大河ドラマ2025年「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺」第33話「打壊演太女功徳(うちこわしゑんためのくどく)」のあらすじ(ネタバレ)と感想をお届けします。
33話「打壊演太女功徳」は、新之助たちは、米の売り惜しみをした米屋を次々に襲撃し、江戸でも打ちこわしが発生します。
一方、江戸城内では冷静かつ的確に提言する田沼意次に蔦重が米の代わりに金を配り、追々米を買えるようにする策を進言するのです。
項目 | 内容 |
2025大河ドラマ | べらぼう~蔦重栄華乃夢噺 |
放送話 | 第33話 |
放送日 | 2025年8月31日(日) |
週タイトル | 打壊演太女功徳 |
視聴率 | 8.2%(先週比:▼1.0%) |
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【新之助死す】「べらぼう」第33話「打壊演太女功徳」あらすじ。
天明7年、江戸でも打ちこわしが発生します。井之脇海が演じる新之助たちは、米の売り惜しみをした米屋を次々に襲撃します。
その報を受けて混乱する老中たちに対し、渡辺謙が演じる冷静かつ的確に提言する田沼意次。
そんな中、蔦重が、意次のもとを訪れ、米の代わりに金を配り、追々米を買えるようにする策を進言します。
一方、一橋邸では生田斗真が演じる一橋治済が、井上祐貴が演じる松平定信に、大奥が反対を取り下げ、正式に老中就任が決まると告げるのです。
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主人公は横浜流星が演じる蔦重こと「蔦屋重三郎」です。
【新之助死す】「べらぼう」第33話「打壊演太女功徳」ネタバレ。
小田新之助の打ちこわし。
32話「新之助の義」で高まった「米屋打ちこわし」の機運が、33話ではいよいよ実行へと移ります。
江戸市中を揺るがす庶民の暴発は、単なる飢えの不満ではなく、幕府の無策や権力争いに翻弄された人々の「時代の変わり目」を告げる象徴的シーンが描かれました。
まるで現代の米騒動と物価高の世相と被りますね。
⇒井之脇 海(キャスト)が大河ドラマ2025年「べらぼう 」で演じる“小田新之助”とは。
小田新之助の死(クライマックス)
第33話「打壊演太女功徳」のクライマックスは何と言っても、新之助が蔦重の身代わりとなり命を落とすシーンです。
米騒動で乱れる群衆の波の中、蔦重を狙う怪しいの名の無い男が小刀をもって蔦重の背後に忍びよります。
そこに、「蔦重――!」と、とっさに飛び出したのは新之助でした。彼は蔦重の前に出て自らが小刀を受けるです。
それと同時に駆けつけた長谷川平蔵が一本の矢を放しその名の無い男に刺さりました。
蔦重は新之助が薄れゆく意識の中で、肩を貸しながら医者のいる場所に向かうのですが、途中で新之助の意識はなくなっていました。
泣き崩れる蔦重。自分の身代わりになった新之助。新之助を抱きかかえた蔦重の手が震えていました。小刀には毒が塗ってあったんです。
新之助は、息も絶え絶えに己の人生を振り返って、「俺は、世を明るくする男を守るため生まれてきた」これが、新之助の最期の言葉でした。
新之助の最期はかすかに微笑み、映像は新之助と花魁時代の「うつせみ」の幸せカットが流れ彼は静かに息を引き取ったのです。
新之助が身を挺して守った「世を明るくする男」が蔦重なのです。
田沼意次施策。
33話の意次は「庶民を救いたい」という思惑を持ちながらも、実際には施策が遅れ、結果として民衆の怒りを抑えられず、さらに幕府内での権力争いの中で足場を失っていきます。
⇒渡辺謙(キャスト)が大河ドラマ2025年「べらぼう 」で演じる田沼意次とは。
蔦重と歌麿
米騒動や政治抗争が渦巻く江戸のなかで、歌麿がエンディング近くで登場しました。それは一服の清涼剤のような演出になりました。
蔦重は新之助の墓の前に座り込んでいます。頬はげっそりこけ、泣きはらした目は虚ろです。こんな疲弊した蔦重を見たことがありません。
新之助が亡くなってから、蔦重は自分を責めて責めて責め抜いているのでしょう。そこに、歌麿が久しぶりに訪ねてきました。
そして、歌麿は「これが俺の、ならではの絵さ」と作品を蔦重に見せるのです。広げた紙の上には、生命力に溢れた虫と植物の絵でした。
歌麿が再び蔦重の前に現れること自体が、芸術家としての「再生」を象徴していますね。
新之助の悲劇的な最期と対比される形で、歌麿の絵は「時代の証言」として提示されます。命を賭して守られた蔦重が、何を未来へ残すのか?その答えを示す伏線となる重要なシーンです。
⇒染谷将太(キャスト)が大河ドラマ2025年「べらぼう 」で演じる喜多川歌麿とは。
この歌麿と蔦重のシーンも新之助の最期のシーンもアマゾンプライムの「NHKオンデマンド」で視聴して下さい。
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【新之助死す】「べらぼう」第33話「打壊演太女功徳」の主なキャスト。
綾瀬はるか | (役:語り) |
横浜流星 | (役:蔦屋重三郎) |
渡辺謙 | (役:田沼意次) |
映美くらら | (役:家斉の乳母) |
相島一之 | (役:老中:松平康福) |
生田斗真 | (役:一橋治済) |
井之脇 海 | (役:小田新之助) |
脚本 | 森下佳子(前作:2017年おんな城主直虎) |
べらぼうに出演しているキャストの一覧はこちら。
⇒【豪華】キャストが出演する大河ドラマ「べらぼう」配役一覧。
【新之助死す】「べらぼう」第33話「打壊演太女功徳」の感想。
今回の33話の感想を感情ごとにまとめました。
新之助の死の表情に涙が止まらない。
新之助の“義”を貫いた最期に号泣でした。まだ若い命がこんな形で散るなんて、その瞬間は言葉を失いました。
蔦重を守るために身を投げ出した新之助。ふたりの絆がこんな形で示されるなんて胸が張り裂けそです。
静かに倒れていく新之助の姿を抱きしめる蔦重。新之助の死は“民”を背負った死なんですよね。
ただの若者ではなく、民衆の怒りと時代の変わり目を背負って死んだ新之助。その象徴性に鳥肌が立ちました。
さて、今までの「べらぼう」のあらすじとネタバレそしてその感想の一覧はこちらからお読み下さい。
⇒大河ドラマ2025年「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」のあらすじ(ネタバレ)感想まとめ。
まとめ。
次週は第34話「ありがた山とかたじけ茄子(なすび)」です。
大河ドラマ俱楽部の管理人です。
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