坂口健太郎が「鎌倉殿の13人」で演じる北条頼時(泰時)と坂口健太郎を紹介します。
坂口健太郎が演じる北条義時の嫡男・金剛は第23話「狩りと獲物」で登場します。
北条頼時(泰時)は鎌倉幕府第3代執権になる武将で、頼時(泰時)を演じる坂口健太郎さんは大河ドラマ初出演です。
頼時(泰時)は、日本初の武家法典である御成敗式目を制定したことで有名であり、内政に力を注いだ人物とされています。
さて、「鎌倉殿の13人」であなたが好きな俳優さんは誰ですか?善児を演じた梶原善を選んだ大河ファンはかなりの方です。
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頼時(泰時)は、1183年に、鎌倉幕府第2代執権の北条義時の長男として生まれました。
のちに名執権として名を馳せる泰時。泰時は抗争の時代をどのように生き抜いていくのだろうか。
泰時は、平家が都落ちした寿永2年(1183)に誕生しました。父・義時が21歳のときの子です。
幼名は金剛です。元服に際し頼朝が烏帽子親となり名前の一字を与え頼時と名乗ります。
後に泰時と改名します。(ドラマでは頼家が改名しています)
源平合戦の真っただ中で生まれた金剛(頼時=泰時)は、動乱の中で育ったこともあり、血気盛んなイメージがあります。
しかし、一方で、物事を落ち着いて冷静な判断が出来る立派な武士に育っています。
後鳥羽上皇が政権を朝廷に取り戻そうと倒幕を目的にした「承久の乱」の際に、幕府軍のリーダーとして兵をまとめ上げ、
父の義時と一緒に圧倒的な強さで、後鳥羽上皇率いる朝廷を倒し武家政権を維持させました。
承久の乱以降、義時が亡くなった後には第3代執権を握り、武家社会に沿った「御成敗式目」を制定するなど、よりよい政権作りに努めました。
また、死の直前の出家の際には、約50人の家来もともに出家するなど、人徳のある人物であったことがうかがえます。
泰時の母親は、『系図纂要』には「官女阿波局」と記されています。でも「阿波局」が誰なのかはわかっていません。
「鎌倉殿の13人」の時代考証を務める坂井孝一氏は、泰時の母親は身分が低い、あるいは何か事情のある女性であった可能性を指摘しています。
ドラマでは新垣結衣が演じた八重が(金剛=泰時)の母親になっていますね。
⇒新垣結衣が大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で演じる”八重”は何話まで?
金剛(泰時)は12歳で元服しました。そのときに帽子親を務めたのが、伯父にあたる源頼朝です。
建久5年(1194)2月に、御家人たちが居並ぶ中で行われた元服の儀において、金剛は頼朝から「頼」の一を授かり、頼時と称するようになります。
⇒大泉洋は「鎌倉殿の13人」で初代・鎌倉殿の源頼朝を演じる。
元服の儀の場で、頼朝は佐藤B作が演じた三浦義澄に対し「泰時を婿とするように」と命じ、義澄も承諾しています。
⇒佐藤B作が「鎌倉殿の13人」で三浦義澄を演じる。13人の一人。
巻刈りで登場します。
⇒「鎌倉殿の13人」第23話「狩りと獲物」のあらすじ(ネタバレ)と感想。
鎌倉殿の13人第26話「悲しむ前に」で頼朝が亡くなります。
その後、鎌倉殿は頼家が引き継ぎますが、いかんせん若いので御家人たちの不満が爆発し統制がとれません。
そこで、頼家は自ら6人の若い御家人を選びます。頼時もその一人です。
又、長きにわたり苦楽をともにすることになる、瀬戸康史演じる叔父の北条時房もその一人で時房は、8歳年上です。
⇒瀬戸康史が「鎌倉殿の13人」で演じる北条時連(時房)はいつから登場する?
28話は「梶原景時の変」を描いています。エンディング近くで景時は流罪先に向かうと比企館を後にします。
しかし、義時は頼時に命じます。「すぐに兵を整えよ。梶原殿は必ず西に向かわれる」
⇒中村獅童が「鎌倉殿の13人」で演じるキャストは梶原景時。13人の一人。
景時は必ず京へ向かう、東海道で討ち取るのだと。
「梶原殿は華々しく戦で死ぬおつもり。武士らしくな」武士としての景時を知っているからこそ、義時はそう判断したのでした。
このシーンからも頼時は父・義時から武士の生き方を学ぶのです。
泰時が19歳のときには、民が飢饉を憂うなか、源頼家が蹴鞠に耽るのをみかねて、頼家の近侍である中野能成に、諌言するようにうながすシーンがあります。
また、泰時が伊豆国北条に下ったとき北条の地は不作で、領民は飢饉に苦しんでいました。
そこで泰時は貸し付けの証文を焼き、米や酒などを振る舞ったようです。
人々は手を合わせ、泰時の子孫の繁栄を祈ったといわれています。
ただし、『吾妻鏡』は北条氏による幕府支配を正当化するため、泰時を随所で顕彰しているともいわれ、この記事も脚色を疑う声もあります。
いずれにせよ、ドラマではこの評判が頼家の耳に入って不興を買い建仁元年(1201)頃に頼家は頼時を奏時と改名しました。
⇒金子大地が初出演する大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の源頼家はいつ登場?
頼朝と三浦義澄との約束は建仁2年(1202)8月に実現しました。
頼時は義澄の子の山本耕史が演じる三浦義村の娘・矢部禅尼(福地桃子演じる「初」)と結婚します。
頼時、20歳のときのことでした。
⇒福地桃子が大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に初出演。演じる役は北条泰時の妻・初。
ドラマでは恋愛のエピソードが描かれていましたね。
29話では北条氏と比企氏の対立が深まった時期ですので、この婚姻は、北条氏と三浦氏の政略結婚だと思います。
頼家の幼なじみでもある泰時は、頼家暗殺の計画に反発し、頼家に逃亡をうながすために修善寺へむかいます。
⇒「鎌倉殿の13人」第33話「修善寺」のあらすじ(ネタバレ)と感想。
頼家暗殺を義時から依頼された下人の善児は、猿楽の笛奏者に化けて頼家に近づきます。
しかし、泰時はまったく指が動いていない猿楽の笛奏者に立ち向かいます。
その正体は善児であり、善児は頼家の命を狙っていたのです。
実朝は何事も人任せにせず、自分で判断することを決意し、北条泰時をそばに置いて政を進めます。
泰時が覚醒するは第42話。
⇒「鎌倉殿の13人」第42話「夢のゆくえ」のあらすじ(ネタバレ)と感想。
第45話「八幡宮の階段」では、源仲章、源実朝を斬った公暁も生命を落とすシーンが描かれました。
⇒「鎌倉殿の13人」第45話「八幡宮の階段」のあらすじ(ネタバレ)と感想。
建仁3年(1202年)に、泰時の長男の北条時氏が誕生します。ところが、泰時と初は間もなく離婚します。
理由は解りませんが、ドラマではどのような演出になるのでしょうか?
時期は不明ですが、泰時は武蔵国の御家人である安保実員の娘と再婚します。
そして、建暦2年(1212年)に次男の時実が誕生しました。
ただ、残念なのは、泰時の二人の息子に不幸が・・・。長男の時氏は28歳で病死してしまいます。
次男・時実も16歳で家人の高橋二郎によって殺害されてしまいます。
息子二人を失った泰時は、時氏の遺児である孫の北条経時(四代執権)を、後継者として育てていくことになります。
泰時の初陣は、建仁3年(1203)9月に勃発した「比企氏の乱」だとみられています。
比企家はこの乱で滅亡してしまいます。
⇒佐藤二朗が「鎌倉殿の13人」で演じるキャスト比企能員とは?
ドラマでは第31話ですね。泰時、21歳です。
建暦3年(1213)5月には、横田栄司演じる和田義盛らとの激闘「和田合戦」を戦い抜いています。
鎌倉初の本格的市街戦である和田合戦において、31歳の泰時は、叔父の時房とともに若宮大路を守り、勝利に貢献しました。
ドラマでは41話でした。
⇒第41話「義盛、お前に罪はない」
武人としての泰時のもっとも華々しい活躍は、彼が39歳のときの「承久の乱」です。
承久3年(1221年)、尾上松也演じる後鳥羽上皇が北条義時の追討を命じ、幕府は京への進撃を決めました。
泰時や時房らが率いる幕府軍が京へ攻め上り、上皇方に圧勝します。
泰時と時房は承久の乱の勝利後、京都の六波羅に入り、戦後処理を行います。
これが、鎌倉幕府が京都に置いた西国統治機関「六波羅探題」の発足です。
泰時は六波羅北方、時房は六波羅南方に就任し、朝廷との交渉や西国支配を担います。
元仁元年(1224年)6月13日に父・義時が急死しました。泰時と時房は鎌倉に呼び戻されました。
泰時の異母弟には、義時の正室・伊賀の方(3人目の正室伊賀朝光の娘)が産んだ北条政村や、
2人目の正室・堀田真由演じる比奈が産んだ北条朝時がいました。この二人も義時の後継者候補でした。
⇒堀田真由が大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で演じる比奈(ひな)「姫の前」とは?
だが、泰時は北条政子の後押しを受け、家督を相続し、 三代執権に就任します。泰時は42歳です。
義時の遺領の配分は、家督である泰時が行いますが、。泰時は兄弟の融和を優先し、自分の相続は少なく、弟や妹たちには多く与えたとのことです。
三代執権となった泰時は、政子の死後、初代連署(両執権)に就任した時房とともに、執権政治を軌道に乗せていきます。
⇒瀬戸康史が「鎌倉殿の13人」で演じる北条時連(時房)はいつから登場する?
貞永元年(1232年)には、公平な裁判を目指して御成敗式目(貞永式目)を制定します。
泰時は都市鎌倉の整備も進め、和賀江島の港の築造にも協力しました。
仁治元年(1240年)正月に時房が66歳で死去すると、泰時は後任の連署を置くこともないまま、2年後の仁治3年(1242)4月に病に罹り、6月15日に60歳で没しました。
ドラマでは泰時、時房の最期までは描かないと思います。最終話は三谷さんの脚本であればやはり主役の義時の最期でしょう。
鎌倉殿の13人のキャスト一覧はこちら
これまで様々なドラマや映画で活躍している坂口健太郎さんですが、大河ドラマは初めての出演です。
坂口健太郎さんのイメージにピッタリの泰時をどのように演じてくれるのかが楽しみです。
とと姉ちゃんは、父母と3姉妹の家族の長女である常子が主人公の物語です。
この作品の中で坂口健太郎さんは、帝大生である星野武蔵を演じています。
ふだんはあまり積極的なほうではないものの、植物の話になると饒舌になるというまさに学者肌の青年の役でした。
常子へのピュアな恋心を、とても繊細かつかわいらしく演じられていました。
常子へのプロポーズをしたものの、家族をおいて東京を離れられないという理由で断られてしまい、
かなわなかった恋となってしまったものの、多くの視聴者が二人を最後まで応援したくなるような、そんな誠実で実直な人柄でした。
「日常のささやかな幸せを大切に」というテーマで描かれたこのドラマに出演することで、
坂口健太郎さん自身も今まで何気なく過ごしていた日常に感謝やありがたさを感じながら過ごすことのきっかけになった、特別なドラマであったようです。
坂口健太郎さんは、1991年生まれの30歳の俳優、モデルとして活躍しています。
183センチの長身で、高校時代はバレーボール部に所属していました。
19歳の時にメンズノンノモデルオーディションに合格したのち、モデルとしてデビューしました。
その4年後には映画で俳優活動をスタートさせました。
その後も、64(ロクヨン)、海街diaryといったヒット映画や、コウノドリ、東京タラレバ娘など様々なドラマでに出演し活躍の幅を広げています。
ちなみに、64(ロクヨン)では、日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞しており、演技力も若いころから非常に評価されている人物です。
また、そのルックスと素敵な笑顔で幅広い世代の人気を集めています。
CMなどへの出演も数多く、とてもさわやかで好感度の高い俳優さんです。
またバラエティーなどへの出演する姿を見ると物腰柔らかで、誰にでも愛されるキャラクターであると思います。
今回大河ドラマ初出演ということで、大河という特別感のあるドラマへの出演をしっかりと受け止め、一つ一つ丁寧にこなしていこうと意気込んでいる坂口さん。
本作は三谷幸喜脚本の随所にコメディー要素が盛り込まれている新しいカタチを取り入れているドラマということ、
また共演者の方々がそれぞれに個性を持っており自分自身も役の個性を発揮しながら演じたいとおっしゃっていました。
坂口健太郎さんらしい北条泰時を楽しみながら視聴していきます。
大河ドラマ俱楽部の管理人です。
NHK大河ドラマをこよなく愛し毎週楽しみに視聴しています。
ただ視聴するだけでなく「あらすじと感想」を紹介しています。
でもリアルタイムで見ることができない時は見逃し配信で見たり
時々は歴代の大河も視聴しています。
管理人の大好きな大河ドラマをまとめていますので見逃し配信
と一緒に楽しんで下さい。