 

信長はこのドラマでは帝に褒められて有頂天になっているためか、浅井の裏切りも朝倉の罠も感じ取れなかったようです。

 

「麒麟がくる」の信長は、母親にあまり褒めてもらえなかったためか『褒められる』ということに極めてもろいですよね。

 

そうなるとすぐ有頂天になってしまうという、精神的に幼いところがありますね。

 

金ケ崎から撤退を決意した時、奇声を上げて慟哭するシーンは、その象徴なのではないかと思われます。

麒麟がくる31話「逃げよ信長」のあらすじ(ネタバレ)と感想。金ケ崎の戦い

朝倉義景のいる一乗谷まであと一歩と迫る中、織田信長と同盟関係を結んでいたはずの近江・浅井長政が突然と裏切るのです。

麒麟がくる31話「逃げよ信長」の感想。長政とお市は?

クレジットで長政とお市の役が併記されていましたから、それほど出番はないと視聴前から予感していたのですが、予想通りでしたね。

 

信長の妹の「お市」は長政を止めようとしたようですが、長政は『信長は調略で実の弟を殺した、信頼できぬ』と一蹴します。

 

お市が小豆袋を両側で縛ったのを送り、『信長は袋のネズミ』ということを伝えるシーンもありませんでしたね。

 

これは創作といわれていますが、できれば出してほしかったですね。

麒麟がくる31話「逃げよ信長」の感想。光秀、信長に逃げることを進言

もともと籠城を良しとせず、ひたすら野戦で戦うことを重視した織田信長です。

 

退くことはそれほど好きではなかったものと思われます。

(したたかな計算と幸運もあって、桶狭間の突撃では大金星を飾りましたが)

 

織田信長に撤退を進言したのは信長自身の判断か、家臣にたしなめられたのかどうかは不明です。

 

ですが、「麒麟がくる」ではドラマの主人公らしく明智光秀が進言していましたね。

 

明智光秀が進言した背景には、信長に死んでほしくないという思いがあったようです。

 

これはもちろん『幕府の膿を一掃し、改革ができるのは信長しかいない』という思いがあったからでしょう。

 

もちろんこれは朝倉義景の嫡男阿君丸を、摂津晴門と三淵藤英が調略で毒殺したことによる幕府への不信感もあったと思います。

 

かたや織田信長は帝に『正義の味方兼旗頭』として褒めてもらったということもあって有頂天になっていたのでしょう。

 

あきらめて退却するときに慟哭(どうこく)する様は、その反動もあったと思います。

 

もっとも史実においても信長は『若狭の武藤氏を討つ』と帝や幕府には言ってました。

 

その実、由緒正しい朝倉家を討とうとしていたわけですから、信長の秘密主義が招いた自業自得と言ってしまえばそれまでですね。

 

浅井長政が大軍を率いて迫ってきているという文が光秀に届きます。

 

ここで朝倉軍と浅井軍に挟み撃ちにされれば信長といえども絶体絶命のピンチに陥ります。

 

光秀は、浅井の裏切りを知り、織田信長に引くことを進言しました。

明智光秀明智光秀

織田信長は死んではならぬのです!

ただちに一乗谷に攻め込むと息巻く信長に、光秀は退却するように必死に説得します。

 

このシーンが31話のクライマックスですね。

麒麟がくる31話「逃げよ信長」の感想。光秀と藤吉郎(しんがり)

光秀と藤吉郎(秀吉)が殿(しんがり)を務めます。ここから熾烈な退却戦が始まるのです。

 

史実通り、金ケ崎の退却戦の殿(しんがり)を務めたのは藤吉郎です。

 

このシーンは貧しい時代の折、病にかかった妹を見捨てて数少ない料理に食らいつき、妹を死なせてしまったというエピソードを藤吉郎は光秀に話していました。

 

ですから、その後悔と、自分の見せ場はここしかないという強い思いからということでしょう。

 

実際の藤吉郎(秀吉)の兄弟は、弟・秀長と姉のとも、それに後に家康の交際となる妹・旭の方しか記録がありません。

 

ですので、これは創作と思われます。

 

藤吉郎は貧しい百姓から成り上がり者として生まれ、足軽百人組頭になっても周りから正当に評価されません。

 

見せ場はここしかないものだと考えたからだと思われます。

 

殿(しんがり)を務め終えても藤吉郎を評価しない周りに対して明智光秀が一喝したのは、もちろん藤吉郎に共感したからでしょう。

麒麟がくる31話「逃げよ信長」の感想。光秀と左馬助

殿(しんがり)を務める上で寝ずの戦いを続ける光秀と左馬助です。

 

今回は左馬助が長政の裏切りを伝えるなどで活躍しています。

 

光秀は左馬助に麒麟がくるまで戦う決意を言うのです。

明智光秀明智光秀

戦乱の世を終わらせるためには、世を大きく動かすしかない。そのために今は戦を続けるしかない

と光秀に言われるあたり、同じ明智家であるゆえの信頼があるものと思われます。

 

左馬助との強い絆は後の「本能寺の変」への伏線ですね。

麒麟がくる31話「逃げよ信長」の感想。光秀が信長に進言(次がある)

明智光秀明智光秀

信長が生きている限り、次はある

明智光秀が進言したのは、『信長なら古き世を変えられる』という光秀なりの信念があったからだとも思われますね。

 

『恥を包み恥を忍ぶはこれ男児』『捲土重来 いまだ知るべからず』と項羽と劉邦の物語における漢詩がありました。

 

今は捲土重来を図るべきだと。

※捲土重来(けんどちょうらい)とは

一度敗れたり失敗したりした者が、再び勢いを盛り返して巻き返すことのたとえ。 巻き起こった土煙が再びやって来る意から。 ▽「捲土」は土煙が巻き上がることで、勢いの激しいことのたとえ

 

明智光秀明智光秀

負けて逃げかえったのではなく、3万の兵を維持していったん撤退した

 

と幕府や朝廷に伝えよというあたりは、いかにも智将の明智光秀らしいとも思いました。

 

浅井は裏切ったが生きて帰ってきたと幕府にも帰蝶様にも報告すれば良いと進言するのです。

麒麟がくる31話「逃げよ信長」のあらすじ(ネタバレ)と感想。幕府

麒麟がくる31話「逃げよ信長」の感想。義昭と摂津

摂津晴門の入れ知恵で、足利義昭は少しずつ織田信長を見限りますよね。

 

31話では幕府が消極的だった信長の朝倉討伐が失敗に終わったことで、足利義昭はその思いをさらに強くしていってる感じですね。

 

足利義昭が一番信頼しているにもワンシーンですが言っていました。

足利義昭足利義昭

幕府を立て直すには成り上がりの織田一人じゃだめで、様々な大名の手助けがいる。

天皇や信長には悪いが、そのために自分は天皇の門の修繕よりも、貧しい人を救うという模範を示さなくてはいけない

といったところなのでしょう。

 

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麒麟がくる31話「逃げよ信長」のあらすじ(ネタバレ)と感想のまとめ

朝倉義景に敗れた信長ですが、そこで今井宗久のもとで大量の鉄砲を購入して逆転を図ろうとしているようですね。

 

どうやらその役は明智光秀が行うようです。

 

その一方、足利義昭はさらに信長を見限るようになり、反信長同盟への布石がだんだん見えるようになってきました。

 

これからどのように織田信長は四面楚歌からの逆転を狙うのか、そして足利義昭はどのように反信長への連呼を行うのか気になるところです。

 

31話は信長最大のピンチといわれた金ケ崎の戦いです。

 

次週は⇒麒麟がくる32話「反撃の二百挺」のあらすじ(ネタバレ)と感想

 

さてさて、これから光秀はこの危機をどのように切り抜けるのでしょうか?

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