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【歌麿登場】大河ドラマ「べらぼう」のあらすじ(ネタバレ)と感想。第18話「歌麿よ、見徳は一炊夢」

2025年べらぼう

大河ドラマ2025年「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺」第18話「歌麿よ、見徳は一炊夢」のあらすじ(ネタバレ)と感想をお届けします。

先週の第17話「乱れ咲き往来の桜」から「べらぼう」第2章が始まりました。蔦重のプロデュース能力が発揮され吉原の「耕書堂」は大繁盛です。

18話では新たなキャストも登場し、見どころは2点です。

  • 唐丸が成長し歌麿に。
  • 喜三二の下の筆が使い物にならず。

です。

項目 内容
2025大河ドラマ べらぼう~蔦重栄華乃夢噺
放送話 第18話
放送日 2025年5月11日(日)
週タイトル 歌麿よ、見徳は一炊夢
視聴率 9.6%(先週比:△0.1%)

さて、今週の「べらぼう」はいかがでしたか…。第2章(第17話~)が始まりました。振袖新造の「かおり」が成長し「誰袖」と立派な花魁になりました。

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【歌麿登場】「べらぼう」あらすじ。第18話「歌麿よ、見徳は一炊夢」

綾瀬はるか (役:語り)
横浜流星 (役:蔦屋重三郎)
渡辺謙 (役:田沼意次)
福原遥 (役:誰袖=たがそで)
井之脇 海 (役:小田新之助)
染谷将太 (役:喜多川歌麿)
片岡鶴太郎 (役:鳥山石燕)
脚本 森下佳子(前作:2017年おんな城主直虎)

青本の作者を探していた蔦重は、北川豊章という絵師が描いた数枚の絵を見比べるうちに、この絵は唐丸が書いたのでは?

との考えが浮かびました。

早速、豊章が住む長屋を訪ねますが、そこにいたのは、捨吉と名乗る男でした。捨吉は明らかに唐丸です。

蔦重はそう信じて追及しますが、捨吉と名乗る男は出生を明かすことはしません。そんな中、蔦重は朋誠堂喜三二に、新作の青本の執筆を依頼します。

女郎屋に連泊できる“居続け”という特別待遇を受けて書き始めた喜三二でしたが、しばらくして喜三二の筆が止まってしまいます。

それはいったいなぜなのか?とても不思議なのですが、下の筆が不能になっていたのです。(原因がわかれば納得ですね。)

主人公は横浜流星が演じる蔦重こと「蔦屋重三郎」です。

蔦重が生まれ育った「吉原」とは。

蔦重は生まれ育った吉原で出版業の礎を作ります。ではその吉原が当時どんな役割をしていたか?現在の吉原とはちょいと違うようです。

【歌麿登場】「べらぼう」ネタバレ。第18話「歌麿よ、見徳は一炊夢」。吉原編。

18話も話題盛りだくさんの展開になりましたね。

週タイトルの「歌麿よ、見徳は一炊の夢」の「一炊の夢(いっすいのゆめ)」とは、人生の栄華や成功が、ほんのひとときの夢のようにはかないものであることのたとえです。

儒教由来のこの言葉が暗示するのは、理想や仁政が夢で終わる刹那さ。

そこに歌麿という存在が投げ込まれることで、べらぼうは単なる文化描写から、鋭い社会批評へと踏み込んでいきます。

「美とは誰のものか? 夢は誰のために描かれるのか?」、ほんのひとときの夢を見ていたのは誰なんでしょうか?

その答えは、蔦重のまなざしと、歌麿の一筆の中にしか、存在しないのかもしれません。

蔦重と歌麿(唐丸)との関係性。

新登場となる浮世絵師「喜多川歌麿」は、これまでの江戸の絵師像を覆す、奔放かつ繊細な美の求道者として描かれると思います。

蔦重との関係は、単なる版元と絵師ではなく、それを超えた、「時代の本質を見抜く者同士」の激突であり、共鳴だと思います。

どんなシーンでどのような出会いが描かれるのか?今後二人の交流が、江戸の文化や芸術に与える影響は計り知れません。

染谷将太(キャスト)が大河ドラマ2025年「べらぼう 」で演じる喜多川歌麿とは。

蔦重と歌麿(捨吉=唐丸)が出会う。

喜多川歌麿が「捨吉」として初登場します。

「べらぼう」の歌麿は、北川豊章という絵師が住んでいる長屋で「捨吉」と名乗り一緒に住んでいました。

捨吉と蔦重に名乗りますが、明らかに唐丸であり、北川豊章の絵は唐丸が書いていたのです。その絵を豊章は版元に売り博打の資金にしていたのでした。

蔦重が長屋に出向く。

江戸の下町の片隅にある長屋に蔦重は、唐丸が書いたと思われる絵を片手に訪れます。その長屋にいたのは、「捨吉」と名乗る青年でした。

どこか世間から切り離されたような、目元に浮かぶのは興味とも無関心ともつかない無表情でした。

この男こそ、かつて唐丸として蔦屋に奉公していた男であることを蔦重は確信するのです。

最初の対話の“静かさ”「才能がある」と誰も言わず、「何かがある」と誰もが思う“気配”を感じたシーンでした。

歌麿(唐丸)の出生が明らかに。

史実として、歌麿の生年・出身地については諸説あります。歌麿は文化3年(1806年)に54歳で亡くなっていますので、生年を宝暦3年(1753年)とする説が有力です。

歌麿は蔦重の3歳年下となります。出生地は江戸や川越、京都などの各説がありますが、江戸説が有力となっています。

べらぼうでの歌麿(唐丸)は、夜鷹の子として生を受け、母親からは酷い、現代社会で言えば虐待や性暴力を受けながらも生きていました。

捨吉と自ら呼んでいたのは「捨てられた名」「拾われぬ存在」としての自己否定で、生きている価値がないと思っていたのでしょう。

捨吉が歌麿になる。

そんな捨吉(唐丸)を蔦重は説得し、自らの仕事のパートナーとして「耕書堂」の為に絵描きとして生きていくことを約束し、歌麿と言う画号を与えます。

その為には駿河屋の養子としての人名(戸籍)を与え蔦重の義弟として生きていくのです。蔦重の名も喜多川で歌麿も喜多川ですよね。

江戸時代の人名とは。

現代社会の戸籍や住民票のような「公的」なものです。この書状があることで世間から認められた人間である証のようなものです。

捨吉(唐丸)は、吉原を「俺にとっては夢みてぇなとこだったよ」と話していました。

謎の男・ヤス(母親のひも)とともに川に飛び込み死んだと思われていた唐丸は捨吉と言う名前で生きていたのです。

渡邉斗翔(子役キャスト)が大河ドラマ2025年「べらぼう 」で演じる唐丸とは。

鳥山石燕も初登場。

鳥山石燕が登場し、唐丸に絵を教えます。石燕の妖怪画や浮世絵の世界が広がります。石燕の登場で、「べらぼう」に新たな芸術的要素が加わります。

18話の時点では石燕と蔦重の面識はありません。

片岡鶴太郎(キャスト)が大河ドラマ2025年「べらぼう 」で演じる鳥山石燕とは。

蔦屋重三郎のプロデューサー能力。

蔦重が、唐丸(歌麿)と出合いそしてその才能をどのように見出し、育てていくのかに期待したいですね。

蔦重のプロデューサーとしての手腕が19話以降も増々試されることでしょう。

「べらぼう」のあらすじ(ネタバレ)感想の一覧はこちら。

大河ドラマ2025年「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」のあらすじ(ネタバレ)感想まとめ。

朋誠堂喜三二の見徳一炊夢。

蔦重は朋誠堂喜三二に大量の青本の執筆に取り掛かってほしいと頼みます。

しかし、喜三二は連作は無理だと蔦重の頼みを断りますが、謝礼は吉原での「居続け」で支払うと約束します。

吉原の「居続け」とは。

「居続け」とは、吉原の大事なお客様だけに与えられた特権で、女郎屋に連泊することが許されます。
また違う女郎屋(花魁)に替えることもできる超特別な制度です。

執筆の謝礼は吉原での「居続け」ですが、これがとんでもないことになります。

朋誠堂喜三二は、無類の吉原好きで「吉原マニア」であることを蔦重は承知の助。喜三二は、頑な態度をコロっと変えて青本を十冊書くことを引き受けます。

しかし、「居続け」で俄然やる気になったのですが、松葉屋で腎虚になったと大騒ぎをします。

腎虚とは。

腎は、生命力の源泉である「精」を司り、成長、発育、生殖などに関わる重要な臓器とされています。

腎虚になると、様々な衰えの症状が現れる可能性があります。

朋誠堂喜三二はインポ?

男性が女郎屋で遊んでいるときに男性機能が不全になって「筆が立たない」というのですから、ある意味大変なことです。

慌てふためく喜三二を見た医者は、強壮剤と偽って眠り薬を処方して喜三二を落ち着かせます。

この眠り薬で眠っているときに見た夢に着想を得て、喜三二は「見徳一炊夢(みるがとくいっすいのゆめ)」という黄表紙本を書き上げるのです。

喜三二は吉原の「居続け」で男として役に立たなくなってしまいましたが、ある日の夢で「見徳一炊夢」を書き上げたのです。

尾美としのり(キャスト)が大河ドラマ2025年「べらぼう 」で演じる平沢常富とは。

【歌麿登場】「べらぼう」のネタバレ。第18話「歌麿よ、見徳は一炊夢」江戸城中編。

べらぼう第18話の終盤で描かれる、知保の方の毒自殺未遂の報せが、田沼意次と、第10代将軍・徳川家治の元に入ります。

側室「知保の方」の毒自殺未遂。

家治は、知保の方をただの側室とは思っていません。しかし、意次は、知保の方の周囲に政治的影響を警戒していました。

彼女の突然の行動は「誰の指図か」「何を封じるためか」を即座に読み取ろうとしていた意次。

知保の方の毒は、命を絶たずとも、幕政の血流に確かな毒素を流し込んだ瞬間です。蔦重の出版への影響はこの時点ではありませんが、何かの伏線であることは確かです。

高梨臨(キャスト)が大河ドラマ2025年「べらぼう 」で演じる知保の方とは。

【歌麿登場】「べらぼう」の感想。第18話「歌麿よ、見徳は一炊夢」

蔦重・歌麿コンビがいよいよ始動しました。

アバンで蔦重が絵を見ただけで唐丸の筆だと見抜いたシーンは、「蔦重の眼力」と感じました。

この眼力が名プロデューサーとして活躍する武器になるのですね。蔦重は、かつて面倒を見ていた少年・唐丸の絵師としての才能を見抜いていました。

「当代一の絵師にしてやる」と約束を交わしていましたが、唐丸は怪しい武士につきまとわれて行方不明となっていました。

謎の失踪からようやく再開を果たした蔦重と唐丸。唐丸は蔦重に「歌麿」と言う画号を与えられ再出発します。

しかし、唐丸の幼少時代は壮絶でしたね。江戸の火事で母親から逃れたことを自らの罪として背負い込んでいたんですね。

そして、身を売りながら絵を描き続けていた唐丸。蔦重はそんな唐丸に手を差し伸べ、家族として仲間としてともに生きる道を諭じました。

のちに浮世絵師として名をはせる、喜多川歌麿の誕生に感動しました。

まとめ。

第18話は、「失われたもの」と「拾い直すもの」を対比で描いていました。

唐丸は自らを捨吉と呼び、壮絶な過去を背負って生きのびていましたが、蔦重が新たな創造の希望を与えることで再出発します。

喜三二は男の能力を失いつつも、夢をヒントに新たな創作活動を再開します。この二つのシーンを重ねながら蔦重はどちらとも向き合いながら出版人と生きていくのです。

さて、次週は第19話「鱗(うろこ)の置き土産」です。

“消える者”と“残そうとする者”のドラマが交差する、静かな名場面の連続になるでしょう。

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