大河ドラマ2024年「光る君へ」第8話「招かれざる者」のあらすじ(ネタバレ)感想をご紹介します。
平安中期、世界最古の女性文学といわれる「源氏物語」を生み出した紫式部の人生を描くストーリー。
武家台頭の時代を目前にした、きらびやかな平安貴族の世界と、懸命に生きて書いて愛した女性の一生に迫ります。
項目 | 内容 |
2024大河ドラマ | 光る君へ |
放送話 | 第8話 |
放送日 | 2024年2月25日(日) |
週タイトル | 招かれざる者 |
視聴率 | 10.8%(先週比:▼0.1%) |
先週は7話「おかしきことこそ」
⇒「光る君へ」第7話「おかしきことこそ」のあらすじ(ネタバレ)感想。
紫式部(まひろ) | 吉高由里子(役:紫式部) |
藤原道長 | 柄本佑(役:藤原道長) |
まひろの父・藤原為時 | 岸部五郎(役:藤原為時) |
まひろの将来の夫・藤原宣孝 | 佐々木蔵之介(役:藤原宣孝) |
道長の父・藤原兼家 | 段田安則(役:藤原兼家) |
道長の姉・円融天皇の后・藤原詮子 | 吉田羊(役:藤原詮子) |
道長の次兄・藤原道兼 | 玉置玲央(役:藤原道兼) |
道長の友 | 町田啓太(役:藤原公任) |
道長の友 | 金田哲(役:藤原斉信) |
道長の後輩 | 渡辺大知(役:藤原行成) |
謎の男(散楽の一員) | 松熊克哉(役:直秀) |
歌人・清少納言 | ファーストサマーウイカ(役:ききょう) |
65代天皇 | 本郷奏多(役:花山天皇) |
脚本 | 大石静 |
さて、「光る君へ」のまひろ(紫式部)と藤原道長の関係に引き込まれ、柄本さんと吉高さんの魅力に魅了されていると思います。
脚本は大石静。描き方はとてもセクシーです。平安時代の“セックス&バイオレンス”がキャッチフレーズですからね。
心豊かで裕福な大河ファンはすでに「NHKオンデマンド」で二人の関係シーンを再視聴しているとは思います。
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「光る君へ」第8話「招かれざる者」のあらすじ。
「光る君へ」第8話「招かれざる者」のあらすじです。
倫子たちの間では、打きゅうの話題で持ち切り。斉信らの心無いことばを聞いたまひろは心中穏やかではありません。
そんな中、宮中で兼家が倒れます。
安倍晴明のおはらいが行われるが効果はありません。道長ら兄弟が看病にあたります。
一方、為時を訪ねて道兼がまひろの家に突然現れるのです。母の仇と対峙することになったまひろはさてさてどうするのか?
「光る君へ」第8話「招かれざる者」のネタバレ。
「光る君へ」第8話「招かれざる者」のネタバレです。
アバンではまひろが「もうあの人の想いは断ち切れたのだから」と雲がかかった月を見上げながらつぶやきます。
倫子の恋心は道長への想い。
既に見慣れた左大臣家のサロンで倫子らは打きゅうで活躍した藤原公任や道長の話題で盛り上がっていました。
「やはり倫子様も道長様ね」と言われた時の倫子の表情に注目です。返事をせずに微笑む倫子を見たまひろは、恋の変化を見逃しません。
倫子の微笑みは普段と変わりませんがどこか気恥ずかしげな佇まいから道長への胸のときめきがまひろにも伝わったのでしょうか。
うっとりした倫子。部屋に戻り「道長様」とつぶやく表情は恋心の芽生えを物語っています。
⇒黒木華(キャスト)が大河ドラマ「光る君へ」で演じる源倫子とは。
東三条殿でF4+1が宴。
打きゅうで兄弟のふりをしてともに戦った道長と直秀。そして、藤原公任、藤原斉信、不参加だった藤原行成も交えて東三条殿で宴を開いていました。
直秀は東三条殿のような立派な屋敷にきたのは初めてなので屋敷内を見せてほしいと道長に頼みます。
道長は、直秀を案内しながら尋ねます。
左腕に傷があったが、あれはいかがしたものだ?
⇒柄本佑(キャスト)が2024年大河ドラマ「光る君へ」で演じる藤原道長とは。
打きゅうのあと、着替えているときに道長はその傷を見ていたのです。直秀は、散楽の稽古中に小枝が刺さったと答えました。
直秀が都を離れるとまひろに話す。
まひろは散楽の隠れ家に来ていました。そこで直秀は都を離れるというのです。まひろも興味深く聞きます。
都は山に囲まれた鳥かごだとまひろに言う直秀、それは何を意味するのか?
直秀は「一緒に行くか」と言い、少し間をおいてまひろは「行っちゃをかな」と答えますが、直秀は「行かねえよな」と打ち消します。
なぜ直秀は打ち消したのでしょう。まひろが今でも道長を想っていることを知っているからか。
道長を倫子に婿入りの話。
花山天皇の叔父で急速に出世する藤原義懐。
その力を抑えるためには、関白の藤原頼忠、左大臣の雅信、右大臣の兼家が手を結ぶことが重要だとの意見に皆一致しています。
倫子は母・穆子から道長との縁談について聞かされると、ぽっと頬を染め、恥じらう身振りを見せます。
母・穆子はこの姿だけで、倫子の胸中を察したと思います。
兼家が倒れる。陣の定めとは?
兼家は花山天皇に直阻に行く途中で倒れ、意識を失ってしまいます。
しかし兼家は策略家です。これは花山天皇を下すための策略なのか?それともまじで疲労で倒れたのか?
来週の展開を早く知りたい。
⇒段田安則(キャスト)が2024年大河ドラマ「光る君へ」で演じる藤原兼家とは。
盛大な祈祷。
晴明と大勢の陰陽師が邪気払いを行います。後に分かりますが、これは晴明とゴットファーザーである兼家の策略なのです。
⇒ユースケ・サンタマリア(キャスト)が2024年大河ドラマ「光る君へ」で演じる「安倍晴明」とは。
為時が書物の整理をしていると…
為時が内裏の書庫で書物の整理をしていると道兼が現れます。為時は兼家の容態を尋ねました。
⇒岸谷五郎(キャスト)が2024年大河ドラマ「光る君へ」で演じる藤原為時とは。
まひろが道長と遭遇。
まひろが左大臣の姫たちの集いから帰ってきました。そこに道兼がいるのです。なんで?
思いがけない道兼との遭遇にまひろは動揺し部屋に逃げ込みます。しかし一人になると…
私がなぜ、おびえているの?
と、思い母の形見の琵琶を持って父と道兼がいる部屋に戻りました。そして、
このようなことしかできませぬが…お耳汚しに…。
と、言うのです。道兼はまひろの演奏を見事だと褒め、誰に習ったのかと尋ねます。まひろは
母です。
すると道兼は、「母御はいかがされた?」とまた尋ねます。まひろは静かに「母は7年前にみまかりました」
「それは気の毒であったな、ご病気か?」
いやいや第1話をプレーバックして、「あなたが殺したから!」って言いたくなるようなシーンですね。
でもまひろは「はい」と答えて部屋に戻りました。
⇒吉高由里子(キャスト)が「光る君へ」で演じるはまひろ(紫式部)とは。
母が殺された回想。
道兼は自分が殺めた女がまひろの母であることを知りません。まひろの脳裏には、母が殺される瞬間と母を殺めた道兼の顔がありありと浮かんでいます。
道兼と対峙するまひろの目に潤む涙には、亡き母を思う悲しみばかりでなく、憎き道兼へのやり場のない怒りでしたが、まひろは道兼の質問に「はい」と答えるのです。
⇒玉置怜央(キャスト)が大河ドラマ「光る君へ」で演じる藤原道兼とは。
道長との回想。
まひろが道兼への憎しみを押し殺すことができたのは、「俺はまひろの言うことを信じる」という道長の言葉でした。
道兼が帰った後、為時はまひろに頭を下げました。「よく辛抱してくれた」するとまひろは、
私は道兼を許すことはありません。されどあの男に、自分の気持ちを振り回されるのは、もう嫌なのです。
この時、まひろと為時の後ろに、一羽の鳥が舞い降りてきました。第1話で鳥かごから逃げていった鳥なのか。
母のちやはは生前に、「一度籠の中で飼われた鳥は、外の世界では生きられない」と言ってました。
もし同じ鳥なら、外の世界でえ生き抜いてきたのです。この意味は何なのか?
第1話で道長との出会いをもたらしたと思われるこの鳥は再び外の世界へと飛び去って行きました。
⇒「光る君へ」第1話「約束の月」のあらすじ(ネタバレ)と感想。
この鳥は道長とのキューピットでもある直秀との決別を表すシーンかも知れません。
東三条殿に盗賊が。
まひろが雲に隠れる半月と見上げています。一方、道長もその月を屋敷でみています。そんなある晩に、東三条殿に盗賊が入ります。
逃げようとしたところ武者たちが取り押さえると、そこに道長が駆けつけました。武者が盗賊の一人の覆面を剥がして松明で照らすと、それは直秀だったのです。
貴族の道長と盗賊の直秀という身分が違う二人が対峙する場面、捕まった直秀はどうなるのか?海の見える場所へまひろと一緒に行くことは不可能になってしまった。
⇒毎熊克哉(キャスト)が2024年大河ドラマ「光る君へ」で演じる直秀とは。
「光る君へ」のあらすじ一覧はこちら。
⇒大河ドラマ2024年「光る君へ」のあらすじ(ネタバレ)と感想のまとめ一覧。
左大臣家のサロンでのまひろの目。直秀と「都の外」への会話で外の世界見たさのまひろの目の動き。
最後は道兼の前で琵琶を奏でている時のまひろの涙目。すべて台詞のない演技に胸打たれました。
関連番組。
関連番組は史実を歴史の専門家が解説しています。なにより「紫式部」や「源氏物語」を深く知ることができ「光る君へ」の理解も深まります。
歴史探偵では主演の吉高由里子さんと柄本佑さんがゲストで出演し「光る君へ」の歴史感を語っています。
⇒「歴史探偵」のキャストと放送時間、そして「光る君へ」の史実を知る。
英雄たちの選択では、当時の史実を研究している歴学者さんたちが「紫式部」や式部の名作「源氏物語」を解説しています。
⇒「英雄たちの選択」のキャストと放送時間、そして「光る君へ」の史実を知る。
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「光る君へ」第8話「招かれざる者」の感想。
第8話は3名各々の対峙が描かれました。まずはまひろと道兼の大事です。ここが一番心苦しいシーンでしたね。
母の仇に平常心で対峙することは何時の世でも不可能なことです。この対峙の意味は今後どのような紫式部(まひろ)をイメージしているのか?
道兼と玄関であった瞬間、目も合わせずに走り抜けたまひろ。ただ、家の中でじっと時を過ごすことは出来ません。
自ら琵琶を持って道兼の前で奏でるまひろ。その思いを一枚の絵にした「乙丸」は天才です。
「#光る君へ」第8回 #光る君絵 描いてみました。 pic.twitter.com/gS9o727aMB
— 矢部太郎 (@tarouyabe) February 25, 2024
また道長と直秀の対峙も重要なシーンですよね。道長は直秀が盗賊であることは分かっていました。
打きゅうの裸シーンの最後で道長は直秀の左腕の傷を見て分かったのでしょう。
でもそれはそれとして見逃していくつもりだったのか?このシーンも今後の道長に与える影響が何なのか?を早く知りたいですね。
3つ目はまひろと直秀が都を離れる会話をしている二人のほのぼのとした対峙です。この二人に心通じるものが現れた瞬間でしたよね。
視聴者の感想。
引用:ヤッフーニュース
左大臣家のサロンでの、まひろの目の演技は圧巻でしたね。道長にときめく倫子の気持ちを読み取り、また赤染衛門の言葉
(人妻であっても己の心は自由に感じて良い)に、
物語創作の原点を見出したかの様に感じました。三郎道長との再会から1年間の、まひろの心の成長を感じました。
まとめ。
第8話「招かれざる者」も盛りだくさんでしたね。では「招かれざる者」とは誰だったのでしょう。
真正面から考察すればまひろの屋敷に来た「道兼」でしょう。でも日頃から懇意にしているわけでない道兼がなんでわざわざお酒を持参で訪問したのか疑問です。
ひねって考察すれば「直秀」だと思います。屋敷の様子を道長に詳しく聞いた後の犯行は直球しすぎる感じです。
道長は直秀が盗賊であることは知っていたのでこのシーンは残酷ですね。
で、道兼が母上はどうした?と聞いた時思わず「あんたが殺したんじゃ!」と、もし「まひろ」が叫んだらこの後の展開はどうなったのか?
次週は第9話「遠くの国」です。
遠い国とは海が見える国なのか?それとも帰ってくることができない場所でしょうか?早く見たいですね。
大河ドラマ俱楽部の管理人です。
NHK大河ドラマをこよなく愛し毎週楽しみに視聴しています。
ただ視聴するだけでなく「あらすじと感想」を紹介しています。
でもリアルタイムで見ることができない時は見逃し配信で見たり
時々は歴代の大河も視聴しています。
管理人の大好きな大河ドラマをまとめていますので見逃し配信
と一緒に楽しんで下さい。