2023年大河ドラマ「どうする家康」第36話「於愛日記」のあらすじ(ネタバレ)感想とキャストをご紹介します。
先週の「どうする家康」は第35話「欲望の怪物」でした。家康と別れた後の秀吉の目は恐怖でしたね。
欲深さの表現が恐怖感を倍増させていました。さて、今週の第36話「於愛日記」の見どころは、
です。
項目 | 内容 |
2023大河ドラマ | どうする家康 |
放送話 | 第36話 |
放送日 | 2023年9月24日(日) |
週タイトル | 於愛日記 |
視聴率 | 9.9%(先週比:▼0.2%) |
さて、「どうする家康」は家康(リーダー)と家臣達(部下)との絆を描いた物語とも言えます。
個性的な家臣達(部下)をどう活かすのか?職場で「リーダー」の方ならきっと共感することでしょう。
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徳川家康 | 松本潤(役:徳川家康) |
徳川四天王 | 板垣李光人(役:井伊直政) |
徳川四天王 | 大森南朋(役:酒井忠次) |
徳川四天王 | 山田裕貴(役:本多忠勝) |
徳川四天王 | 杉野遥亮(役:榊原康政) |
家康側室 | 広瀬アリス(役:於愛の方) |
豊臣秀吉 | ムロツヨシ(役:秀吉) |
秀吉側室 | 北川景子(役:茶々=淀殿) 北川景子は茶々の母・お市と2役 |
秀吉弟 | 佐藤隆太(役:豊臣秀長) |
豊臣家臣 | 中村七之助(役:石田三成) |
元武田家 | 古川琴音(巫女・千代) |
徳川家 | 鳴海唯(稲) 本多忠勝の娘 |
徳川家臣 | 小手伸也(役:大久保忠世) |
徳川家臣 | 松山ケンイチ(役:本多正信) |
徳川家臣 | 音尾琢真(役:鳥居元忠) |
徳川家臣 | 岡部大(役:平岩親吉) |
脚本 | 古沢良太 |
35話のエンディングで家康は真田昌幸から、北条に領地を渡す代わりに徳川の姫がほしいと頼まれます。
忠勝の娘・稲を養女にして嫁がせようとするが、父娘ともに猛反対。
そんな中、家康が探させていた武田の女を、元忠がかくまっていたことがわかるのです。
説得に向かった忠勝は、抵抗する元忠と一触即発の危機に陥るのですが・・・。
改めて、於愛が元忠に話を聞くと、意外な事実が・・・。元忠がかくまっていた武田の女とは「千代」でした。
36話は稲の嫁ぎ先の展開から千代、於愛が抱える過去とそして現在の心境を語る展開となりました。
戦で夫を亡くした於愛は、その哀しみのあまり自らの命を絶とうとしていました。
それを思いとどまれたのは、真に慕っていた主の血を引いた子ども達がいたからです。
子ども達のために、於愛は岡崎城にあがります。
於愛の血筋であれば、他に輿入れ先があるだろうというお葉(家康の側室)に、もう誰かの妻になるつもりはないと思い詰めたように答える於愛。
その沈み切った顔を見たお葉は、「嘘でも笑っていなされ。皆に好かれていないと、きついぞ」と助言をするのです。
その言葉に従い、笑顔でいる於愛はおおらかな性格も相まって家康の側室に選ばれました。
しかし、於愛の中にはずっとひとつの想い(苦しみ)があったのです。
「私の笑顔は偽りでございます。殿のことは心から敬いもうしあげているけれど、お慕いする御方では、ない」と・・・。
家康に赦され、周囲からも認められ元忠の妻になる千代に、どうしても納得がいかないのが忠勝。
「真田の忍びという疑いが晴れておらん」と食い下がりますが、それは稲の身を案じ、また手放したくない一心。
しかし稲自身が「夫婦を成すもまた女子の戦」と言い、自ら真田との縁談を「謹んでお受けいたします」と言ってしまいます。
家臣たちも総出で「お前があのじゃじゃ馬をどれほど可愛がっておったか儂もよおく分かっておるつもりじゃ」
「いい加減、手放すにときでござる。観念しなされ」と声をかけられ言葉につまる忠勝に、稲のとどめとも言える一言。
於愛の方は天正17年(1589年)38歳の若さで亡くなっています。真田昌幸と講和し、子の信之を人質として受けたった年です。
於愛が、「私の笑顔は偽りでございます。」と言い、自害する姿が映ります。それはなんの伏線なのでしょうか?
於愛は元忠が匿っていた「千代」の話を聞き、千代の真意を見抜いていました。そして於愛の過去を話すのです。
於愛は夫を戦乱で亡くし、夫の亡骸の横で自害しようとしてのです。
そんな於愛は家康の側室「お葉」から「嘘でも笑っていなされ」と言われたのをきっかけに、嘘でも笑うことを心がけていたのです。
笑顔とユーモア溢れる言動は偽りの笑顔だったのです。
於愛の日記には家康について「心から敬い申し上げているけれど、お慕いするお方ではない」と綴っていました。
そんな於愛だから千代の本質を見抜いていたのです。そして於愛の死をナレーションの寺島しのぶによって語られました。
⇒広瀬アリスが「どうする家康」で演じるキャストは家康の側室「於愛の方」
家康は以前から武田の女(巫女・千代)を探させていました。そこで分かったことは鳥居元忠が千代かくまっていたのです。
ただ、忠勝は千代を真田の忍びだと信じ元忠が騙されていると思っています。そこで千代は・・・
非道なことをさんざんしてきた私の言葉に信用などありますまい。
そうです、千代は偽りを申したのです。その様子を見ていた家康は・・・。
⇒古川琴音が2023年大河ドラマ「どうする家康」で演じるキャストは「謎の女・千代」(大河初出演)
元忠がずっと千代を匿っていたという事実を知った忠勝は大激怒、千代を渡せと元忠の屋敷に乗り込み、一種触発の事態に陥ります。
元忠は半年もの間、千代を隠していたという、そんなにも長い間殿を欺いたのかと忠勝はショックを受けます。
同時に、元忠は千代に骨抜きにされたから稲を真田に差し出せと執拗に迫ったのだと憤る忠勝。
その姿に、かなりな分量で「娘可愛さ」な意見が混じっていることには、まだ本人は気が付いていません。
⇒山田裕貴が2023年大河ドラマ「どうする家康」で演じるキャストは本多忠勝。
元忠がなぜ千代を匿っていたのか?
野良仕事をしてひっそりと暮らしていた千代を「処断したり」また「忍び仕事をさせたくない」から匿っていたという元忠の気持ちを聞いた家康。
そんなことをするつもりはないと話し、「かつて我らが夢見た世を穴山梅雪らと共に目指した一人。ただただその身を案じていた」と本心を打ち明けます。
ここには家康の瀬名への想い、瀬名と共に自分達が描いた『争いの無い世』を心から望んでいるのが知れてグッときました。
⇒音尾琢真が「どうする家康」で演じるキャストは鳥居元忠/出演映画。
真田を納得させる為に、家康は忠勝の娘・稲を養女に向かい入れ真田へ輿入れさせようとしていました。
しかし、当の忠勝と稲が猛反対するのです。
時を同じくして、家康がずっと探させていた女、武田の忍びであった千代が見つかります。
鳥居元忠は千代を匿っていました。
そして、元忠は、忍びの過去を捨て、静かに暮らしたいと願った千代に同情し、妻にしたいと家康に願えるのです。
家康が千代と元忠にかけた言葉は・・・
忍びの過去を捨て、鳥居元忠の妻となるがよい情けではない。
幸せになることは、生き残った者の務めであると、わしは思うぞ。
でした。
⇒松本潤は2023年大河ドラマ「どうする家康」でキャスト徳川家康を演じる。
我が裁定に不服なら滅ぼすまで。
と家康と北条の約束を反故するのです。
⇒ムロツヨシが2023年大河ドラマ「どうする家康」で演じるキャストは豊臣秀吉。
「どうする家康」のあらすじまとめはこちらです。
⇒大河ドラマ2023年「どうする家康」のあらすじ(ネタバレ)と感想のまとめ一覧。
北川景子さんが演じる茶々が登場しました。どうする家康も残り12話。家康VS茶々(淀殿)を何話で描くのか?
楽しみです。
⇒北川景子が「どうする家康」で演じるキャストは「お市」と娘の茶々(淀殿)
「本田忠勝の娘としてその名に恥じぬよう立派に務めを果たして参ります」と、父の手を離れ、一人の人間として立ち上がった稲に男泣きに鳴く忠勝の姿に心が熱くなりました。
「どうする家康」の隠しテーマともいえる親子や夫婦、相対する人へのそれぞれの深い愛情が堪能できた36話でした。
⇒鳴海唯は「どうする家康」で演じるキャストは「稲」(大河初出演)
さて、徳川家康の一生をNHKの歴史番組「英雄たちの選択」の「#3 スペシャル 戦国のプロが選ぶ 徳川家康・平和への選択」で紹介しています。
家康の運命の選択をトップ10です。さて1位は・・・?
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36話は於愛中心のストーリーとなりましたね。
予告や本編でも聞けた「私の笑顔は偽りでございます。殿のことは心から敬いもうしあげているけれど、お慕いする御方では、ない」
というセリフにはどきりとしましたが、
愛する夫を戦でなくした於愛にとって当時は笑顔は生きる術の1つであったことは確かなのだろうと思います。
慕った殿方も一人だけだったのも事実だったでしょう。それでも、心の底から家康を敬い、おおらかに支えてきたのも事実です。
本心を隠す時に笑う、この場合は、哀しさを隠す時に笑う…という切ない『偽り』を於愛が知っていたからこそ、
千代が元忠に罪が及ばないよう、自分が元忠をたぶらかしたことにしようとしている『偽り』を見抜けたのだと思います。
於愛を演じた広瀬アリスさん、本当に素晴らしかったです。まさに徳川を照らす温かな光のようでした。
⇒広瀬アリスが「どうする家康」で演じるキャストは家康の側室「於愛の方」
引用:ヤッフーニュース。
いい回だったと思います。特に一人の女性が歩んだ道程が回想を通じ視聴者に説明されていく姿は感動もの。
とある経験から身を守る為に「偽りの仮面」=ペルソナを身につけた彼女が、葛藤しつつも、そうでありたい自分=穏やかな心を持ち続ける事で、いつしか自分の本当の顔になったのは、特筆に値する。
「どうする~」は要所要所での場面転換が多く、一人の人物の心の内が分かりにくく不評ではあるが、これは脚本がわざとやっている事のように思えてきた。
今回のように回想という形で過去場面の内面を補完する事で、於愛の心の成長が分かりやすく説明できるのだからなおの事。
史実の家康は大器晩成型、と言われている。
彼の経験と苦労、努力が成功に導かれたのはその晩年。歩んできた道を振り返った時、家康の凄さが分かるように作品が締まるシナリオを狙っているのかも、
と於愛の退場シーンを鑑みると、個人的には期待している。
次週は第37話「さらば三河家臣団」です。
第36話で登場した茶々は、北川景子さんでしたね!ネットが歓声に沸く中、いよいよ「小田原征伐」「小田原合戦」が描かれます。
側室・茶々が秀吉との子・鶴松を産み、勢いづく秀吉は北条攻めを決定し、勝てば北条領をすべて与えると、和平を主張する家康に先陣を命じます。
しかし、家康にとっては故郷・三河を離れることに、家康は家臣団に事情を打ち明けられないまま出陣して…というストーリー。
歴史の流れと共に、「どうする家康」の世界に生きる登場人物たちが、どういう思いで時代を駆け抜けたのか。それを見るのが楽しみです!
大河ドラマ俱楽部の管理人です。
NHK大河ドラマをこよなく愛し毎週楽しみに視聴しています。
ただ視聴するだけでなく「あらすじと感想」を紹介しています。
でもリアルタイムで見ることができない時は見逃し配信で見たり
時々は歴代の大河も視聴しています。
管理人の大好きな大河ドラマをまとめていますので見逃し配信
と一緒に楽しんで下さい。