2023年大河ドラマ「どうする家康」第30話「新たなる覇者」のあらすじ(ネタバレ)感想とキャストをご紹介します。
先週の「どうする家康」は第29話「伊賀を越える」でした。 服部半蔵の助けや本田正信想の助けもあり無事三河に帰還しました。
さて、今週の第30話「新たなる覇者」の見どころは、
です。
織田家の跡目を継ぐのは誰か?
怪しい秀吉が「清須会議」で信長の孫・三法師をたてて織田家の実権を握ろうとしています。お市は勝家と結婚し秀吉に対抗するのです。
しかし、二人は北ノ庄城で自害し、残された娘3人の長女・茶々がお市の意思を継ぐのです。
エンディングでその決意を秀吉の前で観ることができました。
項目 | 内容 |
2023大河ドラマ | どうする家康 |
放送話 | 第30話 |
放送日 | 2023年8月6日(日) |
週タイトル | 新たなる覇者 |
視聴率 | 9.4%(先週比:▼2.1%) |
さて、「どうする家康」は家康(リーダー)と家臣達(部下)との絆を描いた物語とも言えます。
個性的な家臣達(部下)をどう活かすのか?職場で「リーダー」の方ならきっと共感することでしょう。
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明智光秀討伐に向かうため京に向かう徳川軍。しかしのちに「中国大返し」と呼ばれる秀吉の大業に先を越されていました。
秀吉は織田家の跡継ぎを決める清須会議で、信長の孫・三法師を立てつつ、織田家の実権を握ろうとしています。
そんな秀吉の動きを苦々しく見ていた「お市」は柴田勝家との結婚を決意します。
秀吉と勝家の対立が深まる中、家康は旧武田領に手を伸ばす、関東の雄・北条氏政との一戦に臨むことになるのです。
いわゆる「天正壬午の乱」です。三谷幸喜は2016年の大河ドラマ「真田丸」で天正10年の史実を描きました。
明智討伐を計画していた家康よりも先に、秀吉が驚くほどの速さで明智を討ちました。
天下統一を目前としていた信長の跡を継ぐのは一体誰なのか、新たなる覇者が世に求められていました。
信長の存在はあまりにも大きすぎました。しかしその信長は今はいません。絶対的覇者が不在になり、家康と秀吉の関係が微妙になります。
今まで見せなかった「秀吉の光と闇」がクローズアップされてくるのでしょう。
秀吉が天下取りで先ず最初に行動したのが清須会議です。しかしながらドラマでの『清須会議』は、あっさりと終わりました。
とはいえ、ムロツヨシさんが演じる秀吉の人の心をつかむ術と政を意のままに操る才覚が画面狭しと描かれていました。
本能寺で信長と同じく光秀に討ち取られた嫡男信忠の息子・三法師を織田家の跡取りとし、秀吉や勝家たちが補佐をする宣言をします。
しかし、「お市」は秀吉に織田家を好きにさせまいと柴田勝家と結婚することを選び、自ら総大将となり戦うのです。
⇒ムロツヨシが2023年大河ドラマ「どうする家康」で演じるキャストは豊臣秀吉。
北条氏政登場。
北条家を率いているのは4代目・北条氏政とその子・氏直です。「眠れる獅子」として紹介されました。
徳川は北条と戦うことになります。世にいう「天正壬午の乱」です。
⇒駿河太郎が2023年大河ドラマ「どうする家康」で演じるキャストは「北条氏政」
家康は織田家の混乱には介入せずに、旧武田領を手中に収め地盤を固め力をつける策を選びます。
先ずは、関東の雄・北条氏政との一戦に臨むのです。
家康としては、市や勝家を助けてやりたい。しかし、『一国の主』として考えると織田の家臣のほとんどが秀吉に調略された今、秀吉に刃を向けるのは時期尚早と判断したのでしょう。
同時に甲斐・信濃・上野を固めることもしなければなりません。
三方ヶ原の時に信長が全軍を送れなかったときにも、信長が決して平気だったわけではないことが家康にもわかったのでしょうね…。
そして、『必ず助けます』といった市との古い約束を一番果たさなければいけないときに果たせないというのは相当辛いですよね。
感情通りに行動していては主は務まらず、天下統一もやり遂げられない、とても切ないですね。
⇒松本潤は2023年大河ドラマ「どうする家康」でキャスト徳川家康を演じる。
お市は3人の姫たちと一緒に清須会議が行われている「清須城」に移っていました。長女の茶々は14歳、二女の初は13歳、三女の江は10歳になっていました。
その後、お市は秀吉との戦に挑みます。「この戦の総大将はこの市であると心得ておる!」と言い放つのです。
30話のメインは、やはりお市の方ですね。
浅井長政の妻であることに誇りを持ちつつ、無意識なのかもしれないですが、ずっと家康のことを想っていたのでしょう。
ですから、娘たちに『昔話』として家康との思い出を語っていたと思います。
茶々にしてみれば、母が語る家康はヒーローのような存在であると同時に、ある意味自分の義父(柴田勝家)を見殺しにした男と映っていたのかもしれないと思いました。
⇒北川景子が2023年大河ドラマ「どうする家康」で演じるキャストは「お市」
お市と勝家のやり取りを部屋の片隅で聞いていた「茶々」
お市は「織田家は死なん。その血と誇りはわが娘たちがしかと残していくだろう」と言います。
その言葉を聞いた茶々は(白鳥玉季)は母に抱きつき、
母上の無念は茶々が晴らします。茶々が天下を獲ります。
と言います。その茶々の言葉が、このあとのストリー展開に大きな意味を残しているように感じました。
その後、秀吉の前に姿を見せた茶々は秀吉の手を握り、笑みを浮かべますが、そばを離れる際には一転して冷たい不吉な表情を見せ去っていきました。
徳川殿はうそつき。あの方を恨みます
この言葉を胸に茶々は育っていくのです。大人になった茶々(淀殿)は秀吉に近づき家康への対抗は史実が語っていますね。
さて、大人になった茶々(淀殿)を演じる女優さんは誰なんでしょうか?未だ(30話時点)に発表はありません。
大河ドラマで歴代の茶々を演じた女優一覧はこちら
⇒大河ドラマ「歴代のキャスト茶々(淀殿)」を演じた女優一覧。
正信は鷹の訓練をしていますが、やはり鷹匠には向いていないようでしたね。
殿の命で戦に同行することになりやはり策略家としての正信の策を家康は採用するのでした。
⇒松山ケンイチが大河ドラマ「どうする家康」で演じるキャストは本多正信。
万千代と本多忠勝のやりとりは面白かったですね。忠勝は未だに「万千代」と呼んでいましたね。
直政は殿から旧武田軍を任せると言われ大将になるのです。
⇒板垣李光人が2023年大河ドラマ「どうする家康」で演じるキャストは井伊直政(虎松)。
柴田勝家と羽柴秀吉は北ノ庄城でぶつかり柴田勢は総崩れとなりました。お市の方も自害し家康はお市を助けることができませんでした。
秀吉の元へ行けという勝家の言葉に逆らい、「一度ならず二度までも、夫だけを死なせて生き恥を晒すことこそ地獄にいる兄に笑われようぞ。私は織田家の娘じゃ」
「敗軍の将が責めを負うもの。一片の悔いもない」そう言い切る市は、本当に誇り高く、また『義』の人であったのだと感じました。
「どうする家康」のあらすじまとめはこちらです。
⇒大河ドラマ2023年「どうする家康」のあらすじ(ネタバレ)と感想のまとめ一覧。
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茶々役の白鳥玉季さんが存在感を放ってきましたね!
なんとしても織田家の血筋が欲しいが市を失ってしまった秀吉に「代わりはおるでの」と頬を撫でられる茶々。
怯えるかと思いきやその手をとり、そっと両手で秀吉の手を握ります。そして、一瞬の含むような表情のあと微笑み、スッとその場を立ち去っていきます。
たった14歳の茶々姫が約30歳ほど年上の武将を一瞬にして手玉に取った瞬間でした。
茶々なりの『天下獲り』の始まりが秀吉を意のままに操ることなのだと感じられて背筋がゾワッとすると同時に、この先の茶々の役回りが楽しみになりました。
引用:ヤッフーニュース
同じ人物でも脚本と役者の力量で全く違う描かれ方になる。それが大河ドラマが飽きられない理由の一つかも。 今年の光秀と秀吉はイヤな奴で腹が立つけど、毎回見てしまう。
引用:ヤッフーニュース
三英傑の中で最も人気が低い豊臣秀吉。彼の朝鮮出兵のせいで現代の我々も迷惑しているので当然だろう。ちなみに朝鮮出兵で活躍した武将が大河ドラマの主人公にしない不文律は今でも生きている。加藤清正、島津義久など・・・。 価値観の多様性で混沌とする今の日本では立身出世の鑑である秀吉はヒーローでなくなった。
次週は第31話「史上最大な決戦」です。
信長の次男・信雄を追放し着々と天下人としての階段を駆け上がる秀吉。
信雄からも頼まれ10万を超える豊臣の大軍と戦う方法を考えあぐねていた家康は、正信の「日ノ本全土を巻き込む壮大な作戦」を採用するのです。
しかしその策さえも秀吉に封じられ…という31話。
家康のビジュアルも髭をたくわえた貫禄あるものに!いよいよ「小牧長久手の戦い」が始まりますね!
松本潤さんとムロツヨシさんの演技対決も楽しみです!!
大河ドラマ俱楽部の管理人です。
NHK大河ドラマをこよなく愛し毎週楽しみに視聴しています。
ただ視聴するだけでなく「あらすじと感想」を紹介しています。
でもリアルタイムで見ることができない時は見逃し配信で見たり
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管理人の大好きな大河ドラマをまとめていますので見逃し配信
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