大河ドラマ2025年「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺」第23話「我こそは江戸一の利者(ききもの)なり」のあらすじ(ネタバレ)と感想をお届けします。
第23話の視聴ポイントは、
- 蔦重が日本橋に本屋(耕書堂)を出店する決意。
- 誰袖が松前廣年(松前藩江戸家老)をそそのかすシーン。
です。
週タイトルの「我こそは江戸一の利者(ききもの)」と言うのはもちろん蔦重のことですが、源内先生の「書をもって日の本を耕す」との耕書堂が中央進出するプロローグとなります。
項目 | 内容 |
2025大河ドラマ | べらぼう~蔦重栄華乃夢噺 |
放送話 | 第23話 |
放送日 | 2025年6月15日(日) |
週タイトル | 我こそは江戸一の利者(ききもの)なり |
視聴率 | %(先週比:%) |
さて、もし“べらぼう”を見逃したなら、江戸一(日本一)の後悔者になるかもしれません。
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【蔦重日本橋進出を決意】「べらぼう」第23話あらすじ。「我こそは江戸一の利者(ききもの)なり」
天明3年(1783年)、太田南畝は狂名・四方赤良(よものあから)の名で蔦重が手掛けた狂歌の指南書『浜のきさご』などが飛ぶように売れました。
南畝の名が江戸中に知れ渡り、蔦重も江戸一の目利き「利き者(ききもの)」として名を知られるようになりました。
耕書堂は江戸で大注目の本屋となり、須原屋からも日本橋に進出することを勧められるのです。
一方、誰袖は、蝦夷地の駆け引きで、商人を通さず、直接オロシャから琥珀を買い付けてはどうかと、松前藩江戸家老の松前廣年を口説いています。
この口説きに廣年はどう動くのか…意知の策は成功するのか?蝦夷地を天領とする計画が少しづつ実行されていきます。
主人公は蔦屋重三郎(蔦重)
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主人公は横浜流星が演じる蔦重こと「蔦屋重三郎」です。
蔦重が生まれ育った「吉原」とは。
蔦重は生まれ育った吉原で出版業の礎を作ります。ではその吉原が当時どんな役割をしていたか?現在の吉原とはちょいと違うようです。
⇒大河ドラマ2025年「べらぼう」の舞台は蔦屋重三郎が育った「吉原」とは。
【蔦重日本橋進出を決意】「べらぼう」第23話ネタバレ。「我こそは江戸一の利者(ききもの)なり」。
ネタバレ詳細は視聴後に掲載します。
蔦重は意知の誘いを断る。
蔦重は蝦夷地を天領とする計画に協力しないかという、田沼意知からの誘いを断ります。
意知は「気が変わったら言ってくれ」と言い、他言無用でお願いしそれは花魁の為にもなると言い残しました。
⇒宮沢氷魚(キャスト)が大河ドラマ2025年「べらぼう 」で演じる田沼意知とは。
田沼派の勢い。
江戸城では田沼意次が要職を田沼派で固め、息子の意知を特例で※奏者番に抜擢するなど、権威を誇っていました。
※奏者番とは。
狂歌の指南書・太田南畝の「浜のきさご」がベストセラー。
天明3年(1783年)、太田南畝、狂名・四方赤良の人気が爆発します。耕書堂から出した狂歌の指南書「浜のきさご」が飛ぶように売れました。
青本も好評で、蔦重は江戸一の目利き「利の者」として名を知られるようになりました。
⇒桐谷健太(キャスト)が大河ドラマ2025年「べらぼう 」で演じる大田南畝とは。
誰袖の愛?の駆け引き。
22話で、田沼意知に接触していた花魁・誰袖(たがそで)ですが、蔦重の間にも情報や思想のやりとりが描かれると思います。
吉原を生きる「女の利者」である誰袖と、出版界の「男の利者」である蔦重。この“二人の利者”の描き方が、「べらぼう」の未来を少し変えるかもしれませんね。
誰袖が廣年をそそのかす。
大文字屋は、店の女郎たちに身をつけさせたいという口実で、松前藩主の松前道廣の弟である廣年に琥珀を買い取りたいと頼みます。
そこに、誰袖が廣年が承認を通さずに「オロシャ=ロシア」から安く琥珀を仕入れ、それを大文字屋に売ってはどうかと勧めます。
⇒福原遥(キャスト)が大河ドラマ2025年「べらぼう」で演じる「誰袖」とは。
廣年は騙されます。
廣年は、抜け荷はご法度であると怒りますが、誰袖は大きな涙をこぼしながら、「わっちは、その金があれば主さんともっとお会いできるかと思いんして」と、
そそのかし、涙にほだされた廣年は考えてみると言い出します。
花魁の錦絵の評価。
蔦重は、日本橋の呉服屋の重鎮たちから駿河屋に呼びだされました。それは…
花魁を描いた西村屋の錦絵「雛形若菜」がもっと売れるように吉原を上げて協力して欲しいとの願いでした。
当然、蔦重は憤慨します。蔦重も花魁の錦絵「青楼名君自筆集」を売っているからです。
須原屋の勧め。
その後、蔦重は「青楼名君自筆集」を国中に売る方法を教えてもらいます。
蔦重の決意。
23話の注目ポイントが蔦重の決意です。これはこのシーンを何度も身ながらそのネタバレを記載します。
蔦重、夢の日本橋へ──“吉原”から“中央”へ
吉原、それは遊郭という限られた空間で「読み物屋」として頭角を現してきた蔦重が、ついに江戸の商業表舞台である日本橋に進出する決意をします。
江戸の商業・出版の中心地である日本橋への出店は、ただの地理的な移動や拡大ではなく、「蔦屋重三郎が文化の担い手として表舞台に立つ」という象徴的な一歩なのです。
蔦重の言葉の力と戦略、交渉術に大注目です。
【蔦重日本橋進出を決意】「べらぼう」第23話の主なキャスト。「我こそは江戸一の利者(ききもの)なり」。
綾瀬はるか | (役:語り) |
横浜流星 | (役:蔦屋重三郎) |
渡辺謙 | (役:田沼意次) |
宮沢氷魚(ひお) | (役:田沼意知) |
福原遥 | (役:誰袖=たがそで) |
桐谷健太 | (役:大田南畝=おおた・なんぽ) |
染谷将太 | (役:喜多川歌麿) |
岡山天音 | (役:恋川春町) |
脚本 | 森下佳子(前作:2017年おんな城主直虎) |
べらぼうに出演しているキャストの一覧はこちら。
⇒【豪華】キャストが出演する大河ドラマ「べらぼう」配役一覧。
【蔦重日本橋進出を決意】「べらぼう」第23話の感想。「我こそは江戸一の利者(ききもの)なり」
具体的な23話視聴感想は視聴後に掲載しますが、23話の視点は 「商い=利」だけではなく、「情報=利」「文化=利」という現代にも通じる拡張の知恵だと思います。
江戸出版界の“利者”たちとの頭脳戦が描かれますが、タイトルの「利者(ききもの)」とは、利を得る者=商才に長けた者を意味します。
第23話ではその「利」の定義を巡る戦いが描かれるでしょう。
また、先行する老舗書肆(しょし)や町の評判師たちとの対峙も描かれますが、単なる経済的勝利ではなく、「面白いもの」「時代の言葉」を売る者としてのプライドとビジョンが問われます。
視点として、蔦重は“時代の耳”を持つ出版人。利とは銭金ではなく「人心の掌握」にも注目しましょう。
さて、今までの「べらぼう」のあらすじとネタバレそしてその感想の一覧はこちらからお読み下さい。
⇒大河ドラマ2025年「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」のあらすじ(ネタバレ)感想まとめ。
まとめ。
詳細は視聴後。
第23話は江戸の「利者=蔦重」が描かれました。それはは単なる商売上手ではありません。
人を惹きつけ、言葉を売り、時代を読む者こそが真の「利者」なのです。23話では蔦重がその象徴として描かれました。
そして、次週は第24話「」です。蔦重がいよいよ江戸の表舞台に“登壇”します。
大河ドラマ俱楽部の管理人です。
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