「どうする家康」第37話「さらば三河家臣団」のあらすじ(ネタバレ)感想とキャスト/動画配信

2023年大河ドラマ「どうする家康」第37話「さらば三河家臣団」のあらすじ(ネタバレ)感想とキャストをご紹介します。

先週の「どうする家康」は第36話「於愛日記」でした。於愛の真情が描かれ於愛の最期はNAでした。

さて、今週の第37話「さらば三河家臣団」は家康が三河から離れて江戸へ新たな統治に向かいます。

見どころは、

です。

項目 内容
2023大河ドラマ どうする家康
放送話 第37話
放送日 2023年10月1日(日)
週タイトル さらば三河家臣団
視聴率 10.1%(先週比:△0.2%)

さて、「どうする家康」は家康(リーダー)と家臣達(部下)との絆を描いた物語とも言えます。

個性的な家臣達(部下)をどう活かすのか?職場で「リーダー」の方ならきっと共感することでしょう。

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「どうする家康」第37話「さらば三河家臣団」のキャスト。

徳川家康 松本潤(役:徳川家康)
徳川四天王 板垣李光人(役:井伊直政)
徳川四天王 大森南朋(役:酒井忠次)
徳川四天王 山田裕貴(役:本多忠勝)
徳川四天王 杉野遥亮(役:榊原康政)
家康側室 松本若菜(役:阿茶局)
豊臣秀吉 ムロツヨシ(役:秀吉)
秀吉弟 佐藤隆太(役:豊臣秀長)
秀吉側室 北川景子(役:茶々)
豊臣家臣 中村七之助(役:石田三成)
北条家 駿河太郎(役:北条氏政)
織田家 浜野謙太(役:織田信雄)
徳川家臣 小手伸也(役:大久保忠世)
徳川家臣 松山ケンイチ(役:本多正信)
徳川家臣 音尾琢真(役:鳥居元忠)
徳川家臣 岡部大(役:平岩親吉)
徳川家臣 山田孝之(役:服部半蔵)
脚本 古沢良太

大河ドラマ2023年「どうする家康」のキャスト一覧。

「どうする家康」第37話「さらば三河家臣団」のあらすじ。

天正17年(1589年)5月

先週再登場した北川景子が演じる「茶々」が秀吉との子・鶴松を産みます。勢いづく秀吉は、北条攻めを決定します。

和平を主張する家康に秀吉は先陣を命じ、勝てば北条領を全て与えると言うのですが、それは故郷・三河を離れることでもあったのです。

家康は家臣たちに事情を話せないまま、出陣を命じます。秀吉が20万もの大軍で小田原城を包囲する中、家康は北条氏政に降伏を促します。

ですが、氏政は全く応じません。氏政には関東の雄としての意地がありました。

第37話「さらば三河家臣団」イントロ。

秀吉と側室・茶々の間に男子(鶴松)が誕生しました。

秀吉にとっては生涯で初めての子とあり、大変な喜びよう。その喜びの勢いそのままに関東北条攻めを決定します。

一方、小田原城では北条氏直と妻で家康の娘でもある「おふう」が父・氏政に上洛をするよう説得に励んでいました。

家康も同様に自分が氏政を説得するから、戦をさけるよう秀吉に進言しますが、秀吉は聞く耳を持ちません。

北条を制圧すれば、褒美としてその土地を与えると言い、三ヶ月で戦を終わらせろと命じます。

北条をひざまずかせれば、天下を統一したことになります。秀吉の天下統一が刻一刻と迫っていました。

「どうする家康」第37話「さらば三河家臣団」のネタバレ。

天正18年(1590年)

家康の新たな側室・阿茶局が初登場。

阿茶の突然の登場に、正直驚きました。どういう経緯であの場所にいるのか、何者なのか…

歴史に詳しくない大河ドラマ初心者の頭には「?」マークが乱舞したのではないかと心配になってしまいました。

それでも、家康に関わる女性たちは、控えめでありながらも芯のある精神的に自立した人が多いのだなというのは伝わります。

これも家康の強みなのかもしれないと感じました。

松本若菜が2023年大河ドラマ「どうする家康」で演じるキャストは「阿茶局」

茶々の言葉。

茶々の無邪気さというか傍若無人さというか…が、なんだか企みを持っているように見えて仕方ありません。

秀吉を手玉にとって全てを手に入れる、彼女なりの戦国を戦っているように思えました。

37話は小田原攻めが前半で描かれましたが、その小田原の一夜城に現れるシーンで家康に声をかけていました。

茶々は「またお会いでき、うれしゅうございます」と満面の笑みは何を意味するのでしょうか?

この満面の笑みはこれから大阪の陣に向かってのなんの伏線なのか?とても気になります。

北川景子が「どうする家康」で演じるキャストは「お市」と娘の茶々(淀殿)

秀吉の命。

秀吉は

豊臣秀吉

おぬしは江戸。

と家康に言い放ち江戸行きを命じます。それは慣れ親しんだ三河の土地を離れることでもありました。

ムロツヨシが2023年大河ドラマ「どうする家康」で演じるキャストは豊臣秀吉。  

寧々の想い。

寧々は家康に「殿下に物申せるのは徳川殿だけだわ」と家康に話しかけます。この言葉は秀吉亡き後の家康VS茶々の伏線ですね。

和久井映見が2023年大河ドラマ「どうする家康」で演じるキャストは寧々(ねね)

秀吉の妹・旭の最期。

上洛中の旭は病気で寝込んでいます。家康と寧々が見舞いにきた後、病であっけなくこの世を去りました。

天正18年1月14日(1590年2月18日)

享年47歳でした。

秀吉に押し付けられた政略結婚でしたが、家康は旭を正室として大切に思っていたと思います。

山田真歩が「どうする家康」で演じるキャストは秀吉の妹「旭」(初出演)

氏政の最期。

家康は最後まで戦った北条氏政の小田原城で氏政と対面しました。氏政が秀吉に最後まで抵抗したのは妹の志田未来が演じた「糸」の企てを聞いていたからです。

志田未来が2023年大河ドラマ「どうする家康」で演じるキャストは「糸」

北条氏政

我らはただ……関東の隅で侵さず侵されず、我らの民と豊かに穏やかに暮らしていたかっただけ。

氏政は北条氏が当時していた関東の民と平穏な暮らしを大切にしてきたのです。

北条氏政

なぜ、それが許されんのかのう!

と、悔しさをにじませながらも落ち着きを払って家康と向き合いました。城を去る前には家康に民を託し、頭を下げる姿はとても切なかったですね。

駿河太郎が「どうする家康」で演じるキャストは「北条氏政」/出演映画

氏政の姿から「小さな国々が争わず、助け合ってつながり一つになること」それは瀬名の願いでもあり考え方でした。

有村架純が「どうする家康」で演じるキャストは瀬名(築山殿)/出演映画。

家康と氏政。氏政は自決。

降伏をした氏政に、なぜもっと早く降伏しなかったのかを問うた家康への答えが秀逸でした。

氏政は、今川氏真の妻・糸の兄。ここで瀬名の夢に繋がるのですね。

犯さず、犯されず…なぜそれが出来ないのだ、という心からの叫び、だからこそ築山の企てに心動かされた様子に胸が痛みました。

北条氏政が小田原から去り「小田原の戦」は終わりました。家康は秀吉の命である「江戸行き」を家臣達に伝えねばなりません。

その時、正信は。

家康は本多正信だけを小田原の戦い前に呼び出し秀吉の命を阿茶局も同席させ話していました。正信は家康の目論見を見抜いていたのです。

そこで、正信がとった行動は信頼する大久保忠世に殿の意向を家臣たちにうまく伝えるよう頼みこんだのです。

松山ケンイチが2023年大河ドラマ「どうする家康」で演じるキャストは本多正信。/出演映画。

忠世の行動は。

正信から家康の国替えの意向を聞いた忠世は早速に徳川家臣団を集めて話します。もちろん、忠勝や直政達は「わしらの国はどうなるんじゃ!」と忠世に詰め寄ります。

それでも忠世は皆から殴られ罵声を浴びても耐えながらも強い口調で説得するでもなく、ただただひたすらに忠勝らの怒りややるせなさを受け止めるに徹するのでした。

その甲斐あってか家臣たちは家康の意向を受け入れるのです。

小手伸也が「どうする家康」で演じるキャストは大久保忠世。

三河家臣団と殿の絆の深さ!

家康はやや緊張した面持ちで家臣たちに国替えとなることを告げます。当然、家臣達が激怒することは予想していたと思います。

しかし、家臣たちの反応は家康にとって意外なものでした。

家臣たちは皆、国をたつ前に大久保忠世から国替えは避けられないことだと聞かされていたのです。

北条を制圧すれば、褒美と称して三河を奪われることを分かっていた家康は、家臣たちの心情をおもんばって正信のみに相談していました。

正信は正信でその気持ちを汲み、大久保忠世に声をかけ、今度は忠世が中心となって家臣達の気持ちを一つにまとめ上げました。

それを知った家康は驚きながらも礼を言い、それでもなお皆の無念さを思って膝を折って皆に謝ります。

土下座する家康に、

また一からやり直せばいい、ここまで生き残ってこられただけで十分だと口々に言う家臣団。

  • 貧しくてちっぽけだった儂らがなぁ、信じられんわ
  • しかもあの弱虫な殿のもとでじゃ!素晴らしいのはここではないでしょうか?!
  • あの弱虫な殿

と振り返る記憶の中の殿が、全て松本潤さん演じる元康であり家康なのです。

今川時代からを子役を使わずに、松本潤さんが演じた意味がわかります。

私達視聴者も、ずっと家康の成長を家臣団と一緒に見まもってきたのです。その体験は新しい大河ドラマの見方だと感動しました。

松本潤は2023年大河ドラマ「どうする家康」でキャスト徳川家康を演じる。

服部半蔵は家康と一緒に江戸行き。

半蔵に与える「国」はありません。でも家康と一緒に江戸に行くことで江戸城の「半蔵門」が残るのです。

山田孝之が「どうする家康」で演じるキャストは服部半蔵。

織田信雄は秀吉から追放?

秀吉は信雄の国替えをしますが信雄が不服を申し立てたので織田家は改易となりました。と三成から聞く家康。

浜野謙太が「どうする家康」で演じるキャストは織田信雄。

秀長の最期。

エンディング近くで病床の豊臣秀長に天下統一の報が届きます。最後の台詞として秀長は兄の欲深さを心配していました。

佐藤隆太が「どうする家康」で演じるキャストは「豊臣秀長」

光秀が家康の元に現れる。

軍務を終えた石田三成が徳川本陣にやってきました。秀吉に対する三成の絶対的な信頼は揺らぎがありません。

戦なき世をなすためにともに力を合わせましょうと言い、家康に一礼し去っていきました。

中村七之助が「どうする家康」で演じる役(キャスト)は「石田三成」

秀吉の生涯初の子・鶴松が病没。

天正19年(1591年)8月5日

秀吉の生涯初の子・鶴松が病没しました。秀吉は高笑いしながら、三成に「次は、何を手に入れようかの…」と。

その目には狂気が宿っていました。

江戸普請奉行・伊奈忠次が登場。

天正20年(1592年)、正月。

江戸普請奉行・伊奈忠次(なだぎ武)は神田山を削り、日比谷入江を埋める計画を家康に披露しています。

側室の阿茶も一緒です。そこへ、秀吉からの文が家康の元へ。その文には「戦じゃ。朝鮮を従え、明国を獲る。」との内容でした。

「どうする家康」のあらすじまとめはこちらです。

大河ドラマ2023年「どうする家康」のあらすじ(ネタバレ)と感想のまとめ一覧。

https://taigatv.club/2023dousuru-ieyasu/arasuji-matome-2

「どうする家康」第37話「さらば三河家臣団」の見逃し配信は?

さて、37話では小田原城主の北条氏政が小田原合戦で敗れ家康に民の頼み自決しましたね。

北条家に関してはドラマでは深く掘り下げての展開はありませんでした。

歴史探偵の北条100年王国の秘密。

ただ、歴史探偵「#81 北条100年王国の秘密」では北条家の史実を紹介しています。関東を収め数々の治水工事を行い農民たちにも従われていた北条家をぜひご覧ください。

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「どうする家康」第37話「さらば三河家臣団」の紀行。

小田原城。

神奈川県小田原市、小田原城には後に城主になった大久保忠世を演じた小手伸也さんが訪問しました。

小田原市への旅は・・・

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「どうする家康」第37話「さらば三河家臣団」の感想。

大久保忠世役の小手伸也さんが退場しますね。

「どうする家康」の設定では「三河一の色男」でした。時が移るにつれ御髪がどんどんなくなっていく細かい描写にも笑みが漏れてしまいました。

今回の戦の場面では、揚羽蝶の背旗をはためかせ華麗に(でもキュートに)舞い戦う忠世の姿が見られたことも嬉しかったです。

小田原城拝領後の「隠居間近の老体には些か大仕事が過ぎますが…」からのセリフは、実は小手さんご自身が作ってプロデューサーや監督に提案したのだとか。

実際に忠世は、小田原城を拝領後、城下の発展に尽力し数年後に亡くなっているので、老い先短いことをそこはかとなく気づかせる素晴らしいセリフだったと思います。

温かな人間味あふれる大久保忠世を見せて下り、ありがとうございました!

小手伸也が「どうする家康」で演じるキャストは大久保忠世。

視聴者の感想。

引用:ヤッフーニュース

松ケン正信は後半にきて活躍してますね。 史実によると四才年上の正信を松潤家康はたいそう信頼していた、とあります。 戦等、家康のまわりから頼りになる家臣達がいなくなっても、常にそのかわりを務めてくれる家臣を育てた?居た?ということになるのかな…。 家康のじっくり構えて人の意見も聞く性格が 良かったのかと推測します。 江戸の町作りは秀吉を参考とした…などありますから、良きと思えば嫌なやつからも学ぶ姿勢もありそこは学ばないと自身は思いました。

ドラマによっては正信がとにかく腹黒く、忠勝とやたらと仲の悪い描写があるが、今回の描き方は気に入っている。 おどけて見せいつも何か食べているが、とにかく機転が利いて洞察力の優れた正信。 そんな正信をニセ本多と言いながらも認めている忠勝。 そんな二人の本多の間にはよく忠世がいるのも面白い。

まとめ。

次週は第38話「唐入り」です。

国替えが行われ、秀吉の弟・秀長も病死。秀吉は同じ年に鶴丸も病で失ってしまう。家中が哀しみにくれるなか、「次は…何を手に入れようかの」秀吉の欲望はとどまることをしらず、明国を獲ると言い始めます。朝鮮に渡った加藤清正らからは連戦連勝という知らせが秀吉の元へ届いていますが、家康は実は苦戦を強いられているという裏情報を掴みます。秀吉を止めようとする家康の前に茶々が現れ…という予告を見るだけでドキドキのストーリー!ラスボス・茶々の真意が見られるのか?!関ヶ原へ向けてどう進んでいくのか?楽しみで仕方がありません。