大河ドラマ2024年「光る君へ」第26話「いけにえの姫」のあらすじ(ネタバレ)感想をお届けします。
今週は遂に道長の姫・彰子が登場します。まだ11歳の彰子を道長は入内させるのです。一方まひろは、
先週の第25話「決意」では、宣孝から送られてくる恋文から結婚を決意し越前から都に帰ってきました。
それは道長を忘れることでもあったのです。そして、宣孝と結ばれましたが、会えば喧嘩する仲でまひろが出した結論とは…
先週は⇒2024年大河ドラマ「光る君へ」第25話「決意」のあらすじ(ネタバレ)感想。
項目 | 内容 |
2024大河ドラマ | 光る君へ |
放送話 | 第26話 |
放送日 | 2024年6月30日(日) |
週タイトル | いけにえの姫 |
視聴率 | %(先週比:%) |
さて、「光る君へ」のまひろ(紫式部)と藤原道長の関係に引き込まれ、柄本さんと吉高さんの魅力に魅了されていると思います。
脚本は大石静。描き方はとてもセクシーです。平安時代の“セックス&バイオレンス”がキャッチフレーズですからね。
心豊かで裕福な大河ファンはすでに「NHKオンデマンド」で二人の関係シーンを再視聴しているとは思います。
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「光る君へ」第26話「いけにえの姫」のあらすじ。
日食と地震が同日に都を襲います。まひろは、夫となった宣孝の財で家を修繕し、生計を立てていました。
道長は、安倍晴明から、この天変地異を治めるためには道長の娘・彰子を入内させるしかないと進言します。
心労から体調を崩した一条天皇は、譲位して定子と暮らしたいと行成に相談しますが、それを聞いた道長はある決断をするのです。それは、娘・彰子を入内させることでした。
紫式部(まひろ) | 吉高由里子(役:紫式部) |
藤原道長 | 柄本佑(役:藤原道長) |
まひろの父・藤原為時 | 岸部五郎(役:藤原為時) |
まひろの将来の夫・藤原宣孝 | 佐々木蔵之介(役:藤原宣孝) |
藤原隆家(道隆の次男) | 竜星涼(役:藤原隆家) |
道長の姉・円融天皇の后・藤原詮子 | 吉田羊(役:藤原詮子) |
一条天皇 | 塩野瑛久(役:一条天皇) |
道長の友 | 町田啓太(役:藤原公任) |
道長の友 | 金田哲(役:藤原斉信) |
道長の後輩 | 渡辺大知(役:藤原行成) |
一条天皇の后 | 高畑充希(役:藤原定子) |
歌人・清少納言 | ファーストサマーウイカ(役:ききょう) |
藤原彰子 | 見上 愛(役:藤原彰子) |
脚本 | 大石静 |
「光る君へ」第26話「いけにえの姫」のネタバレ。
安部晴明の予言。
安倍晴明は、この天変地異を治めるためには道長の娘・彰子を入内させるしかないと道長に進言します。
戸惑う道長だが、晴明は「私には見えまする。彰子様は朝廷のこの先を背負って立つお方」と予言していました。
この件を姉の詮子に相談すると、詮子は晴明の言うとおりにすべきだと言いいます。詮子は「道長もついに血を流す時が来たということよ」と言います。
詮子と対話する前まで、道長は娘を入内させる気などなかったと思います。
詮子の前で「されど彰子はまだ子ども」と口にしたり、子どもを大切に思う父親としての気持ちが強かったはずです。
道長と晴明。
道長は「彰子は入内して幸せになれるであろうか」と晴明との会話の中で口にします。それは娘が幸せになれるのかと思う父親の気持ちだと思うのです。
でも、晴明は陰陽道なので「私の使命は一国の命運を見定めること。人一人の幸せなぞは預かり知らぬことでございます」と言い切ります。
道長は頭にきたと思います。でもそれは晴明が道長の性格をよく知っての発言ですよね。
この後に、道長は冷静な声で、「わかった。中宮様が子をお産みになる月に、彰子の入内をぶつけよう」「よい日取りを出してくれ」と、
晴明に命じます。娘の入内は家のためではなく、世の安寧のためなのです。
倫子に相談
妻の倫子に相談すると「どうしても彰子をいけにえになさるなら、私を殺してからにしてくださいませ」と強い言葉で倫子は反対します。
一条天皇の容態。
心労から体調を崩した一条天皇は藤原行成に、譲位して定子と静かに暮らしたいと告げます。
それを聞いた道長は、事態を好転させるために彰子の入内を決意するのです。ただ、肝心の彰子は驚く様子もなく、「仰せのままに」と答えるばかりでした。
定子が懐妊。
元号が「長保」と改められました。11月ごろ定子に皇子が生まれると晴明は予言します。
彰子の入内。
彰子の入内は11月1日と決まりました。彰子は入内に先駆けて行われた裳着の儀式でも、物思いに沈んだような面持ちを崩さず、言葉を発することもありません。
母や父の思いに反発しているわけでもありません。この先、幸せな生活を彰子が送れるのか?それはこれからですね。
⇒2024年大河ドラマ「光る君へ」で見上愛が演じる藤原彰子とは。
宣孝とまひろ。
二人の仲は良いのか悪いのか?
まひろが石山寺へ道長と会う。
まひろが石山寺で熱心にお経を唱えていました。すると仕切り屏風の向こうで立ち上がるものがいました。
それはなんと道長でした。まひろと道長が石山寺で再会するところで終わった第26話。次週予告では二人は抱き合っています。
そしてまひろは懐妊するのですが、宣孝のお子なのか、道長のお子なのか?
権力を固めながらも気苦労の絶えない道長にとって、石山寺でまひろと会ったことはその後の権力に影響を与えるのでしょうか?
⇒大河ドラマ2024年「光る君へ」のあらすじ(ネタバレ)と感想のまとめ一覧。
「光る君へ」第26話「いけにえの姫」の感想。
ドラマでは道長は晴明に言われても彰子を入内させたくない展開でした。しかしそれも後半はやむなしとなります。
ただ当時の権力者は、娘を入内させて、天皇との間に誕生した男子を次の天皇に即位させることが朝廷内での権限を保持するには必須だったと思います。
道長には「自分が左大臣として帝を支えていくものとしてやらなくてはいけないこと」という気持ちも当然あったはずです。
道長は彰子の入内はその第1歩と考えていたでしょう。
定子は髪を切っているので半分あの世に踏み入れています。彰子の入内は当然だったのではないかと思います。
視聴者の感想。
引用:ヤッフーニュース
今後の彰子の成長と展開は脚本次第でわかりませんが、今回に限っては「女三宮」はこんな感じだったのかな…と思った方も多かったのでは
裳着の儀式も、源氏物語のシーンを眼前にするようで興味深かったです
資料の少ない王朝時代の儀式や慣習が「動く映像」となっているだけでも貴重と感じることもしばしば
で美術スタッフのご苦労を感じます
今回の大河は本当に楽しいかぎりです
まとめ。
次週は第27話「宿縁の命」です。
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