「どうする家康」第34話「豊臣の花嫁」のあらすじ(ネタバレ)感想とキャスト。/動画配信

2023年大河ドラマ「どうする家康」第34話「豊臣の花嫁」のあらすじ(ネタバレ)感想とキャストをご紹介します。

先週の「どうする家康」は第33話「裏切り者」でした。石川数正が秀吉の元へ出奔しました。家康やその家臣達の衝撃は図り知りません。

さて、今週は第34話「豊臣の花嫁」です。見どころは、

です。

秀吉は、家康を上洛させたい一心で妹の旭を家康に嫁がせるのです。もちろん人質として。

項目 内容
2023大河ドラマ どうする家康
放送話 第34話
放送日 2023年9月3日(日)
週タイトル 豊臣の花嫁
視聴率 11.7%(先週比:△1.6%)

さて、「どうする家康」は家康(リーダー)と家臣達(部下)との絆を描いた物語とも言えます。

個性的な家臣達(部下)をどう活かすのか?職場で「リーダー」の方ならきっと共感することでしょう。

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「どうする家康」第34話「豊臣の花嫁」のキャスト。

徳川家(殿) 松本潤(役:徳川家康)
徳川四天王 板垣李光人(役:井伊直政)
徳川四天王 大森南朋(役:酒井忠次)
徳川四天王 山田裕貴(役:本多忠勝)
徳川四天王 杉野遥亮(役:榊原康政)
徳川家家臣 松重豊(役:石川数正)
石川数正の正室 木村多江(役:鍋)
豊臣家(関白) ムロツヨシ(役:秀吉)
豊臣家・秀吉弟 佐藤隆太(役:豊臣秀長)
豊臣家・秀吉の正室 和久井映見(役:寧々=ねね)
豊臣家・秀吉の妹 山田真歩(役:旭=秀吉の妹)
織田家 浜野謙太(役:織田信雄)
徳川家臣 音尾琢真(役:鳥居元忠)
徳川家臣 岡部大(役:平岩親吉)
徳川家臣 小手伸也(役:大久保忠世)
徳川家臣 松山ケンイチ(役:本多正信)
徳川家康・側室(秀忠の母) 広瀬アリス(役:於愛の方)
脚本 古沢良太

大河ドラマ2023年「どうする家康」のキャスト一覧。

「どうする家康」第34話「豊臣の花嫁」のあらすじ。

天正13年(1585年)11月13日

第33話「裏切り者」のエンディングで石川数正は打倒・豊臣秀吉を誓っていました。が・・・

数正は豊臣方に出奔しました。数正出奔の“真相”はいったい何であったのか今週は明かになるのでしょうか。

徳川方は敵に手の内を知られたも同然となり大きな衝撃が走ります。家康は追い詰められますがその時、未曽有の大地震が発生。

両軍は戦をするどころではなくなります。秀吉は妹の旭を嫁がせ、さらに老いた母まで人質に差し出すと言います。

秀吉はそこまでして家康に上洛を迫ります。家康は「今は秀吉と戦う時期ではない」と悟るのです。

どうする家康第34話「豊臣の花嫁」イントロ。

数正が出奔した。

「数正には数正なりの何か深い考えがあってのこと」と数正を庇う者もいれば、

数正が残した『関白之天下人也』をもって殿を侮辱するものと受け止め戦に打って出るという者もあり、徳川は混乱していました。

上洛に応じない家康に、秀吉は自分の妹・旭を家康へ正妻として差し出し、圧を加え続けます。

上洛か戦かの決断を迫られる中、家康は、「守りを固め戦に備えよ」と秀吉に跪くことをよしとせず、数正の書置きを燃やしてしまうのでした。

「どうする家康」第34話「豊臣の花嫁」のネタバレ。

天正14年(1586年)

数正の「ずっと殿とともにいる」という言葉の真意が伝わった第34話でしたね。『戦のない世に』という瀬名の願いは、家康の悲願でもあります。

数正出奔の真相。

家康は出奔した数正の真意に気づきます。数正が岡崎を去る前に家康に残した言葉は、

石川数正

あの弱く優しかった殿が、かほどに強く、勇ましくなられるとは・・・さぞやお苦しいことでございましょう。

この言葉の意味は、数正が作った仏像に隠された瀬名が世話した「築山の花(押し花)」でした。

数正はその花を亡くなった瀬名の供養と思い毎夜祈りを捧げていたのです。いつしか家康が呪縛から解き放される日を願って。

家康は瀬名に約束した「平和な世」を自分が作ることの呪縛から解き放されることがなかったのです。

その呪縛を数正は解き放したのです。その瞬間に秀吉と戦い自分が天下人になることは諦めたのです。

数正出奔の真相は、エンディングで鍋と数正夫婦のやり取りで判明しましたね。

鍋:「まことに…殿がお好きでございますな」

数正:「あほたあけ」

松重豊が2023年大河ドラマ「どうする家康」で演じるキャストは石川数正。

数正の妻・鍋の真情。

なにより最後、鍋が言ったように、豊臣方にくれば飼殺されることをわかっていて、それでも家康たちに不必要な戦いをさせないための出奔。

「このような処遇に遭うと分かっていながら……。まことに殿がお好きでございますな」という鍋を「しーっ」と制して「あほたわけ」と数正が一言。

こんなに優しい『あほたわけ』がいるのだと、心が温かくなりました。

木村多江が2023年大河ドラマ「どうする家康」で演じるキャストは「鍋」。/出演映画。

数正が伝えたかった事は。

家康は「戦のない世を自分が作る」ということに、当然ではありますが強いこだわりを持っていました。

しかし、その『戦のない世に』という思いは、数正も同じです。

ただ、それは誰が作っても良いのではないか、本懐は『戦のない世』であり、誰がその世を作るかではないという、実に数正らしい愚直な思いが家臣団に伝わりましたよね。

自分が秀吉方につくことで、無用な戦いを避けられるという強い思いだったのですよね。

家臣団の想い。

小さな箱に、在りし日の築山を再現したような色とりどりの押し花を詰めていたのを見た時には涙がこぼれました。

家臣団たちも、本当は戦に負けている、今戦っても仕方ないことを理解していたと思います。

同時に数正はやっぱり忠臣であったと尊敬の念を新たにしながらの「数正のせいじゃ」「あほたわけ」と口々に言う様子が感動でした。

家康の呪縛。

天正14年(1586年)10月

家康と秀吉の駆け引きで家康の元へ輿入れした秀吉の妹「旭姫」

ある日家康は、顔を伏せ、声をあげて泣く旭の姿を見るのです。頭を床に擦り付けるようにして泣きじゃくる姿。

秀吉によって無理やり離縁させられ、夫は行方知らずであることを知っての事でしょう。

彼女の純朴さと深い悲しみは家康も理解したのでしょう。母・於大の思いやりと側室・於愛の訴えも家康に届いたのでしょう。

於愛は「お方様が目指した世は……殿がなさなければならぬものなのでございますか?」「ほかの人が戦なき世を作るならそれでもよいのでは……」と、

家康に訴えかけました。家康は「瀬名との誓い」に苦しんでいたのです。

お心が捕らわれていると忠次は言う、家康の心を解くきっかけとなり、家康は上洛することを家臣達の前で発するのです。

松本潤は2023年大河ドラマ「どうする家康」でキャスト徳川家康を演じる。

家康は秀吉の妹・旭姫を娶る。

家康と秀吉の「駆け引き」に翻弄されながらも懸命に徳川方と打ち解けようとする秀吉の妹「旭」の姿はとても心苦しく映りました。

豊臣秀吉

おめえがうまくやらんと、次はかか様を送りつけることになりかねんに。これくれえ役に立ちゃ~せ。

と言われ家康(浜松)の元へ輿入れした「旭」。

旭は兄・秀吉の“役に立つため”にと思い懸命に家康と於大や於愛にも尽くしていました。

おどける「旭」ですが、笑顔の裏には深い悲しみがありました。その悲しみが爆発します。

母をも人質に差し出すことを伝えられた旭がふと憂いた表情を浮かべ、頭を床に擦り付けるようにして泣きじゃくるのです。

山田真歩が「どうする家康」で演じるキャストは秀吉の妹「旭」(初出演)

秀吉の母「大政所」が岡崎に。

秀吉は妹の旭だけでなく母上の「仲=大政所」を家康の人質として送ると寧々や秀長に話すのですが、34話では登場しませんでした。

高畑淳子が2023年大河ドラマ「どうする家康」で演じるキャストは「仲(大政所)」

織田信雄は家康に上洛を勧める。

信雄はすでに秀吉と天正13年(1585年)に和睦していました。そのうえで信雄は家康に上洛を促すのです。

しかし家康は渋ります。それでも信雄は諦めず秀吉からの人質を条件に家康の上洛を勧めています。

信雄は徳川の将来を見越して自分のできることを精一杯発揮したのでしょう。

浜野謙太が2023年大河ドラマ「どうする家康」で演じるキャストは織田信雄。

予期せぬ出来事。

それは天正地震です。

天正13年11月29日(1586年1月18日)に日本の中部地方で発生した巨大地震です。最大深度6、マグニチュードおよそ7.8。

秀吉が畿内や四国を平定した直後のことで、秀吉は近江の坂本城にいました。秀吉が以前に住んでいた長浜城は崩壊しました。

当時城主だった「山内一豊」の娘が、建物の下敷きになって亡くなっています。

秀吉は、災害から速やかな復興は、為政者の支配力を示すと同時に、民衆の信頼を得る機会でもあると考え、

震災後すぐに被災地域の再建を指示しています。

大河ドラマ2023年「どうする家康」のあらすじ(ネタバレ)と感想のまとめ一覧。

「どうする家康」第34話「豊臣の花嫁」の見逃し配信は?

さて、8月30日(水)午後10時からの「歴史探偵」では「どうする家康」コラボ企画第2弾として家康天下取りを紹介しています。

ゲストは殿の松本潤と板垣李光人さんです。

文献から被害状況を分析し中部地方の天正地震の震度を計測していますので一見の価値があります。

また旧称の名護屋城で家康が茶会を開いた目的も紹介しています。

34話は天正14年(1586年)で家康は46歳です。

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「どうする家康」第34話「豊臣の花嫁」の紀行。

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「どうする家康」第34話「豊臣の花嫁」の感想。

34話は涙でしたね。旭の苦労ははかり知れませんし女性の幸せは何か?を考えさせるシーンもありました。

合戦シーンはありませんが、天下統一に向けて両雄が何を考え何をするのか?家康は天下人になることは真に諦めたのでしょう。

旭姫役の山田真歩。

今回のタイトルである「豊臣の花嫁」を指す旭姫役の山田真歩さんが印象的でした。

家康を上洛させるために、長年連れ添った夫と離縁させられ、しかもその夫は行方不明に。

旭自身、自分が歓迎されるはずのない「人質」であることも理解しているし、年齢も重ねているし、器量も良くないことを分かっていますよね。

それでも役目を果たそうと、おどけた物言いをし、道化に徹する姿が健気で涙が出ました。

明るく振舞えば振舞うほど、降り積もっていく悲しみや苦しさを、ほんの少しの表情で表現しているのが見事でした。

最後に家康に理解してもらえて本当に良かったです。

史実では病弱であり、家康に嫁いで4年で亡くなっていますが、ここからの旭姫の人生が少しでも穏やかであってあって欲しいと願うほどに、

魅力的な女性に演じてくれた山田真歩さんに拍手を送りたいです。

山田真歩が「どうする家康」で演じるキャストは秀吉の妹「旭」(初出演)

視聴者の感想。

引用:ヤッフーニュース

視聴率が低い事が、時に言われておりますが、回を重ねる毎に面白く視聴しております。 先回の石川数正の行動の真意に気が付く家康とその家臣団、旭を思いやる於大、側室 このやり取りに心打たれました。 家康の地元岡崎では、10月に家康行列に 北川景子や山田裕貴など4名が参加される ようです。大変楽しみにしております。 欣求浄土厭離穢土を目指し、平和の夜の中を作ろうとした松潤家康の一層の活躍を祈念しております。

昨日の回も観ました!以前、信康や瀬名さんを失ってから悲しみのあまり御自分一人で戦や天下取りを抱え込むようになり、心を閉ざしてしまった家康に家臣達が心を失くしてはならないと必死に説得する誠の忠義と絆に、そして、数正がどのような思いでなぜ、秀吉の元へ向かったのか、家康の為を思ってこそとの真意がわかり、感動し、泣けました!これからも応援しています!

まとめ。

次週は第35話「欲望の怪物」です。

いよいよ大政所(高畑淳子さん)と、石田三成(中村七之助)の登場です!

秀吉を支えると決めた家康は、北条と真田をまとめる役割を任されます。そんな時、石田三成と出会い…というストーリー。

予告での「気が、合いますなあ」という言葉に、「どうする家康」の中ではこの二人の関係性はどう進んでいくのだろうとワクワクしました。