大河ドラマ2025年「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺」第27話「願わくば花の下にて春死なん」のあらすじ(ネタバレ)と感想をお届けします。
第27話では、米騒動と誰袖の身請けが描かれます。
週タイトルの「願わくば花の下にて春死なん」とは物騒なタイトルですが、「春死なん」とは誰を指しているのでしょう。
第25話「灰の雨降る日本橋」の意知が誰袖に送った狂歌が伏線になっているような気がします。
項目 | 内容 |
2025大河ドラマ | べらぼう~蔦重栄華乃夢噺 |
放送話 | 第27話 |
放送日 | 2025年7月13日(日) |
週タイトル | 願わくば花の下にて春死なん |
視聴率 | %(先週比:%) |
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【誰袖の身請け】「べらぼう」第27話あらすじ。「願わくば花の下にて春死なん」
蔦重は、大文字屋から、田沼の評判次第では意知が誰袖を身請けする話がなくなる可能性を聞かされます。
一方、治済は、道廣から蝦夷地の上知を中止してほしいと訴えを受け、意次が密かに進めていた蝦夷地政策のことを知ります。
田沼屋敷では、佐野政言の父・政豊が系図を返せと暴れ、政言が止めに入るのですが…。
大河ドラマ2025年「べらぼう」前編(第1話~第16話)のガイドブックはこちら。
大河ドラマ2025年「べらぼう」後編(第17話~第32話)のガイドブックはこちら。
主人公は横浜流星が演じる蔦重こと「蔦屋重三郎」です。
蔦重が生まれ育った「吉原」とは。
蔦重は生まれ育った吉原で出版業の礎を作ります。ではその吉原が当時どんな役割をしていたか?現在の吉原とはちょいと違うようです。
⇒大河ドラマ2025年「べらぼう」の舞台は蔦屋重三郎が育った「吉原」とは。
【誰袖の身請け】「べらぼう」第27話ネタバレ。「願わくば花の下にて春死なん」。
ネタバレ詳細は視聴後に掲載します。
天明4年(1784年)の年が明けました。
松前家当主・松前道廣と弟の松前廣年は、島津家当主の島津重豪とともに一橋治済を訪ね、幕府による蝦夷地の※上知を取りやめて欲しいと頼むのです。
※上知とは、幕府が大名や旗本の知行地を没収すること。
治済は、田沼意次らが、そのようなことを企てていると初めて知り、不快だとつぶやくのです。
田沼屋敷が騒動に…
田沼屋敷に一人の老人が現れ、系図を返せと意次に迫ります。老人は江戸城番士の佐野政言の父・佐野政豊です。
続いて政言も駆けつけ、意次に詫びました。
政言は以前、田沼屋敷に佐野家の系図を持参し、田沼家はもともと佐野家の家来筋だと語り、系図を好きに書き換えてかまわないので自分を引き立ててほしいと頼みこんでいました。
意次は意知からそれを聞いていましたが、その時はひどく気が立っていたため系図を池に放りなげ、その件は忘れていました。
⇒矢本悠馬(キャスト)が大河ドラマ2025年「べらぼう 」で演じる佐野政言とは。
意知が配慮する。
意知は改めて政言への配慮を意次に頼みますが、意次は若年寄になったばかりの意知に任せます。意知は早速、政言に将軍・徳川家治の狩りのお供の機会を与えるのです。
ところが、この狩りの場で問題が起きるのです。それは…
政言は褒賞の場で、雁(かり)を射たと主張したのですが、しとめたはずの雁(かり)意知らが林の中を探しても見つからないのです。
狩りに参加していた者たちは政言を非難し、将軍の目に留まろうと意気込んでいた政言は落胆します。
政言への罠。
その後、佐野家に一人の武士が訪ねてきました。武士は名を名乗らず、佐野の矢で射(い)られた雁を見せるのです。
武士は、この雁を見つけた意知が木の洞(うろ=ほらあな)に隠すのを目にしたと言うのです。それでも政言は、意知がそのような不正をするはずがないと答えます。
米の値は下がらず。
意知は大文字屋を誰袖を訪ね、米の値下げの件はめどがついたと話します。これで誰袖の身請けが行われると思いましたが…
しかし、米の値は下がりません。
誰でも米の売買ができるととするお触れが出されると、裕福な商人たちが米を買い占め、大儲けするという事態を招くのです。
田沼家は悪の権化?
意次はまたもや紀州の徳川治貞に叱責されました。江戸の町では、米の高騰は商人たちを儲けさせようとする意次の悪だくみだとの噂が広がります。
意知が吉原に出入りしているという話も広まり、今や田沼家は悪の権化(ごんげ=化身)のように言われています。
江戸市中には食い詰めた流民が諸国から集まり、その者たちでお救い小屋があふれかえっていました。
歳旦狂歌集も売れず。
不景気の影響で、蔦重が正月に売り出した「歳旦狂歌集」は売れませんでした。
蔦重は訪ねてきた大文字屋が言うには、米の商いで儲けた連中は吉原で派手に金を使っているが、食うに困って女郎になる者が増えていると言います。
米の値が下がらないのだから、意知が誰袖を身請けする話は流れるのではと大文字屋は思っているのです。
ていの提案。
大文字屋の話を聞いていたていは、米の値を下げるために日本橋一同で知恵を絞ってはどうかと蔦重に薦めます。
うまくいけば誰袖の身請けが叶うかもしれなしし、田沼家の評判も持ち直すかもしれないと言うのです。
この策が成功すれば、市中の景気が戻り、流民たちにも施(ほどこ)しが行き渡って、よいこと尽くしになります。
⇒橋本愛(キャスト)が大河ドラマ「べらぼう」で演じるメガネの「てい」とは。
蔦重は早速日本橋の旦那衆に話を持ち掛け、皆で練り上げた策を田沼家に献策(けんさく=上のものに申しあげること)に行くのです。
日本橋で考えた米の値を下げる策とは。
日本橋で考えた米の値を下げる策とは…
- 公儀が米を仕入れ、それを仕入れ値で民に売ることで米の値を下げる。
と言うものでした。しかし意知は…
武家が商売をするとはありえないと言うのです。すると蔦重はこれは商いでなく「政」だと言い切るのです。
意知はひとまず自分が預かると皆に言います。
⇒宮沢氷魚(キャスト)が大河ドラマ2025年「べらぼう 」で演じる田沼意知とは。
誰袖の身請け。
蔦重は意知に平伏し、なんとか誰袖を身請けしてほしいと頼みます。
身請けがならぬかぎり女郎は日々身を売らねばなりません。それは日々命を削ることにほかなりません。
と言うと、意知は…
「誰袖の件はすでに手を打った」と答えるのです。それは、土山宗次郎の名で誰袖を身請けするよう手配していたのです。
誰袖の身請け先は土山?
意知は誰袖を土山の妾と言うことで、身請けするように手配したのです。
互いに想い合う二人は、心おきなく会えるようになればそれでよかったのです。意知の決断に感激した蔦重は、今後蝦夷の件でできることがあれば申し付けて欲しいと述べるのです。
誰袖は吉原を去る。
ある日、吉原では、武家の女性の衣服を身に着けた誰袖が、大文字屋を去ろうとしていました。そこに蔦重が現れ、誰袖と意知が出会った場面を描いた絵を手渡します。
蔦重は歌に描いてもらったと言うと、誰袖は「今までありがとうござりんした」と言い、大文字屋と遣り手の・志げに見送られて吉原をあとにしました。
日本橋に戻る蔦重も同行し、誰袖に尋ねます。
今日は雲助様に会えるのか?
と、すると誰袖は「んふ。今宵は二人、花の下で月を見ようと」と優しい笑顔で返してきました。
佐野政言の刃傷
しかし、その頃江戸城では、父の刀を手にした政言が意知に襲いかかっていたのです。
天明4年(1784年)春。
20万石の米。
蔦重に誰袖の身請けの話をした数日後、意知は老中と若年寄による評定に出席しました。
その席で、意次と親しい老中格の水野忠友から、大坂の奉行所が悪質な米問屋らを投獄し、20万石の米を召し上げたと報告がありました。
意知は、その米を公儀が安く買い上げ、買値で市中に払い下げることを提案します。
「飢えに苦しむ民を救い、世を救うための政とお考えいただけぬでしょうか!」と…。
【誰袖の身請け】「べらぼう」第27話の主なキャスト。「願わくば花の下にて春死なん」。
綾瀬はるか | (役:語り) |
横浜流星 | (役:蔦屋重三郎) |
渡辺謙 | (役:田沼意次) |
宮沢氷魚(ひお) | (役:田沼意知) |
福原遥 | (役:誰袖=たがそで) |
桐谷健太 | (役:大田南畝=おおた・なんぽ) |
染谷将太 | (役:喜多川歌麿) |
橋本愛 | (役:てい=丸屋の女将) |
脚本 | 森下佳子(前作:2017年おんな城主直虎) |
べらぼうに出演しているキャストの一覧はこちら。
⇒【豪華】キャストが出演する大河ドラマ「べらぼう」配役一覧。
【誰袖の身請け】「べらぼう」第27話の感想。「願わくば花の下にて春死なん」
視聴後に掲載します。
さて、今までの「べらぼう」のあらすじとネタバレそしてその感想の一覧はこちらからお読み下さい。
⇒大河ドラマ2025年「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」のあらすじ(ネタバレ)感想まとめ。
まとめ。
詳細は視聴後に。
次週は第28話「」です。
大河ドラマ俱楽部の管理人です。
NHK大河ドラマをこよなく愛し毎週楽しみに視聴しています。
ただ視聴するだけでなく「あらすじと感想」を紹介しています。
でもリアルタイムで見ることができない時は見逃し配信で見たり
時々は歴代の大河も視聴しています。
また、管理人の大好きな大河ドラマ出演者の他のドラマや映画を
まとめていますので見逃し配信と一緒に楽しんで下さい。
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